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18話から…しかしまだ「士郎」と「ビリー」の使い分けに悩む
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:銀河烈風のスポンサーになるセゾン財閥の二代目。資金援助の見返りとしてボディガードでは不足だとシュテッケンが直談判しに行くと「過小評価していた」とあえて試していたような素振りも見せ、改めて不知火党の討伐を依頼した。
 
:銀河烈風のスポンサーになるセゾン財閥の二代目。資金援助の見返りとしてボディガードでは不足だとシュテッケンが直談判しに行くと「過小評価していた」とあえて試していたような素振りも見せ、改めて不知火党の討伐を依頼した。
 
:後に彼がオフス星に外宇宙の兵器の買い付けに行く際には自分も視察すべく同伴を願い出ると共に、熱病で倒れたビリーにDr.ディネッセンへの紹介状を書いてもらっている。
 
:後に彼がオフス星に外宇宙の兵器の買い付けに行く際には自分も視察すべく同伴を願い出ると共に、熱病で倒れたビリーにDr.ディネッセンへの紹介状を書いてもらっている。
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;ジューロ・南
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:セゾンJr.の紹介を経て烈風隊の総局長補佐に就いた男。初対面時は不愉快がっていたが彼の働き振りは徐々に認めていったようで、悩む彼に道を示そうとした事も。最終的に脱走するが結局のところはかつての同志を討つ事にためらいがあった為で、当初に感じた懸念はそれを意味していたのかもしれない。
 
;カルモ・ダクス
 
;カルモ・ダクス
 
:太陽隊のリーダー。初対面である護衛艦隊参加時から自身が名門の出である事を鼻にかけた横柄な態度などで印象は最悪であり、最終的には特別警護隊の権威を笠に着て銀行を襲い金品を奪う等、職権乱用の限りを尽くしてきた彼を粛清する。
 
:太陽隊のリーダー。初対面である護衛艦隊参加時から自身が名門の出である事を鼻にかけた横柄な態度などで印象は最悪であり、最終的には特別警護隊の権威を笠に着て銀行を襲い金品を奪う等、職権乱用の限りを尽くしてきた彼を粛清する。
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:第1話にて、支払いの事で揉め「いっそ殺せ」と癇癪を起すスリーJに対して、剣を突きつける。直後に当然、ディーゴに宥められた。彼の気性を端的に表している。
 
:第1話にて、支払いの事で揉め「いっそ殺せ」と癇癪を起すスリーJに対して、剣を突きつける。直後に当然、ディーゴに宥められた。彼の気性を端的に表している。
 
;「銀河烈風には女と子供はいらねぇな」
 
;「銀河烈風には女と子供はいらねぇな」
:同上。ビリーがひょんな事からライラやリー兄妹(SRW未登場)を連れてきた時に激怒して一言。ビリーに宥められて事なきは得るも、ただでさえ大所帯の銀河烈風で一旗揚げようというのに、余計な奴らを世話する余裕はないとも思ったのだろう。
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:同上。士郎がひょんな事からライラやリー兄妹(SRW未登場)を連れてきた時に激怒して一言。士郎に宥められて事なきは得るも、ただでさえ大所帯の銀河烈風で一旗揚げようというのに、余計な奴らを世話する余裕はないとも思ったのだろう。
 
;「今から、ここドーエ星のツーデンの谷を我々『銀河烈風J9-Ⅱ』の本拠と定める。夜になれば、俺たちの誇りとする美しい[[地球]]が手に取るように望めるだろう。だが今は、[[新惑星連合|新惑星系の連中]]が我が物顔でのさばり、地球の力は弱体化する一方だ。その陰で力なき人々は泣いている。俺たちが[[アステロイド・ベルト|アステロイド]]の田舎ターマからやって来たのは何のためか!誰にも束縛されず、のさばる悪を叩き潰し、[[太陽系]]を守った[[コズモレンジャーJ9]]の故事に則り、力無き者を助けて混乱する太陽系を元の秩序ある太陽系に戻す事だ」<br />「異議無き者は剣をとれ!」
 
