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、 2013年2月19日 (火) 00:01
== シーブック・アノー(Seabook Arno) ==
*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
**[[機動戦士ガンダム F91]]
**[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]
**機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート(SRW未参戦)
**機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人(SRW未参戦)
*[[声優]]:辻谷耕史
*種族:地球人([[スペースノイド]])
*性別:男
*所属:[[地球連邦軍]]→[[宇宙海賊]][[クロスボーン・バンガード]]→民間人
*[[年齢]]:17歳([[ガンダムF91|F91]])→28歳(クロスボーン・ガンダム)
<!-- *身長:---cm -->
<!-- *体重:---kg -->
*出身:[[フロンティアIV]]
*キャラクターデザイン:安彦良和
=== [[機動戦士ガンダム F91]] ===
同作の[[主人公]]。[[スペースコロニー]]・[[フロンティアIV]]の総合高校の工業科に通う17歳の高校生。父レズリーと妹リィズとの3人暮らし。[[地球連邦軍|連邦軍]]と[[クロスボーン・バンガード]]の戦争に巻き込まれ、仲間たちと共に[[スペースコロニー|コロニー]]を脱出しようとしたが、目の前で、[[セシリー・フェアチャイルド|セシリー]]を[[ドレル・ロナ|ドレル]]に連れさられ、その後、連邦軍の練習艦スペース・アークに収容される。艦の人員不足を補うため、新型[[モビルスーツ|MS]]・[[ガンダムF91]]のパイロットとなる。初戦で敵機を2機撃墜するなど、戦いの中で[[ニュータイプ]]の素質を開化させていった。別居状態の母が[[ガンダムF91|F91]]の開発に関わっており、母の開発した[[バイオ・コンピュータ]]に高い適合性を見せる。
よく、シーブックを評す際に「アクがなく、優等生的」と言われることがある。それ故にキンケドゥ登場前までは影も薄いと言われていた。確かに、それ以前の[[ガンダムシリーズ]]の[[主人公]]は根暗な[[アムロ・レイ|アムロ]]、ヒステリックな[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、妹のためには悪事にも手を染める[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]……と、一癖も二癖もある連中ばかり。後に[[コウ・ウラキ|コウ]]や[[ロラン・セアック|ロラン]]のようなまともなタイプの主人公も登場するが、こういった人間性の主人公の先駆けは、間違いなくシーブックである。名前の由来は「'''See book'''」で「見本」。また、アムロやカミーユ、[[ショウ・ザマ|ショウ]]や[[伊佐未勇|勇]]といった[[富野作品]]の主人公に多く共通している“'''子供を顧みない親を持つ'''”という部分がなく(その役目はセシリーが担当することに)、両親共に人格者だったからこそ形成された性格なのかもしれない。
ただし、劇場版という時間が少ない作品の関係上そう見えるだけ、という側面もある。小説版において深く描写されているが、趣味に関すること(計算や翻訳等)には突出した才能を発揮するものの、通常の授業の成績は良い方ではないと明言されているほか、友人達と共に本編冒頭で行われていたミスコン(劇中ではミス・カントリーサイドと呼ばれていた)にトトカルチョを導入した上、説明もせずに勝手にセシリーをノミネートしたり、男子の嗜みとして財布の中にはしっかり「アレ」を入れていたり等々、歳相応に弾けた部分も持っており、後にワイルドな[[宇宙海賊]]になることを考えても一概に優等生キャラとは言い切れない。[[ニュータイプ]]であることを除けば「ごく普通の一般的な高校生」といったところか。
また、小説版には趣味に没頭するやや内向的な少年であったシーブックが、セシリーとの出逢いや前述のトトカルチョを主催することで人との付き合いや世界の広がりを意識し、外に目を向けることによって変わっていく過程も描かれている。本編開始前からすでに人間的な成長の兆しがあり、なおかつ劇場版においては戦争という危機的状況下で生来の生真面目さが前面に出ていたことも「優等生」と解釈される一因になっていると思われる。
総じて「(少年としての)シーブック・アノー」というキャラクターは実質劇場版1作分のみでしか描かれておらず、そこまで深く掘り下げられていないという点では不遇ともいえる(これは『[[機動戦士ガンダム F91|ガンダムF91]]』に登場するキャラ全般、ひいては作品そのものにもいえることであるが)。
