差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
26,826 バイト追加 、 2013年3月4日 (月) 18:02
ページの作成:「== ヤザン・ゲーブル(Yazan Gable) == *登場作品ガンダムシリーズ **機動戦士Ζガンダム([[劇場版 機動戦士Ζガンダ...」
== ヤザン・ゲーブル(Yazan Gable) ==
*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
**[[機動戦士Ζガンダム]]([[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]])
**[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
*[[声優]]:大塚芳忠
*種族:地球人
*性別:男
*[[年齢]]:29歳
*所属:[[地球連邦軍]]([[ティターンズ]])
*階級:大尉

=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===

[[ティターンズ]]の[[MS]]パイロット。[[ティターンズ]]の理念には関心が無く、戦闘そのものを楽しむ野獣のような男。自分の主義と合わない上官の[[ジャマイカン・ダニンガン]]少佐の謀殺を画策し、ジャマイカンの乗り込む[[アレキサンドリア]]を背にして戦い、[[エゥーゴ]]の[[ガンダムMk-II]]の攻撃を寸前で避けることで、ブリッジに命中させるという離れ業で目的を果たしている。その後、[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]のスケールの大きさに興味を持ち、その野望に協力することになる。この際も、思想に共感したというわけではなく、あくまで興味を持ったため味方した、という段階である。

一方で、コロニー落としやサイド2への毒ガス攻撃といった無差別虐殺に対しては嫌悪感を顕にしている。また、部下には色々と的確なアドバイスをしたり、[[ラムサス・ハサ|ラムサス]]の戦死時に彼の名を叫び激昂するなど、根っからの悪人ではない。戦うこと自体が目的でこそあれ、曲がりなりにも共に闘う仲間に対しては思いやりを見せる。

パイロットとしての腕は一流で、[[ギャプラン]]や[[ハンブラビ]]といった、並のパイロットでは持てあます高機動の機体を常に与えられており、自在に乗りこなしていた。特に[[ハンブラビ]]に乗りかえてからは、部下のラムサス少尉やダンケル少尉と組み、「クモの巣」などの連携攻撃で[[エゥーゴ]]のパイロット達を大いに苦しめた。これらのことから、戦いを目的とする「獣」でありながら、獲物をしとめるための知略も持ち合わせている。カミーユ駆るZガンダムですら、一方的な展開であと一歩のところまで追いつめた数少ない人物。

グリプス2争奪戦において、仲間たちを殺された怒りで[[Ζガンダム]]の[[バイオセンサー]]を発動させた[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]によって撃墜される。しかし、ジェリドやシロッコと違い生存し、続編のZZにも登場。

=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===

前述のグリプス2争奪戦にてカミーユに撃墜された時に脱出に成功していた為、『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の冒頭にて、サイド1の[[シャングリラ]]にたどり着く。そのコロニーに[[アーガマ]]が入港していることを知り、自分を助けてくれた[[ジュドー・アーシタ]]達をそそのかし、[[アーガマ]]の[[Ζガンダム]]を奪おうとするが、[[サエグサ]]に重傷を負わせたことでジュドーの怒りを買い、失敗してしまう。その後、ジャンク屋のゲモン・バジャックと協力して、[[モビルスーツ]]・ゲゼで[[アーガマ]]を襲うが、ジュドーの[[Ζガンダム]]に撃墜される。

この頃から黒い帽子に黒マントと、なぜか『[[戦闘メカ ザブングル]]』の[[ティンプ・シャローン|ティンプ]]のような格好をするようになっている。穴に落ちたりとコミカルな描写が多く、Ζの頃の強敵感は影を潜めてしまっており、ファンからは酸素欠乏症になったという説も存在する。

特に死亡した描写は無く、そのまま物語からフェードアウトしたが、小説版ではマシュマーとゲモンを加えて[[地球]]に降り立ち、ジュドーに挑むが結局は敗れて砂漠の民として生きることになる。