;「今から、ここドーエ星のツーデンの谷を我々『銀河烈風J9-Ⅱ』の本拠と定める。夜になれば、俺たちの誇りとする美しい[[地球]]が手に取るように望めるだろう。だが今は、[[新惑星連合|新惑星系の連中]]が我が物顔でのさばり、地球の力は弱体化する一方だ。その陰で力なき人々は泣いている。俺たちが[[アステロイド・ベルト|アステロイド]]の田舎ターマからやって来たのは何のためか!誰にも束縛されず、のさばる悪を叩き潰し、[[太陽系]]を守った[[コズモレンジャーJ9]]の故事に則り、力無き者を助けて混乱する太陽系を元の秩序ある太陽系に戻す事だ」<br />「異議無き者は剣をとれ!」
 
:第2話より。ドーエ星での隊士達への演説。
 
:第2話より。ドーエ星での隊士達への演説。
 
;「腹の据え方を知らん奴には、一時的に自分の臆病さを忘れさせてやることだ。オタオタしてる内に、心臓に風穴が空いている…」
 
;「腹の据え方を知らん奴には、一時的に自分の臆病さを忘れさせてやることだ。オタオタしてる内に、心臓に風穴が空いている…」
:上の演説で隊士達に気合を入れた後、「ああでもしないと統制が取れないのか」と佐馬に言われての返答。直後ビリーに「シュテッケンなりの思いやり」とフォローされ、「余計な注釈」と照れ隠しめいた文句をつけさせられるハメに。
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:上の演説で隊士達に気合を入れた後、「ああでもしないと統制が取れないのか」と佐馬に言われての返答。直後士郎に「シュテッケンなりの思いやり」とフォローされ、「余計な注釈」と照れ隠しめいた文句をつけさせられるハメに。
 
;「無論、1割はお前の手数料だ。額が増えるほど、お前さんの実入りも多くなるって寸法さ」
 
;「無論、1割はお前の手数料だ。額が増えるほど、お前さんの実入りも多くなるって寸法さ」
 
:スリーJからアンリィ・セゾンJr.の資金援助の手配を報告された後、見返りとしてボディガード程度じゃ大した料金は取れないと思い直談判しに行くと宣言。さらにこの台詞で宥めにきたスリーJをその気にさせる。
 
:スリーJからアンリィ・セゾンJr.の資金援助の手配を報告された後、見返りとしてボディガード程度じゃ大した料金は取れないと思い直談判しに行くと宣言。さらにこの台詞で宥めにきたスリーJをその気にさせる。
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:その後、喧嘩の後の措置についてはドーエ星での新入りの覚悟を見る腹積もりもあったことを話した後、ディーゴのおおらか過ぎる態度にも原因はあると文句をつける。しかしいつも通りのおおらかさで返す彼には怒るに怒りきれず、仕方なさげに笑みをこぼした。
 
:その後、喧嘩の後の措置についてはドーエ星での新入りの覚悟を見る腹積もりもあったことを話した後、ディーゴのおおらか過ぎる態度にも原因はあると文句をつける。しかしいつも通りのおおらかさで返す彼には怒るに怒りきれず、仕方なさげに笑みをこぼした。
 
;「俺はああいう調子のいい野郎は大嫌いだ」<br />士郎「良さそうな人じゃないですか…?」<br />「“俺は”嫌いだ」
 
;「俺はああいう調子のいい野郎は大嫌いだ」<br />士郎「良さそうな人じゃないですか…?」<br />「“俺は”嫌いだ」
:第4話にて。セゾンJr.から紹介された案内人として出会ったジューロ・南(SRW未登場)が銀河烈風に加えて欲しいと願い出、快諾するディーゴに対して、シュテッケンは訝しく思い表情を強張らせる。ひどい仏頂面だと士郎にも指摘されるもこの返答であったが、シュテッケンのこの直感が満更間違いでなかったことは後にも分かることである。
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:第4話にて。セゾンJr.から紹介された案内人として出会ったジューロ・南が銀河烈風に加えて欲しいと願い出、快諾するディーゴに対して、シュテッケンは訝しく思い表情を強張らせる。ひどい仏頂面だと士郎にも指摘されるもこの返答であったが、シュテッケンのこの直感が間違いであったか否かは後にも分かることである。
 