ちなみに公開当時にコミックボンボンに載った井上大助氏の漫画版では優等生の要素がなく、原作とかけ離れた相当ノリの軽いキャラクター……というより只の熱血馬鹿キャラとなっており、[[ラフレシア]]を「'''チン○コユリ'''」呼ばわりする等、相当にフリーダムなキャラなのでよくネタにされる。
=== [[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] ===
続編『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』においても、「[[キンケドゥ・ナウ]]」という偽名を使い、登場する。[[キンケドゥ・ナウ]]としての彼は、同項を参照されたし。
=== スパロボシリーズにおいて ===
ガンダム系[[主人公]]としてはアムロ、カミーユ、ジュドーとともに最古参で、彼らとともに一流の能力を持つ実力者である。旧シリーズでは、その実用性は愛機である[[ガンダムF91|F91]]の性能、あるいは彼の[[能力]]で[[ガンダムF91|F91]]の使い勝手が左右される(特に[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]と[[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]]の差)というやや不安定な立場。
イベント的にも原作の短さ故に影が薄く、[[機動戦士ガンダム F91|F91]]自体も参戦が少なくなっている傾向であるが、『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』が参戦した[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]では絶大な存在感を見せつけた。
== 登場作品と役柄 ==
=== 旧シリーズ ===
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
:[[ホワイトベース隊]]のメンバー。セシリーの[[説得]]イベントがある。
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
:[[ホワイトベース隊]]のメンバー。今回セシリーはいない。
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:[[ロンド・ベル]]の一員。セシリーの[[説得]]イベントがある。ひらめきがあるので、終盤のボス戦では強みとなるが、SFC版では愛機であるF91のヴェズバーがビーム兵器扱いなので、ファンネル主体の機体に乗せたい。
;[[スーパーロボット大戦EX]]
:[[コーラルキャニオン]]でリィナを人質にとられ、ジュドーと共に敵として登場する。リィナ救出後、仲間になる。すぐに[[2回行動]]ができるようになり、F91も強力なので十分主力となれる。
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
:当初は[[ロンド・ベル]]ではなくジュドーと共に[[エゥーゴ]]に参加している。[[エゥーゴ]]との共同での[[ノイエDC]]との戦いの最中にジュドーとともに参戦し、[[ロンド・ベル]]に加わる。[[スーパーロボット大戦EX|EX]]での関係からか、ジュドーとコンビで扱われてるような節がある。ヴェスバーや分身の使用には気力が必要なのだが、[[気合]]ではなく[[激励]]を持っているために[[ガンダムF91|F91]]と相性は良くなく、F91を[[気合]]を持つ[[クェス・パラヤ|クェス]]辺りに奪われて[[ヤクト・ドーガ]]辺りに乗せられていることも。他のシリーズではセシリーと深く関わるのだが、今作ではセシリーの登場がかなり遅く、最初から味方のために[[説得]]もなし、進み方によっては登場すらしないとセシリーとはあまり絡まない。後半のチーム分割で万丈チームに参加する数少ない[[MS]]パイロットだが、そのせいでカロッゾやザビーネ等の[[機動戦士ガンダム F91|F91]]勢の敵キャラが登場するマップではいなかったりする。以上のように今作では立ち位置が微妙である。
;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
:[[精神コマンド]]が[[激励]]の代わりに[[気合]]に変更されたため、F91の性能を引き出せるようになった。カロッゾとの決着シナリオが追加されたものの、魔装機神勢だけで片付けられてしまうために、ストーリーでの微妙な立ち位置はそのままである。
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:最初のシナリオで、セシリーと共に参戦する。F91は強力だが無改造のため、地形効果を使って堅実に戦うのが無難。[[ラフレシア]]や[[ベルガ・ギロス]]は登場するものの、カロッゾやザビーネら[[ガンダムF91|F91]]系の敵キャラクターが全く出てこないので、イベントがあまりないのが残念である。能力はアムロやクワトロと並ぶほどすこぶる高い。[[集中]]がないのが残念だが、セシリーとは隣接して配置すると[[信頼補正|恋人補正]]が掛かるというおまけつき。補正がかかるカップルの中では最強といえる。また、[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|クロスボーンガンダム]]本編からのネタで、イモの皮むきもやっている。
=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
:セシリーと共に参戦。強力だが、参戦が遅い上、F91は無改造。最初は二人だけで戦うことになるので、無理は禁物。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]
:シーン6シナリオ「悠久なる風」より、セシリーと一緒に参戦。[[集中]]、[[加速]]、[[覚醒]]を必修し、[[奇跡]]または[[魂]]のどちらかを必ず覚える優等生。[[能力]]も[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]と同等の高さ。参戦が遅いのと[[熱血]]を覚えないのがネック。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
:第2部より[[射撃]]、[[回避]]が上昇したのだが精神コマンドが悪化した。[[集中]]、[[加速]]、[[覚醒]]を必修するのは変わらないが[[魂]]もしくは[[奇跡]]の習得率がガクッと下がった。[[熱血]]を覚えない仕様は変わっていないので、5パターン中3パターンも攻撃力アップ系の精神コマンドを覚えないという劣悪な扱い。エース級の[[能力]]に、[[ニュータイプ]]、[[防御]]共に最高のLv9まで伸びるだけに残念。
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:第2部シーン6からセシリーと共に参戦。相変わらず参戦は遅いが、能力や[[精神コマンド]]のバランスが良く、[[ガンダムF91|F91]]自体の使い勝手も歴代最強とも言われるほど抜群に良いため、揃って最後まで使うことも可能。欠点らしい欠点といえば援護技能のうち[[援護防御]]しか持っていないことくらいか。イベントも少ないが、終盤では彼とF91が[[ロンド・ベル]]を救う重要な役割の一端を担うことに。
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
:高い能力、粒揃いの[[精神コマンド]]……と死角がない強さを持つが、アムロ、カミーユ、クワトロ、ウッソよりも参戦が遅く撃墜数を稼ぎにくいのがネック(ジュドーは参戦は同時期だが、[[幸運]]があるため、[[マップ兵器]]で資金と撃墜数を稼ぐのに使うのに向いている)。また、イベントが他の[[ニュータイプ]]ほど多くないため、影が薄いのも欠点か。初期作同様にセシリーの[[説得]]イベントがあるが、[[説得]]してしまうと[[ガンダムF90|ガンダムF90V]]の入手機会をみすみす放棄することになるので、今作では説得しない方が良い(説得せずともセシリーは必ず自軍入りする)。なお、[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]で[[ガンダムF91|F91]]を持参してきたことから、[[ガンダムF91|F91]]は個人で所有していた様子。[[マチルダ・アジャン|マチルダ]]と写真を撮ることになったときに名乗りを上げて、セシリーに「ミーハーなんだから」と呆れられたりもしている。
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:[[キンケドゥ・ナウ]]と名を変えて参戦。原作クロスボーンでは序盤で暗に示されつつも、後半まであえて明確には語られなかった正体が、キャラ辞典の最初で語られてしまう。また、シーブックを知るかつての仲間からも、最初のうちは「シーブック」と呼ばれる。[[ガンダムF91]]に搭乗している場合、戦闘時に特殊セリフが多く聴ける。ただし、能力的にはいまひとつ機体に噛みあわないのが残念。なお、原作設定ではF91時代から10年の時間が経過しているが、再会した仲間には[[スーパーロボット大戦α|α]]時代と比べて「老けた」とよく言われるだけで解決されるという『お約束』がある。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:直接登場はしていないが、[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]ラストで行方不明になった[[アラド・バランガ]]が彼の元で世話になっていたという設定がある。
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦64]]
:[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]とリンクすることで参戦する(なので居るだけ参戦)。本作でもエースとしての実力を持ち、愛機F91も非常に強力。リンク次第ではセシリーと共に最初から仲間に出来、彼女との[[信頼補正|パートナー補正]]も健在、かつ効果が30%と大幅アップしているため、共に出撃させれば更に心強い味方となる。
