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− 過去への移動は、因果律を乱すため、実行すると時空間の修復力により存在を歴史から抹消されてしまうので、実質上は不可能。<br />ただし、[[クロスゲート・パラダイム・システム]]を使えば、因果律の乱れを抑えることができるので、実現可能。+
− 未来への移動は、可能性は無限に分岐しているため未来へのゲートも無限に存在し、狙った時間へのゲートの検出が無理に近いどころか、未来ではなく平行宇宙に行ってしまう危険性が高い。<br />([[イングラム・プリスケン]]はクロスゲート・パラダイム・システムによる未来予測によって未来へのクロスゲートを見つけることが出来た)+
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− 第3次αでは物語の中心的存在となり、序盤は敵勢力がこれを利用して地球圏に現れ、物語後半は[[αナンバーズ]]が敵のいる銀河へ転移するために利用している。劇中ではナシムと融合したイルイ、バンプレイオスに搭乗したリュウセイのみがこの制御を可能にしている。+
− 銀河大戦後は人類が審判を乗り越えたことで無限力の干渉が消えたため、それに伴いクロスゲートは機能不全を起こして使用不能となった。しかし、それまでの研究で別次元へのゲートを作ることは可能となっている他、バンプレイオスのXNディメンジョンが完全に完成すれば、それ自体がクロスゲートと同様の機能を持つらしい。+
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− なお、南極遺跡の中でこれを見た鋼龍戦隊の内、リュウセイやクスハ、マイ、ブリットなど、第3次αに出演した「サイコドライバー」達は虚憶、即ち「前世の記憶」としてこれに対する既視感を覚えていた。シュウも同様だが、こちらはよりはっきりと記憶していた。+
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=== [[スーパーヒーロー作戦]] ===
=== [[スーパーヒーロー作戦]] ===
異次元や亜空間には無数のゲートが自然に存在している。異なる空間への移動と異なる時間への移動は同義であるため、異なる空間へのゲートと異なる時間へのゲートでもある。そして異なる空間へのゲートと異なる時間へのゲートは同一でありながらクロスしている。ゆえに[[ユーゼス・ゴッツォ]]はゲートを「クロスゲート」と称している。
異次元や亜空間には無数のゲートが自然に存在している。異なる空間への移動と異なる時間への移動は同義であるため、異なる空間へのゲートと異なる時間へのゲートでもある。そして異なる空間へのゲートと異なる時間へのゲートは同一でありながらクロスしている。ゆえに[[ユーゼス・ゴッツォ]]はゲートを「クロスゲート」と称している。他作品でも概ね同様の存在であり、それらで「クロスゲート」と称される装置は、「時空間へのゲートに繋がるエントランス」とも言うべき存在である。
宇宙刑事は、次元交錯線を読み取る異次元センサーで同一時間上の目的地に繋がるゲートを検出可能で、ゲートが存在する亜空間へ突入する艦(例えばギャバンなら超次元高速機ドルギラン)も所有しているため、ゲートを使ってワープ可能。<br />
宇宙刑事は、次元交錯線を読み取る異次元センサーで同一時間上の目的地に繋がるゲートを検出可能で、ゲートが存在する亜空間へ突入する艦(例えばギャバンなら超次元高速機ドルギラン)も所有しているため、ゲートを使ってワープ可能。<br />
しかし、時間移動をする場合、さまざまな問題がある。
しかし、時間移動をする場合、さまざまな問題がある。
過去への移動は、因果律を乱すため、実行すると時空の修復力により存在を歴史から抹消されてしまうので、実質上は不可能(「親殺しのパラドックス」がいい例)。ただし、完成した[[クロスゲート・パラダイム・システム]]を使えば、因果律の乱れを抑えることができるので、一応は実現可能。
未来への移動は、可能性は無限に分岐しているため未来へのゲートも無限に存在し、狙った時間へのゲートの検出が無理に近いどころか、未来ではなく平行宇宙に行ってしまう危険性が高い([[イングラム・プリスケン]]はクロスゲート・パラダイム・システムによる未来予測によって未来へのクロスゲートを見つけることが出来た)。