…だが、0089年が舞台となる漫画『ジョニー・ライデンの帰還』では、極秘任務に従事する特殊部隊「ナイトイエーガー隊」の中隊長として、ヴァースキというヤザンにそっくりな男が登場する。彼はかつてティターンズに所属しハンブラビの搭乗経験があるという人物で、劇中では明言されていなかったのだが、初登場話が収録された4巻の帯でヤザンだと明言されてしまった。ちなみにヴァースキとはインド神話の蛇神(日本神話にも竜神・九頭竜として登場する)である。

長い宇宙世紀の中でも、特に激戦であるグリプス戦役と第一次ネオ・ジオン抗争に参加しつつも最後まで生き残ったという非常に稀有な人物。その強さ、しぶとさから、「最強のオールドタイプ」の話題になるとアナベル・ガトーと共に真っ先に名前が挙がる人物でもある。

=== スパロボシリーズにおいて ===

スパロボにおいてもその能力は健在で、[[ニュータイプ]]ではないMSパイロットとしてはかなり手こずらされる。<br />[[オールドタイプ]]としては[[アナベル・ガトー|ガトー]]と双璧を成す強敵。更に作品によっては[[合体攻撃]]までしてくる。<br />[[スーパーロボット大戦α|α]]においては、実はカミーユよりもリアル系[[主人公]]との因縁が深いが、あまり触れられていない。近年ではカミーユ&[[Ζガンダム]]がパワーアップするイベントに関わる事も。<br />原作では死亡しなかった事や、シロッコ陣営に乗り換えた経緯から様々な陣営に所属する事が多く、特に[[αシリーズ]]では敵パイロットでは部下の二人と共に唯一皆勤賞を果たした。<br />また、原作で死亡描写がなかったキャラが死亡する展開自体が稀なスパロボで度々戦死してしまう、ある意味特に稀有な扱いを受けるキャラの1人となっている。

なお、『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』における彼は、スパロボでは未だに再現されていない。

== 登場作品と役柄 ==

=== [[旧シリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
:[[DC]]に所属。実は14話にしか登場しない。ホワイトベース隊を見て反応していた。
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
:[[ハンブラビ]]に乗り、中ボスとして登場。
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:DC所属。[[ジャマイカン・ダニンガン]]が登場しないためか、[[バスク・オム]]の部下として一度だけ登場。乗機はハンブラビ、ドーベン・ウルフ、バウンド・ドッグ。
;[[スーパーロボット大戦EX]]
:マサキの章にてラカン共々[[ドーベン・ウルフ]]で味方[[NPC]]として登場する。カークスに雇われていた。
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
:DCから[[ティターンズ]]に鞍替え。序盤はライラの部下としてジェリドやカクリコンとともに味方NPCとして登場。敵対後はダンゲル・ラムサスと共に[[ハンブラビ]]、[[バウ]]、[[ドーベン・ウルフ]]に乗る。
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:[[ティターンズ]]所属。今回から声が入った。
;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]
:基本的な位置付けは旧作と同じ。

=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
:[[ティターンズ]]所属。戦闘時の顔グラはヘルメットバージョン。[[ヒュッケバインMk-II]]奪取のため、リアル系第一話から登場し、途中でジュピトリアン側に付いて最終話二話手前まで出続ける。今回は[[ギャプラン]]([[MS]])→[[ハンブラビ]]→[[ドッゴーラ]]と乗り換える。『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[MS]]に乗るという珍しい展開。能力の高さはさすが。
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:[[ティターンズ]]に復帰。最初は[[ギャプラン]]、その後は[[ハンブラビ]]に乗ってくる。
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:[[ティターンズ]]残党のリーダーとして登場。アラド編では序盤は味方として操作可能。その後はもちろん敵対するが。同ルートのみ、[[ビルトファルケン]]共々強奪したGP02Aで[[核ミサイル|核]]を撃とうとしており、原作などで見せた虐殺を嫌う一面は見られなくなってしまったが([[ティターンズ]]壊滅やカミーユや[[αナンバーズ]]打倒の執念でなりふり構わなくなったのだろう)、一方でアラドとは敵対する事になってもその事を気にかけるなど、好漢な一面の描写が皆無となってはいない。カミーユ覚醒イベントに関わる重要な人物である。38話で彼を撃墜しなかった場合、39話で敵増援としてヤザン隊が登場する。それ以降は登場しなくなる。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:[[ブルーコスモス]]の[[生体CPU]]3人組を率いる戦闘指揮官として登場。CPUの思考がひたすらカミーユに固執するものになっている。第51話にて前半マップで[[ハンブラビ]](ヤザン)が生存していた場合、後半マップで敵増援として単機小隊で現れる。同話にて撃墜した場合、戦死する。[[生体CPU]]3人組の面倒を見る場面が描かれるなど、相変わらず敵ではあるもののどこか憎めない印象を与える。

