5行目: |
5行目: |
| 『秘密戦隊ゴレンジャー』から始まり、現在も続く特撮テレビドラマ「スーパー戦隊シリーズ」の第16作目。 | | 『秘密戦隊ゴレンジャー』から始まり、現在も続く特撮テレビドラマ「スーパー戦隊シリーズ」の第16作目。 |
| | | |
− | 敵味方共に中世ヨーロッパのRPGのような設定から、ファンタジー戦隊を確立。それに加え、ロボットの姿をした生命体と本格的に導入された6人目のレギュラー戦士の存在も、以降のシリーズに大きな影響をもたらした。
| + | 敵味方共に中世[[ヨーロッパ]]のRPGのような設定から、ファンタジー戦隊を確立。それに加え、ロボットの姿をした生命体と本格的に導入された6人目のレギュラー戦士の存在も、以降のシリーズに大きな影響をもたらした。 |
| | | |
| アメリカではシリーズで初めて「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」の名で放送された作品であり、現在でも根強い支持を得ている。2017年にはアメリカ主導のリメイク映画が公開される。 | | アメリカではシリーズで初めて「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」の名で放送された作品であり、現在でも根強い支持を得ている。2017年にはアメリカ主導のリメイク映画が公開される。 |
| | | |
| === スーパーロボット大戦への参戦 === | | === スーパーロボット大戦への参戦 === |
− | バンダイコレクターズ事業部との連動企画として、2017年4月29日に超合金魂ブランドで大獣神が発売されるのに合わせて、4月25日の生スパロボチャンネルにて期間限定参戦が発表された。
| + | バンダイコレクターズ事業部との連動企画として、2017年4月29日に超合金魂ブランドで大獣神が発売されるのに合わせて、2017年4月25日の生スパロボチャンネルにて期間限定参戦が発表された。 |
| | | |
− | 寺田Pによるとパイロットをどうするか迷ったが、変身した後からの登場という形に決まったとのこと。グラフィックは5人全員が表示されることが確認されている。
| + | 寺田Pによると「大獣神の[[パイロット]]をどうするかの件で迷ったが、[[変身]]した後からの登場という形に決まった」との事。グラフィックは5人全員が表示される事が確認されている。 |
| | | |
| == ストーリー == | | == ストーリー == |
− | かつて地球には恐竜から進化した恐竜人類と妖精族が暮らしていたが、1億7千万年前に悪魔に魂を売った魔女バンドーラが人類を滅ぼそうとした。五大部族はその守護獣と共にこれを封印するも、地球を氷河が覆ったことで恐竜は滅びた。
| + | かつて地球には恐竜から進化した恐竜人類と妖精族が暮らしていたが、1億7千万年前に悪魔に魂を売った魔女バンドーラが人類を滅ぼそうとした。五大部族はその守護獣と共にこれを封印するも、[[地球]]を氷河が覆ったことで恐竜は滅びた。 |
| | | |
| そして現在、復活した魔女バンドーラにより再び地球は滅亡の危機に晒されてしまう。だが、長い眠りについていた恐竜族の戦士たちもまた目を覚まし、ここに恐竜戦隊ジュウレンジャーとバンドーラ一味との戦いの幕が上がった。 | | そして現在、復活した魔女バンドーラにより再び地球は滅亡の危機に晒されてしまう。だが、長い眠りについていた恐竜族の戦士たちもまた目を覚まし、ここに恐竜戦隊ジュウレンジャーとバンドーラ一味との戦いの幕が上がった。 |
25行目: |
25行目: |
| === ジュウレンジャー === | | === ジュウレンジャー === |
| ;[[ティラノレンジャー]] / アームドティラノレンジャー / ゲキ | | ;[[ティラノレンジャー]] / アームドティラノレンジャー / ゲキ |
− | :ヤマト族のプリンス。剣術を得意とする正義漢。 | + | :ヤマト族のプリンス。[[武術・格闘技|剣術]]を得意とする正義漢。 |
| ;[[マンモスレンジャー]] / ゴウシ | | ;[[マンモスレンジャー]] / ゴウシ |
− | :シャーマ族のナイト。自然を愛する心優しい性格。 | + | :シャーマ族のナイト。自然を愛する心優しい[[性格]]。 |
| ;[[トリケラレンジャー]] / ダン | | ;[[トリケラレンジャー]] / ダン |
| :エトフ族のナイト。陽気なお調子者。 | | :エトフ族のナイト。陽気なお調子者。 |
41行目: |
41行目: |
| === バンドーラ一味 === | | === バンドーラ一味 === |
| ;魔女バンドーラ | | ;魔女バンドーラ |
