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1 バイト追加 、 2017年10月3日 (火) 22:53
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最終的に完全体となったゾンダーは無数のゾンダー胞子を放出し、数時間で一つの星の全生物を機界昇華してしまうため、ゾンダーロボが出現した時点で時間に猶予はない事になる。しかも、破壊されても、ゾンダーが変化した「ゾンダー核」を淨解ないし破壊しない限り無限に再生し、逃走を繰り返す。唯一の救いは、生物のゾンダー化に必要な[[ゾンダーメタル]]の精製に莫大なエネルギーが必要な事で、大量生産が難しく、一度に複数のゾンダーが出現するのは稀である。その一方で、[[原種]]にはゾンダーメタルを生成する能力があり、必要な場合複数出現させて使役する。
 
最終的に完全体となったゾンダーは無数のゾンダー胞子を放出し、数時間で一つの星の全生物を機界昇華してしまうため、ゾンダーロボが出現した時点で時間に猶予はない事になる。しかも、破壊されても、ゾンダーが変化した「ゾンダー核」を淨解ないし破壊しない限り無限に再生し、逃走を繰り返す。唯一の救いは、生物のゾンダー化に必要な[[ゾンダーメタル]]の精製に莫大なエネルギーが必要な事で、大量生産が難しく、一度に複数のゾンダーが出現するのは稀である。その一方で、[[原種]]にはゾンダーメタルを生成する能力があり、必要な場合複数出現させて使役する。
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個体差はあるものの最低限、通常兵器([[核ミサイル|核]]は使用されていない)が全く通用しない強固なバリアシステム「[[バリア|ゾンダーバリア]]」と、風穴が開いても見る見るうちに再生してしまう驚異の再生力を有する。だが、これらは絶対的なものではない。ゾンダーバリアは一度突破されると発生器か何かが破損するらしく、しばらくは再発生できず、再生もダメージが蓄積すると遅くなる。しかし、特筆すべきこの兵器の凶悪な点は、対策が施されていない全ての無機物を融合できる事である。
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個体差はあるものの最低限、通常兵器([[核ミサイル|核]]は使用されていない)が全く通用しない強固なバリアシステム「[[バリア|ゾンダーバリア]]」と、風穴が開いても見る見るうちに再生してしまう驚異の再生力を有する。だが、これらは絶対的なものではない。ゾンダーバリアは一度突破されると発生器か何かが破損するらしく、しばらくは再発生できず、再生もダメージが蓄積すると遅くなる。
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スパロボにおいては、クロスオーバーの関係上無視されたり[[GGG]]由来のコーティング処理で無効化される事が多いが、本来は[[勇者ロボ]]やオカルト系の防御機構([[エルドランシリーズ]]や[[サイコフレーム]]の力等)を持つ機体以外は触れると吸収されてしまう。所謂「強すぎる設定に対する[[スパロボ補正]]」の例ではあるが、原作再現としては[[使徒]]のような扱いが適切であると言える。
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しかし、特筆すべきこの兵器の凶悪な点は、対策が施されていない全ての無機物を融合できる事である。スパロボにおいては、クロスオーバーの関係上無視されたり[[GGG]]由来のコーティング処理で無効化される事が多いが、本来は[[勇者ロボ]]やオカルト系の防御機構([[エルドランシリーズ]]や[[サイコフレーム]]の力等)を持つ機体以外は触れると吸収されてしまう。所謂「強すぎる設定に対する[[スパロボ補正]]」の例ではあるが、原作再現としては[[使徒]]のような扱いが適切であると言える。
    
SRW未登場のゾンダーロボの中には「約束は光の彼方」「滅ぶべき右腕」に登場するEI-18という個体がいる。この個体は他機と違い、ダミーのコアとマイクロマシンから成る戦闘義体で構成され、本体のコアは[[東京]]地下に潜む、という絡め手を披露する。この事から、ゾンダー核はゾンダーロボ内部に存在しなくてもロボの制御が可能らしい。
 
