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252 バイト追加 、 2017年5月23日 (火) 16:57
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無論、本人の意志はともかく、下手をすれば、私的な理由によるリンチや体罰になりかねない。現実的には非常に扱い所が難しく、かつ推奨できない手段である(詳しくは、余談の項を参照)。
 
無論、本人の意志はともかく、下手をすれば、私的な理由によるリンチや体罰になりかねない。現実的には非常に扱い所が難しく、かつ推奨できない手段である(詳しくは、余談の項を参照)。
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事実本来であれば、対象を最終的に奮起させるために、重大な怪我にならない程度に痛みを与えるのが基本である(よく「歯を食いしばれ」等と言われるのは、殴る意思表示の他、不意に舌を噛まないための意味合いもある)。
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事実本来であれば、対象を最終的に奮起させるために、重大な怪我にならない程度に痛みを与えるのが基本である(よく「歯を食いしばれ」等と言われるのは、殴る意思表示の他、不意に舌を噛まない為の意味合いも有る)。
 
そして、何よりも「修正」した後のフォローが必要不可欠であり、最も留意すべき点である。徒に相手の心身にダメージを負わせた、あるいは「修正」をした者への反感を招いただけの結果にならないように、「修正」を行った側が、細かい配慮をしなくてはならない。
 
そして、何よりも「修正」した後のフォローが必要不可欠であり、最も留意すべき点である。徒に相手の心身にダメージを負わせた、あるいは「修正」をした者への反感を招いただけの結果にならないように、「修正」を行った側が、細かい配慮をしなくてはならない。
 
例えば『[[第3次スーパーロボット大戦α]]』にて[[三輪防人|三輪長官]]が[[アラスカ基地]]で[[竜崎一矢|一矢]]に行った一方的な暴力は、ほぼ「修正」の本来の目的を逸脱した私怨によるリンチであるといっていい。
 
例えば『[[第3次スーパーロボット大戦α]]』にて[[三輪防人|三輪長官]]が[[アラスカ基地]]で[[竜崎一矢|一矢]]に行った一方的な暴力は、ほぼ「修正」の本来の目的を逸脱した私怨によるリンチであるといっていい。
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繰り返すが、「修正」の目的は相手に反省と奮起を促すことにこそある。
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繰り返すが、「修正」の目的は相手に反省と奮起を促す事にこそある。
    
== 原作における「修正」 ==
 
== 原作における「修正」 ==
    
;[[機動戦士ガンダム]]
 
;[[機動戦士ガンダム]]
:第9話「翔べ! ガンダム」にて上記のブライトによるアムロに対する「修正」があり、「二度もぶった…親父にもぶたれたことないのに!」の名言が生まれる。また、他の話では[[カイ・シデン|カイ]]がブライトと[[セイラ・マス|セイラ]]に「修正」を食らっている。
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:第9話「翔べ! ガンダム」にて上記のブライトによるアムロに対する「修正」があり、「二度もぶった…親父にもぶたれたことないのに!」の名言が生まれる。
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:また、他の話では[[カイ・シデン|カイ]]がブライトと[[セイラ・マス|セイラ]]に「修正」を食らっている。
 
;[[機動戦士Ζガンダム]]
 
;[[機動戦士Ζガンダム]]
:「修正」と言う言葉を有名にした作品だけに、とにかく「修正」場面が多い。最も有名なのは第13話「シャトル発進」で[[シャア・アズナブル|シャア]]を名乗らない[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]を[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が殴り倒す場面で、「歯ぁ食い縛れ! そんな大人は『修正』してやる!」の言葉が登場する。クワトロことシャアは「これが……若さか……」とつぶやきながらブッ飛ぶ。
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:「修正」と言う言葉を有名にした作品だけに、とにかく「修正」場面が多い。
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:最も有名なのは第13話「シャトル発進」で[[シャア・アズナブル|シャア]]を名乗らない[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]を[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が殴り倒す場面で、「歯ぁ食い縛れ! そんな大人は『修正』してやる!」の言葉が登場する。クワトロことシャアは「これが……若さか……」とつぶやきながらブッ飛ぶ。
 