=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
:シーン2から登場し、何度か戦う。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2]]
:第3部にのみ登場。[[ジェリド・メサ]]と共にティターンズ残党のリーダー格だが、出番が少なく、また乗機の[[ハンブラビ]]も一般兵の物と変わらないので、かなり印象は薄くなっている。
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:役割はCOMPACT2と同じ。今回は第1部のみの登場であっさりと退場する。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
:『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』におけるジュドー達との一件の後、という珍しい設定。ラカンと共に登場する。

=== Scramble Commanderシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
:ジェリドやマウアー、また部下のダンケル、ラムサスなどシロッコを除いた[[ティターンズ]]の主要人物が殆ど居ない中、彼だけは登場する。そのためか妙に戦う機会も多いが、何気にカミーユとは戦う機会の無いまま戦死してしまう。

=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦64]]
:[[合体攻撃]]「クモの巣」を使ってくる。ルートと選択肢によっては月面基地攻略戦で味方第3軍として登場したりもする。味方に回っても圧倒的な技量を誇り、敵の攻撃の命中率が集中無しで普通に20%ほどであり、放っておくとクモの巣で2万5千あるムゲ戦艦を落としていく様は流石。

=== [[Zシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦Z]]
:今回もお約束として、[[Ζガンダム]]の武装イベント追加に関わっている。また、本作では64以来の[[合体攻撃]]「クモの巣」を使う。[[ジェイソン・ベック|声優ネタ]]で、[[ロジャー・スミス|ロジャー]]に「不愉快だ」と言われることがある。声優の大塚氏は以前のシリーズから他の役を担当しながらも新規ボイスを入れなかったが、今作で台詞が大幅に追加収録された。

== パイロットステータスの傾向 ==

=== 精神コマンド ===
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]]
:[[根性]]、[[幸運]]、[[気合]]、[[威圧]]、[[熱血]]、[[激怒]]
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]
:[[ド根性]]、[[気合]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[威圧]]
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
:[[ド根性]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[加速]]
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]
:[[集中]]、[[必中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[狙撃]]、[[かく乱]]

== 人間関係 ==

=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===

==== [[ティターンズ]] ====
;[[ラムサス・ハサ]]
:部下1。
;[[ダンゲル・クーパー]]
:部下2。
;アドル
:スパロボ未登場。ヤザン隊の新入り。劇中ヤザンに初めてセクハラされたのは彼である。
;[[パプテマス・シロッコ]]
:全然性格は違うのに、なぜか馬が合った。興味深い男。
;[[レコア・ロンド]]
:作中では、まるで身をゆだねるかのように何度攻撃しても、乗機のハンブラビに纏わり付いてくる彼女の乗る[[メタス]]に動揺を隠し切れなかった。後に大破したメタスから彼女を連れてティターンズへ帰る事に。
;[[ジャマイカン・ダニンガン]]
:上官であるが完全に見下しており、結果的にヤザンの行動によって死亡する。
;[[バスク・オム]]
:劇場版ではジャマイカンではなく彼に引導を渡す。南無。
;[[ライラ・ミラ・ライラ]]
:原作では競演無し。第4次では一時的に彼女の指揮下にあったが、流石に良く思っていなかった。