SRW未登場のゾンダーロボの中には「約束は光の彼方」「滅ぶべき右腕」に登場するEI-18という個体がいる。この個体は他機と違い、ダミーのコアとマイクロマシンから成る戦闘義体で構成され、本体のコアは[[東京]]地下に潜む、という絡め手を披露する。この事から、ゾンダー核はゾンダーロボ内部に存在しなくてもロボの制御が可能らしい。
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:同上、[[プリマーダ]]が首都高を走る自動車群と同化して誕生。
 
:同上、[[プリマーダ]]が首都高を走る自動車群と同化して誕生。
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この他、直接登場する事はないが、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では、[[ヴァルストークファミリー]]と別行動をとっていた[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]が、「旧世紀のドイツ軍の列車砲のゾンダーと戦った」と発言しているため、EI-16(第16話「正午の悪魔」に登場)も存在していたと思われる。また、同作ではゾンダーによる東京侵食の際、EI-17の超次元ポッド、EI-09の濃縮酸素、EI-08の電磁波、EI-18のグランドノヴァを用いた四重構造バリア「コントラ・フォール」が展開されている。
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この他、直接登場する事はないが、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では、[[ヴァルストークファミリー]]と別行動をとっていた[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]が、「旧世紀のドイツ軍の列車砲のゾンダーと戦った」と発言しているため、EI-16(第16話「正午の悪魔」に登場)も存在していたと思われる。また、同作ではゾンダーによる東京侵食の際、EI-08の電磁波、EI-09の濃縮酸素、EI-17の超次元ポッド、EI-18のグランドノヴァを用いた四重構造バリア「コントラ・フォール」が展開されている。
    
== 特筆個体 ==
 
== 特筆個体 ==
 
;EI-09
 
;EI-09
 
:第8話「太陽が消える日」に登場。生活に疲れ「雲になってぼんやりしたい」とぼやいていた男を素体とした個体。作戦担当者はピッツァ。
 
:第8話「太陽が消える日」に登場。生活に疲れ「雲になってぼんやりしたい」とぼやいていた男を素体とした個体。作戦担当者はピッツァ。
:気球大会の大量の気球を取り込み巨大な雲と化したゾンダーロボで、雲内部は濃縮酸素に満たされていた。それまでに出現し破壊活動を行っていたゾンダーロボと違い積極的に活動せず、また下手に手出しをすれば東京上空で大爆発するためGGGも撃破に手間取り、内部に突入した際にガオガイガーが目撃したのは成長しきって発射目前の膨大な量のゾンダー胞子だった。敵を倒すのではなく「撃破されない」ことを目的にしたもの。
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:気球大会の大量の気球を取り込み巨大な雲と化したゾンダーロボで、雲内部は濃縮酸素に満たされていた。これまで出現したゾンダーロボと違い積極的に活動せず、また下手に手出しをすれば東京上空で大爆発するためGGGも撃破に手間取り、内部に突入した際に[[ガオガイガー]]が目撃したのは成長しきって発射目前の膨大な量のゾンダー胞子だった。敵を倒すのではなく「撃破されない」ことを目的にしたもの。
 
;EI-15X
 
;EI-15X
 
:ゲーム『BLOCKADED NUMBERS』収録の番外編「Number.14.5 海のヴァルナー」に登場。シャチのヴァルナーを素体とした個体。作戦担当者はペンチノン。
 
:ゲーム『BLOCKADED NUMBERS』収録の番外編「Number.14.5 海のヴァルナー」に登場。シャチのヴァルナーを素体とした個体。作戦担当者はペンチノン。
: ゾンダリアン以外では唯一、人間以外の生物を素体としたゾンダーロボ。シャチの強さでもってFF中のライナーガオーを力ずくで引きずり出し合体を妨害するなど荒業を見せた。ヴァルナーは浄解されたものの、戦闘のダメージとゾンダー化の反動により死亡してしまったため、登録が外されXの文字が振られた(後にヴァルナーはサイボーグシャチとして蘇生している)。
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: ゾンダリアン以外では唯一、人間以外の生物を素体としたゾンダーロボ。シャチの強さでもってファイナルフュージョン中のライナーガオーを力ずくで引きずり出し合体を妨害するなど荒業を見せた。ヴァルナーは浄解されたものの、戦闘のダメージとゾンダー化の反動により死亡してしまったため、登録が外されXの文字が振られた(後にヴァルナーはサイボーグシャチとして蘇生している)。
 