;「ま、俺達は俺達のやり方で行くさ。政治向きのことは興味がねえしな」<br />ディーゴ「何をする気だ?シュテッケン」<br />「あんたを“男”にしてみたいのさディーゴ。銀河烈風を太陽系最強の“男”の組織にしてみたい…不服かね?」
 
;「ま、俺達は俺達のやり方で行くさ。政治向きのことは興味がねえしな」<br />ディーゴ「何をする気だ?シュテッケン」<br />「あんたを“男”にしてみたいのさディーゴ。銀河烈風を太陽系最強の“男”の組織にしてみたい…不服かね?」
 
:第5話にて。アーウィン家の護衛艦隊に参加して、目的地であるゴーショ家のお膝下であるイエロー惑星海に到着した際、バクーフ打倒の為にゴーショ家を担ごうとする連中もいるという噂があるとディーゴが話したのを受けて。だからどうしたとばかりに自分達の信じる道を行くと宣言、ディーゴもこれに異論はなく、そこにはいかに陰謀渦巻く世であろうとも理想を求めて突き進む男達の顔があった。
 
:第5話にて。アーウィン家の護衛艦隊に参加して、目的地であるゴーショ家のお膝下であるイエロー惑星海に到着した際、バクーフ打倒の為にゴーショ家を担ごうとする連中もいるという噂があるとディーゴが話したのを受けて。だからどうしたとばかりに自分達の信じる道を行くと宣言、ディーゴもこれに異論はなく、そこにはいかに陰謀渦巻く世であろうとも理想を求めて突き進む男達の顔があった。
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;「特別警護隊隊規第三条。みだりに権力を振りかざし、ゆえなく市民に金銭を強要したる者…死罪! …今朝あなたが署名した誓約書だ」<br />カルモ「何…!? 知らん、俺は知らんぞ!」<br />「きちんと読まずに隊規を破ったのはあなたの不注意。我々の関知するところではない…」
 
;「特別警護隊隊規第三条。みだりに権力を振りかざし、ゆえなく市民に金銭を強要したる者…死罪! …今朝あなたが署名した誓約書だ」<br />カルモ「何…!? 知らん、俺は知らんぞ!」<br />「きちんと読まずに隊規を破ったのはあなたの不注意。我々の関知するところではない…」
 
:第7話にて。パーティで浮かれて隙だらけと見せかけるディーゴの策にまんまと引っかかり、気の緩んでいるカルモ達太陽隊の艦を奇襲、腹心のニイ・ミッキンを討った直後カルモに対し宣告を下した台詞。「隊規なんて有名無実だろう」とろくに読みもせず署名だけしたのが仇となる形で(シュテッケンもこれを見越して署名させたのだろうが)、彼を追い詰めた。
 
:第7話にて。パーティで浮かれて隙だらけと見せかけるディーゴの策にまんまと引っかかり、気の緩んでいるカルモ達太陽隊の艦を奇襲、腹心のニイ・ミッキンを討った直後カルモに対し宣告を下した台詞。「隊規なんて有名無実だろう」とろくに読みもせず署名だけしたのが仇となる形で(シュテッケンもこれを見越して署名させたのだろうが)、彼を追い詰めた。
:ちなみにこの誓約書だが、この話の冒頭にてシュテッケンがワープロのような機械に'''人差し指一本でポチポチ入力'''しながら作成していた。…どうやら彼はこの手の機械をあまり使い慣れてない…と思いきや、翌第8話では普通に両手でタイピングしている。
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:ちなみにこの誓約書だが、この話の冒頭にてシュテッケンがワープロのような機械に'''人差し指一本でポチポチ入力'''しながら作成していた。…とこの頃はかなり操作に慣れていない様子だったが、翌第8話では普通に両手でタイピングしているのでこの間にだいぶ上達したらしい。
 
;「俺は掟の鬼になる…!」
 
;「俺は掟の鬼になる…!」
 
:第8話にて。獅子身中の虫であるカルモ達を討ち守備隊としては一枚岩となったものの、それでもなお動乱の時代を生き抜くには不足と感じ、強力な組織として纏め上げるべく鉄の規律の必要を確信する。
 