==== [[エゥーゴ]] ====
;[[カミーユ・ビダン]]
:作中で何度も激闘を繰り広げる宿敵。最終的にはカミーユの怒りの覚醒によって倒される。戦うことが目的のヤザンには、カミーユからあふれ出る力がわからなかったようである。しかし、死亡せずにしぶとく生き延びる。
;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])
:作中では彼に対し、有利に戦いを進めた事もある。第2次αで彼が率いるネオ・ジオンに属しているが、あくまでもカミーユ達への因縁の為に彼の思想関連はどうでもいいようである。
;[[ブライト・ノア]]
:ΖΖではアーガマ襲撃の際に彼に銃撃された。
;[[ファ・ユイリィ]]
:ΖΖではアーガマ襲撃の際に銃を突きつけて人質にした。
;[[エマ・シーン]]
:作中では、何度も交戦した敵。最終決戦では、カツを殺した事で逆上した彼女に可愛い部下のラムサスとダンゲルを撃墜されるが、[[レコア・ロンド|レコア]]が乗っていた[[パラス・アテネ]]の残骸を爆発させ、彼女に致命傷を負わせる。
;[[カツ・コバヤシ]]
:作中では、何度も交戦。最終決戦では、調子に乗って隕石に激突にコントロール不能となった彼の乗る[[Gディフェンサー]]を「ネズミ」と罵って撃墜した。
;[[ヘンケン・ベッケナー]]
:作中では、最終決戦でエマの[[ガンダムMk-II|Mk-II]]を甚振っている最中に、彼女を庇うべく割って入ってきた彼の指揮する[[ラーディッシュ]]のブリッジを打ち抜いて、彼をクルー共々殺した。
;[[トーレス]]
:ΖΖにてプチモビ同士で交戦し、完全に圧倒した。
;[[サエグサ]]
:Ζでは全く関係しないが、ΖΖにて彼に重傷を負わせる。

=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===

==== シャングリラ ====
;[[ジュドー・アーシタ]]
:[[ΖΖ]]冒頭で彼に助けられる事になり、共に[[Ζ]]強奪を謀るが、すぐに敵対。最終的には敗れる。
;ゲモン・バジャック
:彼と組んでジュドーへのリベンジを謀るが結果的には敗れる。彼に対する台詞からして相当仲が良さそうに見える。

==== [[ネオ・ジオン]] ====
;[[ラカン・ダカラン]]
:原作では共演の機会はなかったが、スパロボでは二回ほど手を組んでいる。
;[[マシュマー・セロ]]
:[[ΖΖ]]の小説版では共闘。彼の死後、手厚く弔う。
;[[デザート・ロンメル]]
:小説版で共闘。

== 他作品との人間関係 ==

=== [[ガンダムシリーズ]] ===

==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
;[[オサリバン]]
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]では彼と結託し、裏で協力し合っていた。

==== アナザーガンダムシリーズ ====
;[[ゼクス・マーキス]]
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]では同じネオ・ジオン所属として共闘しているが、ゼクスの経歴もあって裏切りを予感していた。

==== ガンダムSEEDシリーズ ====
;[[オルガ・サブナック]]、[[クロト・ブエル]]、[[シャニ・アンドラス]]
:[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]では彼らの上官に。憎まれ口を叩きながらも、彼らのことを心配し、檄を飛ばす。ルート次第では彼らにセクハラを行うシーンも見られる。
;[[ムルタ・アズラエル]]
:[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]では上司。彼からは熟練パイロットと評価されているが、ヤザンの方はアズラエルの方針には無関心である。
<!-- === リアル系 === -->