=== 関連作品 ===
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]
:コスモバビロニアのアーク市に住んでいる学生。ネオ・アクシズの襲撃からF91を守るため、サナリィの工場に隠れていた。その際に父レズリーを亡くしている。F91との相性の良さを[[アムロ・レイ|アムロ]]に認められ、ゼウスのメンバーとなる。<br />[[マサキ・アンドー|マサキ]]または[[シュウ・シラカワ|シュウ]]の参入フラグを満たしている場合は極僅かな期間で別れることになるが、この条件はノーヒントのため、攻略本等を見ない限りはアムロ、光太郎、ダン、シーブックの四人でアポロン総統との決戦に挑むことになる。
== パイロットステータスの傾向(「シーブック」名義で参戦している作品) ==
キンケドゥ時の能力については「[[キンケドゥ・ナウ]]」の項を参照。
=== 能力値 ===
UCガンダム系[[主人公]]らしく、[[射撃]]・[[回避]]・[[命中]]・[[反応]]が非常に高くリアル系エースの能力値を持つ。しかし、格闘主体で戦っていた『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』時のことは考慮されていないのか、格闘は低い傾向にある。
=== 精神コマンド ===
[[気合]]、[[覚醒]]を覚える傾向にある。[[ガンダムF91|F91]]のヴェスバーに[[気力]]制限がある場合、[[気合]]が重宝する。
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]
:[[根性]]、[[直感]]、[[疾風]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[目眩まし]]
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]](PS版) / [[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]
:[[加速]]、[[ひらめき]]、[[根性]]、[[熱血]]、[[ド根性]]、[[気合]]
;[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]
:[[根性]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[友情]]、[[信頼]]、[[覚醒]]
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]
:[[集中]]、[[根性]]、[[信頼]]、[[熱血]]、[[激励]]、[[魂]]
;[[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]]
:[[集中]]、[[根性]]、[[信頼]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[魂]]
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]] / [[スーパーロボット大戦64|64]]
:[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[信頼]]、[[てかげん]]、[[覚醒]]、[[魂]]
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]
:[[ひらめき]]、[[てかげん]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]、[[信頼]]
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
:[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[覚醒]]、[[魂]]
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
:[[集中]]、[[狙撃]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[覚醒]]
=== 特殊技能(特殊スキル) ===
[[NT]]レベルが高レベルまで育つため、命中・回避が非常に高い。また、原作でビルギットやセシリーを庇いながら戦っていたことを考慮してか、[[援護防御]]を覚えることも。
;[[ニュータイプ]] / [[切り払い]] / [[シールド防御]] / [[援護防御]]
:
== パイロット[[BGM]] ==
;「颯爽たるシャア」
:旧シリーズで主に採用。
;「F91ガンダム出撃」
:[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]で採用。
;「君を見つめて -The time I'm seeing you」
:[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]で採用。