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
 
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
:[[ジュドー・アーシタ]]が妹の[[リィナ・アーシタ|リィナ]]を救うために独断での行動が多かった初期に、[[ウォン・リー]]から「修正」を受けている…のだが、ジュドーはウォンの平手を回避した上で[[カウンター]]で蹴りを叩きこんでいる。
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:[[ジュドー・アーシタ]]が妹の[[リィナ・アーシタ|リィナ]]を救うために独断での行動が多かった頃の第20話「泣き虫セシリア(前)」において、[[ウォン・リー]]から「修正」を受けている…のだが、ジュドーはウォンの平手を回避した上で[[カウンター]]で蹴りを叩きこんでいる。
 
;[[機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリー]]
 
;[[機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリー]]
:第8話で勤務をさぼっていた[[コウ・ウラキ|コウ]]と[[チャック・キース|キース]]に[[サウス・バニング|バニング]]が鉄拳制裁を加えている。
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:第8話「策謀の宙域」で勤務をさぼっていた[[コウ・ウラキ|コウ]]と[[チャック・キース|キース]]に[[サウス・バニング|バニング]]が鉄拳制裁を加えている。
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
:第16話「インド洋での死闘」で、[[シン・アスカ]]が連合に強制労働されている民間人を救ったものの、[[アスラン・ザラ]]の指示を無視した上に、既にモビルスーツへの抵抗力を持ち合わせていなかった連合基地に投降も呼びかけず一方的な攻撃を行った結果、殴られてしまった上に自身の行動を「ヒーローごっこ」と非難される事になった。しかし、自身の行動がやり過ぎである事を全く自覚していないシンは、ただアスランへの反感を募らせるだけで終わってしまった。
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:第16話「インド洋での死闘」で、[[シン・アスカ]]が連合に強制労働されている[[民間人]]を救ったものの、[[アスラン・ザラ]]の指示を無視した上に、既にモビルスーツへの抵抗力を持ち合わせていなかった連合基地に投降も呼びかけず一方的な攻撃を行った結果、殴られてしまった上に自身の行動を「ヒーローごっこ」と非難される事になった。
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:しかし、自身の行動がやり過ぎである事を全く自覚していないシンは、ただアスランへの反感を募らせるだけで終わってしまった。
 
;[[機動戦士ガンダム00]]
 
;[[機動戦士ガンダム00]]
:1st第14話にて、女性との逢瀬という言語道断な理由で遅刻した[[パトリック・コーラサワー]]を[[カティ・マネキン]]が「二度もぶった」。…だが当のコーラサワーは反省どころか'''カティに一目惚れする'''という斜め上の展開に。
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:1st第14話「決意の朝」にて、女性との逢瀬という言語道断な理由で遅刻した[[パトリック・コーラサワー]]を[[カティ・マネキン]]が「二度もぶった」。
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:だが、当のコーラサワーは反省どころか'''カティに一目惚れする'''という斜め上の展開に。
 
;[[聖戦士ダンバイン]]
 
;[[聖戦士ダンバイン]]
:第23話「ミュージィの追撃」で、独断先行した[[リムル・ルフト]]が[[ニー・ギブン]]に殴られる。「けじめ」としてお互い了承済みとはいえ、少女が男にグーで殴られるという、見ようによってはちょっと酷いシーン。
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:第23話「ミュージィの追撃」で、独断先行した[[リムル・ルフト]]が[[ニー・ギブン]]に殴られる。
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:「けじめ」としてお互い了承済みとはいえ、少女が男にグーで殴られるという、見ようによってはちょっと酷いシーン。
    
== スパロボにおける「修正」 ==
 
== スパロボにおける「修正」 ==
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:上記の「ネルフ襲撃」においてブライトの[[碇シンジ|シンジ]]に対する「修正」が起きる。
 