=== [[αシリーズの世界観|スーパーロボット大戦αシリーズ]] ===
=== [[αシリーズの世界観|スーパーロボット大戦αシリーズ]] ===
ユーゼスは漂流していたイングラムを発見したことで[[スーパーヒーロー作戦]]の[[クロスゲート・パラダイム・システム]]の知識を得ており、クロスゲートを利用して因果律を操作する[[クロスゲート・パラダイム・システム]]を未完成ながら開発していたのだった(死後、第3次αで[[シヴァー・ゴッツォ]]と霊帝[[ルアフ・ガンエデン]]からは「クロスゲートの秘密に触れ、それを制御しようとした愚者」と批評された)。
ユーゼスは漂流していたイングラムを発見したことで[[スーパーヒーロー作戦]]の[[クロスゲート・パラダイム・システム]]の知識を得ており、クロスゲートを利用して因果律を操作する[[クロスゲート・パラダイム・システム]]を未完成ながら開発していたのだった(死後、第3次αで[[シヴァー・ゴッツォ]]と霊帝[[ルアフ・ガンエデン]]からは「クロスゲートの秘密に触れ、それを制御しようとした愚者」と批評された)。
未確認ながらこのシステムは[[アストラナガン]]にも搭載されていた節がある。
==== [[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] ====
==== [[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] ====
先史文明人「[[第一始祖民族]]」が開発したオーパーツ。[[無限力]](第一始祖民族の残留思念)の支配下にあり、無限力と同じく人間の意志に反応して発動するためある程度の操作は可能であるが、無限力にアクセスできる[[サイコドライバー]]以外には完全な制御は難しい。その有用さ故に自軍にとって強力な武器となるが、同時に敵軍を招き寄せることもよくあり、トラブルメーカーの感もある。
先史文明人「[[第一始祖民族]]」が開発したオーパーツ。[[無限力]](第一始祖民族の残留思念)の支配下にあり、無限力と同じく人間の意志に反応して発動するためある程度の操作は可能であるが、無限力にアクセスできる[[サイコドライバー]]以外には完全な制御は難しい。その有用さ故に自軍にとって強力な武器となるが、同時に敵軍を招き寄せることもよくあり、トラブルメーカーの感もある。
木星近くにあり、無限力に反応して発動するまで視認不可能だった。これはもともと[[ナシム・ガンエデン]]とゲベル・ガンエデンが地球を旅立つ際に設置したもので、新天地であるバルマー本星の近くにも設置して行き来できるように用意したものである。ナシム・ガンエデンはクロスゲートを使わず銀河を横断して見て回って地球に帰ったため、使われれないままになっていた。
木星近くにあり、無限力に反応して発動するまで視認不可能だった。これはもともと[[ナシム・ガンエデン]]とゲベル・ガンエデンが地球を旅立つ際に設置したもので、新天地であるバルマー本星の近くにも設置して行き来できるように用意したものである。ナシム・ガンエデンはクロスゲートを使わず銀河を横断して見て回って地球に帰ったため、使われないままになっており、休止状態に入って長らく姿を消していた。
第3次α序盤、ナシム・ガンエデンの目覚めと消失、そして無限力による審判が始まったため、地球側のゲートがイカロス基地近辺の宙域で再起動、ブラックホールが発生した直後の時間軸、雷王星があった座標軸に繋がり、そこに存在していた[[ヱクセリヲン]]を転移させている。物語の中心的存在となり、序盤は敵勢力がこれを利用して地球圏に現れ、物語後半は[[αナンバーズ]]が敵のいる銀河へ転移するために利用している。劇中ではナシムと融合したイルイ、バンプレイオスに搭乗したリュウセイのみがこの制御を可能にしている。
銀河大戦後は人類が審判を乗り越えたことで無限力の干渉が消えたため、それに伴い地球側のクロスゲートは機能不全を起こして使用不能となった。しかし、それまでの研究で別次元へのゲートを作ることは可能となっている他、バンプレイオスのXNディメンジョンが完全に完成すれば、それ自体がクロスゲートと同様の機能を持つらしい。
=== [[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]] ===