=== スーパー系 ===
;[[ロジャー・スミス]]
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]では[[声優]]が[[ジェイソン・ベック|ベック]]と同じ為か、彼に不愉快な声と言われてしまう。とばっちりである。
;[[ジェイソン・ベック]]
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]では絡み合いが無かったが、同じ声優の王道シリーズのポジション(いわゆる[[αシリーズ]]の同様のポジション)は彼が引き継いだ。
;[[フェイ・シンルー]]
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]では女性でありながらも彼女の事を認め、期待している一面も。スレイ同様、他作品の女性パイロットキャラの中で戦士として認めた人物の一人である。

=== [[バンプレストオリジナル]] ===
;[[アラド・バランガ]]
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]では当初は部下であったが、アラドが[[αナンバーズ]]に入ってしまったために以降は敵対する。なんだかんだ言って彼の事を気に入っていたようであり、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]でも彼の事を気にかけている。アラドもまたヤザンの事が嫌いではなかったようであり、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]でヤザンが戦死した際には、その死を悼んでいた。
;[[ゼオラ・シュバイツァー]]
:アラド同様に当初は部下であったが、後に敵対。彼女のある意味病的とも言えるアラドへの依存心を察していた。
;[[スレイ・プレスティ]]
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]にて「アイビスの打倒」という私怨一心で[[ネオ・ジオン]]に協力を申し出る彼女の申し出を受諾している。珍しく戦士と認めた女。

== 名台詞 ==

=== 機動戦士Ζガンダム ===

==== TV版 ====
;「死ぬなよ…」
:出撃の際に、新入りのアドルに声をかけて。戦場では野獣の如く戦いを楽しむヤザンだが、部下を大事にする想いは本物であり、その人柄がよく滲み出ている台詞である。
;「縮んどるぞぉ!まだ出撃前だ。しっかりせい!」
:緊張するアドルに対し、彼の股間を握りながら。手段は非常にアレではあるが、緊張をほぐすためのものであり、前述の台詞通り彼の部下に対する思いやりが強いという一面を如実に表している。なお、[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]では[[アラド・バランガ|アラド]]が、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]では[[生体CPU]]三人組がアドルと同様の被害に遭っている。
;「バカな!?このマシーンの弱点を知ってるって言うのか!?」
:[[サラ・ザビアロフ]]が教えた[[ギャプラン]]の死角をカミーユに突かれて。
;「ここは戦場だからな…」
:ジャマイカンを謀殺して。
;「女が戦場に出てくるなんざ気に入らねぇんだよ、消えな!」
:女性に優しく、なんてことはまさか無いだろうが、彼なりの戦いへのポリシーが全面に出ている。
;「お前もその仲間に加えてやるってんだよォッ!」
:終盤、最終決戦においてヘンケンやエマを討たれて激昂するカミーユに対して。尚、劇場版では「お前にもそれを体感させてやるってんだよォッ!」になっている。[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]ではカミーユと戦う機会が無いが、[[キラ・ヤマト|キラ]]と[[ケイジ・タチバナ|ケイジ]]に対してこの台詞を言っている。

==== 劇場版 ====
;「ハイパーボイルをくらえぃ!」
:劇場版でのクモの巣使用時の台詞。電流=ハイパーボイル?[[スーパーロボット大戦Z|スパロボZ]]でも採用。
;「そっちに事情があるってことは、こっちにもあるって事だ!!」
:劇場版でバスク諸共[[ドゴス・ギア]]を沈めて。ごもっともなセリフである。

=== 機動戦士ガンダムΖΖ ===
;「またも…ガンダムに敗れたァ… この俺が…!」
:ΖΖの実質的な第1話である「シャングリラの少年」でジュドーに敗れた際の台詞。この回の時点ではΖの頃の実力がまだ出てはいたが、これ以後は急速に転落してしまう。
;「男には、一度立てた志というものがある!」
:ゲモンと喧嘩した際の台詞。しかし、骨付き肉を咥えながらゲモンとコミカルな痴話喧嘩を繰り広げるヤザンの姿にかつての面影は無い。

