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策士型で、冷静沈着かつ類稀な頭脳の持ち主であり、チェスなどの思考ゲームを得意としている。持論は「戦略は戦術に勝る」「王は前線に出ねば兵は付いてこない」など。必要とあらば人的損失も気にせず、目的のためには手段を問わない。このように一見は「冷徹な軍師」タイプのキャラクターなのだが、その一方で、自分の計画外のイレギュラーな出来事には全く対処できない融通の悪さや、プライベートで心を許した人物に関しては非情になりきれない甘さ、歳相応の思春期の悩みに惑わされる精神的な脆弱さなど、メンタル面で結構な弱点を持つ。また、過去の失態で失った信頼を取り戻せず、寧ろ、自身の言動が原因で信頼を失墜させてばかりと組織における人間関係に関してもかなり問題があるという弱点もある。
 
策士型で、冷静沈着かつ類稀な頭脳の持ち主であり、チェスなどの思考ゲームを得意としている。持論は「戦略は戦術に勝る」「王は前線に出ねば兵は付いてこない」など。必要とあらば人的損失も気にせず、目的のためには手段を問わない。このように一見は「冷徹な軍師」タイプのキャラクターなのだが、その一方で、自分の計画外のイレギュラーな出来事には全く対処できない融通の悪さや、プライベートで心を許した人物に関しては非情になりきれない甘さ、歳相応の思春期の悩みに惑わされる精神的な脆弱さなど、メンタル面で結構な弱点を持つ。また、過去の失態で失った信頼を取り戻せず、寧ろ、自身の言動が原因で信頼を失墜させてばかりと組織における人間関係に関してもかなり問題があるという弱点もある。
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ファンの間で殊更誇張され「運動音痴」と誤解されがちだが運動神経はそこそこ優秀(ただしスタミナが無く、同年代の女子以下)。母親マリアンヌが元ナイトオブラウンズであり、戦功によって皇妃にまで登り詰めたことを考慮すると憎悪している父親の血を濃く受け継いでしまったのかもしれない。KMFの操縦も基本的な技術は習得しており、劇中ではKMFを使って巨大ピザを焼いてみせるなどセンスにも長けているが、周囲にエース級の搭乗者が多く、その対比からかなり弱く見えてしまっている([[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|破界篇]]のロボット図鑑の解説文でもその旨のフォローが有り)。その為、彼専用のKMFが登場するまでは、かなりの数の機体に乗り換えている(小説ではC.C.に皮肉を言われた)。
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ファンの間で殊更誇張され「運動音痴」と誤解されがちだが運動神経はそこそこ優秀(ただしスタミナが無く、同年代の女子以下)。KMFの操縦も基本的な技術は習得しており、劇中ではKMFを使って巨大ピザを焼いてみせるなどセンスにも長けているが、周囲にエース級の搭乗者が多く、その対比からかなり弱く見えてしまっている([[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|破界篇]]のロボット図鑑の解説文でもその旨のフォローが有り)。その為、彼専用のKMFが登場するまでは、かなりの数の機体に乗り換えている(小説ではC.C.に皮肉を言われた)。
    
自分に感謝や恩を感じさせてくれた人物(ユーフェミア、シャーリー、スザクなど)に、結果として仇で報いてしまうことが多く、その意味で不運な人物である。
 
自分に感謝や恩を感じさせてくれた人物(ユーフェミア、シャーリー、スザクなど)に、結果として仇で報いてしまうことが多く、その意味で不運な人物である。
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捕縛された後、ルルーシュは皇帝シャルルのもとへと送られる。その際、行方不明のC.C.を誘き出す囮として使うために、ギアスで記憶を書き換えられる(内容は「ゼロであったこと」「ナナリーに関すること」「皇族であったこと」の3つの消去)。
 
