11行目: |
11行目: |
| | | |
| == 版権のややこしさについて == | | == 版権のややこしさについて == |
− | ガンダムシリーズの当日版権が唯一許諾されるガレージキット販売イベント「JAF-CON」において、本作に関わるガレージキットも販売許可が出されていたのだが、1996年に開催された「JAF-CON V」において本作関連のガレージキットのみが販売中止となってしまった。『モデルグラフィックス』側は誌面で本作について一定の権利を有しており、バンダイから商品化料も受け取っていることを主張したが、翌年には商品化料ではなく企画協力費であったとこれを撤回。ガンダムシリーズの版権は「創通エージェンシー・サンライズ」のものとして落ち着いた。 | + | ガンダムシリーズの当日版権が唯一許諾されるガレージキット販売イベント「JAF-CON」において、本作に関わるガレージキットも販売許可が出されていたのだが、1996年に開催された「JAF-CON V」において本作関連のガレージキットのみが販売中止となってしまった。『モデルグラフィックス』側は誌面で本作について一定の権利を有しており、バンダイから商品化料も受け取っていることを主張したが、翌年には商品化料ではなく企画協力費であったとこれを撤回。ガンダムシリーズの版権は「創通エージェンシー・サンライズ」のもの、バンダイはアートボックスに版権料を支払う必要は無いという形で落ち着いた。 |
| | | |
− | 現在はバンダイが『センチネル』関連の商品を発売する際に、アートボックス側に事前承諾を入れているとされている。
| + | 現在はバンダイが関連商品を発売する際に、コピーライトは「創通・サンライズ」と表記されているが、アートボックス側には事前承諾を入れているとされている。 |
| | | |
| 『SDガンダムGジェネレーション』シリーズにおいて、『ZERO』『F』では原作ストーリーが再現されたものの、その後は一部のMSとパイロットだけ。『ガンダムバトルクロニクル』や『ガンダムvsガンダム エクストリームバーサス フルブースト』のようなMSがリアル等身なゲームでは、他の機体とは異なりパイロットが搭乗している描写がない。『エクストリームバーサス フルブースト』について、開発者がこの処置について「諸事情」とだけコメントしており、『センチネル』のゲーム出演については現在においても何かしらの制約があると見るべきだろう。 | | 『SDガンダムGジェネレーション』シリーズにおいて、『ZERO』『F』では原作ストーリーが再現されたものの、その後は一部のMSとパイロットだけ。『ガンダムバトルクロニクル』や『ガンダムvsガンダム エクストリームバーサス フルブースト』のようなMSがリアル等身なゲームでは、他の機体とは異なりパイロットが搭乗している描写がない。『エクストリームバーサス フルブースト』について、開発者がこの処置について「諸事情」とだけコメントしており、『センチネル』のゲーム出演については現在においても何かしらの制約があると見るべきだろう。 |
42行目: |
42行目: |
| ;[[Sガンダム]] | | ;[[Sガンダム]] |
| :[[Ζプロジェクト]]の一環として作られた試作機。ムーバブル・フレームを最大限活用した構造を持つ。「'''スペリオル・ガンダム'''」と読む。 | | :[[Ζプロジェクト]]の一環として作られた試作機。ムーバブル・フレームを最大限活用した構造を持つ。「'''スペリオル・ガンダム'''」と読む。 |
− | :;[[Ex-Sガンダム]](変形形態:Gクルーザー) | + | :;[[Ex-Sガンダム]] |
| ::[[Sガンダム]]に各種パーツを取り付けたもので、厳密には「Gクルーザー」という巡航形態を取るための状態。「'''イクスェス・ガンダム'''」と読む。 | | ::[[Sガンダム]]に各種パーツを取り付けたもので、厳密には「Gクルーザー」という巡航形態を取るための状態。「'''イクスェス・ガンダム'''」と読む。 |
| : | | : |
| + | ;ゼータプラス |
| + | :SRW未登場。[[Ζガンダム]]のバリエーション機で[[アムロ・レイ]]専用機もある。『[[機動戦士ガンダムUC]]』にも登場する。 |
| ;[[バーザム]] | | ;[[バーザム]] |
− | :『第2次α』において、本作準拠のデザインで登場する。 | + | :本作では「[[ガンダムMk-II]]の簡易量産型」という設定('''厳密には後付け''')に沿って、{{メカニックデザイン|カトキハジメ}}氏によりリファインされている。「センチネル版バーザム」や「カトキ版バーザム」とも呼ばれる。後に「バーザム改」という名称が与えられた。 |
