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→名台詞
:『第2次α』ではトビアの台詞も合わせて[[DVE]]で収録されている。
:『第2次α』ではトビアの台詞も合わせて[[DVE]]で収録されている。
;「貴様!貴様ごときに何がわかる!わしは……わしはたったひとりで木星圏を大きくしてきたのだぞ!たった……ひとりでだ!何もない世界を!吸う空気でさえ作り出さねばならぬ世界を!70猶予年をかけて人の住処に変えてきたのだぞ!それを……地球連邦は地球の周りでぬくぬくとしていた連中は何をしてくれた!?水を切りつめ、喰い物を切りつめ、欲しいときには何もよこさなかったくせに!ようやくどうにか木星圏が自立できるようになって『国』と言えるほどの力を持てるようになると奴らはわしに政略結婚を申し出おった!」<br/>「齡80歳に手の届く老人に地球の良家の娘をくれてやるからと、これで地球とは親類だから仲良くしましょうと言いおった……。尻尾を触れと言われたのだぞ!わかるか!?この屈辱が!?」
;「貴様!貴様ごときに何がわかる!わしは……わしはたったひとりで木星圏を大きくしてきたのだぞ!たった……ひとりでだ!何もない世界を!吸う空気でさえ作り出さねばならぬ世界を!70猶予年をかけて人の住処に変えてきたのだぞ!それを……地球連邦は地球の周りでぬくぬくとしていた連中は何をしてくれた!?水を切りつめ、喰い物を切りつめ、欲しいときには何もよこさなかったくせに!ようやくどうにか木星圏が自立できるようになって『国』と言えるほどの力を持てるようになると奴らはわしに政略結婚を申し出おった!」<br/>「齡80歳に手の届く老人に地球の良家の娘をくれてやるからと、これで地球とは親類だから仲良くしましょうと言いおった……。尻尾を触れと言われたのだぞ!わかるか!?この屈辱が!?」
:最終決戦時にトビアから地球を狙う理由を問われて。「過酷な環境を開拓する中でこちらからの支援を蹴り続けた癖に、いざ国レベルまで発展した事が解るとドゥガチ死後の木星圏支配の為だと見え透いた政略結婚をされた」という、ドゥガチが地球連邦を恨む根本的原因が凝縮されている。木星圏開拓に生涯を捧げてきた実績は最早ドゥガチの生きる糧であり、人生を賭けた事業だったと言って間違いなかった<ref>事実若い頃のドゥガチは発展途上の木星圏を目に満足気な笑みをたたえているシーンがある。</ref>。それを今更感丸出しで、しかも逆撫でするような形で肯定する対応をされれば地球連邦を恨むのも無理はないだろう<ref>現にドゥガチからしてみれば地球生まれの若い女との結婚など、老い先短い自分の死後、「元総統の妻」という体裁を盾に連邦が木星を体よく支配する口実にすることは明白であり、それまで連邦側からは何の支援もしてくれなかったことも鑑みると、地球連邦へ抱く恨みと危機感は並大抵のものではないのである。</ref>。しかしながら連邦の姿勢云々や木星圏への環境・待遇改善等を主張する以前に「地球を滅ぼす」というやや短絡的かつ的外れな事を始めてしまっているので、思想が歪んでしまった「原因」こそ納得出来るが、その後の「言動」は同情出来ないだろう。
:最終決戦時にトビアから地球を狙う理由を問われて。「過酷な環境を開拓する中でこちらからの支援を蹴り続けた癖に、いざ国レベルまで発展した事が解るとドゥガチ死後の木星圏支配の為だと見え透いた政略結婚をされた」という、ドゥガチが地球連邦を恨む根本的原因が凝縮されている。木星圏開拓に生涯を捧げてきた実績は最早ドゥガチの生きる糧であり、人生を賭けた事業だったと言って間違いなかった<ref>事実若い頃のドゥガチは発展途上の木星圏を目に満足気な笑みをたたえているシーンがある。</ref>。それを今更感丸出しで、しかも逆撫でするような形で肯定する対応をされれば地球連邦を恨むのも無理はないだろう<ref>現にドゥガチからしてみれば地球生まれの若い女との結婚など、老い先短い自分の死後、「元総統の妻」という体裁を盾に連邦が木星を体よく支配する口実にすることは明白であり、それまで連邦側からは何の支援もしてくれなかったことも鑑みると、地球連邦へ抱く恨みと危機感は並大抵のものではないのである。</ref>。
;「だから…わしは滅ぼすのだよ。わしを否定しようとする全てを!そして…世界の全てを木星と同じにしてやるのだよ!」<br/>「真の人類の未来?地球不要論!?そんなものは言葉の飾りだっ!わしが真に願ってやまぬものは唯ひとつ!紅蓮の炎に焼かれて消える地球そのものだーっ!」