:上記の「ネルフ襲撃」においてブライトの[[碇シンジ|シンジ]]に対する「修正」が起きる。
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:「灯火は炎となりて」にて[[MS]]を無断でブローカーに売り飛ばそうとした[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]、[[モンド・アガケ|モンド]]、[[エル・ビアンノ|エル]]、[[イーノ・アッバーブ|イーノ]]の4人を(なお、ジュドーはこの事件には無関与である)ブライトが「修正」するシーンがある。<br />また、前シナリオで[[ア・バオア・クー]]の探索を許可していた場合、「復讐の刃」にてブライトがビーチャ達に「修正」される。
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:「灯火は炎となりて」にて[[MS]]を無断でブローカーに売り飛ばそうとした[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]、[[モンド・アガケ|モンド]]、[[エル・ビアンノ|エル]]、[[イーノ・アッバーブ|イーノ]]の4人を(なお、ジュドーはこの事件には無関与である)ブライトが「修正」するシーンがある。
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:また、前シナリオで[[ア・バオア・クー]]の探索を許可していた場合、「復讐の刃」にてブライトがビーチャ達に「修正」される。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
:原作の流れから[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の正体が[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]であることをが[[ZEXIS]]のメンバーに発覚。この場は[[扇要|扇]]の判断(IFルート分岐の選択からの流れ)でその場を沈め、改めてルルーシュの口から全ての真相を伝えた。しかし、尚も迷走するルルーシュに[[紅月カレン|カレン]]がルルーシュをゼロの仮面を付けた上でZEXISメンバーの前で「修正」を加える。もっとも、ルルーシュを「修正」できる人物はカレン以外適任者が全くいないというのもある。
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:原作の流れから[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の正体が[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]であることをが[[ZEXIS]]のメンバーに発覚。この場は[[扇要|扇]]の判断(IFルート分岐の選択からの流れ)でその場を沈め、改めてルルーシュの口から全ての真相を伝えた。
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:しかし、なおも迷走するルルーシュに[[紅月カレン|カレン]]がルルーシュをゼロの仮面を付けた上でZEXISメンバーの前で「修正」を加える。もっとも、ルルーシュを「修正」できる人物はカレン以外適任者が全くいないという事情も有る。
 
:その他にも、[[ジェラウド・ガルス・バンテール|ジェラウド]]が[[ユーサー・インサラウム|ユーサー]]への不敬な発言や無断出撃をした[[ウェイン・リブテール|ウェイン]]を「修正」する場面がある。
 
:その他にも、[[ジェラウド・ガルス・バンテール|ジェラウド]]が[[ユーサー・インサラウム|ユーサー]]への不敬な発言や無断出撃をした[[ウェイン・リブテール|ウェイン]]を「修正」する場面がある。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
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:無断出撃した[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]に対して[[オリファー・イノエ|オリファー]]が「修正」を加える。原作再現である。
 
:無断出撃した[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]に対して[[オリファー・イノエ|オリファー]]が「修正」を加える。原作再現である。
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
:第2部にて[[カズマ・アーディガン|カズマ]]が自軍復帰の際に1年にも渡る音信不通で家族を心配させたことを理由に[[シホミ・アーディガン|シホミ]]より修正を受ける。SEで判断するに鉄拳制裁である事が伺える。
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:第2部にて[[カズマ・アーディガン|カズマ]]が自軍復帰の際に1年にも渡る音信不通で家族を心配させた事を理由に[[シホミ・アーディガン|シホミ]]より修正を受ける。SEで判断するに鉄拳制裁である事が伺える。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:脱走した[[真壁一騎|一騎]]が自軍に戻った際に[[シン・アスカ|シン]]から「修正」される(というか、脱走した時から「修正」する気満々である)。その後「少しは周りに頼ることも覚えろ! 俺たちは、皆で戦ってるんだからな!」と言っているのでシンが本当に心配していたことが伝わる。(インターミッションでも誰よりも案じている)さらに、これでケジメがついたので、他の[[アンノウン・エクストライカーズ|UX]]メンバーからも許される粋な計らいである。更に一騎もシンの言葉を受けて大きく成長してくれる。一騎は過去の過ちを'''「どうして誰も自分を咎めてくれないのか」'''、'''「誰でもいいから思い切り叱ってほしい」'''と悔やみ続けており、総士とのクロッシングとこのイベントで過去が完全に精算されているため、近作における『修正』の規範のようなイベントになっている。ちなみに原作では一騎は殴られることなく独房送りにされるに留まっているため、設定を知るユーザーや視聴者からすれば、シンの存在が一騎にとってどれほど救われるか知る事になるだろう。
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:脱走した[[真壁一騎|一騎]]が自軍に戻った際に[[シン・アスカ|シン]]から「修正」される(というか、脱走した時から「修正」する気満々である)。その後「少しは周りに頼ることも覚えろ! 俺たちは、皆で戦ってるんだからな!」と言っているのでシンが本当に心配していたことが伝わる。(インターミッションでも誰よりも案じている)さらに、これでケジメがついたので、他の[[アンノウン・エクストライカーズ|UX]]メンバーからも許される粋な計らいである。更に一騎もシンの言葉を受けて大きく成長してくれる。
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:一騎は過去の過ちを'''「どうして誰も自分を咎めてくれないのか」'''、'''「誰でもいいから思い切り叱ってほしい」'''と悔やみ続けており、総士とのクロッシングとこのイベントで過去が完全に精算されているため、近作における「修正」の規範のようなイベントになっている。
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:ちなみに原作では一騎は殴られることなく独房送りにされるに留まっているため、設定を知るユーザーや視聴者からすれば、シンの存在が一騎にとってどれほど救われるか知る事になるだろう。
 
