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ページの作成:「== フォウ・ムラサメ(Four Murasame) == *登場作品機動戦士Ζガンダム劇場版) *声優...」
== フォウ・ムラサメ(Four Murasame) ==
*[[登場作品]]:[[機動戦士Ζガンダム]]([[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]])
*[[声優]]:島津冴子(TV版)、ゆかな(劇場版)
*本名:不明('''キョウ'''?)
*種族:地球人(日系)
*性別:女
*所属:[[地球連邦軍]]([[ティターンズ]])
*[[軍階級|階級]]:少尉
*年齢:16歳
*生年月日:[[宇宙世紀]]0071年6月29日
*没年月日:宇宙世紀0087年11月3日(劇場版では宇宙世紀0087年6月)
<!-- *身長:---cm -->
<!-- *体重:---kg -->
*キャラクターデザイン:安彦良和

[[ニュータイプ]]研究機関「[[ムラサメニュータイプ研究所]]」で作られた4番目の[[強化人間]]。髪の色に合わせた寒色系のルージュが印象的な女性。ムラサメ研に入れられた以前の記憶を失っており、その記憶を取り戻す為、[[サイコガンダム]]に乗って戦う。[[ホンコン・シティ]]で[[カミーユ・ビダン]]と出会い、惹かれ合う。[[キリマンジャロ]]でカミーユと再会した際は再強化を施されていたが、カミーユを思い出して正気を取り戻す。だが、その喜びも束の間、その直後に[[ジェリド・メサ|ジェリド]]の[[バイアラン]]の攻撃からカミーユを庇って死亡した。<br />彼女との死別をきっかけにカミーユは精神に異常をきたしていく事となる。

カミーユとの関係、悲劇の最期という点が[[ララァ・スン]]とかなり似通っている。小説版ではジェリドに刺される直前に脳死を起こしており、それが実際の死因だということになっている。普段から、ゆったりとした服装を好んでいるためか分かり辛いが、かなりのナイスバディである。

劇場版ではカミーユをホンコンから[[宇宙]]に送り返したところで[[ベン・ウッダー]]に銃で撃たれて死亡となった。

[[機動戦士Ζガンダム|TV版]]のフォウを演じた島津冴子氏は、オーディションではなく富野由悠季監督からの指名によるものでこの役に選ばれた。『[[戦闘メカ ザブングル]]』に始まり、『[[聖戦士ダンバイン]]』、『[[重戦機エルガイム]]』など、80年代当時の[[富野作品]]の常連声優でもあったためである。

[[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]]のフォウを演じているゆかな氏はこの役に選ばれた時、カミーユを演じる飛田展男氏から「僕があなたを守ります」と言われたことがある。なお、ゆかな氏は元々[[ロザミア・バダム]]役のオーディションを受けていたとのこと。

[[ΖΖ]]の最終回でハマーンとの戦いでピンチとなったジュドーにララァ、[[エルピー・プル|プル]]、[[カツ・コバヤシ|カツ]]、サラと共にジュドーに力を貸す。

なお、彼女自身の素性や「失われた記憶」については、遠藤明範氏による小説作品『機動戦士Ζガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士に…』において詳しく語られている。本人が失った過去の記憶によると、かつては素行に問題のある不良少女だったらしく、本当の名前は'''キョウ'''という名前だったらしい。また、当時は肩の辺りまで髪が伸びていたのだが、錆びた鋏で切って現在の髪形になった。

=== スパロボシリーズにおいて ===
シリーズにおける「[[説得]]」を象徴するキャラクターといえる。しかし、原作では出会う事の無かった[[ファ・ユイリィ|ファ]]の存在故にカミーユとの関係は複雑になっている。また、仲間になった後は失ってしまった以前の記憶についてはもう拘っている様子はなく、これから新しい思い出を仲間達といっぱい作っていけばいいという前向きな姿勢になっている。

パイロットとしては、[[ライバル]]的存在のファがサポートに特化された能力を有するのとは対照的に、カミーユらトップエースクラスに次ぐ程度の高い戦闘能力が与えられている事が多い。また、精神コマンドは最後に[[愛]]や[[奇跡]]を覚えるなど、絶望的な状況下でも一発逆転を狙えるようなものを覚える事が多い。