捕縛された後、ルルーシュは皇帝シャルルのもとへと送られる。その際、行方不明のC.C.を誘き出す囮として使うために、ギアスで記憶を書き換えられる(内容は「ゼロであったこと」「ナナリーに関すること」「皇族であったこと」の3つの消去)。
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1期とR2の間の出来事である「[[コードギアス 亡国のアキト|亡国のアキト]]」では、その後に「ジュリアス・キングスレイ」という仮初の人格を植え付けられ、この人格がどこまで働くかの実験として膠着気味だった欧州戦線に監視役のスザクと共にユーロ・ブリタニアへ皇帝名代の軍師として送られる。この人格は自分の能力に過剰なまでの自信を持っており、敵対者を笑いながら踏みにじるなど、ルルーシュの負の側面のみを抽出し、極端に強調したようなものになっていた。 なお、この人格が表に出ている時はギアス能力は使えない。
1期とR2の間の出来事である「[[コードギアス 亡国のアキト|亡国のアキト]]」では、その後に「ジュリアス・キングスレイ」という仮初の人格を植え付けられ、この人格がどこまで働くかの実験として膠着気味だった欧州戦線に監視役のスザクと共にユーロ・ブリタニアへ皇帝名代の軍師として送られる。この人格は自分の能力に過剰なまでの自信を持っており、敵対者を笑いながら踏みにじるなど、ルルーシュの負の側面のみを抽出し、極端に強調したようなものになっていた。 なお、この人格が表に出ている時はギアス能力は使えない。
      
その後は「テロを装った犯行声明と高度な情報操作によりE.U.国内を大混乱に陥れ、その隙を突いて攻め込む」という大胆な作戦を提案・実行。皇帝の名代という立場を使って大公らを反逆者として幽閉し、ユーロ・ブリタニアをほぼ完全に掌握するが、シン・ヒュウガ・シャイングとの会話をきっかけに錯乱。記憶が戻るが幼児退行を起こしてしまう。
 
その後は「テロを装った犯行声明と高度な情報操作によりE.U.国内を大混乱に陥れ、その隙を突いて攻め込む」という大胆な作戦を提案・実行。皇帝の名代という立場を使って大公らを反逆者として幽閉し、ユーロ・ブリタニアをほぼ完全に掌握するが、シン・ヒュウガ・シャイングとの会話をきっかけに錯乱。記憶が戻るが幼児退行を起こしてしまう。
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その後はスザクとともに幽閉されるが、精神は退行したままで、かつてスザクと二人で過ごした夏の思い出ばかりを語る。そしてスザクに水を要求したところで感情的になってしまった彼に首を絞められてしまうが、この時の一瞬だけ本来のルルーシュの人格が一瞬戻り、スザクに「俺を殺せ」と告げ、スザクは我に返り踏みとどまった。
 
その後はスザクとともに幽閉されるが、精神は退行したままで、かつてスザクと二人で過ごした夏の思い出ばかりを語る。そしてスザクに水を要求したところで感情的になってしまった彼に首を絞められてしまうが、この時の一瞬だけ本来のルルーシュの人格が一瞬戻り、スザクに「俺を殺せ」と告げ、スザクは我に返り踏みとどまった。
 
その後は本国の使者としてやってきた[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]に迎えられるまで穏やかな時間を過ごした。
 
その後は本国の使者としてやってきた[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]に迎えられるまで穏やかな時間を過ごした。
      
再び記憶を書き換えられたルルーシュは、機情の監視員である[[ロロ・ランペルージ]]を弟と認識させられたまま、以前と同じく学園生活を送っていた。だが、バベルタワーで賭けチェスに興じていた時、「飛燕四号作戦」を決行した黒の騎士団のテロに遭遇。その際C.C.によって記憶改竄が解除され、再び「ゼロ」として黒の騎士団を率いることになる。
 
再び記憶を書き換えられたルルーシュは、機情の監視員である[[ロロ・ランペルージ]]を弟と認識させられたまま、以前と同じく学園生活を送っていた。だが、バベルタワーで賭けチェスに興じていた時、「飛燕四号作戦」を決行した黒の騎士団のテロに遭遇。その際C.C.によって記憶改竄が解除され、再び「ゼロ」として黒の騎士団を率いることになる。

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