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→竹取物語
;蓬莱の玉の枝
;蓬莱の玉の枝
:不老不死の地・蓬莱山にある、根は銀、茎は金、白い玉がなるとされる木の枝。2人目の求婚者・車持皇子('''くらもちのみこ''')に出された難題。
:不老不死の地・蓬莱山にある、根は銀、茎は金、白い玉がなるとされる木の枝。2人目の求婚者・車持皇子('''くらもちのみこ''')に出された難題。
:職人に本物の金と銀で枝を作らせ、持参。かぐや姫も困惑するが、職人が報酬の直談判に来たために偽者であるとばれ、失格。その後、彼は姿をくらましてしまう。
:職人に本物の金と銀で枝を作らせ、持参。かぐや姫も困惑するが、職人が報酬の直談判に来たために偽物であるとばれ、失格。その後、彼は姿をくらましてしまう。
:ちなみに「偶さか=まれ」という言葉の語源はこの逸話。
:ちなみに「偶さか=まれ」という言葉の語源はこの逸話。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では[[楠舞神夜]]の通常技「蓬莱の枝」の由来となっている。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では[[楠舞神夜]]の通常技「蓬莱の枝」の由来となっている。
;燕の子安貝
;燕の子安貝
:燕が卵を産むときにだけ体内に作られ、産卵の際に出てくると言われる。5人目の求婚者・中納言、石上麿足('''いそのかみのまろたり''')に出された難題。
:燕が卵を産むときにだけ体内に作られ、産卵の際に出てくると言われる。5人目の求婚者・中納言、石上麿足('''いそのかみのまろたり''')に出された難題。
:果敢にも自ら崖を上り、燕の巣からの回収を試みるが、貝だと思って掴んだそれは燕のフンであり、更に崖から落ちて重傷を負う。このことに気を落した彼は、その後まもなく病気で亡くなってしまう。
:果敢にも自ら崖を上り、燕の巣からの回収を試みるが、貝だと思って掴んだそれは燕のフンであり、更に崖から落ちて重傷を負う。このことに気を落した彼は、その後まもなく病に臥せってしまう。これにはかぐや姫も気の毒に思って彼に和歌を送ったものの、その返歌を書いたところで亡くなってしまう。
:ちなみに「~の甲斐がない」という慣用句の語源はこの逸話。
:ちなみに「~の甲斐がない」という慣用句の語源はこの逸話。また、子安貝は安産のお守りだったりする。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では[[楠舞神夜]]の通常技「燕の介」の由来となっている。
:*[[無限のフロンティアシリーズ]]では[[楠舞神夜]]の通常技「燕の介」の由来となっている。