『[[バトルロボット烈伝]]』では死に方は同じであるが、『[[逆襲のシャア]]』時代の[[シャア・アズナブル]]によって死亡する。

== 登場作品と役柄 ==

=== [[旧シリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
:[[DC]]から脱走して来たところを、カミーユらと出会う。[[サイコガンダム]]のパイロット。カミーユで[[説得]]可能。途中で必ず離脱する。
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
:ルートによってはカミーユと出会わず、[[説得]]不可。最後まで使えるようになったが、[[サイコガンダム]]は失われる。
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:序盤に[[ディジェSE-R]]に乗って[[NPC]]として登場した後、[[DC]]の手で洗脳されて敵として登場する。カミーユで説得可能。彼女が仲間にいる場合はカミーユの精神崩壊イベントを回避可能。今回は普通の[[サイコガンダム]]だけではなく、ルートにより[[サイコガンダムMk-II]]に乗っている事も。
;[[スーパーロボット大戦EX]]
:[[ラ・ギアス]]に召喚され、捕まって生け贄にされかける。また、何故か[[ザクIII改]]に乗ってくる。
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
:[[ブリュッセル]]で暮らしてたらしいが、今度は[[ティターンズ]]に洗脳されてしまう。カミーユで説得可能。説得しなかった場合は戦死する。[[ロザミア・バダム]]と二択である以上に、[[Ex-Sガンダム]]入手と二択になってしまうのが問題。EDでは、腐敗した連邦軍を内部から改革するべくカミーユと共に軍に残った。<br />戦力としては二回行動が最初から可能なのが大きいが、カミーユらとともに加わる分岐ルートのチームでは強力なMSが不足しがちなので、彼女を使用する場合はMSをあらかじめ用意しておきたい
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:今回から声が入った。攫われると恒例の洗脳イベントで助からないが、今回はそれを阻止すると宇宙ルートで拾い物の[[ガブスレイ]]で仲間になる。また、今回は仲間にした場合はカミーユの精神崩壊イベントが発生する可能性が出てくる。[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]と条件が反対なので注意。彼女を仲間にし回避したい場合は、シロッコをカミーユ以外で倒した方が良い。カミーユとデートし、[[ユング・フロイト]]と出会うイベントがある。[[奇跡]]を覚える数少ないキャラでUC系[[MS]]に乗り換えできるので[[ΖΖガンダム]]との相性が非常に良い。

=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
:シナリオ「戦場の愛」で説得すると仲間になる。[[キュベレイMk-II]]、[[ヤクト・ドーガ]]、[[α・アジール]]などの[[ニュータイプ]]専用機に乗せよう。
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:原作終了で既に故人なので、名前だけ出てくる。

=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
:[[サイコガンダム]]に乗って敵として登場する。彼女と戦うとBGMが「水の星へ愛をこめて」になる。味方にしておくと、カミーユがシロッコを撃墜してイベントが発生しても精神崩壊を阻止できる。数少ない[[奇跡]]の習得者の一人で充分主力として使って行ける。何故かカミーユとの信頼補正がないのは気になるところ。なお、以後の[[αシリーズ]]では洗脳される事なく味方として登場する。
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
:[[奇跡]]を失い代わりに[[激励]]を覚える。今回実用レベルで戦えるMSパイロットが増加しているがフォウの能力値はPS版そのままなためアドバンテージをほぼ失っている。せっかく仲間にしたのに出撃枠に入らずベンチウォーマーで終わってしまうかも…。
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:[[バルマー戦役]]終結後、再び[[ティターンズ]]に捕まるのを危惧したのか元ロンド・ベル隊のメンバーにも極秘で[[ルー・ルカ|ルー]]と共に[[プリベンター]]に参加していたという設定。ファとの[[三角関係]]による修羅場となるが、ファに「カミーユの心の中にいるのはあなた」と言う。ちなみに[[Gディフェンサー]]がデフォルトの乗機であり、以降のαシリーズでは[[ルー・ルカ|ルー]]とコンビを組んで行動している。今作では[[ラグ・ウラロ]]のついで撮りか、戦闘台詞が大幅に新規収録された。[[サイコガンダム]](ブラック・ドール)、[[サイコガンダムMk-II]]との戦闘台詞がある。EDでは、自分の気持ちに整理をつけるべく想い人であるカミーユから離れ、ルーと共に[[プリベンター]]に参加し、[[火星]]へと旅立っていった。
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:ルーと共に[[火星]]にきていた。[[エリカ (闘将ダイモス)|エリカ]]に嫉妬した[[和泉ナナ]]の相談役を買って出るが、これがかえってピンチを招くことに…。[[感応]]を覚えるので、デフォルト乗機の[[リ・ガズィ]]のまま育てていれば良い。EDでは、カミーユやファと共に戦災復興作業の警護の任務で[[フィフス・ルナ]]の落ちた地である[[ラサ]]に向う、[[コウ・ウラキ|コウ]]達[[アルビオン]]クルーを見送っていた。余談だが、本作及び第3次αの彼女は何故かカットインが私服である。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:序盤から登場。使い勝手は[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]と同じで、イベントとしては[[ブーステッドマン]]3人組に自らの過去の境遇から同情を寄せる。全ての戦いが終わった後では、[[フォン・ブラウン]]の学校に入学し、ファや[[カツ・コバヤシ|カツ]]と共に学生になった。看護関係に進んだファや、ロボット工学の進路を選んだカツと違って、まだ具体的な将来の進路は決めていない。だが、新鮮なキャンパスライフを十分に満喫し人生を謳歌している様子である。

=== [[Zシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦Z]]
:今回は『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の[[ファントムペイン]]所属で、同じく[[強化人間]]であるロザミアや似たような境遇であるステラ達と仲が良かった。セツコ編限定だが何度も自軍と交戦し、条件を満たすと参入する。貴重な[[覚醒]]持ちなので、使うなら仲間になった際持ってくる[[ギャプラン]]か、[[リ・ガズィ]]に乗せてあげよう。なお、ランド編では名前をカミーユから呼ばれるだけで影も形もない。[[サイコガンダム]]、[[デストロイガンダム]]との特殊戦闘台詞がある。初めて、最終ボスとの特殊戦闘台詞が入った。また、これまでのスパロボシリーズにおいてカミーユに対する二人称が「あなた」だったのが、今作では「君」に変更されている。
;[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク]]
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]本編では死亡する展開もあったが、後日譚に当たるシナリオにも登場しているため、生存することが正史扱いになったようである。とは言え、仲間に出来ないランドを選択しても何故か生存しているため、その辺の扱いの矛盾がどう解決されたのかは興味深いものがある。なお、[[C.E.]]ガンダム版のフォウというべき地位にあるステラが登場させてもらえてないのは一種の贔屓か、今後の展開を踏まえての物なのかは現時点では不明である。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]
:名前だけ登場。生存しているはずなのだが、Ζガンダムのウェイブライダー突撃で彼女と思しき霊が召喚されている(顔はわからないようになっているが、フォウの服らしきシルエットが見られる)ため、'''生き霊が召喚されている'''と言われる事も。

