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;[[アルベルト・ビスト]]
;[[アルベルト・ビスト]]
:[[アナハイム・エレクトロニクス]]の重役。「ラプラスの箱」に関して連邦と利害が一致するマーサ・ビスト・カーバイン(アルベルトの叔母)がエコーズ本部を動かした経緯から、マーサの代理人としてダグザたちに指示を出す。
:[[アナハイム・エレクトロニクス]]の重役。「ラプラスの箱」に関して連邦と利害が一致するマーサ・ビスト・カーバイン(アルベルトの叔母)がエコーズ本部を動かした経緯から、マーサの代理人としてダグザたちに指示を出す。
;ナシリ・ラザー
:エコーズ729隊の司令。パラオ攻略戦でエコーズ920隊と共にシャフト爆破の任に就いた。過去にエコーズ920隊との模擬戦で見事に叩きのめされたことから、ダグザに「借りは返させてもらう」と意気込みを示した。シャフト爆破後の戦闘中、[[シナンジュ]]に撃墜される。OVA版では名前のみの登場だったが、キャラ設定のラフ画は用意されていた。SRW未登場。
== 他作品との人間関係 ==
== 他作品との人間関係 ==
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
=== 原作小説版 ===
;「我々はこれを人質救出作戦と捉えています」
;「我々は彼に借りがある。やりようはあります。確か、この艦はハイパーメガ粒子砲を搭載していましたね?」
:第4巻より。[[ネェル・アーガマ]]単艦でのパラオ攻略という絶望的な作戦を前にした[[オットー・ミタス|オットー]]に対し、ラプラスの箱のためでなくバナージのための作戦と激励する。
;「……ついてこいよ、ナシリ」
:パラオ攻略戦終了後に迎えのネェル・アーガマを待つ間、帰還することの無かったナシリや隊員に向けて。
;「そうだ……。多数の安全のためには、少数の犠牲は容認されなければならない」
;「おれたちは連邦という巨大な装置の部品だ。部品はなにも望まない。装置全体の決定に従い、与えられた命令を実行するだけのことだ。いつか壊れる日が来るまで……」
:第5巻より。バナージとの会話の後、エコーズが発足した頃にスウィートウォーターで行った任務を[[コンロイ・ハーゲンセン|コンロイ]]と共に振り返る中で。テロの首謀者を暗殺する際に偶然、多数の児童を巻き込み死傷させてしまったことから、エコーズに「人狩り(マンハンター)部隊」の二つ名が冠された任務であり、エコーズ隊員にとっても悪夢であった。今回のラプラスの箱の回収任務においても、既にナシリや部下の犠牲を払ってきた。この先、更なる犠牲を払ってでも任務を全うするべく、信念を曲げまいとするダグザだったが……
;「逃げているのかもな おれたちは現実を呑み込んできた。呑み込まなければやってこれなかった。……あいつは違う。呑み込めずに足掻いている」
;「そうかもしれん。しかしおれには、あいつの方が現実と向き合おうとしているように思える」
;「正義は風向きひとつで揺れ動く。秩序を守るためには我々のような存在が必要だ。そうした現実を呑み込み続けて、おれたちは自らが現実になった。だが……」
:上記の発言の後、コーヒーに映る自分の顔を見ながら。2行目からはコンロイのバナージに対する「傷つきたくないから殻に閉じこもっている。あれでは何も救えない」の発言を受けて。部品になろうとしながらも、結局は大人という殻に閉じこもっている自分達と、バナージを対比しての発言。
;おれはひとりだ。マシーンでもなければ、死に場所を求める壊れた軍人でもない。甚だ非効率で、愚かなことにも命を賭けられる一個の人間だ。羽目を外した人間の力がどういうものか、この体で教えてやる――。
:ラプラスの残骸内での独白。
=== OVA版 ===
;「[[ラプラスの箱]]には[[地球連邦政府|連邦]]を覆す何かが隠されていると言われている。それが[[ネオ・ジオン]]の手に渡り、より多くの人の命を奪う結果を招いてしまった時、君は何と言って死者や遺族たちに詫びるつもりだ!?」
;「[[ラプラスの箱]]には[[地球連邦政府|連邦]]を覆す何かが隠されていると言われている。それが[[ネオ・ジオン]]の手に渡り、より多くの人の命を奪う結果を招いてしまった時、君は何と言って死者や遺族たちに詫びるつもりだ!?」
:OVA版第2巻より。[[シナンジュ]]の脅威の前に[[ネェル・アーガマ]]が撃沈の危機にさらされた際、[[オードリー・バーン|オードリー]]([[ミネバ・ラオ・ザビ|ミネバ]])を人質にとって対抗したダグザに「箱なんて渡してしまえばいい」と言う[[バナージ・リンクス|バナージ]]に対して。
:第2巻より。[[シナンジュ]]の脅威の前に[[ネェル・アーガマ]]が撃沈の危機にさらされた際、[[オードリー・バーン|オードリー]]([[ミネバ・ラオ・ザビ|ミネバ]])を人質にとって対抗したダグザに「箱なんて渡してしまえばいい」と言う[[バナージ・リンクス|バナージ]]に対して。
;「頼んでいるつもりはない」
;「頼んでいるつもりはない」
:OVA版第3巻より。首相官邸ラプラスの残骸における調査の際に[[ユニコーンガンダム|ユニコーン]]に搭乗することを嫌がるバナージにあっさりと言い放つ。
:第3巻より。首相官邸ラプラスの残骸における調査の際に、NT-Dによる再度の暴走を恐れて[[ユニコーンガンダム|ユニコーン]]に搭乗することを嫌がるバナージにあっさりと言い放つ。
;「個人の力では変えられないし、変えようとする気すら起こさせない。どんな組織でも起こることだ。が、かといって、維持存続の本能に呑み込まれた歯車を、悪と断ずることもできない」
;「個人の力では変えられないし、変えようとする気すら起こさせない。どんな組織でも起こることだ。が、かといって、維持存続の本能に呑み込まれた歯車を、悪と断ずることもできない」
:「歯車」が語る連邦体制の現実である。
:「歯車」が語る連邦体制の現実である。