:第8話にて。獅子身中の虫であるカルモ達を討ち守備隊としては一枚岩となったものの、それでもなお動乱の時代を生き抜くには不足と感じ、強力な組織として纏め上げるべく鉄の規律の必要を確信する。
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:その直後、ディーゴに「罰則の全てが死をもって償う、というのは厳しすぎないか」と問い詰められて。隊に真の猛者のみを求むべく、敢えて嫌われ者の役を買ってでも強い隊規を敷くのは、ディーゴの人柄に対する信頼もあってのこと。それを打ち明けたことで、ディーゴも「'''俺もお前に賭けてみるさ…'''」と決意を新たにする。
 
:その直後、ディーゴに「罰則の全てが死をもって償う、というのは厳しすぎないか」と問い詰められて。隊に真の猛者のみを求むべく、敢えて嫌われ者の役を買ってでも強い隊規を敷くのは、ディーゴの人柄に対する信頼もあってのこと。それを打ち明けたことで、ディーゴも「'''俺もお前に賭けてみるさ…'''」と決意を新たにする。
 
;「バカヤロー! 俺たちゃな……人民救済事業団じゃねぇんだぞ、士郎!!」
 
;「バカヤロー! 俺たちゃな……人民救済事業団じゃねぇんだぞ、士郎!!」
:第11話にて、困った人を黙っておけないビリー(士郎)がコーミ星の難民救済を頼んだことに怒って彼を殴った時の台詞。誤解無きよう付け加えておくと、銀河烈風も決して余裕のある組織とは言えず、安易に無償の人助けなどするべきではないというシュテッケンの主張はもっともである。しかしあまりに取り付く島もないような態度に、士郎からも怒鳴り返されるが…
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:第11話にて、困った人を黙っておけない士郎がコーミ星の難民救済を頼んだことに怒って彼を殴った時の台詞。誤解無きよう付け加えておくと、銀河烈風も決して余裕のある組織とは言えず、安易に無償の人助けなどするべきではないというシュテッケンの主張はもっともである。しかしあまりに取り付く島もないような態度に、士郎からも怒鳴り返されるが…
 
;「……つまらねえ事は早く済ませて帰って来い。二度と俺に無断で、勝手な事をしやがるとただじゃおかねえぞ」
 
;「……つまらねえ事は早く済ませて帰って来い。二度と俺に無断で、勝手な事をしやがるとただじゃおかねえぞ」
 
:上記の台詞のすぐ後、激昂しながら士郎に説教を食わせたのちに一息を入れて言った一言。自分にも他人にも厳しい苛烈な男ではあるが、不器用ながらも情に篤い事が分かる台詞である。
 
:上記の台詞のすぐ後、激昂しながら士郎に説教を食わせたのちに一息を入れて言った一言。自分にも他人にも厳しい苛烈な男ではあるが、不器用ながらも情に篤い事が分かる台詞である。
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:同話ラスト。いつの間にかシュテッケンを本当に愛していたミリーはシュテッケンを守るべく奇襲してきた新惑星の連中に立ち向かい…。その彼女を脳裏で母とダブらせながらその名を呟き、別離の辛さを振り切るかのように独りバイクで駆けていく。
 
:同話ラスト。いつの間にかシュテッケンを本当に愛していたミリーはシュテッケンを守るべく奇襲してきた新惑星の連中に立ち向かい…。その彼女を脳裏で母とダブらせながらその名を呟き、別離の辛さを振り切るかのように独りバイクで駆けていく。
 
;士郎「シュテッケン…勘違いですよ。何ともなかったのに…今だってほら、こんなに」<br />「いや、この間の熱は普通じゃなかった。キョーラーク星のヤブ医者の診断じゃ、俺は納得できねぇ!」
 