=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]]
:グリプス戦役後の話なのだが[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]と共に生存しており、[[ウォン・ユンファ|ウォン]]の元で思考コントロールシステムの実験台、及びデビルガンダムコアとしてのテスト対象として再洗脳を施されて[[サイコガンダム]]に乗って登場する。<br />ロザミィとの二択で味方に。どちらも補助系[[精神コマンド]]が豊富なので、決め手は愛か。[[ガンダム試作3号機|デンドロビウム]]に乗せて[[自爆]]する凶悪コンボが有名。
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
:[[スーパーロボット大戦A|A]]移植作なのでテレビ版設定の筈なのだが、声優がゆかな氏に。[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]で劇場版の参戦の関係と言われている。
;[[スーパーロボット大戦R]]
:舞台は[[ΖΖ]]の時代なのに何の説明もなしに生存している。インド地区とミャンマー地区の境界であるチンドウィン川の近くにあるネオ・ジオン出資のニュータイプ研究所に[[エルピー・プル]]や[[プルツー]]と共に捕らえられていた。中盤から使用可能。[[ジェガン]]か[[ガンダムMk-III]]に乗って来る。[[再動]]・[[愛]]を覚える。使うなら[[信頼補正]]がかかるカミーユとセットがよい。また、[[フロスト兄弟]]の手引きがあったとはいえ、ニュータイプ研究所の所長の[[カロン・ラット]]の目を盗んで[[ガンダムダブルエックス]]のGコンを盗み出し、[[ガロード・ラン]]や[[シャッフル同盟]]と共に、捕らえられた[[アムロ・レイ|アムロ]]、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]、[[ファ・ユイリィ|ファ]]、[[ジャミル・ニート|ジャミル]]、[[ティファ・アディール|ティファ]]を救出するイベントがある。
;[[スーパーロボット大戦D]]
:原作終了で故人だが、カミーユでウェイブライダー突撃か、[[Hi-νガンダム]]のフィン・ファンネルを使わせると幻影が現れる。また、ストーリー上でもカミーユが度々名前を口にする。

=== Scramble Commanderシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
:今回から劇場版設定とのことで、声優がゆかな氏に変更。[[サイコガンダム]]に乗り込んでくる。条件を満たすと仲間になる。ちなみに、本作での搭乗機はアムロのお下がりの[[リック・ディアス]]。またゆかな氏は本作が声付きスパロボ初参加。

=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦64]]
:[[アレンビー・ビアズリー|アレンビー]]と共に[[香港|ホンコン]]の[[ウォン・ユンファ|ウォン]]麾下の実験部隊として登場。リアル系ルートのみ累計4回の説得で仲間になる。独立軍ルートでは4回目の説得の時カミーユのLVがジェリドより高くないと原作再現で死亡してしまう。ちなみに『海と大地の狭間より』で累計三回目の説得をする際に、[[スードリ]]が生き残っていると原作通り、[[スードリ]]に[[特攻]]を仕掛けるが、[[スードリ]]を撃破した後に説得すると、増援として現れた[[スペシャルズ]]の[[MS]]の大群に一機で立ち向かうというイベントが見られる。
;[[スーパーロボット大戦GC]]
:中盤のサブシナリオで加入([[隠し要素 (GC)]]参照)。珍しく[[リ・ガズィ]]に乗ってくる。また、これまた珍しく敵としての登場が無く、最初から味方としての登場である。ただ、その出自にはやはり影があり、「台頭前に潰された[[ティターンズ]]による、強化人間プランの忘れ形見」といった体である。しかしながら、[[ホワイトベース隊]]に配属されたのは厄介者扱いからではなく、境遇や年齢の似た者たちが集まっているこの部隊に居るほうが、フォウにとって最適だと[[ロス・イゴール|イゴール長官]]が判断したためである。
;[[スーパーロボット大戦XO]]
:概ね[[スーパーロボット大戦GC|GC]]と同じだが、なんと[[リ・ガズィ]]にカミーユ搭乗の[[ガンダムMk-II|Mk-II]]との[[合体攻撃]]が追加。現状最後にTV版準拠のボイスが使われているタイトル。

== パイロットステータス設定の傾向 ==

=== [[能力|能力値]] ===
ステータスは格闘が低いだけで他はエース級のステータスを持っていることが多い。ただ、所持技能がニュータイプでなく強化人間なので、技能の性能に差がある場合は一歩劣る形となる。

=== [[精神コマンド]] ===
[[奇跡]]か[[愛]]のどちらか、または両方を所持する場合が多い。そのため、しっかり育てればアムロやカミーユに劣らないアタッカーになることが出来る。