:なお、このイベントでは[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]が一貫してシンの宥め役となっており、「勝手な行動を取った子供を鉄拳制裁する父親と、それを宥める母親」という印象を持ったプレイヤーも多かった。
 
:なお、このイベントでは[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]が一貫してシンの宥め役となっており、「勝手な行動を取った子供を鉄拳制裁する父親と、それを宥める母親」という印象を持ったプレイヤーも多かった。
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:宇宙編の後半、ブライトがリュウセイ・甲児・忍に行う。
 
:宇宙編の後半、ブライトがリュウセイ・甲児・忍に行う。
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
:[[ジャブロー]]にてアムロが昇格云々のイベントにて[[連邦兵|連邦士官]]に対して文句を付けたときにDチームが便乗して騒いだ為に激怒した連邦士官に4人とも「修正」される。[[藤原忍|忍]]は褒めていたが、アムロは「僕は巻き込まれただけですよ。」とボヤいていた。尤も、殴られる直接の原因が変わっただけで、どの道原作同様殴られていたと思うが・・・。<br />また、中盤の北米レジスタンスからジュドー達が[[MS]]を盗むシナリオではその後カミーユに彼らが「修正」される。
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:[[ジャブロー]]にてアムロが昇格云々のイベントにて[[連邦兵|連邦士官]]に対して文句を付けたときにDチームが便乗して騒いだ為に激怒した連邦士官に4人とも「修正」される。
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:[[藤原忍|忍]]は褒めていたが、アムロは「僕は巻き込まれただけですよ。」とボヤいていた。もっとも、殴られる直接の原因が変わっただけで、どの道原作同様殴られていたと思うが…。
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:また、中盤の北米レジスタンスからジュドー達が[[MS]]を盗むシナリオでは、その後カミーユに彼等が「修正」される。
    
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
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:敵側ではゲラバがホーラやギャブレーに殴られていたが、これは修正というより単なる八つ当たりである。
 
:敵側ではゲラバがホーラやギャブレーに殴られていたが、これは修正というより単なる八つ当たりである。
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
;[[リアルロボット戦線]]
:カミーユが、原作同様「修正してやる!」というセリフと共にアムロに行う。
+
:カミーユが、原作同様「修正してやる!」というセリフと共にアムロに行う。
    
== 関連人物 ==
 
== 関連人物 ==
    
;[[ブライト・ノア]]
 
;[[ブライト・ノア]]
:原作でアムロを「修正」したことで有名だが、Fにおいてはシンジを「修正」した。
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:原作でアムロを「修正」した事で有名だが、『[[スーパーロボット大戦F|F]]』においてはシンジを「修正」した。
 
;[[アムロ・レイ]]
 
;[[アムロ・レイ]]
:ファーストガンダムでブライトに「修正」され、名言を残す。Fのシンジ「修正」イベントでシンジを[[ネルフ]]に連れていったのは『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆シャア]]』設定の彼であり、感慨深い物がある。
+
:ファーストガンダムでブライトに「修正」され、名言を残す。『F』のシンジ「修正」イベントでシンジを[[ネルフ]]に連れていったのは『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆シャア]]』設定の彼であり、感慨深い物がある。
 