== スパロボシリーズにおける台詞 ==

=== TV版 ===

==== [[αシリーズ]] ====
;「いや…気に入った。俺は基本的に女は信用しないが、貴様は別格のようだ」<br />「その濁った瞳からは正真正銘の憎しみを感じる」
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]アイビスルートで、[[アイビス・ダグラス|アイビス]]追撃の為に[[ネオ・ジオン]]への協力を申し出た[[スレイ・プレスティ|スレイ]]への返答。私怨に囚われているこの時期の彼女を、極めて的確かつ端的に象徴した台詞である。
;「物分りが悪いな、カミーユ!言ったはずだ、俺は戦えればそれでいいと!」<br />「さあ、はじめようぜ!とびっきりの戦いをな!」
:[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]宇宙ルートに於けるカミーユとの戦闘前会話。もとより組織の方針について関心など持たない根っからのアウトローであるヤザンに、[[ブルーコスモス]]の実態を説くカミーユの言葉が届く筈も無かった。
;「お前らの素性なんざ俺の知った事じゃねえ…だが、戦争ってのは勝った奴が正義だ」<br />「だから、お前達は勝ち続けるんだな。生きていくためにも」
:[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]宇宙ルートで対[[フリーダムガンダム|フリーダム]]&[[ジャスティスガンダム|ジャスティス]]戦を控え、イキがるブーステッドマン3人組を一喝した後、淡々と紡いだ忠告。彼のよき上官としての一面が描写されたワンシーンでもある。戦意を刷り込まれた彼らに、或る種の憐れみを覚えたのだろうか…?
;「楽しかったぜ…カミーユ…。地獄で待ってる………ぜ…」
:[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]の51話にて。死の間際に言った台詞。<br />なお、[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]が[[主人公]]の場合、ヤザンが死亡した後にかつての部下だったアラドとゼオラは複雑な気持ちで彼の死を見届けた。

=== 劇場版 ===

==== [[Zシリーズ]] ====
;「ガキはキャンディーでも舐めてろってんだ!」
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]での戦闘台詞の一つ。「キャンディー」と言う辺り、ヤザンの[[声優]]である大塚芳忠氏が『[[SEED DESTINY]]』の[[レイ・ザ・バレル|レイ]]の[[声優]]である関俊彦氏や[[シン・アスカ|シン]]の[[声優]]である鈴村健一氏と共演した特撮番組『仮面ライダー電王』を意識した[[声優ネタ]]であると推測される。

== 関連機体 ==
;[[ギャプラン]]
:原作初期における最初の機体。強化人間用ではなくなった、といっても普通のパイロットではまともに扱えない機体を彼は上手く扱っていたのだが・・・
;[[ハンブラビ]]
:原作後期の機体。連携攻撃など様々な戦法で[[エゥーゴ]]のパイロットらを苦しめてきた。
;ゲゼ
:[[ΖΖ]]におけるハンドメイドの建設用の機体。[[Ζガンダム]]を倒すためなら手段は選ばない彼の性格がここに現れている。尤もギャグ扱いされたヤザンを象徴する機体でもあるが。スパロボ未登場。

== 余談 ==
キャラクターデザインを行った安彦良和氏によれば、ヤザンは映画『デューン/砂の惑星』で、イギリスのロック歌手であるスティングが演じたフェイド・ラウサがモチーフになっているという。ちなみにこの映画がテレビ朝日で放映された際には、ヤザン役の大塚氏がラウサの吹き替えを担当している。
<!-- == 商品情報 == -->
<!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> -->

== 話題まとめ ==
<!-- *[[namazu:ヤザン・ゲーブル]] (全文検索結果) -->

== 資料リンク ==
<!-- *[[一覧:ヤザン・ゲーブル]] -->

== リンク ==
{{ガンダムシリーズ}}
[[category:登場人物や行]]
[[category:ガンダムシリーズ]]
{{DEFAULTSORT:やさん けえふる}}
2,641

回編集

案内メニュー