| | | |
| == 用語 == | | == 用語 == |
57行目: |
59行目: |
| | | |
| == 登場作と扱われ方 == | | == 登場作と扱われ方 == |
− | 直接機体が登場したのは『バトルドッジボールII』や『第4次スーパーロボット大戦』と移植作の『第4次S』のみ。その後は機体が[[没データ]]として残された例があるものの、本編には一切登場していなかった。[[未参戦作品/一覧]]も参照のこと。 | + | 直接機体が登場したのは『バトルドッジボールII』や『第4次スーパーロボット大戦』と移植作の『第4次S』のみ。その後は機体が[[没データ]]として残された例があるものの、本編には一切登場していなかった。 |
| | | |
− | 旧シリーズのデータベースソフトである『[[全スーパーロボット大戦電視大百科]]』では、本作に関わる資料が収録されなかった。このことから「『第4次』にSガンダムなどを登場させたのは版権元に無許可であり、その影響で現在に至るまで本作は未参戦である」という説があるが、この説は現在のところソースが確認されておらず俗説・都市伝説のようなものである。『第4次S』発売から『電視大百科』発売までの期間には、1996年夏に上記のガレージキット販売トラブルが発生しているが、これとの因果関係を含め未参戦の理由は不明である。 | + | 旧シリーズのデータベースソフトである『[[全スーパーロボット大戦電視大百科]]』では、本作に関わる資料が収録されなかった。このことから「『第4次』にSガンダムなどを登場させたのは版権元に無許可であり、スパロボ側はお叱りを受けた影響で現在に至るまで本作は未参戦である」という説があるが、この説は現在のところソースが確認されておらず'''俗説・都市伝説のようなものである'''。『第4次S』発売から『電視大百科』発売までの期間には、1996年夏に上記のガレージキット販売トラブルが発生しているが、これとの因果関係を含め未参戦の理由は不明である。 |
| | | |
− | ここまで書いたような不自由さを抱える一方で、2011年7月にゲームアーカイブス版『第4次S』の配信が始まり、現在も続いている。さらに『[[スーパーロボット大戦UX]]』にもゼータプラスがモチーフの[[陸遜ゼータプラス]]が登場している。他のバンダイナムコ販売のゲームと同じように、機体だけの登場なら問題がないものの、キャラクターも併せたり原作再現することに問題があるのかもしれない。 | + | ここまで書いたような不自由さを抱える一方で、2011年7月にゲームアーカイブス版『第4次S』の配信が始まり、現在も続いている。さらに『[[スーパーロボット大戦UX]]』にもゼータプラスがモチーフの[[陸遜ゼータプラス]]が登場している。他のバンダイナムコ販売のゲームと同じように、機体だけの登場なら問題がないものの、キャラクターも併せたり原作再現することに問題があるのかもしれない。なお、『[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]』が参戦するまで「アニメ化(映像化)されていない小説作品」ということも参戦できない一因として挙げられていた。 |
| | | |
| === [[旧シリーズ]] === | | === [[旧シリーズ]] === |
84行目: |
86行目: |
| == 余談 == | | == 余談 == |
| *幕末および戊辰戦争(新撰組)をモデルにしていることは有名。リョウ・ルーツは坂本龍馬、トッシュ・クレイは土方歳三、ブレイブ・コッドは近藤勇とされており、ここら辺の設定は『[[銀河烈風バクシンガー]]』と通ずる部分がある。 | | *幕末および戊辰戦争(新撰組)をモデルにしていることは有名。リョウ・ルーツは坂本龍馬、トッシュ・クレイは土方歳三、ブレイブ・コッドは近藤勇とされており、ここら辺の設定は『[[銀河烈風バクシンガー]]』と通ずる部分がある。 |
− | *本作には女性キャラクターが一人もいない(正確に言えばALICEという[[ナイン|女性人格のAI]]がいるが)。男臭い作風といえど女性キャラクターが数人いる『[[ボトムズシリーズ]]』よりも男臭い。 | + | *本作には女性キャラクターが一人もいない(正確に言えばALICEという女性人格のAIがいる)。男臭い作風といえど女性キャラクターが数人いる『[[ボトムズシリーズ]]』よりも男臭い。 |
| | | |
| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |