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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Killer The Butcher]]
   
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|無敵超人ザンボット3}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|無敵超人ザンボット3}}
| 声優 = {{声優|島田彰}}
+
| 声優 = {{声優|島田彰|SRW=Y}}
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}}
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
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| SRWでの分類 = [[パイロット]]
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}}
 +
 
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{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
 
| 種族 = [[異星人]]の[[サイボーグ]]
 
| 種族 = [[異星人]]の[[サイボーグ]]
 
| 性別 = 男
 
| 性別 = 男
 
| 所属 = [[ガイゾック]]
 
| 所属 = [[ガイゾック]]
 
| 役職 = 司令官
 
| 役職 = 司令官
| キャラクターデザイン = 安彦良和
   
}}
 
}}
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'''キラー・ザ・ブッチャー'''は『[[無敵超人ザンボット3]]』の登場人物。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ガイゾック]]の司令官。ガイゾック([[コンピュータドール第8号]])が自己の手駒とするために未開惑星の住民を[[サイボーグ]]化して知恵を与えたもの。
+
[[ガイゾック]]の司令官。水色の肌をした巨漢であり、ガイゾック([[コンピュータドール第8号]])により、手駒として[[サイボーグ]]化され知恵を与えられた未開惑星の住民である。
 +
 
 +
風貌や言動はコミカルで、度々ゴルフやらパチンコやらギターやらで遊ぶなどの人間臭い描写がある一方で、その[[性格]]は極悪非道で、侵略する惑星の知的生物を虐殺する事を何よりも好む。ガイゾックの目的が地球人類の抹殺であるのをいい事に、ゲーム感覚で破壊と虐殺を繰り返した。そうした姿と残忍な性格の不和が逆に不気味な印象を与え、相対するものに例外無く恐れと怒りをこみ上げさせる。
   −
風貌や言動はコミカルながら、[[性格]]は'''極悪非道'''。ガイゾックの目的が地球人類の抹殺であるのをいい事に、ゲーム感覚で破壊と虐殺を繰り返した。そうした姿と残忍な性格の不和が逆に不気味な印象を与え、相対するものに例外無く恐れと怒りをこみ上げさせる。
+
そんなブッチャーであったが、目先の快楽に溺れやすい自身の性格とザンボットによる猛反撃もあって地球攻略が遅々として進まないことにガイゾックが怒りを露わにしたことで、立場・精神共に追い詰められていく。最終的にビアルⅡ世のバンドックへの[[特攻]]を許した事でガイゾックの逆鱗に触れてしまい、バンドックの頭部のみで最前線への出撃を命じられ、「自分は最前線での戦闘など初めてでして」と言い訳するも聞き入れられず、[[赤騎士デスカイン|死の]][[青騎士ヘルダイン|騎士]]と共にキング・ビアル撃墜(実質的な片道[[特攻]])を敢行させられる。そのような末期的状態で臨んだ[[神ファミリー]]との最終決戦においては、[[ザンボット3]]と[[キング・ビアル]]の突撃による[[バンドック]]の破損に巻き込まれ、最期は「お前は何のために戦ったのか?」と勝平達にその戦いの意義を問いながら爆死した。
   −
そんなブッチャーであったが、地球攻略が遅々として進まないことにガイゾックが怒りを露わにしたことで、立場・精神共に追い詰められていく。そのような状態で臨んだ[[神ファミリー]]との最終決戦においては、[[ザンボット3]][[キング・ビアル]]の突撃による[[バンドック]]の破損に巻き込まれ、最期は'''「お前は何のために戦ったのか?」'''と勝平達にその戦いの意義を問いながら爆死した。
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[[漫画]]版ではコンピュータドール第8号が登場しないため[[ラストボス|ガイゾックの首領]]となっている。最終回にてバンドックの頭部だけで[[地球]]から逃走し、増援の巨大宇宙艇に避難しようとするも、ザンボムーンアタック(原文ママ)を受け宇宙艇もろとも爆死した。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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超がつくほどの悪漢とそのコミカルな性格も相まって、必然的に敵組織の中でも出番が多く、一部作品では『ザンボット』シナリオのラスボスとして登場する。
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
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;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
:初出演作品。本作には[[コンピュータドール第8号]]は存在自体出てこないため、実質ガイゾックの[[ラストボス|ラスボス]]である。
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:初登場作品。本作には[[コンピュータドール第8号]]は存在自体出てこないため、実質[[ガイゾック]][[ラストボス|ラスボス]]である。
 
:[[ゲスト]]と協力関係にあり、民間人を巻き込まない協定を結んでいたが、自ら補給線を確保した後は協定を破棄、原作通り[[人間爆弾]]作戦を実行に移す。最後はゲストから見捨てられ、[[ロンド・ベル]]隊に敗れた。
 
:[[ゲスト]]と協力関係にあり、民間人を巻き込まない協定を結んでいたが、自ら補給線を確保した後は協定を破棄、原作通り[[人間爆弾]]作戦を実行に移す。最後はゲストから見捨てられ、[[ロンド・ベル]]隊に敗れた。
 
:なお、性格設定は「弱気」。「強気」というのも違う気がするが、どうも違和感がある。
 
:なお、性格設定は「弱気」。「強気」というのも違う気がするが、どうも違和感がある。
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
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:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
::『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』と同じだが、スーパー系ルートの新規追加マップ「接触」で[[主人公]]に[[メカブースト]]を差し向けるという出番が与えられた。すぐに撤退するため、戦うことはできない。
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::『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』と同じだが、スーパー系ルートの新規追加マップ「接触」で[[主人公]]に[[メカブースト]]を差し向けるという出番が与えられた。すぐに撤退するため、戦うことは出来ない。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦Z]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
:[[ベガ星連合軍]]を除けば、[[コズミック・イラ]]で最初に[[地球]]を襲撃した[[異星人]]勢力。今まで登場したスパロボ作品の中で最も極悪で、まさに原作そのままの非道さを見せる。
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:[[ベガ星連合軍]]を除けば、[[コズミック・イラ]]で最初に[[地球]]を襲撃した[[異星人]]勢力。'''今まで登場したスパロボ作品の中で最も極悪'''で、まさに原作そのままの非道さを見せる。
:劇中では異星人の連合体である[[スカルムーン連合]]の一構成員であるが、プレイヤー側からのみならず連合内部からも恐れられる危険極まりない性格のおかげで、'''事実上リーダー格としてスカルムーン連合を動かす立場となる(その一方、同じく残忍・冷酷な性格の[[ガガーン]]、[[ヒューギ・ゼラバイア|ヒューギ]]とは意気投合する)'''。
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:劇中では異星人の連合体である[[スカルムーン連合]]の一構成員であるが、プレイヤー側からのみならず連合内部からも恐れられる危険極まりない性格のおかげで、事実上リーダー格としてスカルムーン連合を動かす立場となる(その一方、同じく残忍・冷酷な性格の[[ガガーン]]、[[ヒューギ・ゼラバイア|ヒューギ]]とは意気投合する)。
 
:ブッチャーが指揮を執る場合だと、必ず見境無く攻撃を行うため、戦場を常に混乱させており、スカルムーン連合の中でも非常に性質が悪い存在である。
 
:ブッチャーが指揮を執る場合だと、必ず見境無く攻撃を行うため、戦場を常に混乱させており、スカルムーン連合の中でも非常に性質が悪い存在である。
:声優の島田彰氏がIMPACT発売後に鬼籍に入られたため、収録音声のライブラリ出演。それを補う形で部下の[[バレター]]と[[ギッザー]]に掛け合い要員として声が新録された。
+
:島田氏逝去後のため特殊戦闘台詞が少なく、それを補う形で部下の[[バレター]]と[[ギッザー]]に掛け合い要員として声が新録された。
    
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}}
:序盤に登場する。乗機の[[バンドック]]は序盤のボスとしては強い方で、ステージによってはブッチャーの撃破が重要なフラグになっていたりする。
+
:序盤に登場する。乗機の[[バンドック]]は序盤のボスとしては強い方で、ステージによってはブッチャーの撃破が重要なフラグになっている。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}}
 
:今回はザンボットが最後まで使用できるため、序盤から終盤まで度々登場する。
 
:今回はザンボットが最後まで使用できるため、序盤から終盤まで度々登場する。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}
 
:序盤で決着がつく。なお、COMPACT2シリーズではあまり悪行を行っておらず、それほど目立った印象は無い。
 
:序盤で決着がつく。なお、COMPACT2シリーズではあまり悪行を行っておらず、それほど目立った印象は無い。
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
:初めて声付き作品に登場。原典通り島田彰氏による独特の甲高い声を聴かせてくれる。必聴。
+
:音声初収録にして唯一の収録作品。島田氏が本作発売後の2004年に亡くなったため、以降の作品はライブラリ出演となっている。演じる島田氏の原典そのままに独特の甲高い声を聴かせてくれる。必聴。
 
:[[アインスト]]と接触した事により、変調をきたした[[コンピュータドール第8号]]の様子を訝しむ一幕も。
 
:[[アインスト]]と接触した事により、変調をきたした[[コンピュータドール第8号]]の様子を訝しむ一幕も。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
:本作では「向こう側の世界」の住人であり、「こちら側」へと[[ヴィンデル・マウザー|ヴィンデル]]が連れてきたことになっている。
+
:本作では「向こう側の世界」の住人であり、「こちら側」本作へと[[ヴィンデル・マウザー|ヴィンデル]]が連れてきたことになっている。
:また、本作では(原作の)[[サイボーグ]]ではなくロボットという設定であり、これを知った主人公は「[[Wシリーズ]]のようなものだからヴィンデルは手駒にできたのか」と推測したが、ブッチャー本人は「ガイゾックの意志に従っている」と否定した。捕虜にした[[連邦兵]]を[[人間爆弾]]に[[改造]]し、搭乗機の[[ドラグーン]]ごと自爆させた。
+
:また、原作とは異なり[[サイボーグ]]ではなくロボットという設定であり、これを知った主人公は「[[Wシリーズ]]のようなものだからヴィンデルは手駒にできたのか」と推測したが、ブッチャー本人は「ガイゾックの意志に従っている」と否定した。'''捕虜にした[[連邦兵]]を[[人間爆弾]]に[[改造]]し、搭乗機の[[ドラグーン]]ごと自爆させる'''蛮行に及ぶ。
:その最期は自分の[[正義]]を信じて戦っている自軍部隊に対し、「[[正義]]は星の数ほどある。お前達のは'''自分勝手な正義'''だ」と指摘して、大きな動揺を与えた。
+
:その最期は自分の[[正義]]を信じて戦っている自軍部隊に対し、「正義は星の数ほどある。お前達のは自分勝手な正義だ」と指摘して、大きな動揺を与えた。
;[[スーパーロボット大戦R]]
+
;;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
 +
::島田彰氏逝去後の初のライブラリ出演。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}}
 
:過去に[[神江宇宙太|宇宙太]]・[[神北恵子|恵子]]の犠牲で倒された設定であったが、突如謎の復活を遂げ、居合わせた者に絶望感を与えた。
 
:過去に[[神江宇宙太|宇宙太]]・[[神北恵子|恵子]]の犠牲で倒された設定であったが、突如謎の復活を遂げ、居合わせた者に絶望感を与えた。
:しかし、序盤における出番はここだけで、本格的な活動が見られるのは過去編から。本作では[[ティス]]を通して[[機械帝国ガルファ]]と共闘する。
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:しかし、序盤における出番はここだけで、本格的な活動が見られるのは過去編から。本作では[[ティス]]を通して[[機械帝国ガルファ]]と共闘する。最後は原作同様に散々に悪態をついた末に爆死するが、その後歴史が変わって[[コンピュータドール第8号]]も倒されたため、二度と復活する事は無かった模様。
:序盤は交渉に来た'''[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]達を「勉強」と称して[[バンドック]]から突き落とす'''等、相変わらずの非道ぶりを見せる。しかし、原作における[[人間爆弾]]作戦を実行する事は無く、よくティスにおちょくられる等、比較的にコミカルな場面が目立ち、残虐行為は他作品と比べて抑え気味。
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:序盤は交渉に来た'''[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]達を「物理学の勉強」と称して[[バンドック]]から突き落とす'''等、相変わらずの非道ぶりを見せる。しかし、原作における[[人間爆弾]]作戦を実行する事は無く、よくティスにおちょくられる等、比較的にコミカルな場面が目立ち、残虐行為は他作品と比べて抑え気味。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
:[[獣人 (グレンラガン)|獣人]]たちと共闘する。
 
:[[獣人 (グレンラガン)|獣人]]たちと共闘する。
   −
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では存在感の増大に伴い能力もかなり強化されている。艦長効果もあって命中が非常に高い。さらにブッチャー本人、バンドック共々'''宇宙の地形適応'''Sなおかげで恐ろしく強い。
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『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では存在感の増大に伴い能力もかなり強化されている。[[小隊長能力|艦長効果]]もあって[[命中#命中(能力)|命中]]が非常に高い。さらにブッチャー本人、バンドック共々'''[[宇宙]]の[[地形適応]]'''Sなおかげで恐ろしく強い。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
:'''[[ド根性]]、[[根性]]、[[気合]]、[[必中]]、[[加速]]、[[脱力]]'''
 
:'''[[ド根性]]、[[根性]]、[[気合]]、[[必中]]、[[加速]]、[[脱力]]'''
:実際はマップ『新しい力』または『人間爆弾の恐怖』のイベントでド根性を使用するのみ。
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:マップ『新しい力』または『人間爆弾の恐怖』のイベントでド根性を使用する。
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
:'''[[ド根性]]、[[脱力]]、[[必中]]、[[鉄壁]]、[[気合]]'''
 
:'''[[ド根性]]、[[脱力]]、[[必中]]、[[鉄壁]]、[[気合]]'''
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
:'''[[底力]]L9、[[闘争心]]、[[戦意高揚]]、気力+(ダメージ)、[[気力限界突破]]'''
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:'''[[底力]]L9、[[闘争心]]、[[戦意高揚]]、[[気力+系技能|気力+(ダメージ)]]、[[気力限界突破]]'''
 
:ほぼ全て気力関連で占められており、さらに本人が超強気なので気力が相当上がりやすい。高レベルの底力があるので防御面も決して悪くない。
 
:ほぼ全て気力関連で占められており、さらに本人が超強気なので気力が相当上がりやすい。高レベルの底力があるので防御面も決して悪くない。
 
; [[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
 
; [[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
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: '''[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L1'''
 
: '''[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L1'''
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=== [[小隊長能力]](艦長効果) ===
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=== [[小隊長能力|艦長効果]] ===
 
;命中率+30%
 
;命中率+30%
 
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。艦長効果と宇宙Sのお陰でバンドック砲をバカスカ当ててくる。
 
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。艦長効果と宇宙Sのお陰でバンドック砲をバカスカ当ててくる。
87行目: 98行目:  
;[[コンピュータドール第8号|ガイゾック]]
 
;[[コンピュータドール第8号|ガイゾック]]
 
:[[ガイゾック]]の首領。ブッチャーに指令を出す。正確には[[コンピュータドール第8号]]。
 
:[[ガイゾック]]の首領。ブッチャーに指令を出す。正確には[[コンピュータドール第8号]]。
 +
:部下に対しては横暴にふるまうブッチャーも恐れ平伏す「神」の如き存在であり、失敗に次ぐ失敗により[[神北兵左衛門|バンドックを中破させる]]愚を犯した事で激怒。怒りの雷撃を浴びせた上、[[赤騎士デスカイン]]と[[青騎士ヘルダイン]]を与え[[特攻]]同然の出撃命令を下す。
 
;[[ギッザー]]
 
;[[ギッザー]]
:部下。ガイゾックの作戦士官。ブッチャーの指示に'''「ギョイ、ブッチャー」'''と同意するというのが定番のやり取り。
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:部下。ガイゾックの作戦士官。ブッチャーの指示に「ギョイ、ブッチャー」と同意するというのが定番のやり取り。
 
;[[バレター]]
 
;[[バレター]]
 
:部下。ガイゾックの作戦士官。
 
:部下。ガイゾックの作戦士官。
 
;ズブター
 
;ズブター
 
:ガイゾックの技術士官。部下だが、二度のみの登場。SRW未登場。
 
:ガイゾックの技術士官。部下だが、二度のみの登場。SRW未登場。
 +
;ギラ
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:漫画版オリジナルキャラ。増援部隊の班長。バンドックを破壊されたブッチャーが増援の為に招聘するも、ブッチャー諸共にザンボット3により宇宙の塵にされた。
 
;[[ガイゾック兵]]
 
;[[ガイゾック兵]]
 
:配下の[[一般兵]]。
 
:配下の[[一般兵]]。
102行目: 116行目:  
:ブッチャーおよびベガ大王の二人とも図体が大きいので、この二人の会話シーンは画面が妙に狭く感じる。
 
:ブッチャーおよびベガ大王の二人とも図体が大きいので、この二人の会話シーンは画面が妙に狭く感じる。
 
;[[アルテア]]、[[螺旋城]]、[[ゼロ (電童)|ゼロ]]
 
;[[アルテア]]、[[螺旋城]]、[[ゼロ (電童)|ゼロ]]
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では彼らと共同戦線を張る。
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:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では彼らと共同戦線を張る。終盤で原作通りの言い訳を行った結果、アルテアから'''「昔の私のようだ」'''と呆れられていた。
 
;[[テラル]]
 
;[[テラル]]
 
:『Z』での同盟相手であるが、よく彼をおちょくっている。テラルの方からは内心軽蔑されており、素性に疑念を抱かれている。
 
:『Z』での同盟相手であるが、よく彼をおちょくっている。テラルの方からは内心軽蔑されており、素性に疑念を抱かれている。
120行目: 134行目:  
=== ガンダムシリーズ ===
 
=== ガンダムシリーズ ===
 
;[[アムロ・レイ]]、[[ブライト・ノア]]
 
;[[アムロ・レイ]]、[[ブライト・ノア]]
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』ではリアル系の序盤で、[[ネオ・ジオン]]のアクシズ落としの騒ぎに便乗して登場する。その際に5年前に倒したはずの[[ガイゾック]]が復活した事で、最終決戦での[[神江宇宙太|宇宙太]]と[[神北恵子|恵子]]の死が無駄になったと感じた彼らに悔しさを味あわせた。
+
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』ではリアル系の序盤で、[[ネオ・ジオン]]のアクシズ落としの騒ぎに便乗して登場する。その際に5年前に倒したはずの[[ガイゾック]]が復活した事で、最終決戦での[[神江宇宙太|宇宙太]]と[[神北恵子|恵子]]の死が無駄になったと感じた彼らに悔しさを味わわせた。
 
;[[リリーナ・ドーリアン]]
 
;[[リリーナ・ドーリアン]]
 
:『R』では原作の副総理の代わりにガイゾックとの交渉に臨む。当然ブッチャーの方は交渉に応じるつもりなどなく、彼女を殺害しようとするが、すんでのところで[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に阻止される(同行した[[連邦兵]]は一人を除いて皆転落死してしまったが…)。
 
:『R』では原作の副総理の代わりにガイゾックとの交渉に臨む。当然ブッチャーの方は交渉に応じるつもりなどなく、彼女を殺害しようとするが、すんでのところで[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に阻止される(同行した[[連邦兵]]は一人を除いて皆転落死してしまったが…)。
    
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
 +
;[[スバル・リョーコ]]
 +
:『R』でナデシコルートを選ぶと、上記のアムロとブライト同様に悔しさと絶望を味わわせる。
 
;[[アマノ・ヒカル]]
 
;[[アマノ・ヒカル]]
 
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では彼女にバンドックのデザインを「かわいい」と評され、気を良くする場面もあった。
 
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では彼女にバンドックのデザインを「かわいい」と評され、気を良くする場面もあった。
132行目: 148行目:  
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』では彼と共同戦線をとっていたが、ガイゾックが協定を無視して[[人間爆弾]]などの非道な作戦をとった為、彼に見限られてしまう。
 
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』では彼と共同戦線をとっていたが、ガイゾックが協定を無視して[[人間爆弾]]などの非道な作戦をとった為、彼に見限られてしまう。
 
;[[ヴィンデル・マウザー]]
 
;[[ヴィンデル・マウザー]]
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では諸事情から彼と手を組む事に。本来殲滅対象である地球人と手を組む皮肉な結果となったことで、主人公([[アクセル・アルマー|アクセル]]or[[ラミア・ラヴレス|ラミア]])は目的と手段が逆転していると述べた。彼の方は意外にもブッチャーの思想に理解を示す様子も。
+
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では諸事情から彼と手を組む事に。本来殲滅対象である地球人と手を組む皮肉な結果となったことで、主人公([[アクセル・アルマー|アクセル]]or[[ラミア・ラヴレス|ラミア]])は目的と手段が逆転していると述べた。彼の方は意外にもブッチャーの思想に理解を示す様子も伺えたが、実際は[[Wシリーズ]]同様「人形」として自分の都合で利用していたに過ぎなかった。
 
;[[ティス]]
 
;[[ティス]]
 
:『R』における[[デュミナス]]・[[機械帝国ガルファ]]とのパイプ役。彼女に色々とおちょくられることも。
 
:『R』における[[デュミナス]]・[[機械帝国ガルファ]]とのパイプ役。彼女に色々とおちょくられることも。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 +
;「フホホホ、殺し甲斐のある奴がおるわい!」
 +
:第5話「海が怒りに燃える時」より。自分たちのせいで避難している船を見た時の一言。まるで子供が虫を虐め殺すかのような反応である。
 
;「楽しみじゃのぅ。それにしても、人をすぐ助けるのは地球人の悪い癖じゃ! ホホホホホ、ホホホホホホ…」
 
;「楽しみじゃのぅ。それにしても、人をすぐ助けるのは地球人の悪い癖じゃ! ホホホホホ、ホホホホホホ…」
 
:第18話「アキと勝平」より。副官[[ギッザー]]から「([[アキ]]に仕掛けられた[[人間爆弾]]の起爆は)もう間も無くです」と聞かされての台詞。
 
:第18話「アキと勝平」より。副官[[ギッザー]]から「([[アキ]]に仕掛けられた[[人間爆弾]]の起爆は)もう間も無くです」と聞かされての台詞。
 
:爆弾を仕掛けられた人間の苦しむ様を「楽しみ」とする、ブッチャーの残虐非道ぶりを象徴する台詞。
 
:爆弾を仕掛けられた人間の苦しむ様を「楽しみ」とする、ブッチャーの残虐非道ぶりを象徴する台詞。
 +
;「一匹たりとも逃すでない!!」
 +
:第22話「ブッチャー最後の日」でキング・ビアルから脱出するカプセルを発見した際の台詞。自分より弱い物には徹底して威張るブッチャーらしい台詞であるが、ここで戦闘を疎かにしたせいで彼の敗死が確定してしまう。
 
;ブッチャー「お前達は一体何のためにワシと戦ったのだ!?」<br/>勝平「何のためェ? そりゃあ、地球の平和を守るために決まってるじゃねぇか!」<br/>ブッチャー「ホ! 一体誰がそんな事を頼んだのだ?」<br/>勝平「だ…誰も頼みゃあしないっ!」<br/>ブッチャー「お前の身内の者は、戦いの度に次々と死んでいった。『地球を守る』と言って! だが、どこの、誰が、有難がってくれるんだ!? 誰があそこで感謝している!? 誰が喜んでくれるんだァ!!」<br/>勝平「う…うるせぇ! ゴタゴタ言うなァ! 地球はオレの生まれて育った所なんだ! 誰にも荒らさせないぞ!!」<br/>ブッチャー「ムホホホホホホホ…! 無駄な事を! 地球はいずれにしろ滅びる運命にあるのだ! 滅びる運命に…フォハハハハハハ…のはあぁぁぁぁぁぁっ!!」
 
;ブッチャー「お前達は一体何のためにワシと戦ったのだ!?」<br/>勝平「何のためェ? そりゃあ、地球の平和を守るために決まってるじゃねぇか!」<br/>ブッチャー「ホ! 一体誰がそんな事を頼んだのだ?」<br/>勝平「だ…誰も頼みゃあしないっ!」<br/>ブッチャー「お前の身内の者は、戦いの度に次々と死んでいった。『地球を守る』と言って! だが、どこの、誰が、有難がってくれるんだ!? 誰があそこで感謝している!? 誰が喜んでくれるんだァ!!」<br/>勝平「う…うるせぇ! ゴタゴタ言うなァ! 地球はオレの生まれて育った所なんだ! 誰にも荒らさせないぞ!!」<br/>ブッチャー「ムホホホホホホホ…! 無駄な事を! 地球はいずれにしろ滅びる運命にあるのだ! 滅びる運命に…フォハハハハハハ…のはあぁぁぁぁぁぁっ!!」
:第22話「ブッチャー最後の日」での[[神勝平|勝平]]とのやりとり。数々の容赦無い「現実」を突き付けるブッチャーの問いに勝平は動揺した。
+
:同22話での[[神勝平|勝平]]とのやりとり。数々の容赦無い「現実」を突き付けるブッチャーの問いに勝平は動揺した。
 