;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]
:[[根性]]、[[直感]]、[[必殺]]、[[ひらめき]]、[[愛]]
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]](PS版)、[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]](PS版)
:[[加速]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[根性]]、[[愛]]、[[熱血]]
;[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]
:[[ひらめき]]、[[集中]]、[[愛]]、[[信頼]]、[[熱血]]、[[覚醒]]
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]]
:[[加速]]、[[愛]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[覚醒]]
;[[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]]
:[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[信頼]]、[[覚醒]]、[[愛]]
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]
:[[みがわり]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[愛]]、[[魂]]、[[奇跡]]
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]
:[[ひらめき]]、[[集中]]、[[みがわり]]、[[愛]]、[[魂]]、[[奇跡]]
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
:[[集中]]、[[ひらめき]]、[[信頼]]、[[愛]]、[[熱血]]、[[奇跡]]
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
:[[集中]]、[[ひらめき]]、[[信頼]]、[[熱血]]、[[祝福]]、[[愛]]
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
:[[集中]]、[[ひらめき]]、[[鉄壁]]、[[熱血]]、[[感応]]、[[愛]]
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
:[[集中]]、[[ひらめき]]、[[自爆]]、[[熱血]]、[[再動]]、[[愛]]
;[[スーパーロボット大戦A|A]]
:[[集中]]、[[ひらめき]]、[[自爆]]、[[熱血]]、[[再動]]、[[奇跡]]
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]
:[[集中]]、[[ひらめき]]、[[自爆]]、[[熱血]]、[[感応]]、[[再動]]
;[[スーパーロボット大戦R|R]]
:[[集中]]、[[ひらめき]]、[[自爆]]、[[熱血]]、[[再動]]、[[愛]]
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
:[[集中]]、[[ひらめき]]、[[感応]]、[[応援]]、[[覚醒]]

=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
;[[強化人間]]、[[シールド防御]]、[[切り払い]]、[[援護防御]]、[[ブロッキング]]
:

=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
:援護時のクリティカル率+20%
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
:回避率+10%
<!-- === [[エース|固有エースボーナス]] === -->
<!-- GBA版OG2、OGs、OG外伝、A PORTABLE、NEOで採用 -->
<!-- == [[BGM|パイロットBGM]] == -->
<!-- :「BGM名」:採用作品や解説など -->

== 人間関係 ==

=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===

==== [[ティターンズ]]・[[地球連邦軍|連邦軍]] ====
;[[ブラン・ブルターク]]
:原作、[[スーパーロボット大戦Z|Z]]本編を通じて上官。彼女のような[[強化人間]]を作りだす事に嫌悪感を禁じ得ない人物。
;[[ベン・ウッダー]]
:劇場版では彼によって銃殺される。
;ナミカー・コーネル
:原作では、ムラサメ研究所から同行して来た彼女のインストラクター(スパロボ未登場)。失った彼女の記憶をエサに戦いを強いるが、本当は返すつもりは毛頭なかった。
;[[ジェリド・メサ]]
:TV版では彼によって殺される。
;[[ロザミア・バダム]]
:直接の関係はなかったが、彼女とよく比較される[[強化人間]]の女性。代表的な搭乗機体も同じく[[サイコガンダム]]シリーズである。最終回では、[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]との最終決戦において、共に[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の[[Ζガンダム]]に力を貸した。
;[[ゲーツ・キャパ]]
:原作では特に面識はなかったが、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]では、[[月]]でカミーユとデート中に彼と遭遇し、ただならぬものを感じて怯えた。
;[[サラ・ザビアロフ]]
:原作では、特に面識はないが、最終回で、[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]との最終決戦で、彼女と共に[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の[[Ζガンダム]]に力を貸した。ΖΖの最終回においてハマーンとの最終決戦で彼女と共にジュドーに力を貸した。
;[[ライラ・ミラ・ライラ]]、[[レコア・ロンド]]
:最終回では、[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]との最終決戦で彼女達と共に[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の[[Ζガンダム]]に力を貸した。

==== [[エゥーゴ]]・[[カラバ]] ====
;[[カミーユ・ビダン]]
:互いに惹かれ合う。
;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])
:キリマンジャロで出会った際、強化人間である上に[[サイコガンダム]]のパイロットという事から彼に射殺されそうになる。また、その後も操られた状態で彼の[[百式]]と交戦。カミーユとフォウとの関係に自分とララァと似たものを感じ自分とアムロが経験した過ちをカミーユに味わって欲しくないという思いから何とか彼とフォウを引き離そうと努力する。しかし、そんな彼を嘲笑うかのようにシャアとアムロの眼前でフォウは第二のララァとなってしまった。スパロボシリーズでは上司。
;[[アムロ・レイ]]
:原作では、最初に会った時ホンコンで交戦した[[ガンダムMk-II]]のパイロットだと思っていた。以後も、キリマンジャロ基地での交戦などカミーユと共に戦う彼と幾度となく刃を交える。カミーユとフォウとの関係に、自分とララァと似たものを感じていたのか悲劇をなんとか回避させようと奮闘するが、その思いも空しく自分と[[クワトロ・バジーナ|シャア]]の眼前で七年前の悲劇が繰り返されてしまった。スパロボでは、上司となる事が多い。
;[[ブライト・ノア]]
:原作では一度も会っていないが、スパロボでは上司。なお、TV版でフォウの声を当てた島津氏がブライト役の鈴置氏にゾッコンメロメロだったのは有名な話。
;[[ファ・ユイリィ]]
:原作では一度も会ってはいないが、スパロボシリーズでは大抵[[三角関係]]に陥る。
;[[エマ・シーン]]
:最終回では、[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]との最終決戦で、彼女と共にカミーユの[[Ζガンダム]]に力を貸した。スパロボでは上官。
;[[ハヤト・コバヤシ]]
:原作では、彼の指揮する[[アウドムラ]]と幾度となく交戦。[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]以降の[[αシリーズ]]では[[プリベンター]]の上司。
;[[カツ・コバヤシ]]
:原作では特に面識はないが、最終回で、[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]との最終決戦で彼と共にカミーユの[[Ζガンダム]]に力を貸した。また[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]の最終回においても[[ハマーン・カーン|ハマーン]]との最終決戦で共にジュドーに力を貸した。

