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操作系統は機体の腕部に搭乗者の腕を通し、中にあるグリップで機体の腕や武器を操作する接触型と呼ばれるものを採用している。これにより搭乗者の戦闘技能を機体に反映させる事が可能であり、搭乗者の実力が上がるに比例して機体の戦闘力も向上する。ただし、[[アイリス]]のような小柄な隊員は非接触型と呼ばれる別の操作系統を採用している。また、搭乗者が専用の[[パイロットスーツ|戦闘服]]を着用し、両肩部に備え付けられたコネクタをコックピットのケーブルと接続する事で、霊力をより効率的に機体に伝達する事が出来る<ref>戦闘服を着用しなくても操縦に特に支障が出る訳ではない。</ref>。
 
操作系統は機体の腕部に搭乗者の腕を通し、中にあるグリップで機体の腕や武器を操作する接触型と呼ばれるものを採用している。これにより搭乗者の戦闘技能を機体に反映させる事が可能であり、搭乗者の実力が上がるに比例して機体の戦闘力も向上する。ただし、[[アイリス]]のような小柄な隊員は非接触型と呼ばれる別の操作系統を採用している。また、搭乗者が専用の[[パイロットスーツ|戦闘服]]を着用し、両肩部に備え付けられたコネクタをコックピットのケーブルと接続する事で、霊力をより効率的に機体に伝達する事が出来る<ref>戦闘服を着用しなくても操縦に特に支障が出る訳ではない。</ref>。
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他にも、頭部と胴体が一体化した全高2m~4m前後の二足歩行、レール上を移動するモノアイカメラ、3本爪のマニピュレーターといった特徴がある。各機種各隊員機毎に様々な特色があるが、霊子甲冑と名の付く兵器はこれらの特徴を兼ね備えているものが殆どである。
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他にも、頭部と胴体が一体化した全高2m~4m前後の[[スーパーデフォルメ|SD]]調の体型、レール上を移動するモノアイカメラ、3本爪のマニピュレーターといった特徴がある。各機種各隊員機毎に様々な特色があるが、霊子甲冑と名の付く兵器はこれらの特徴を兼ね備えているものが殆どである。
    
「人型蒸気」と呼ばれる蒸気を要する起動兵器がまず存在し、霊子甲冑はその発展形にあたる。この項目では、人型蒸気についても併せて記載する。
 
「人型蒸気」と呼ばれる蒸気を要する起動兵器がまず存在し、霊子甲冑はその発展形にあたる。この項目では、人型蒸気についても併せて記載する。
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;アイゼンギガント
 
;アイゼンギガント
:欧州大戦中にロシアが開発したT式34型と呼ばれる人型蒸気をドイツが鹵獲した機体。アイゼンリーゼを超える超重量級の巨体を支える為、蒸気浮遊推進式駆動(ホバー走行)を採用。武装は100ミリ砲とロケット弾。更に、搭乗者の操縦士と砲撃士とは別に霊能力者1名を使い捨ての回路として組み込む事で、他の人型蒸気と比べ一線を画す性能を誇る。戦争終結後まで表舞台に立つ事がなく、幻の霊子甲冑とまで呼ばれていた。機体名はドイツ語で「鉄の大巨人」を意味する。
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:欧州大戦中にロシアが開発したT式34型と呼ばれる人型蒸気をドイツが鹵獲した機体。アイゼンリーゼを超える超重量級の巨体を支える為、蒸気浮遊推進式駆動([[ホバー]]走行)を採用。武装は100ミリ砲とロケット弾。更に、搭乗者の操縦士と砲撃士とは別に霊能力者1名を使い捨ての回路として組み込む事で、他の人型蒸気と比べ一線を画す性能を誇る。戦争終結後まで表舞台に立つ事がなく、幻の霊子甲冑とまで呼ばれていた。機体名はドイツ語で「鉄の大巨人」を意味する。
    
=== イギリス ===
 
=== イギリス ===
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;神武
 
;神武
:山崎が遺した最後の設計図を元に、大破した光武に代わる形で神崎重工が開発した機体。卯型霊子甲冑。『1』に登場。霊子機関を2基直列で搭載し、光武の約8倍の[[出力]]を誇る。脚部と一体化したキャタピラにより高速移動が可能。光武に比べて搭乗者への負担と機体の維持費用が大きく、ある戦いで激しい損傷を負った末に光武・改と交代した。『熱き血潮に』では光武二式に近いデザインとなった光武の流れを汲み、アイリス機と紅蘭機が二足歩行を廃してそれぞれ霊力による浮遊とキャタピラ駆動を採用する等、隊員の特性に合わせたチューンナップが機体の原型を留めないレベルで図られている。漫画版では作者の独自の解釈により、かなり大きな設定の追加が行われている。
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:山崎が遺した最後の設計図を元に、大破した光武に代わる形で神崎重工が開発した機体。卯型霊子甲冑。『1』に登場。霊子機関を2基直列で搭載し、光武の約8倍の[[出力]]を誇る。足底のキャタピラにより高速移動が可能。光武に比べて搭乗者への負担と機体の維持費用が大きく、ある戦いで激しい損傷を負った末に光武・改と交代した。『熱き血潮に』では光武二式に近いデザインとなった光武の流れを汲み、アイリス機と紅蘭機が二足歩行を廃してそれぞれ霊力による浮遊とキャタピラ駆動を採用する等、隊員の特性に合わせたチューンナップが機体の原型を留めないレベルで図られている。漫画版では作者の独自の解釈により、かなり大きな設定の追加が行われている。
    
;光武・改
 
;光武・改
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;天武
 
;天武
:紅蘭が初めて一から設計し、帝国華撃団北海道支部で建造された機体。辰型霊子甲冑。『2』に登場。蒸気併用霊子機関「三型」を搭載。従来の霊子甲冑で要していた蒸気と霊力に加え、第三のエネルギーである「都市エネルギー」を動力に変換する。脚部には神武以来となるキャタピラが備え付けられている。単純に機体だけを見れば光武・改は勿論の事、神武をも遥かに凌ぐ最高の性能を誇る。ただし、ある問題点を抱えていた事により途中で運用が中止、以後封印され光武・改に取って代わられた。
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:紅蘭が初めて一から設計し、帝国華撃団北海道支部で建造された機体。辰型霊子甲冑。『2』に登場。蒸気併用霊子機関「三型」を搭載。従来の霊子甲冑で要していた蒸気と霊力に加え、第三のエネルギーである「都市エネルギー」を動力に変換する。足底には神武と同じくキャタピラが備え付けられている。単純に機体だけを見れば光武・改は勿論の事、神武をも遥かに凌ぐ最高の性能を誇る。ただし、ある問題点を抱えていた事により途中で運用が中止、以後封印され光武・改に取って代わられた。
    
;[[光武二式]]
 
;[[光武二式]]
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