:最終話における[[コンピュータドール第8号]]と勝平との問答シーンと並ぶ'''「勧善懲悪の構造の逆転と相対化」'''の場面。
 
:最終話における[[コンピュータドール第8号]]と勝平との問答シーンと並ぶ'''「勧善懲悪の構造の逆転と相対化」'''の場面。
 +
<!--:もっとも、住んでいる星がガイゾックのような非道極まりない外敵に蹂躙されたとして、いざその脅威が無くなって喜ばない現住生物など居ようはずがないので、そもそもがこのブッチャーの言い訳は'''侵略側の一方的な決めつけで、何ら論理的ではないただの世迷い事'''に過ぎないのだが。(つまり、翌週のドール8号との最後の舌戦の伏線に過ぎない)-->
 +
<!--これは神ファミリーの奮闘ぶりに対する皮肉であって、決めつけとか世迷言とかそういうことじゃないと思うけど-->
 +
:「いずれにしろ~」は『AP』にて撃墜台詞に採用されている。
 +
;「30分だと!! だめだ20分、いや10分でこい」<br/>ギラ「し…しかし」<br/>「しかしもくそもあるか。10分でこいといったらこい」
 +
:漫画版最終回より、増援部隊を呼んだ際のやり取り。こうも追い詰められてしまっては威厳など全くなく、小物丸出しである。
 +
;「グワッ」
 +
:同じく漫画版最終回より、ザンボムーンアタックを受けた際の断末魔。原作とは打って変わって、あまりにあっけない最期であった。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;「それが何か? 人間はいっぱいいるんだから、少しぐらい使ってもいいだろうに」
 
;「それが何か? 人間はいっぱいいるんだから、少しぐらい使ってもいいだろうに」
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』セツコ編第33話「星が輝く時」より。人間爆弾イベントで[[グランナイツ]]からその非道な行いを非難された際に、ブッチャーが返した台詞。まさに極悪非道極まれりな台詞。
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:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』セツコ編第33話「星が輝く時」に於ける[[天空侍斗牙]]との戦闘前会話より。人間爆弾について[[グランナイツ]]からその非道な行いを非難され、ブッチャーが返した台詞。まさに極悪非道極まれりな台詞。
 
;「う~ん…実に美しい。まるでお人形のようだな」
 
;「う~ん…実に美しい。まるでお人形のようだな」
 
:『Z』第43話「運命と自由と」のエンドデモより。[[ヒューギ・ゼラバイア|ヒューギ]]が[[スカルムーン連合]]に来訪した際、彼が連れてきた[[ルフィーラ・ゼラバイア|ルフィーラ]]を一瞥して言い放った一言。当然、実の妹をこのように言われたヒューギは一瞬怒りの表情を見せていた。とはいえ、実際ルフィーラは人形に近い存在と言えなくもないため、ブッチャーの言動は的を得ていたと言える。もっとも、そのブッチャー本人も「人形」のような存在ではあるが。
 
:『Z』第43話「運命と自由と」のエンドデモより。[[ヒューギ・ゼラバイア|ヒューギ]]が[[スカルムーン連合]]に来訪した際、彼が連れてきた[[ルフィーラ・ゼラバイア|ルフィーラ]]を一瞥して言い放った一言。当然、実の妹をこのように言われたヒューギは一瞬怒りの表情を見せていた。とはいえ、実際ルフィーラは人形に近い存在と言えなくもないため、ブッチャーの言動は的を得ていたと言える。もっとも、そのブッチャー本人も「人形」のような存在ではあるが。
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:上記の場面の後、ヒューギに問うた台詞。相変わらずの物言いであるが、ヒューギも律儀に'''46字で返答した'''点が笑いを誘う。
 
:上記の場面の後、ヒューギに問うた台詞。相変わらずの物言いであるが、ヒューギも律儀に'''46字で返答した'''点が笑いを誘う。
 
:その後、「とりあえず地球を滅ぼすって事でOK?」と解釈し、一応は納得した模様。
 
:その後、「とりあえず地球を滅ぼすって事でOK?」と解釈し、一応は納得した模様。
;ヒューギ「面白い見世物だな、ガガーン殿。次はそちらの[[ジーラ|生意気な女]]かな?」<br />ガガーン「お望みとあらば、この場で処刑しよう。貴公の歓迎の場であるしな」<br />ブッチャー「ホッホッホ! ただ撃つのでは面白くない…頭に当たったら100点、胴体は50点、手足は20点、胸は200点でゲームをするのはどうだ?」
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;「ホッホッホ! ただ撃つのでは面白くない…頭に当たったら100点、胴体は50点、手足は20点、胸は200点でゲームをするのはどうだ?」
 
:同上。ジーラを余興と称して殺そうとするヒューギとガガーンの尻馬に乗っての軽口。この3名の狂気じみた所業にベガ大王はドン引きし、ガットラーも地球洪水作戦決行の意思を固めることになる。
 
:同上。ジーラを余興と称して殺そうとするヒューギとガガーンの尻馬に乗っての軽口。この3名の狂気じみた所業にベガ大王はドン引きし、ガットラーも地球洪水作戦決行の意思を固めることになる。
 
;ギッザー「ブッチャー様におかれましては、いつものように戦いを楽しまれれば……」<br/>ブッチャー「馬鹿もん! そんな事を言っている場合ではないのだ! [[コンピュータドール第8号|ガイゾックの神]]は、失敗続きの私にお怒りなのだぞ!」<br/>バレター「ガイゾックの神…? 何ですか? それは?」<br/>ブッチャー「お、お前達は知らなくていい!! とにかくやるのだ! この戦いに勝たねば、我々の命はないと思え!」
 