==== [[アクシズ]] ====
;[[ハマーン・カーン]]
:原作では特に面識はないが、[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]では彼女と停戦協定を結んだ際に[[エルピー・プル|プル]]や[[プルツー]]と共に、プル達の姉妹を戦争の道具として利用した事について、彼女に詰め寄った。

=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===
;[[ジュドー・アーシタ]]
:原作では面識はないが、ZZの最終回の[[ハマーン・カーン|ハマーン]]との最終決戦において彼に力を貸した。スパロボでは、生存している事が多いのでカミーユ同様、自分と同じ強化人間である[[エルピー・プル|プル]]や[[プルツー]]を助け出した弟のような存在として、頼もしく思っている。
;[[エルピー・プル]]
:ΖΖの最終回において、ハマーンとの最終決戦で彼女と共にジュドーに力を貸した。
;[[ララァ・スン]]
:原作の時点で、既に故人であるため関わりはないが、ΖΖの最終回においてハマーンとの最終決戦で彼女と共にジュドーに力を貸した。また、アムロとシャアはフォウに彼女と似たようなものを感じていた。このほか、[[スーパーロボット大戦GC|GC]]・[[スーパーロボット大戦XO|XO]]ではフォウが自軍に配属された際、彼女の持つ力の危険性を危惧する[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に対し、「彼女に戦いを強制する力は、今はほとんど感じられません」と意見し、フォウが精神制御などから脱していることを伝えるなど、間接的にフォウを助けている。

=== その他 ===
;ジル・ラトキエ
:小説作品『機動戦士Ζガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士に…』の登場人物で、フォウに大きく関わる。『[[機動戦士ガンダム]]』に登場した[[ミハル・ラトキエ]]の弟。スパロボ未登場。

== 他作品との人間関係 ==

=== [[ガンダムシリーズ]] ===

==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
;[[ドズル・ザビ]]
:第2次では上司でDCから逃亡したフォウの追っ手。第3次では洗脳されたフォウを出撃させる。
;[[ルー・ルカ]]
:[[αシリーズ]]ではコンビを組む事が多い。
;[[ウッソ・エヴィン]]
:スパロボでは、仲間でありニュータイプとして頼りにしている弟のような存在。
;[[カテジナ・ルース]]
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では、[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]の[[ターンX]]攻撃から、ウッソを庇って死んでいった(皮肉にも、原作において自分やプルと同じような死に方)彼女を痛ましく思っていた。

==== アナザーガンダムシリーズ ====
;[[シャッフル同盟]]([[ドモン・カッシュ]]、[[チボデー・クロケット]]、[[ジョルジュ・ド・サンド]]、[[サイ・サイシー]]、[[アルゴ・ガルスキー]])
:[[スーパーロボット大戦R|R]]では、MSに乗ったフロスト兄弟に殺されそうになった時、ガロードと共に潜入してきた彼らに救出される。
;[[レイン・ミカムラ]]
:[[スーパーロボット大戦A|A]]では、[[香港]]でカミーユに助けられた後に、彼女と[[イネス・フレサンジュ|イネス]]の介抱を受ける。
;[[ウォン・ユンファ]]
:[[スーパーロボット大戦A|A]]では彼に操られてしまう。
;[[ヒイロ・ユイ]]、[[デュオ・マックスウェル]]、[[トロワ・バートン]]、[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]、[[張五飛]]
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]以降の[[αシリーズ]]における、[[プリベンター]]の仲間達。カトルとは、[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]で未来世界の北アメリア大陸北西部に飛ばされた際、彼と行動を共にしていた。
;[[ゼクス・マーキス]]、[[ルクレツィア・ノイン]]、[[レディ・アン]]、[[サリィ・ポォ]]
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]以降の[[αシリーズ]]における、[[プリベンター]]の上司。
;[[ガロード・ラン]]
:[[スーパーロボット大戦R|R]]では、[[カロン・ラット|カロン]]所長の目を盗んで、奪ったGコンを[[ガンダムダブルエックス]]に乗った彼に渡した。
;[[ティファ・アディール]]
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では、[[ガロード・ラン|ガロード]]と共に[[フロスト兄弟]]に追われていた彼女が発したSOSの意思をカミーユやルーと共に感じ取っていた。
;[[キッド・サルサミル]]
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では、GXごと家出したガロードに対して愚痴っていた彼に、彼はすぐに帰ってくると諭した。また、この事からティファみたいな事を言うので、彼からニュータイプなんじゃないかと疑われていた。(事実、似たようなものなのだが)
;[[カリス・ノーティラス]]
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では、彼に自分と同じ境遇に同情していた。違うのは、フォウは記憶をエサに仕方なく強化人間にされたのに対して、彼は力を求めて自ら[[人工ニュータイプ]]になったと言う事である。
;[[フロスト兄弟]]([[シャギア・フロスト]]、[[オルバ・フロスト]])
:[[スーパーロボット大戦R|R]]ではNT研に捕らえられていた際、彼らにわざと逃がされた。しかし、ニュータイプの力を持っているという事から彼らから憎悪され、始末されそうになる。
;[[カロン・ラット]]
:[[スーパーロボット大戦R|R]]では、彼女が所長を務めるニュータイプ研究所に[[エルピー・プル|プル]]や[[プルツー]]と共に囚われていた。しかし、[[フロスト兄弟]]の策謀による手引きで脱出し、彼女が保管していた[[ガンダムダブルエックス|DX]]の[[Gコン]]を盗み出す。
;[[ルチル・リリアント]]
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では、[[Lシステム]]が発動した際、システムの中枢に取り込まれた彼女の苦痛の意思を感じ取って理解した。