− | :守護獣によって封印された悪の魔女。宇宙飛行士により誤って封印が解かれ、地球への侵攻を開始する。とある理由から大の子供嫌いとなり、子供を目の敵にする。 | + | :守護獣によって封印された悪の魔女。宇宙飛行士によって誤って封印が解かれ、地球への侵攻を開始する。とある理由から大の子供嫌いとなり、子供を目の敵にする。 |
| ;トットパット | | ;トットパット |
| :バンドーラの手下の吸血コウモリ。せっかちな性格で常に早口で喋る。ブックバックとは凸凹コンビ。 | | :バンドーラの手下の吸血コウモリ。せっかちな性格で常に早口で喋る。ブックバックとは凸凹コンビ。 |
| ;ブックバック | | ;ブックバック |
− | :バンドーラの手下の子鬼。トットパットとは違い、愚鈍で行動が遅いため、知恵をつけてもらう事を望んでいる。 | + | :バンドーラの手下の子鬼。トットパットとは違い、愚鈍で行動が遅いため、知恵を付けてもらう事を望んでいる。 |
| ;グリフォーザー | | ;グリフォーザー |
| :バンドーラの手下。グリフォンの血を引く戦士。当初は話せなかったが、武功を立ててバンドーラの手で言葉を喋れるようになった。 | | :バンドーラの手下。グリフォンの血を引く戦士。当初は話せなかったが、武功を立ててバンドーラの手で言葉を喋れるようになった。 |
64行目: |
64行目: |
| | | |
| ;[[大獣神]] / 獣戦車ダイノタンカー | | ;[[大獣神]] / 獣戦車ダイノタンカー |
− | :守護獣たちが合体した恐竜人類の神。 | + | :守護獣達が合体した恐竜人類の[[神]]。 |
| :;守護獣ティラノザウルス | | :;守護獣ティラノザウルス |
| ::ティラノレンジャーの守護獣。 | | ::ティラノレンジャーの守護獣。 |
130行目: |
130行目: |
| | | |
| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *「恐竜」戦隊ながら'''キャラクターのモチーフに使われている生物が6人中4人が恐竜じゃない'''、という事がよく指摘される。 | + | *「恐竜」戦隊ながら'''キャラクターのモチーフに使われている生物が6人中4人が恐竜ではない'''、という事がよく指摘される。 |
− | **これはマンモスやサーベルタイガーは古代の哺乳類、プテラノドンは厳密には恐竜と別種である翼竜、ドラゴンに至っては架空の生物であるため、純粋な恐竜がティラノザウルスとトリケラトプスしかいないためである。このような配置となったのはデザインモチーフが似たようなものばかりになる事を避けるためでもある。 | + | **これはマンモスやサーベルタイガーは古代の哺乳類、プテラノドンは厳密には恐竜と別種である翼竜、ドラゴンに至っては架空の生物であるため、純粋な恐竜がティラノザウルスとトリケラトプスしかいないためである。このような配置となったのはデザインモチーフが似たようなものばかりになる事を避ける為でもある。 |
− | ***プテラノドンについてはシリーズ第27作『爆竜戦隊アバレンジャー』でもモチーフにされており、追加戦士を除いた5人が正真正銘の恐竜モチーフのスーパー戦隊は第37作『獣電戦隊キョウリュウジャー』まで待たなくてはならなかった。 | + | ***プテラノドンについてはシリーズ第27作目『爆竜戦隊アバレンジャー』でもモチーフにされており、追加戦士を除いた5人が正真正銘の恐竜モチーフのスーパー戦隊は第37作目『獣電戦隊キョウリュウジャー』まで待たなくてはならなかった。 |
− | *ジュウレンジャーのタイトルロゴの下には漢字表記で「獣連者」という当て字がされているが、これは人数が10人と勘違いされる事を防ぐため。だが、その勘違いが非常に多かったためか、タイトル通り初期メンバーが9人のシリーズ第41作『宇宙戦隊キュウレンジャー』では、10人目のメンバーが登場した際に名称がジュウレンジャーになりかけて、却下されるというセルフパロディーが行われた。 | + | *ジュウレンジャーのタイトルロゴの下には漢字表記で'''「獣連者」'''という当て字がされているが、これは「戦隊を構成する人数が10人」と勘違いされる事を防ぐ為である。 |
| + | **だが、そんな勘違いが非常に多かった為か、タイトル通り初期メンバーが9人のシリーズ第41作目『宇宙戦隊キュウレンジャー』では、'''10人目のメンバーが登場した際に戦隊の名称が「ジュウレンジャー」になりかけて却下される'''、というセルフパロディが行われた。 |
| <!-- *本文。概要に収まるならそちらへ。 --> | | <!-- *本文。概要に収まるならそちらへ。 --> |
| | | |