;[[碇シンジ]]
 
;[[碇シンジ]]
 
:ブライトに「修正」される、というクロスオーバーをした。
 
:ブライトに「修正」される、というクロスオーバーをした。
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:無断出撃という、[[組織]]の統制を乱しかねない行いをした養子のカツを「修正」している。
 
:無断出撃という、[[組織]]の統制を乱しかねない行いをした養子のカツを「修正」している。
 
;[[アスラン・ザラ]]
 
;[[アスラン・ザラ]]
:民間人救出の為とはいえ、既に抵抗力を失った連合軍基地にモビルスーツで一方的な攻撃を行ったシンに、自らが力を持っている意味を自覚させる為に「修正」している。しかし、シンの方は民間人を救った事に得意気になっていた為に、開き直られてしまうだけとなった。その後も、シンには言葉で理解させようとしているが、結局シンはアスランの言葉を頑なに聞き入れようとはしなかった。
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:民間人救出の為とはいえ、既に抵抗力を失った連合軍基地にモビルスーツで一方的な攻撃を行ったシンに、自らが力を持っている意味を自覚させる為に「修正」している。
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:しかし、シンの方は民間人を救った事に得意気になっていた為に、開き直られてしまうだけとなった。その後も、シンには言葉で理解させようとしているが、結局シンはアスランの言葉を頑なに聞き入れようとはしなかった。
 
;[[シン・アスカ]]
 
;[[シン・アスカ]]
:上記の行動からアスランに2度修正を受ける。しかし、シンにとってアスランは「気に入らない存在」でしかなかった為に、ただ反感を募らせただけとなり、その後言葉で諭されても考えを頑なに変えようとはしなかった。結局その後、デュランダルの策略もあって、シンはアスランの言葉を殆ど聞き入れる事はなく溝を深めていく一方となり、後に敵対して完全敗北した後、ようやく自分自身を見つめ直す事になった。
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:上記の行動からアスランに2度修正を受ける。しかし、シンにとってアスランは「気に入らない存在」でしかなかった為に、ただ反感を募らせただけとなり、その後言葉で諭されても考えを頑なに変えようとはしなかった。
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:結局その後、[[ギルバート・デュランダル|デュランダル議長]]の策略も有って、シンはアスランの言葉を殆ど聞き入れる事はなく溝を深めていく一方となり、後に敵対して完全敗北した後、ようやく自分自身を見つめ直す事になった。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
+
*劇中ではその場で流されがちな事であるが、'''現実世界では「修正」は暴力行為であり傷害罪等に問われる可能性が有る、れっきとした犯罪行為である'''。たびたび問題視される学校や[[企業]]等で起きる「体罰」や「パワハラ」に置き換えると理解しやすいと思われる。
*劇中ではその場で流されがちな事であるが、'''現実世界では「修正」は暴力行為であり、傷害罪等に問われる可能性がある犯罪行為である'''。たびたび問題視される学校などでの「体罰」に置き換えるとわかりやすいと思われる。
   
**そもそも、相手に対して反省や改心、および奮起を促すのであれば、相手が理解できるように、あくまでも言葉で伝えていくべきであろう。
 
**そもそも、相手に対して反省や改心、および奮起を促すのであれば、相手が理解できるように、あくまでも言葉で伝えていくべきであろう。
*『[[機動戦士Ζガンダム A New Translation|劇場版 機動戦士Zガンダム]]』では、上記のことを憂慮したのか、[[エゥーゴ]]側キャラのTV版での「修正」シーンが削除されている。その一方で[[ティターンズ]]側の理不尽な暴力シーンは、敵側であることを強調するためか、カットされなかった。
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*『[[機動戦士Ζガンダム A New Translation|劇場版 機動戦士Zガンダム]]』では、上記の事を憂慮した故か、[[エゥーゴ]]側キャラのTV版での「修正」シーンが削除されている。その一方で[[ティターンズ]]側の理不尽な暴力シーンは、敵側であることを強調する為か、カットされなかった。
    
<!-- == 話題まとめ == -->
 
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