==== ガンダムSEEDシリーズ ====
;[[ミリアリア・ハウ]]
:[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]では何かと彼女を気遣っていた。
;[[ディアッカ・エルスマン]]
:[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]ではルーやエルと共に彼とミリアリアの仲を応援していた。
;[[シン・アスカ]]
:カミーユと共に[[香港]]で彼に出会っており、後に[[ZEUTH]]に加わった際には、彼にステラの言葉を伝える。同時に、その時精神的に辛いものがあったシンの事を心配していた。
;[[ステラ・ルーシェ]]
:[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]と[[スーパーロボット大戦Z|Z]]にて共演。似たような境遇を持つためか、[[スーパーロボット大戦Z|Z]]では親友同士。
;[[スティング・オークレー]]、[[アウル・ニーダ]]
:[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]や[[スーパーロボット大戦Z|Z]]ではステラと同じく同僚。[[スーパーロボット大戦Z|Z]]ではカミーユとのデートのお膳立てまでしてくれる。後に調整に次ぐ調整のせいで精神崩壊したスティングの変わり果てた姿を心から悲しむ。

=== リアルロボット系 ===
;[[イネス・フレサンジュ]]
:[[スーパーロボット大戦A|A]]では、[[香港]]でカミーユに助けられた後に彼女と[[レイン・ミカムラ|レイン]]の介抱を受ける。

=== スーパーロボット系 ===

==== [[長浜作品|長浜ロマンロボシリーズ]] ====
;[[葵豹馬]]、[[浪花十三]]、[[西川大作]]、[[南原ちずる]]、[[北小介]]、[[ロペット]]
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では、未来世界の北アメリア大陸北西部に飛ばされた際、彼らと行動を共にしていた。
;[[竜崎一矢]]
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]ではルーと共に、彼の許へ[[ダイモス]]の操縦ユニットであるトライパー75Sを送り届ける任務に就いていた。
;[[和泉ナナ]]
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]において共演。一矢に昔から好意を寄せながらも、[[エリカ (闘将ダイモス)|エリカ]]が一矢と愛し合う事になった故にエリカに憎しみを抱いてしまった彼女を自らの境遇もあって窘める。

==== その他のスーパー系 ====
;[[巴武蔵]]
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]で、[[恐竜帝国]]との最終決戦において、彼が[[帝王ゴール]]をはじめとする恐竜帝国の軍勢を[[ブラックゲッター]]の腹からゲッター炉を抉り出し、[[ゲッター線|ゲッターエネルギー]]を暴走させて道連れにし、壮絶な最期を遂げた時には、涙を堪えきれず悲しみに暮れていた。
;[[破嵐万丈]]
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]では命の恩人。
;[[ロス・イゴール]]
:[[スーパーロボット大戦GC|GC]]・[[スーパーロボット大戦XO|XO]]では、カミーユではなく[[レビル将軍]]の後を継いで連邦のトップになった彼に、本格的に活動する前の[[ティターンズ]]から救出される。また、その境遇や年齢を考慮して、彼女を[[ホワイトベース隊]]に所属させるよう計らってもいる。
;[[ユング・フロイト]]
:[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]ではカミーユとのデート中に彼女と遭遇。スタイル抜群な彼女と自分を比べて、しょぼくれてしまう。だが、フォウも自覚していないだけで十分グラマーなプロポーションをしている。
;[[天空侍斗牙]]
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]では、[[香港]]で交戦した際、戦意を喪失して撤退しようとしたところを暴走した彼によってトドメを刺されかける。
;[[紅エイジ]]
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]では、[[香港]]で暴走した斗牙によってトドメを刺されそうになった時、彼の咄嗟の機転と行動によって九死に一生を得る。また、生きてカミーユと再会した時には自分の事のように喜んでくれた。

