差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
912 バイト追加 、 2018年2月27日 (火) 23:29
編集の要約なし
15行目: 15行目:  
男女両方の[[性格]]を併せ持つ二重人格者。外見については女性的であるが、本人曰く「性別を超越した存在」で、生物学的な性別がどうなっているのかは曖昧(両性具有説もある)。普段は女性人格であり、優雅な貴婦人のような振る舞いをしているが、一度感情が高ぶれば男性人格となり口汚い言葉で激昂するようになる。男女どちらの人格でも非常に傲慢な性格をしており、その言動は横暴、且つ狂気に満ちている。他者を虫ケラ同然に見下し、自身を絶対者と公言して憚らず、この世の全ては自分の為だけに存在していると本気で思い込んでいる。自身の快楽の為に平然と虐殺を楽しむ一面もあり、その非道さや残虐さ、外道さはやはり突き抜けた外道悪役として有名な『[[無敵超人ザンボット3]]』の[[キラー・ザ・ブッチャー]]と比較しても遜色が無いほど。とはいえ実際、利用価値のないものは容赦なく切り捨てる狡猾な側面と超絶な[[超能力]]を併せ持っており、支配者としての実力は一応持ち合わせていたと言える。
 
男女両方の[[性格]]を併せ持つ二重人格者。外見については女性的であるが、本人曰く「性別を超越した存在」で、生物学的な性別がどうなっているのかは曖昧(両性具有説もある)。普段は女性人格であり、優雅な貴婦人のような振る舞いをしているが、一度感情が高ぶれば男性人格となり口汚い言葉で激昂するようになる。男女どちらの人格でも非常に傲慢な性格をしており、その言動は横暴、且つ狂気に満ちている。他者を虫ケラ同然に見下し、自身を絶対者と公言して憚らず、この世の全ては自分の為だけに存在していると本気で思い込んでいる。自身の快楽の為に平然と虐殺を楽しむ一面もあり、その非道さや残虐さ、外道さはやはり突き抜けた外道悪役として有名な『[[無敵超人ザンボット3]]』の[[キラー・ザ・ブッチャー]]と比較しても遜色が無いほど。とはいえ実際、利用価値のないものは容赦なく切り捨てる狡猾な側面と超絶な[[超能力]]を併せ持っており、支配者としての実力は一応持ち合わせていたと言える。
   −
しかし絶対者としての振舞いの行き過ぎに父ダリウスからも疑念を持たれるようになり、その行く末を案じての父の行動に激昂、父を殺害してしまう。この時の彼(彼女)は、自ら持参した花束を舞い散らし、自身が手を下した父の殺害を大空魔竜の面々に殺害されたものと思い込むなど、既に半ば狂気に支配された状態となっていた。
+
しかし絶対者としての振舞いの行き過ぎに父ダリウスからも疑念を持たれるようになり、その行く末を案じての父の行動に激昂、父を殺害してしまう。この時の彼(彼女)は、自ら持参した花束を舞い散らし、自身が手を下した父の殺害を大空魔竜の面々に殺害されたものと思い込むなど、既に半ば狂気に支配された状態となっていた。直後に自身の切り札であった[[魔炎超魔竜ファイナルドボルザーク|ファイナルドボルザーク]]、その破壊後はダリウス大帝の専用機[[極大巨人キングダリウス十八世]]で[[ツワブキ・ダイヤ]]達に決戦を挑むが敗北。最後は自ら大空魔竜に侵入、自身の超能力で直接制圧を試みるが、その最中彼(彼女)は自身の出生の秘密を知ることとなる。
   −
直後に自身の切り札であった[[魔炎超魔竜ファイナルドボルザーク|ファイナルドボルザーク]]、その破壊後はダリウス大帝の専用機[[極大巨人キングダリウス十八世]][[ツワブキ・ダイヤ]]達に決戦を挑むが敗北。最後は自ら大空魔竜に侵入、自身の超能力で直接制圧を試みるが、その最中彼(彼女)は自身の出生の秘密を知ることとなる。実は彼(彼女)は[[ダリウス|ダリウス17世]]によって「管理者」となるべく生み出された[[クローン]]であり、自身を絶対者と固く信じていた彼はそれを知って本格的な錯乱状態に陥る。最期はダイヤ達の熱き心の前に敗れて大空魔竜の外へと投げ出され、父への憎しみと共にマグマの底へと消え去った。
+
実は、父の[[ダリウス17世]]を含む歴代全ての大帝が、かつての統率者によって「管理者」となるべく生み出された[[クローン]]であり、次大帝であるプロイストもまた同じ形で生み出された存在であった。死を迎える17世から、娘であるプロイストと精神を融合させる事を託された[[サコン・シロウ|サコン]]から、父を含む大帝達の精神が入っていたフレイムグリッター状の機器を見せられて真実を伝えられるプロイストだったが、自身を絶対者と固く信じていた彼は、既に精神の均衡が崩れ、ダイヤ達に支離滅裂といえる逆恨みを抱いていた事もあって、逆に本格的な錯乱状態に陥り、父達の精神の入った機器を破壊してしまう。
 +
 
 +
最期はダイヤ達の熱き心の前に敗れて大空魔竜の外へと投げ出され、父への憎しみと共にマグマの底へと消え去った。
    
平時と激昂時の感情の起伏が激しい上に男女の使い分けが必要とされる、演じるには難解なキャラクターであり、声優の池澤春菜氏を語る上では欠かせない代表的キャラクターである。
 
平時と激昂時の感情の起伏が激しい上に男女の使い分けが必要とされる、演じるには難解なキャラクターであり、声優の池澤春菜氏を語る上では欠かせない代表的キャラクターである。
90行目: 92行目:  
;「なぜ? 何故こんな事に!? わたくしは生まれついての王、最高の人間だった筈なのに!?」<br/>「お父様の…嘘つき…ウソツキィィィィィィィィィィィィィィィ!!」
 
;「なぜ? 何故こんな事に!? わたくしは生まれついての王、最高の人間だった筈なのに!?」<br/>「お父様の…嘘つき…ウソツキィィィィィィィィィィィィィィィ!!」
 
:最期の台詞。真実を隠していた父への憎しみを叫びながら空中で爆散、残った黒い炎の欠片もマグマの底へと消えていった。<br/>
 
:最期の台詞。真実を隠していた父への憎しみを叫びながら空中で爆散、残った黒い炎の欠片もマグマの底へと消えていった。<br/>
 +
:尤も造られた存在であったのは、父親であるダリウス17世を始めとする全ての大帝も同じである為、その憎しみは結局、絶対者と信じた自分の存在意義を否定されてプライドが傷ついた事による逆恨みでしかないのかもしれない。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==

案内メニュー