== 人間関係 ==
=== 家族 ===
;レズリー・アノー
:父。コロニー公社で働いている。妻とは別居状態。妻の研究に対する情熱を理解し、[[サナリィ]]に行くことを許していた。セシリーを連れ戻そうと単身敵地に乗り込んだシーブックを逃がすために負傷し、F91のコクピット内で息絶えた。前述の通り、ガンダムを初めとした富野作品における主人公のお約束「家庭を顧みない父親」ではない珍しい人。SRW未登場。
;リィズ・アノー
:妹。小学4年生。[[ガンダムF91]]の[[バイオ・コンピュータ]]の配線の秘密を解く。SRW未登場。
;モニカ・アノー
:母親。[[サナリィ]]所属のコンピューター技師。F91のバイオコンピュータの開発に関わっていた。クロスボーンの襲撃後に息子達と再会した。シーブックとリィズは仕事に没頭する母親に不満を持っており、再会当初は反感を持っていたが和解した。最終局面では宇宙に投げ出されたセシリーを捜すシーブックに助言を与えた。SRW未登場。
=== 友人 ===
;[[セシリー・フェアチャイルド]]
:同じ高校の普通科の生徒で学園のマドンナ。実はロナ家の娘「[[ベラ・ロナ]]」であり、そのために一度は敵同士となってしまうが、再び仲間となってからは彼女の苦悩を理解し、次第に心を通わせてゆく。
;アーサー・ユング / ジョージ・アズマ / ドロシー・ムーア / ドワイト・カムリ / サム・エルグ
:シーブックの友人達。序盤にクロスボーン・バンガードの攻撃で死亡したアーサー以外はシーブックと行動を共にしてスペースアークの支援等を行なった。『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』では家族と同様に特に消息は描かれていない。
=== 地球連邦軍・レジスタンス ===
;レアリー・エドベリ
:練習艦スペースアークの女艦長。作中に登場する連邦軍人としては優秀で人格者でありシーブックらの理解者でもあった。SRW未登場。
;コズモ・エーゲス
:連邦軍の元大佐。フロンティアIVにおける反クロスボーン・バンガードのレジスタンスのリーダーであるが、常に感情的で怒鳴り散らす人物でシーブックらも内心嫌っていた。SRW未登場。
;[[ビルギット・ピリヨ]]
:連邦軍のパイロット候補生で、先輩として組む。[[バグ (メカ)|バグ]]の攻撃によって戦死する。
=== クロスボーン・バンガード ===
;[[カロッゾ・ロナ]]
:セシリーの実父であり宿敵。
;[[ザビーネ・シャル]]
:宿敵。F91本編では明確に対決する場面はなく、ザビーネの存在も認識していない。『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』では最初は手を組んでいたが、後に決別。死闘を繰り広げる。また、彼との戦いで右腕を失い、顔に傷を負ってしまう。
;[[アンナマリー・ブルージュ]]
:本編では仲間となるが、共闘期間は短い。
== 他作品との人間関係 ==
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
;[[ジュドー・アーシタ]]
:似たような名前の妹を持つ同士故か、割と行動を共にすることが多い。
;[[チェーン・アギ]]
:[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]では完成したばかりの[[νガンダム]]を見学していた際、そのスペックについて彼女から説明を受ける。
=== スーパー系 ===
;[[ロム・ストール]]
:[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]ではアインスト空間からの脱出ポイントを捜索していた際、彼から「人々の心に応えてくれる剣」として剣狼を貸し与えられた。
;[[ガデス]]
:[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]では彼が絶命間際に吐露した「永遠の命」への執着心に、カロッゾと同質の妄執を感じ不快感を露わにする。
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
;[[リシェル・グレノール]]
:[[スーパーロボット大戦EX|EX]]では彼にリィナを人質に取られマサキ達と戦わされる羽目になる。
== 名台詞 ==
;「F91ガンダムは、シーブック・アノーでいきます!」
:出撃時の台詞。
;「だってよ…アーサーなんだぜ?」
:友人アーサーが攻撃に巻き込まれて死亡した際、死を受け入れられず、もう一人の友人であるアズマに「もう楽にしてやろうぜ」と言われた際の台詞。
;「子供を盾にするだと…本当か!?」
:ガンタンクR44で仲間と脱出しようとした際に連邦軍に阻止され、子供を盾にすれば敵は攻撃しないとのたまう連邦軍人への怒り。F91の時代における連邦軍の弱体化と腐敗振りが感じられる一シーン。
;「逃げまわりゃ、死にはしない」
:出撃時につぶやいた台詞。ゲームでは回避時の台詞に採用されている。
;(セシリー…軍事力を持って出てきた者は武力制圧しか考えないという事を何故分からないんだ!?)
