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== MRX-010 サイコガンダムMk-II(Psycho Gundam Mk-2) ==

*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
**[[機動戦士Ζガンダム]]
**[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
*分類:[[ニュータイプ]]専用試作型可変[[モビルアーマー]]
*型式番号:MRX-010
*頭頂高:39.98m[MS]
*全高:40.74m[MS]、33.53m[MA]
*全幅:31.78m[MA]
*本体重量:187.8t
*全備重量:283.9t
*動力:核融合炉
*ジェネレーター[[出力]]:19760kw
*スラスター総推力:244240kg
*センサー有効半径:16230m
*装甲材質:ガンダリウム合金
*開発:[[ムラサメニュータイプ研究所]]
*所属:[[ティターンズ]]⇒[[ネオ・ジオン]]軍
*主なパイロット:[[ロザミア・バダム]]⇒[[プルツー]]
*メカニックデザイナー:藤田一巳

ムラサメ研究所でMRX-009[[サイコガンダム]]の後継機として開発されていた[[ティターンズ]]の可変[[モビルアーマー]]。形式番号はMRX-010。[[モビルスーツ]]形態とモビルアーマー形態に変形可能で、モビルアーマー形態はモビルフォートレス(機動要塞)とも呼ばれる。<br />火力が更に強化され、有線[[サイコミュ]]式ビームソードやリフレクタービットといった、サイコミュ・システムを利用した遠隔操作が可能な兵器も装備された。機体制御もサイコミュで行われている。コクピットは頭部にあり、それ自体が脱出ポッドにもなる。

TV版『Ζガンダム』終盤に登場しており、劇場版では登場しない。<br />[[サイコガンダム]]のパイロットだった[[フォウ・ムラサメ]]が死亡した為、[[強化人間]]の被験者がいなくなったムラサメ研究所から[[オーガスタニュータイプ研究所]]に譲渡され、[[ロザミア・バダム]]が搭乗。[[アーガマ]]を攻撃させるが、ロザミアが情緒不安定であった事もあり、真価を発揮できずに[[Ζガンダム]]によって撃破。ロザミアは死亡した。

なお、この時はモビルフォートレス形態に変形する事はなかった。

その後、放棄されていた本機を[[アクシズ]]([[ネオ・ジオン]])軍が接収し、修復。[[グレミー・トト]]に引き渡されて[[プルツー]]が搭乗したが、今度は[[ΖΖガンダム]]に撃破された。この際、ムラサメ研究所及びオーガスタ研究所から機体とパイロットデータがネオ・ジオン側に提示されており、連邦とジオンのニュータイプ研究の取り引きがあった事を示唆している。この機体のコンセプトを元に、ネオ・ジオンは[[ドーベン・ウルフ]]や[[クィン・マンサ]]を開発している。

余談だが、小説版『Ζガンダム』ではカミーユと意識が共鳴したロザミアが彼を庇い、攻撃してきた[[ゲーツ・キャパ|ゲーツ]]の[[バウンド・ドック(ゲーツ用)|バウンド・ドック]]と相打ちになっている。また、小説版『ガンダムΖΖ』では[[アムロ・レイ|アムロ]]の[[シュツルム・ディアス]]によって撃墜されている。

[[スーパーファミコン|SFC]]用ソフト『機動戦士SDガンダム2』では2人用モードの最終ボスを勤める。

== 登場作品と操縦者 ==

=== [[旧シリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
:[[プルツー]]が搭乗し、仲間にすると手に入る。その条件は[[エルピー・プル]]がプルツーに殺されて、そのプルツーを[[説得]]することで手に入ること。その代り、[[クィン・マンサ]]は入手出来なくなる。原作の展開に近いのだが、ファンの間では不評だったのか、このパターンは以後のスパロボでは「'''タブー'''」にされた。
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:プルツーを説得して味方にした際、そのシナリオのみ使用できる。その後はシナリオ分岐で[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]機、バイオロイド兵機と続け様に登場。MS形態の目が不気味。リフレクタービットは装備しておらず、ただ堅いだけの敵。
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦|S]])
:MS、MA両形態共に登場する(ただしルート分岐が原因で、どちらか一方としか戦えない)。両者ともロザミアが搭乗するが、リフレクタービットの[[命中]]率が高く、苦戦必死。なお[[ロボット大図鑑]]に「登場作品はZガンダム」とあるが、MA形態はZZにしか登場していないので、厳密には間違い。
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:MA形態にロザミアが搭乗する。MS形態にティターンズ強化兵が搭乗し、複数登場する。性能は高く、[[スーパーロボット]]では辛い。

=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
:シーン5シナリオ「刻の涙」にMS形態のみが登場する。パイロットはロザミア。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
:MS形態のみ登場する。シーン5シナリオ「宇宙の道標」で、強化兵が乗る。リフレクタービットの攻撃力が高い。
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:登場しないが、[[没データ]]に存在している。

=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
:シナリオ「ジオンの幻像」にてプルツーがMS形態にて出撃。耐久力は[[クィン・マンサ]]や[[α・アジール]]などを上回る。同シナリオで[[ロンド・ベル]]に破壊されるが、その後[[ジュピトリアン]]が量産し強化兵の乗るMA形態が2機出現。なお、一応レフレクタービットもファンネルと同じく[[ニュータイプ]]([[強化人間]])技能で[[射程]]が増す設定になっている。
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
:
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:シナリオ「愚者の祭典」でプルツーがMS形態に搭乗する。何の因果か、場所は連邦政府議事堂のある[[ダカール]]であり、前作で[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が[[サイコガンダム]]に乗っていた[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]を救出した場所であった。「決戦!Xポイント」ではMA形態にロザミアが搭乗する。