== 名台詞 ==
;「モビルスーツの出撃後はわたくしの自由にやらせてもらいたいのです」<br />「人の指図では動けないのです。わたくし」
:[[スードリ]]の[[ベン・ウッダー]]に初めて会った台詞がこれ。命令系統が重視される軍隊でしかも16歳の小娘にこんな事を言われれば、ウッダーでなくても上官として不快感にならない方がおかしい。しかし、作中この彼女の信念(?)は死ぬまで貫き通される事となる。ナミカーの指図には渋々従っている様子はあったが、それは記憶が欲しいからである。ウッダーは当初、これはフォウが相当の自信家であると思っていたのだが、後に度重なる失敗においてそれは単に彼女の我侭だったことに気付く。
;「ふふ…。自分の名前、嫌いなのね?」
:カミーユを「優しい名前」と言ったところ機嫌を損ねられて。自分と同じコンプレックスを持つ者を見つけて相当嬉しかったのだろう。
;「その言い方、二度とするな!!」
:奔放な行動に敬遠された護衛の兵に「ナンバーフォウ」と皮肉られ、ブチきれて引っ叩いた後の台詞。このあたりは、カミーユと非常に似ている。
;「出てきたのなら、さっさと撃破してくれればいいものを!」
:第20話で、カミーユの[[ガンダムMk-II]]と対峙した時の台詞。この時にもうフォウは薄々記憶は返ってこないと悟っていたのか、カミーユに撃墜される事を望んでいたのかもしれない。こんな事を口走らずにはいられないフォウは、実に可哀想で嘆かわしい…。
;「…カミーユって名前、今でも嫌い?」
:カミーユから彼の生い立ちについて聞き、彼に名前のことについてもう一度聞く。劇場版ではニュアンスが変わって「今は好き?」と訊く。
;「お互いの居場所に戻りましょう。ここはあなたにはふさわしくないわ!」
:前述の台詞の後、カミーユが自分の名前が好きという返事を受け、しばし彼を抱擁した後突如銃を向けて。自分はコンプレックスを乗り越えたカミーユにとってふさわしくないという事を悟ってしまったのだろう。この後彼女はカミーユを[[サイコガンダム]]のコクピットから締め出し、命がけでカミーユを宇宙に帰そうとする。
;「カミーユ、これでもう、忘れないで済むということ…」
:サイコガンダムのコクピットからカミーユを追い出した後、ヘルメットをつけながら呟いた独白。自分が犠牲になってでも、カミーユを宇宙へ帰そうと悲壮な決意した。そして、そうする事によって、もう記憶をいじられる事もなくカミーユをずっと忘れずに済むという事に繋がるのであろう…。
;「カミーユ、宇宙へ!…サヨナラ……」
:ウッダーに撃たれた肩を抑えながら、サイコガンダムのコクピットの中から[[スードリ]]のブースターに乗ったカミーユのMk-IIを見て、呟いた台詞。この時の彼女には、傷つきながらも愛した人を見送ろうという、聖母の如く慈愛に満ちた気高い姿があった。この直後、フォウはサイコガンダム諸共、スードリの爆炎の中へ消えていく…。
;「わかっている。コクピットでのテストは楽だ」
:第35話の[[キリマンジャロ]]基地で、宇宙から[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]と共に降りてきたカミーユと再会した時に、カミーユに「フォウ? フォウじゃないか!」と呼びかけられた時に返した台詞。この時のフォウはカミーユを認識しておらず、更なる強化処置を施され、以前より精神的な不安定さが酷くなり、二重人格化していた。第20話の頃とは、あまりの変わりようにカミーユは愕然とする…何とも悲しい再会であり、2人とも非常に不憫である…
;「カミーユ、悲しまないで。これであたしは、いつでもあなたに会えるわ。本当にあなたの中へ入ることが出来るんだから…」
:TV版のみの最期の台詞。

== スパロボシリーズの名台詞 ==

=== TV版 ===

==== 戦闘台詞 ====
;「V2ガンダムの光の翼で!」
:[[スーパーロボット大戦α|α]]及び[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]で、フォウを[[V2ガンダム]]に乗せて、「光の翼」([[マップ兵器]]バージョン)を使用した時の台詞。島津冴子氏の音声で収録されている。ウッソ以外に光の翼(通常またはマップ兵器)を使用した時に専用の台詞が出てくるのは、彼女やウッソの他に[[アムロ・レイ|アムロ]]、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]、[[ルー・ルカ|ルー]]がいる。

==== 旧シリーズ ====
;「ええ…カミーユとアムロさんにたすけてもらって…」
:[[スーパーロボット大戦EX|EX]]で生け贄にされていた所を助けられた時の発言。助けたメンバーにはファもいるのだが…
;「…グラマーな人だったね。あたしなんか足元にも及ばないわ…」
:[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]より。カミーユとのデート中にユングと遭遇して、スタイル抜群な彼女と自分を比べてしょぼくれてしまって。