;士郎「シュテッケン…勘違いですよ。何ともなかったのに…今だってほら、こんなに」<br />「いや、この間の熱は普通じゃなかった。キョーラーク星のヤブ医者の診断じゃ、俺は納得できねぇ!」
:第15話。セゾンJr.がオフス星まで武器の買い付けに行く話をする中、医学も進んでいると知り、ビリー(士郎)を連れて身体を診てもらおうと宣言。考えすぎだと反論したものの強情な態度で返されたためビリーも嫌気が差すが、直後にディーゴからフォローをされた。言葉は強硬ではあるが、彼の身を確かに案じていることが見て取れる。
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:第15話。セゾンJr.がオフス星まで武器の買い付けに行く話をする中、医学も進んでいると知り、士郎を連れて身体を診てもらおうと宣言。考えすぎだと反論したものの強情な態度で返されたため士郎も嫌気が差すが、直後にディーゴからフォローをされた。言葉は強硬ではあるが、彼の身を確かに案じていることが見て取れる。
 
;「俺はVIPにはなりたくねえ」
 
;「俺はVIPにはなりたくねえ」
 
:同話のその後、オフス星へ行くにあたって途中までセゾンJr.のチャーター便に乗せてもらい、士郎が「ちょっとしたVIP気分」と言ったところにこの返事で例によって呆れられる。まあ彼の性分から言えば、守られるだけの存在になるのは御免被るだろう。
 
:同話のその後、オフス星へ行くにあたって途中までセゾンJr.のチャーター便に乗せてもらい、士郎が「ちょっとしたVIP気分」と言ったところにこの返事で例によって呆れられる。まあ彼の性分から言えば、守られるだけの存在になるのは御免被るだろう。
 
;「俺が言ってんのは、本隊を放ったらかしてよくも来れたもんだということだ!」<br />ディーゴ「こうしたことがあるからだろうが!」<br />「責任はどうするんだ! 結束のことも考えろ!」<br />ディーゴ「俺達がやられちまったら、結束も何もねぇだろ!」<br />「俺は納得しねぇぞ、ディーゴ!」<br />ディーゴ「ま、勝手にしろ」<br />「ああ、勝手にするとも!」
 
;「俺が言ってんのは、本隊を放ったらかしてよくも来れたもんだということだ!」<br />ディーゴ「こうしたことがあるからだろうが!」<br />「責任はどうするんだ! 結束のことも考えろ!」<br />ディーゴ「俺達がやられちまったら、結束も何もねぇだろ!」<br />「俺は納得しねぇぞ、ディーゴ!」<br />ディーゴ「ま、勝手にしろ」<br />「ああ、勝手にするとも!」
:同話ラスト。[[ケイ・マローン]]襲撃の報を聞き駆けつけたディーゴと言い争う…のだが、完全に痴話喧嘩の様相ともなっており、ビリー達も呆れた様子を見せていた。
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:同話ラスト。[[ケイ・マローン]]襲撃の報を聞き駆けつけたディーゴと言い争う…のだが、完全に痴話喧嘩の様相ともなっており、士郎達一同も呆れた様子を見せていた。
 
;「変なことを吹き込みやがって。余計な知恵をつけたな」<br />ジューロ「…?シュテッケン…」<br />「銀河烈風にはな、ものの役に立たねえ生半可な知恵は必要ねえんだ」
 
;「変なことを吹き込みやがって。余計な知恵をつけたな」<br />ジューロ「…?シュテッケン…」<br />「銀河烈風にはな、ものの役に立たねえ生半可な知恵は必要ねえんだ」
 
:第17話。オフス星から戻ってくると烈風隊内には見ない顔を見かけるようになり、従来の隊士にも態度の変わった者がちらほら。ジューロ・南の報告によると五番隊隊長テディの幼馴染カシム・タローンと、彼を慕ってきた者が一緒に入隊してきたといい、思想家らしいカシムの様子に感心しているジューロの口ぶりに対し、そのカシムの「余計な知恵をつけた」活動に警戒心をむき出した。
 
