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− | メガノイド(Meganoid)とは、『[[無敵鋼人ダイターン3]]』に登場する敵勢力。 | + | メガノイド(Meganoid)とは、『[[無敵鋼人ダイターン3]]』に登場する敵勢力、及び同勢力が持つ独自技術で製造された[[サイボーグ]]の名称。 |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | 指導者である[[ドン・ザウサー]]及びその側近の[[コロス]]を頂点とし、その下で指揮官クラスの「[[コマンダー]]」と兵士クラスの「[[ソルジャー]]」が実働部隊として活動を行っている。
| + | 勢力としてのメガノイドは、指導者である[[ドン・ザウサー]]及びその側近の[[コロス]]を頂点とし、その下に指揮官クラスの「[[コマンダー]]」、兵士クラスの「[[ソルジャー]]」を実働部隊とする組織であり、火星を本拠地に行動している。。 |
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− | 元々は[[破嵐万丈]]の父、[[破嵐創造]]が[[火星]]開拓作業、ひいては人類の宇宙進出のために製作した[[サイボーグ]]だった。しかし彼らは自らをサイボーグではなく「人類以上の存在であるメガノイドである」として、人類全体をメガノイド化するという目的を掲げて人類に敵対する存在となった。万丈は彼らの野望を挫くべく戦っている。 | + | 元々は[[破嵐万丈]]の父、[[破嵐創造]]が[[火星]]開拓作業、ひいては人類の宇宙進出のために製作した[[サイボーグ]]の名称だった。しかし彼らは自らをサイボーグではなく「人類以上の存在である新種族、メガノイドである」として、人類全体をメガノイド化するという目的を掲げて人類に敵対する存在となり、勢力名としての意味も持つようになった(独自技術によるサイボーグとしての意味も引き続き持つ)。万丈は彼らの野望を挫くべく戦っている。 |
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| === 特徴 === | | === 特徴 === |
− | 火星を本拠地に行動している。メガノイドは人間を改造することで製造され、自ら改造を志願する者もいるが、メガノイドが誘拐し、強制的に改造されるケースも少なくない。この改造によりメガノイドとなると、一種の[[不老不死]]の肉体となり、コマンダークラスであれば改造された当時のままの姿となるが、ソルジャーも含め人間には戻れず、人間として成長することはない。
| + | 勢力としてのメガノイドは、目的である「全人類のメガノイド化」を推し進めている。そのためには非情な手段も厭わないが、作戦内容と実行に関しては指揮官クラスのコマンダーに一任されている描写が多く、基本となる誘拐や目的の障害となる万丈の始末の他に、「軍事強化」の名のもとに別勢力をスカウトしたり、自身のコレクションを収集、果ては'''「地球を輪切りにして人間牧場にする」'''など荒唐無稽な作戦を起てるものすらいる。 |
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| + | 作中では「オーラ、ドン・ザウサー」「オーラ、コロス」とトップを讃える掛け声が見受けられ、実際彼らの人望は高い。ただし謀反を企てようとしているコマンダーも存在するため、絶対的な服従装置の類が組み壊れているわけではないのがうかがえる。 |
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| + | また技術力に関しては彼ら曰く「人間以上」であり、その技術を駆使した兵器、及び後述するメガボーグを投入している。 |
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| + | 彼らの自称する、新種族としてのメガノイドは人間を改造することで製造され、自ら改造を志願する者もいるが、メガノイドが誘拐し、強制的に改造されるケースも少なくない。この改造によりメガノイドとなると、一種の[[不老不死]]の肉体となり、コマンダークラスであれば改造された当時のままの姿となるが、ソルジャーも含め人間には戻れず、人間として成長することはない。 |
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| またコマンダー階級の者はマイクロマシンや他のコマンダーとの[[合体]]によって「[[メガボーグ]]」へと変身、巨大化する能力を有する(このような超常的な能力を有することから、コマンダーには「スーパー人間」を自称する者が多い)。だが、その一方で人間を改造することでしか同族を増やすことができないという欠点を持つ。また、メガノイド化した者は傲慢さや欲望が肥大化する傾向にあり、元々は人間であるにも関わらず人間を虫けら以下にしか見なかったり、また欲望充足のために常軌を逸した個性的な行動を取る場合が多い。このような醜い性質を持つ存在であるが故、万丈は深い憎悪を持ってメガノイドと戦うことになる。 | | またコマンダー階級の者はマイクロマシンや他のコマンダーとの[[合体]]によって「[[メガボーグ]]」へと変身、巨大化する能力を有する(このような超常的な能力を有することから、コマンダーには「スーパー人間」を自称する者が多い)。だが、その一方で人間を改造することでしか同族を増やすことができないという欠点を持つ。また、メガノイド化した者は傲慢さや欲望が肥大化する傾向にあり、元々は人間であるにも関わらず人間を虫けら以下にしか見なかったり、また欲望充足のために常軌を逸した個性的な行動を取る場合が多い。このような醜い性質を持つ存在であるが故、万丈は深い憎悪を持ってメガノイドと戦うことになる。 |
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− | 一方で、大部分のメガノイドは自身の力に溺れて容赦なく万丈に倒されるが、中にはメガノイドでありながら人間に未練を残した者や、優しい心を無くしていない者もおり、万丈との戦いを通じて改心したメガノイドも少なからず存在する。そういった「人の良心を取り戻したメガノイド」を万丈は認め、以後危害を加えてはいない。だが逆にメガノイドにとっては反逆者であり、それを取り締まる風紀委員も存在する。
| + | 一方で、大部分のメガノイドは自身の力に溺れて容赦なく万丈に倒されるが、中にはメガノイドでありながら人間に未練を残した者や、優しい心を無くしていない者もおり、万丈との戦いを通じて改心したメガノイドも少なからず存在する。そういった「人の良心を取り戻したメガノイド」を万丈は認め、以後危害を加えてはいない。だが逆に組織にとっては反逆者であり、それを取り締まる風紀委員も存在する。 |
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− | また技術力に関しては彼ら曰く「人間以上」であり、その技術を駆使した兵器、及びメガボーグを投入している。
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| == 登場作品 == | | == 登場作品 == |
− | スパロボでは[[前大戦]]などで万丈により既に壊滅させられている事が多く、彼に比べるとやや影が薄め。反面、原作の再現があったり、設定面で各方面とクロスオーバーを展開する時もある。 | + | スパロボでは[[前大戦]]などで万丈により既に壊滅させられている事が多く、彼に比べるとやや影が薄め。原作の再現があったり、設定面で各方面とクロスオーバーを展開する時もある。 |
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| === [[旧シリーズ]] === | | === [[旧シリーズ]] === |