==== [[αシリーズ]] ====
;(カミーユ…)<br />(あなたの心の中にいるのは…やっぱり、ファなの…?)
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]において、反乱を起こした[[マリーメイア・クシュリナーダ]]を筆頭とする[[マリーメイア軍]]の軍勢勢力の強化を阻止するべく、[[月]]へ向う際、月の[[マオ・インダストリー]]で[[イージス計画]]の手伝いをしているファの事を考えているカミーユに対して心の中で呟いた台詞。せっかく念願が叶い、恋のライバル(?)であるファがいなくなり、大好きなカミーユと一緒にいられて自分は幸せをかみ締めているのに、それに対して愛するの男の心は自分ではなく幼馴染の事ばかり考えていた。これを機に、次第にフォウはカミーユの側にいるべきなのは、自分ではないと悟り始める。切ない恋模様である。
;(あ、あたしには…わかる。これはシステムに取り込まれてしまった人の悲鳴…!)<br />(それでもなお、わずかに意識を残した人の苦痛…!)
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]にて、ローレライの海で発動した[[Lシステム]]の中枢にされた[[ルチル・リリアント|ルチル]]の苦痛の波動を感じ取って苦しんでいた。かつて、自分も[[サイコガンダム]]に操られた経験があったため、いち早く真相を把握したのである。
;「…心配はいらないわ、ファ。カミーユの心の中にいるのは多分…あなただと思うから…」
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]より。ロザミィの一件が元でカミーユとファの関係が相当ギクシャクしてしまった際、それまで複雑な[[三角関係]]もあって意図的にファを避けていたフォウがカミーユへの恩義とその真意とともにファに言った言葉。本作でファは事あるごとに、ジェラシーを爆発させカミーユに辛く当たっていたが、本当に心中複雑だったのはフォウの方であった。結果的にはフォウが身を引いた形になる。
;「そんなことないわ、カミーユ…。そんなことない…」<br />「私やプルツーはあなたやジュドーがいてくれたから助かったのよ…」
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]にて、[[カシム・キング|カシム]]に更なる強化を施され心を消されてしまい、戦闘マシンと化したロザミィを自らの手で撃って彼女を葬り、悲しみに暮れるカミーユにかけた言葉。原作で言う「ニュータイプも、強化人間も、結局何もできないのさ」「できることといったら、人殺しだけみたいだな」と無力さを嘆いた後に続く。確かにニュータイプとしては何も出来なかったが、一人の人間として彼女達を救い出そうとしたカミーユやジュドーの勇気と優しさがあったからこそ、フォウやプルツーが生きてここにいるのも紛れもない事実なのだ。もし本編でもフォウが生きていて、このように彼にフォローしていたら、カミーユも精神崩壊を起こさなかったのではないかと思うと感慨深いものを感じずにはいられない。
;「プルツー…言わないで」<br />「口に出したら…あたし達も彼に会えなくなってしまったことを認めなくてはならないから…」
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]にて、[[恐竜帝国]]との最終決戦の後、[[巴武蔵|武蔵]]生存フラグが未成立だった場合の台詞。[[クマゾー]]が[[宇都宮比瑪|比瑪]]に武蔵が何処へ行ったのかしつこく聞き、もしかして自分の母と同じところへ逝ってしまったんじゃないかと感付きはじめた彼を、プルツーが真相を話そうとした時に彼女を諌めた。[[バルマー戦役]]の頃から、長い間共に戦ってきたちょっとおっちょこちょいな掛け替えのない仲間が、もう二度と自分たちのもとに帰ってこない事を、フォウも受け入れられずにいた。ちなみにこの時の彼女の顔グラフィックは泣き顔で描かれていた。
;「落ち着いて、カミーユ。あなたがクワトロ大尉のことで敏感になっているのはわかるわ。でも…」
:第2次αで、[[ネオ・ジオン]]による[[星の屑作戦]]で、地球に落下しようとしている奪われた[[フィフス・ルナ]]を止めるべく、出動している途中でカミーユが、[[シャア・アズナブル|シャア]]が近くにいると感じ、いきり立つカミーユを抑えようとした諫言。しかし、そんなフォウ自身もカミーユの師匠でもあり第二の父でも兄でもあり、共に戦ってくれた人が、敵に回った事には困惑を隠しきれずにいた…
;「セレーナ…ずっと苦しんでいたのね…」<br />「αナンバーズの中で戦うことであのスペクトラや仮面の部隊に対する憎しみが薄れていくことに…」
:第3次αのセレーナルートでセレーナが意識不明の重体になった後の台詞。
;「こうするしか彼を解放する方法はなかったの…」
:[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]にて、クロト死亡後、彼ら[[生体CPU]]とかつての自分の境遇を重ね、同情と共に呟いた台詞。

=== 劇場版 ===

==== Scramble Commanderシリーズ ====
;「今ならわかる…人は過去ではなく、未来のために生きるべきなのだと!その未来を消したお前を私は許さないっ!」
:[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]の最終決戦にて、[[シュウイチロウ・ユキムラ|ユキムラ]]に対して激怒して。

==== Zシリーズ ====
;「君のその気持ち…。ステラに届くと思うよ…」<br />「うん…。ステラは私に話してくれたよ…」<br />「優しい人がいて、その人がステラの事を守ってくれるって」
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]第38話にて憎しみで[[フリーダムガンダム|フリーダム]]を倒した事を悔やむシンに対して。
;(スティング、アウル、ロザミア、私達…やっと居場所を見つけたよ…)
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]にて、終盤に生還して[[ZEUTH]]に加わったステラと再会した際、心中で呟いた台詞。

== 余談 ==
*旧作ではやけに顔グラフィックが似てなかったり不美人である事が多かった(旧シリーズ、任天堂携帯機シリーズ等)。サイズの小さいドットでは彼女の美貌を再現しづらいのだろうか……。
*オンエア時、北爪宏幸作による彼女のオールヌードポスターを付録にした『月刊ニュータイプ』は大反響を呼び、品切れ店続出だったという。

== 商品情報 ==
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<!-- == 話題まとめ == -->

== 資料リンク ==
*[http://wiki.cre.jp/GUNDAM/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%82%A6%E3%83%BB%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%83%A1 ガンダムWiki - フォウ・ムラサメ]

== リンク ==
{{ガンダムシリーズ}}
[[category:登場人物は行]]
[[category:ガンダムシリーズ]]
{{DEFAULTSORT:ふおう むらさめ}}
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