=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]]
:ロザミアは乗らず、ネオ・ジオンの戦力として2機登場が前座扱い。他に[[クィン・マンサ]]と[[α・アジール]]とモンスターモビルスーツが次々と登場する。
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
:終盤に量産されて登場。HP60000、命中率が高い難敵…が、これでも前座。
;[[スーパーロボット大戦R]]
:ルート次第ではMS形態にプルツーが乗ってくる。プルツーはこのとき説得可能だが、仲間にしてもイベントにより破壊される。

=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦64]]
:終盤、[[シャア・アズナブル]]指揮するネオ・ジオン軍でわんさか出てくる。<br />[[射程]]が長い上に火力も高く、[[運動性]]をフル[[改造]]し[[アムロ・レイ|アムロ]]が乗った[[νガンダム]]でも[[ハロ]]無しでは命中率が0%に出来ない凄まじい命中率を誇り、おまけに[[HP]]も高いため、スーパーロボットではとうてい正面切って戦えない。

== 装備・機能 ==

=== 武装・[[必殺武器]] ===
;サイコミュ式ビームソード
:腕部に内蔵されたビームソードをワイヤーで飛ばす。原作ではワイヤー機能によるソードは使わなかった。主にソードとして使用。ワイヤー機能は[[ΖΖガンダム]]を捕まえる際に使用。
;拡散メガ粒子砲
:スパロボではよく「メガ拡散ビーム砲」と表記される。腹部に3門装備。
;メガ粒子砲
:全身に20基内蔵。サイコガンダムに比べ、数が増加している。
;頭部メガ粒子砲
:額部に2門内蔵。
;指部ビーム砲
:指に内蔵されたビーム砲。
;リフレクタービット
:それ自体に攻撃力はないが、ビットから磁気フィールドが発生し、サイコガンダムMk-II本体から射出したビームを磁気フィールドにより反射させることで、敵の死角を狙う特殊兵器。重力下でも使用可能。作品によってはレフレクタービットと表記されていることがある。

=== [[特殊能力]] ===
;剣装備、盾装備、銃装備
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。
;シールド
:本機専用の防御兵装。かなりの大きさであり、モビルフォートレス形態時は分割して装備される。
;[[Iフィールド]]
:機体表面に[[バリア|ビームバリア]]を張る。
;[[変形]]
:[[モビルアーマー]]形態から、[[モビルスーツ]]形態へと変形する。

=== 移動タイプ ===
;[[空]]・[[陸]]
:[[MA]]形態時は[[飛行]]可能。

=== [[サイズ]] ===
;L
:

== [[BGM|機体BGM]] ==
<!-- :「曲名」:採用作品や解説など -->

== 対決 ==
;対[[Ζガンダム]]
:いるはずのない兄の姿を求め、錯乱状態で戦闘するロザミアに、Ζガンダムのパイロットである[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]は説得を試みるが、反って彼女を苦しませる結果に。[[アーガマ]]の危機を救うため、カミーユは仕方なくコクピットにビームを直撃させる。ロザミアは「見つけた、お兄ちゃん!」と叫び、宇宙へと投げ出されて死亡した。
;対[[ΖΖガンダム]]
:[[プルツー]]が乗り込むが、ロザミアの癖が残っており、彼女を不愉快な気分にさせた。長時間の戦闘の末、ΖΖガンダムが戦闘限界時間を超えて機能不全となり、撃墜されそうになったところを[[エルピー・プル|プル]]の[[キュベレイMk-II|キュベレイ]]が庇う。彼女はプルツーが自分の分身であると理解し、「私よ、死ねーっ!!」と叫ぶと自らのニュータイプ能力でサイコガンダムのリフレクタービットを使って攻撃し、プルは死亡。だが、多大なダメージを受けつつ、なおも立ち上がるサイコガンダムに[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]の怒りが爆発し、機能不全のΖΖガンダムが起動。巨大化したビームサーベルでサイコガンダムは撃破される。そして、脱出したコクピットブロックを追撃してきたΖΖガンダムに抵抗するが、その攻撃は全く通用しない。直後、ΖΖガンダムのビームサーベルがコクピットハッチを切り裂いた時、ジュドーの目に飛び込んできたのは、コクピットに座っているプルと瓜二つのプルツーであった。そのショックによりジュドーは戦意を喪失し、[[ΖΖガンダム]]は海中へと落下していった…。
<!-- == 名場面 == -->

== 関連機体 ==
;[[サイコガンダム]]
:
;[[ドーベン・ウルフ]]
:
;[[クィン・マンサ]]
:

== 商品情報 ==
*<amazon>B0016LWNN4</amazon>
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<!-- == 話題まとめ == -->

== 資料リンク ==
<!-- *[[一覧:サイコガンダムMk-II]] -->

== リンク ==
{{ガンダムシリーズ}}
[[category:登場メカさ行]]
[[category:ガンダムシリーズ]]
{{DEFAULTSORT:さいこかんたむまあく2}}
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