;EI-18
 
;EI-18
 
:第18話「約束は光の彼方」、第19話「滅ぶべき右腕」に登場。宇宙開発公団総務部のスタッフ・安藤弘一を素体とした個体。作戦担当者はピッツァ。
 
:第18話「約束は光の彼方」、第19話「滅ぶべき右腕」に登場。宇宙開発公団総務部のスタッフ・安藤弘一を素体とした個体。作戦担当者はピッツァ。
:[[ガオガイガー]]と[[獅子王凱|凱]]を最も苦戦させたゾンダーロボの一つ。人間態ではマジシャンの姿で宇宙開発公団に現れ、マジックに紛れてマイクロマシンを散布、それを受けた人々を極超短波を介した洗脳で操った。この結果[[卯都木命|命]]も操られてしまい、メンテナンス中だった凱は抵抗できないまま大ダメージを受けてしまう。なお、[[天海護|護]]や一部GGG隊員もマシンを受けていたが、ポケベルの電波が極超短波を遮断していたために事なきを得、極超短波は後に[[ボルフォッグ]]による電波の発信でマイクロマシンごと無効化された。
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:ガオガイガーと[[獅子王凱|凱]]を最も苦戦させたゾンダーロボの一つ。人間態ではマジシャンの姿で宇宙開発公団に現れ、マジックに紛れてマイクロマシンを散布、それを受けた人々を極超短波を介した洗脳で操った。この結果[[卯都木命|命]]も操られてしまい、メンテナンス中だった凱は抵抗できないまま大ダメージを受けてしまう。なお、[[天海護|護]]や一部GGG隊員もマシンを受けていたが、ポケベルの電波が極超短波を遮断していたために事なきを得、極超短波は後に[[ボルフォッグ]]による電波の発信でマイクロマシンごと無効化された。
 
:作戦失敗後、本体は地下に潜み、地上にはマイクロマシンで構成した戦闘義体とダミーコアによるゾンダーロボを出現させる。[[超竜神]]と[[ビッグボルフォッグ]]を戦闘不能に追い込み、ダメージの回復していないガオガイガーを追い詰めてダミーコアに対してのヘルアンドヘヴンを誘い、その衝撃を利用して無数の爆発から成る「地上の太陽」グランドノヴァを生成。グランドノヴァ内部にガオガイガーを閉じ込め融解させようとしたが、最後は超竜神が半壊しながら連射し続けたイレイザーヘッドにより縮小したところでガオガイガーの脱出を許し、ロールアウトしたゴルディオンハンマーで消し飛ばされた。
 
:作戦失敗後、本体は地下に潜み、地上にはマイクロマシンで構成した戦闘義体とダミーコアによるゾンダーロボを出現させる。[[超竜神]]と[[ビッグボルフォッグ]]を戦闘不能に追い込み、ダメージの回復していないガオガイガーを追い詰めてダミーコアに対してのヘルアンドヘヴンを誘い、その衝撃を利用して無数の爆発から成る「地上の太陽」グランドノヴァを生成。グランドノヴァ内部にガオガイガーを閉じ込め融解させようとしたが、最後は超竜神が半壊しながら連射し続けたイレイザーヘッドにより縮小したところでガオガイガーの脱出を許し、ロールアウトしたゴルディオンハンマーで消し飛ばされた。
 
:地下に潜んでいた本体のゾンダー核はピッツァとペンチノンが守っていたが、護とボルフォッグの活躍により浄解されている。
 
:地下に潜んでいた本体のゾンダー核はピッツァとペンチノンが守っていたが、護とボルフォッグの活躍により浄解されている。
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