;ギッザー「ブッチャー様におかれましては、いつものように戦いを楽しまれれば……」<br/>ブッチャー「馬鹿もん! そんな事を言っている場合ではないのだ! [[コンピュータドール第8号|ガイゾックの神]]は、失敗続きの私にお怒りなのだぞ!」<br/>バレター「ガイゾックの神…? 何ですか? それは?」<br/>ブッチャー「お、お前達は知らなくていい!! とにかくやるのだ! この戦いに勝たねば、我々の命はないと思え!」
 
:『Z』第54話「魂の凱歌」における[[ギッザー|部下]][[バレター|二人]]とのやり取り。この頃となると原作通りの失敗続きで余裕がなくなってきており、[[神]]の名をブツブツ唱えながら部下に当たり散らす様を[[ゼオ・ガットラー|ガットラー]]からは「壊れた」と評されている(無論、ガットラーはブッチャーの「正体」も、「ガイゾックの神」が何なのかは知らないだろうが)。
 
:『Z』第54話「魂の凱歌」における[[ギッザー|部下]][[バレター|二人]]とのやり取り。この頃となると原作通りの失敗続きで余裕がなくなってきており、[[神]]の名をブツブツ唱えながら部下に当たり散らす様を[[ゼオ・ガットラー|ガットラー]]からは「壊れた」と評されている(無論、ガットラーはブッチャーの「正体」も、「ガイゾックの神」が何なのかは知らないだろうが)。
 
:その後、いつもの調子をかなぐり捨てて全軍に攻撃を指示する所を[[テラル]]は「一切の遊びを最初から廃している」と評し、警戒する事となる。
 
:その後、いつもの調子をかなぐり捨てて全軍に攻撃を指示する所を[[テラル]]は「一切の遊びを最初から廃している」と評し、警戒する事となる。
;「愉快痛快! 司令室に落とし穴を作っておいて本当に良かった!」
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;「愉快痛快! 司令室に落とし穴を作っておいて本当によかった!」
:『[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク|ZSPD]]』で'''任務に失敗した[[ガイゾック兵]]に「絞首刑」「銃殺」「くすぐり地獄」の三択を提示し、どれも選べなかった彼を選択肢外の「落とし穴の刑」に処し悦に入る'''が、その残虐さは[[テラル]]の激怒を招く事に。
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:『[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク|ZSPD]]』第2話グローリー・スター レポート「テラルの決意」より。'''任務に失敗した[[ガイゾック兵]]に「絞首刑」「銃殺」「くすぐり地獄」の三択を提示し、どれも選べなかった彼を選択肢外の「[[ドーテム・ゲルヒン|落とし穴の刑]]」に処し悦に入る'''が、その残虐さは[[テラル]]の激怒を招く事に。
    
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
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;「ご先祖様ァ!? ホ! 知らんのォ! かな~りの数の星を滅ぼしてきたからのォ」
 
;「ご先祖様ァ!? ホ! 知らんのォ! かな~りの数の星を滅ぼしてきたからのォ」
 
:同上。「ご先祖の仇をとらせてもらう」と言う勝平に対して返した台詞。ブッチャーが今までどれほどの破壊と殺戮を繰り返してきたのかがよく分かる台詞。
 
:同上。「ご先祖の仇をとらせてもらう」と言う勝平に対して返した台詞。ブッチャーが今までどれほどの破壊と殺戮を繰り返してきたのかがよく分かる台詞。
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;(最近、我が神、ガイゾックの様子がおかしいのォ…どういうことなんじゃ?)
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:『IMPACT』第3部銀河決戦篇第10話「海よ、大地よ」より。「ハジマリノチ」と不可解な言動をするガイゾックに従うが、流石のブッチャーも困惑する。
 
;「ホ~ホッホッホォッ! 地球にもセンスの有る奴がおるようじゃのう」<br />「皆殺しにするのに変わりないがのぉ。ホ~ッホッホッ」
 
;「ホ~ホッホッホォッ! 地球にもセンスの有る奴がおるようじゃのう」<br />「皆殺しにするのに変わりないがのぉ。ホ~ッホッホッ」
 
:『IMPACT』第3部銀河決戦篇第17話「ブッチャーの最期」より。バンドックのデザインを「可愛い」と評した[[アマノ・ヒカル|ヒカル]]の発言に気を良くするも、その続きは相変わらずの外道な発言。
 
:『IMPACT』第3部銀河決戦篇第17話「ブッチャーの最期」より。バンドックのデザインを「可愛い」と評した[[アマノ・ヒカル|ヒカル]]の発言に気を良くするも、その続きは相変わらずの外道な発言。
 
;「今日が貴様らの最後の日だ!!」
 
;「今日が貴様らの最後の日だ!!」
:(原作におけるサブタイトル名に因んだ)戦闘台詞の一つ。『Z』ではギッザー、バレターの台詞と共に[[グラヴィオン]]、[[ゴッドシグマ]]、[[バルディオス]]との[[特殊戦闘台詞]]に採用された。
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:戦闘台詞の一つ。原作のサブタイトルに因んでいる。『Z』ではギッザー、バレターの台詞と共に[[グラヴィオン]]、[[ゴッドシグマ]]、[[バルディオス]]との[[特殊戦闘台詞]]に採用された。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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:『[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])』第36話「運命に向かう者たち」or「メン・オブ・デスティニー」より。最期の台詞。
 
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])』第36話「運命に向かう者たち」or「メン・オブ・デスティニー」より。最期の台詞。
 