:制圧されたフロンティアIVにて行われたカロッゾの演説を聞いて心の中で呟いた台詞。実際、カロッゾはこのシーブックの言葉以上の武力による愚挙を引き起こしてしまう。
;「この…ジジイが!」
:抵抗軍のリーダーであるコズモ・エーゲス元大佐の傲慢すぎる態度に毒づいた台詞。
;「こいつは…強力過ぎる…!」
:V.S.B.R.で初めて敵機を撃墜した際につぶやいた台詞。新兵器の威力を端的に表した名言。余談であるがシーブックを演じる辻谷耕史氏は「ヴェスバー」の「バー」の部分で気が抜けてしまい、上手く叫べないために戦闘台詞が没になったという逸話を持つ。そのため第2次αでもこの台詞を言う。
;「いいんだよ…セシリーはここにいてもいいんだ…」
:[[クロスボーン・バンガード]]を裏切りスペースアークにやってきたセシリーを迎えた時の台詞。
;「なんとぉ!」(原作) / 「なんとぉーっ!」(ゲーム)
:[[ラフレシア]]の攻撃を回避しきれず、 [[ガンダムF91|F91]]の左腕を破壊されてしまった際に言ったセリフ。スパロボでは被弾時ではなく回避の際に発する。ちなみに『[[重戦機エルガイム]]』の主人公、[[ダバ・マイロード]]や『[[無敵鋼人ダイターン3]]』の[[主人公]]・[[破嵐万丈]]にも同様のセリフがあり、[[富野作品]]ならではの言い回しともいえる。
== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「まずは戦うふりをして、みんなに説明しよう。そうだな…さやかさんが一番、話が通じそうだ。オレが話してみる」
:[[スーパーロボット大戦EX|EX]]で、[[リィナ・アーシタ|リィナ]]を人質にとられ、やむを得ず戦う事情を話そうとする。確かに、[[弓さやか|さやか]]なら血の気が荒い[[マサキ・アンドー|マサキ]]や[[兜甲児|甲児]]よりは話しやすいだろう。
;「まるで昔の怪獣映画だ」
:[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]で植物惑星に出現した[[ギルギルガン (第3形態)|ギルギルガン]]を目の当たりにして、ストレートな感想を述べる。
;「みんながみんな、地球の重力に引かれている訳じゃあるまいし」
:[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]終盤、あらゆる敵勢力が地球に集う状況に疑問を感じて発した台詞。
;「…地球圏の混乱を目論む木星帝国と言った方が相応しいな」
:[[スーパーロボット大戦α|α]]にて[[ジュピトリアン]]が女王がトップにいることを知ったときの言葉であるが、まさか[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]でその[[木星帝国]]と戦うことになろうとは彼も思わなかったであろう(一応、[[スーパーロボット大戦α|α]]の時点では伏線というよりはお遊び的なイベントであると思われる。『スーパーロボット大戦α攻略本 魂』において、寺田プロデューサーも「なお、シーブックが木星帝国と発言するシーンがありますが、'''クロスボーンガンダム参戦の前振りではありません'''」と発言しているので、やはりこの時点では参戦させる予定はなかったのだろう)。
;「ぜい弱だと!? それは仮面を捨てられない貴様のことだろうが! そんな人間に地球圏を粛清する権利はない!!」
:αの終盤でカロッゾと戦闘した時の台詞。「ぜい弱な者はこれからの時代を生き抜けん」と述べた彼を上の台詞で断じた。
<!-- == 商品情報 == -->
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<!-- == 話題まとめ == -->
== 資料リンク ==
*[http://wiki.cre.jp/GUNDAM/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%83%BC ガンダムWiki - シーブック・アノー]
<!-- == リンク == -->
{{DEFAULTSORT:しいふつく あのお}}
[[Category:登場人物さ行]]
[[Category:機動戦士ガンダムF91]]