:しかしそれだけなら「地球を滅ぼす」などと短絡的な行動に走らず、連邦の姿勢云々や木星圏への環境・待遇改善等を主張すればよかったはずだが……彼が凶行に走った理由は連邦への憎悪だけではなかった。
:上記に続きトビアとの戦いの最中ディビニダドに搭載された10基の[[核ミサイル]]を斉射しようとした際の台詞。ドゥガチの狂気を象徴する台詞と言える。
;「さあ?医者はそうだと保証しておったがな。あるいはあやつが卑しい女であれば、あやつだけ憎んでおればそれで済んだのかも知れん」<br/>「だがあれは優しい女だったのだ。優しさを!豊かな土地で育った者にしか無い自然な心の余裕を見せ付けられるたびに、わしがわし自身をどれほどみじめに思ったか!それはわしの造って来た世界を!わしの全てを否定されるに等しかったのだ。きさまにわかるか?」
:上記台詞の続き。トビアに「だけどベルナデットはその人との間の子なんだろう?」と問われて。
:ここに来て地球滅亡を目論む真意が明かされる。それは「地球から政略結婚で来た妻がまるで地球の豊かさを体現したような心優しい女性だったために、恵まれた土地への嫉妬や木星の不毛さ=自分の無価値さを刺激させられたから。なまじ妻ができた存在なだけに直接彼女を迫害して憂さ晴らしすることもできず、鬱屈した感情を地球へ向けた」というあまりにも自己本位かつ八つ当たりに等しい理由であり、トビアを愕然とさせた。
:一方で妻自身に対しては虐待など直接危害を加える真似はしておらず、むしろ彼女の優しさを認めてすらいるところにドゥガチの妻に対する複雑な想いが見て取れる。『第2次α』ではそんな彼の心境をキンケドゥやアムロが「なぜ人の心の優しさを素直に受け止められないのか」と非難し、ベラは「愛ゆえの憎しみ」と表現している。
;「だから…わしは滅ぼすのだよ。わしを否定しようとする全てを!そして…世界の全てを木星と同じにしてやるのだよ!」<br/>「そうだとも!真の人類の未来?地球不要論!?そんなものは言葉の飾りだっ!わしが真に願ってやまぬものは唯ひとつ!紅蓮の炎に焼かれて消える地球そのものだーっ!」
:上記に続きトビアとの戦いの最中ディビニダドに搭載された10基の[[核ミサイル]]を斉射しようとした際の台詞。
:ドゥガチの狂気を象徴するシーンであると同時に、「世界滅ぼして木星と同じにする」=「自分が開拓した木星は滅んだ世界と同じ」と断言してしまう自己嫌悪感や、自分の行為が正気の沙汰でないと分かっていても暴走を止められない心の弱さを発露したシーンである。
:そんな彼の心の底に触れたトビアは断言した。ドゥガチは、木星人は怪物などではなく「心の歪んだだけのただの人間」であると。
;「若造の言うことかああっ!」
;「若造の言うことかああっ!」
:トビアに「心の歪んだだけのただの人間」と言われた際に放った台詞。長谷川氏曰く富野監督の指示で追加された台詞だそうで、「(監督の)本音かなぁ?」との事。'''『若造が言わないようなことを若造が言わざるを得ないほどの事態』'''を引き起こした老害が言っていい言葉ではない。
:トビアに「心の歪んだだけのただの人間」と言われた際に放った台詞。長谷川氏曰く富野監督の指示で追加された台詞だそうで、「(監督の)本音かなぁ?」との事。'''『若造が言わないようなことを若造が言わざるを得ないほどの事態』'''を引き起こした老害が言っていい言葉ではない。
:『第2次α』ではハマーンと休戦したルートでのみDVE。
:『第2次α』ではハマーンと休戦したルートでのみDVE。
;「ふはははは……見ろ!。ち…地球が燃えるぞ…すべてが消えてゆく。ふ、ふはは…あはははは…」
;「ふはははは……見ろ!ち…地球が燃えるぞ…すべてが消えてゆく。ふ、ふはは…あはははは…」
:X3の自爆に巻き込まれ、コックピット内で炎に包まれながら言った台詞。この後キンケドゥに「たとえ幻でもあなたにそれを見せるわけにはいかない」と言われ、止めを刺された。長谷川氏の作風の都合でグロテスクさは無いものの、止めを刺されるシーンその物は明確に描かれた。
:X3の自爆に巻き込まれ、コックピット内で炎に包まれながら言った台詞。この後キンケドゥに「たとえ幻でもあなたにそれを見せるわけにはいかない」と言われ、止めを刺された。長谷川氏の作風の都合でグロテスクさは無いものの、止めを刺されるシーンその物は明確に描かれた。
:こちらも『第2次α』ではハマーンと休戦したルートでのみDVE。
:こちらも『第2次α』ではハマーンと休戦したルートでのみDVE。