:第17話。オフス星から戻ってくると烈風隊内には見ない顔を見かけるようになり、従来の隊士にも態度の変わった者がちらほら。ジューロ・南の報告によると五番隊隊長テディの幼馴染カシム・タローンと、彼を慕ってきた者が一緒に入隊してきたといい、思想家らしいカシムの様子に感心しているジューロの口ぶりに対し、そのカシムの「余計な知恵をつけた」活動に警戒心をむき出した。
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:その後ジューロにテディとカシムを呼びに行かせた隙に、ライラにカシムの書いた本について尋ねながらの一言。曰く「純粋に太陽系を愛する情熱を謳った激しいもの」とのことだが、その理論は新惑星側にもバクーフ側にとっても共感しうるところだというから、カシムなる男の腹積もりには尚更怪しまざるを得なくなった。そしてシュテッケンが直感した通り、その懸念は現実のものとなり…。
 
:その後ジューロにテディとカシムを呼びに行かせた隙に、ライラにカシムの書いた本について尋ねながらの一言。曰く「純粋に太陽系を愛する情熱を謳った激しいもの」とのことだが、その理論は新惑星側にもバクーフ側にとっても共感しうるところだというから、カシムなる男の腹積もりには尚更怪しまざるを得なくなった。そしてシュテッケンが直感した通り、その懸念は現実のものとなり…。
 
;「テディの墓にはこれを一緒に埋めてやれ」
 
;「テディの墓にはこれを一緒に埋めてやれ」
:同話ラスト。結果的にカシムに加担したテディを掟により粛正したビリーに向け、自身の剣を墓に埋めるようにと差し出した。
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:同話ラスト。結果的にカシムに加担したテディを掟により粛正した士郎に向け、自らの剣を墓に埋めるようにと差し出す。反乱に手を貸したとはいえそれまで隊に尽くしてくれた彼に、懐剣を副葬することで感謝の念を示した。
;「そいつはどうかな。今の世ん中何が起こっても不思議はねぇ。ボヤボヤしていると後ろからバッサリだ」<br />ビリー「シュテッケン、それは偏見だ。ジューロさんは断じてそんな人では無い」<br />「そうかな」
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;「そういう優しさはよせ!『烈』の本分は、責任はすべて己自身に有る、だ」
:第18話。カシム派の烈風隊隊員たちは一斉に離反し、ジル・クロード側へと付く。さらにジューロも行方不明となり、ジル・クロードと組んだ事を懸念するディーゴに対して切り返し、釘を刺したビリーにも返す。OPアバンのディーゴの台詞を踏襲しているのが皮肉である。
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:第18話。カシム達の反乱の一件を機に隊の再建を図るべく、シュテッケンは新たな隊割を発表。300人にも達した大所帯が収まりきらないとの士郎の指摘に対し、カシムに影響された連中はいずれ出て行くだろうと切り捨てる方針を明かすと、補佐のジューロもそれを気にしているだろうとディーゴが自らも責任を感じ悩むが、ここはその優しさが仇となると厳しく指摘する。彼らが自らその道を選ぶのであれば、咎める義理はないと。
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;「私は常に『烈』の隊規に、己を照らしてみる。あなたも烈風隊士ならそうすべきです」
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:その後ジューロに話がしたいと呼び出され、テディを失ったのも自分の責任だと打ち明けてきたのに対し。彼があくまでもディーゴ直属の補佐である以上自分から直接の沙汰を言いはしないものの、烈風隊士としての道を示すが…。
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;「そいつはどうかな。今の世ん中何が起こっても不思議はねぇ。ボヤボヤしていると後ろからバッサリだ」<br />士郎「シュテッケン!それは偏見だ。ジューロさんは断じてそんな人では無い!」<br />「そうかな」
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:同上。カシム派の隊士達は一斉に離反し、あろうことかジル・クロード側へと付く。さらにジューロも行方不明となり、ジル・クロードと組んだ事を懸念するディーゴに対してこう切り返す。反論する士郎の言葉にもそれを曲げるつもりもない。OPアバンのディーゴの台詞を踏襲しているのが皮肉である。
 
;「惜しい男だった。オズマ……お前は、時の流れに殺されたのだ……」
 
;「惜しい男だった。オズマ……お前は、時の流れに殺されたのだ……」
 
:オズマを葬る時に口走った台詞。
 
:オズマを葬る時に口走った台詞。
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