:[[テンカワ・アキト|アキト]]の「自分の[[正義]]を信じて戦っている」という言葉にこう返して、一同を意気消沈させた。
 
:[[テンカワ・アキト|アキト]]の「自分の[[正義]]を信じて戦っている」という言葉にこう返して、一同を意気消沈させた。
;「ほーほっほっほっ。相も変わらず人間どもは戦争を続けているようじゃの」<br/>「確かに、あの時は不覚をとり、わしらは敗れた。だが、偉大なるガイゾックの神はわしらを甦らせ、今一度チャンスをくださったのだ」<br/>「一人や二人どころではない。もっと大勢の命を奪う戦争を平気でしているお前たちにそれを言う資格があるのか? わしから見れば新連邦もネオ・ジオンもみな同じよ。ほ~っほっほっ」
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;「ほーほっほっほっ。相も変わらず人間どもは戦争を続けているようじゃの」<br/>「確かに、あの時は不覚をとり、わしらは敗れた。だが、偉大なるガイゾックの神はわしらを甦らせ、今一度チャンスをくださったのだ」<br/>「一人や二人どころではない。もっと大勢の命を奪う戦争を平気でしているお前たちにそれを言う資格があるのか? わしから見れば[[新地球連邦|新連邦]]も[[ネオ・ジオン]]もみな同じよ。ほ~っほっほっ」
 
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』第3話ラー・カイラムルート「νガンダム」において、5年前に打倒されたはずのブッチャーが復活した事に[[アムロ・レイ|アムロ]]と[[ブライト・ノア|ブライト]]は驚愕した。
 
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』第3話ラー・カイラムルート「νガンダム」において、5年前に打倒されたはずのブッチャーが復活した事に[[アムロ・レイ|アムロ]]と[[ブライト・ノア|ブライト]]は驚愕した。
:確かにブッチャーから見れば、[[地球]]に[[アクシズ]]落としを引き起こそうとする[[シャア・アズナブル|シャア]]も、[[ネオ・ジオン]]と[[火星の後継者]]を滅ぼそうとする[[デキム・バートン|デキム]]も「大勢の人類の命を奪う戦争を起こす者」としか見ておらず、アムロはただ何も言い返せずに憤るしかなかった……。
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:確かにブッチャーから見れば、[[地球]]に[[アクシズ]]落としを引き起こそうとする[[シャア・アズナブル|シャア]]も、[[ネオ・ジオン]]と[[火星の後継者]]を滅ぼそうとする[[デキム・バートン|デキム]]も「大勢の人類の命を奪う戦争を起こす者」であり、殺人という意味では彼の所業となんら変わりない。アムロは何も言い返せずにただ、憤るしかなかった……。
 
:第3話ナデシコルート「再会のレシピ」にて同様の台詞を言うが、「新連邦もネオ・ジオンもみな同じ」の下りは無い。
 
:第3話ナデシコルート「再会のレシピ」にて同様の台詞を言うが、「新連邦もネオ・ジオンもみな同じ」の下りは無い。
;「ブッチャー先生の楽しいお勉強よ。ほーっほっほっ」<br />「それでは、ここで問題です体の大きな連邦兵と、体の小さなリリーナ嬢を同時に落とすと、どちらが先に地面に落ちるでしょうか?」<br />「さぁ、みんなで考えましょう」
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;「ブッチャー先生の楽しいお勉強よ。ほーっほっほっ」<br />「それでは、ここで問題です。体の大きな連邦兵と、体の小さなリリーナ嬢を同時に落とすと、どちらが先に地面に落ちるでしょうか?」<br />「さぁ、みんなで考えましょう」
 
:『R』第8話「バンドック現る!」において、ガイゾックと交渉に来た[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]と護衛の連邦兵をバンドックから突き落とす際の台詞。
 
:『R』第8話「バンドック現る!」において、ガイゾックと交渉に来た[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]と護衛の連邦兵をバンドックから突き落とす際の台詞。
 
:本作のブッチャーの台詞の中では数少ない非道極まれる台詞。
 
:本作のブッチャーの台詞の中では数少ない非道極まれる台詞。
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*「キラー・ザ・ブッチャー」という名前は、1970年代の悪役プロレスラー「'''キラー'''・トーア・カマタ」と、彼の[[ライバル]]でもあった超有名悪役プロレスラー「アブドーラ・'''ザ・ブッチャー'''」の名前を合成したものである
 
*「キラー・ザ・ブッチャー」という名前は、1970年代の悪役プロレスラー「'''キラー'''・トーア・カマタ」と、彼の[[ライバル]]でもあった超有名悪役プロレスラー「アブドーラ・'''ザ・ブッチャー'''」の名前を合成したものである
 
**なお、命名者はプロレスマニアである小説家の高千穂遥氏。キャラクターデザインも、高千穂氏が安彦良和氏にブッチャーの写真を渡し、それを参考に進めたものである。
 
**なお、命名者はプロレスマニアである小説家の高千穂遥氏。キャラクターデザインも、高千穂氏が安彦良和氏にブッチャーの写真を渡し、それを参考に進めたものである。
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*アニメ本編のスタッフロールでは「キラーザ・ブッチャー」と表記されていた。
    
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[[category:登場人物か行]]
 
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[[category:無敵シリーズ]]
 
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