=== [[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]] ===
最終的には[[ペルフェクティオ]]を示現させるための門となったが、ウェントスとクリス、イルイの干渉によって閉ざされた。その後、[[アレス・ガイスト]]が進化のためにこの門からエネルギーを取り込もうとしたが失敗して暴走、[[ガルベルス]]に取り込まれてしまった。ちなみに、この際行われた「亜空間からエネルギーを取り出す」という方法は同作で判明したOGエンジンの原理と同じと思われる(逆にコンパチカイザーも時空転移ができる)。
最終的には[[ペルフェクティオ]]を示現させるための門となったが、ウェントスとクリス、イルイの干渉によって閉ざされた。その後、[[アレス・ガイスト]]が進化のためにこの門からエネルギーを取り込もうとしたが失敗して暴走、[[ガルベルス]]に取り込まれてしまった。ちなみに、この際行われた「亜空間からエネルギーを取り出す」という方法は同作で判明したOGエンジンの原理と同じと思われる(逆にコンパチカイザーも時空転移ができる)。
なお、南極遺跡の中でこれを見た鋼龍戦隊の内、リュウセイやクスハ、マイ、ブリットなど、第3次αに出演した「サイコドライバー」達は虚憶、即ち「前世=第3次αの記憶」としてこれに対する既視感を覚えていた。シュウも同様だが、こちらはよりはっきりと記憶していた。
コウタやアクセルは[[エンドレス・フロンティア]]で同様のものをみたことがあるために反応しており、ギリアムもDWの時点で既に知っていたかのような描写があり、彼もまた反応している。イングは直接関連はなかったが、事前に刷り込みが行われてから記憶喪失になったため、うっすらと記憶がある程度だった。
コウタやアクセルは[[エンドレス・フロンティア]]で同様のものをみたことがあるために反応しており、ギリアムもDWの時点で既に知っていたかのような描写があり、彼もまた反応している。イングは直接関連はなかったが、事前に刷り込みが行われてから記憶喪失になったため、うっすらと記憶がある程度だった。
ルイーナ撃滅後はクリフとエリックによって調査が行われていたが、[[アダマトロン]]によって取り込まれ、その一部とされてしまう。ユーゼスの撃破後も破壊することは出来ず、そのまま地球近海に浮かんだままとなっている。明らかに第3次αのプロローグに繋がる流れであり、今後の展開が色々と取り沙汰されている。
ルイーナ撃滅後はクリフとエリックによって調査が行われていたが、[[アダマトロン]]によって取り込まれ、その一部とされてしまう。ユーゼスの撃破後も破壊することは出来ず、そのまま地球近海に浮かんだままとなっている。明らかに第3次αのプロローグに繋がる流れであり、今後の展開が色々と取り沙汰されている。
また、「真の」クロスゲートと呼ばれる存在があり、これは在り様を時々に応じて変え、また自ら動くこともあるという。恐らくはEF、そしてα世界のゲートがこれに近いであろう。
=== [[PROJECT X ZONE]]===
=== [[PROJECT X ZONE]]===
主人公たちの世界の秋葉原に[[エンドレス・フロンティア]]へのクロスゲートが出現し、同世界から[[ハーケン・ブロウニング|ハーケン]]、[[楠舞神夜|神夜]]などが転移してきた。このクロスゲートがエンドレス・フロンティアのどこにつながっていたか不明。
主人公たちの世界の秋葉原に[[エンドレス・フロンティア]]へのクロスゲートが出現し、同世界から[[ハーケン・ブロウニング|ハーケン]]、[[楠舞神夜|神夜]]などが転移してきた。このクロスゲートがエンドレス・フロンティアのどこにつながっていたか不明。
== 関連要素 ==
== 関連要素 ==
;[[念動力]]
;[[念動力]]
:「鍵」を守るために作られたスーパーロボットとその完成体。バンプレイオスは未だ発展途上であり、完全となればそれ自体がクロスゲートの機能を備える。
:「鍵」を守るために作られたスーパーロボットとその完成体。バンプレイオスは未だ発展途上であり、完全となればそれ自体がクロスゲートの機能を備える。
;[[シュンパティア]]
;[[シュンパティア]]
:人間の精神に感応するシステムで、T-LINKシステムと類似する機能を備える。しかし、これは偽りの鍵に過ぎないらしい。
:人間の精神に感応するシステムで、T-LINKシステムと類似する機能を備える。“鍵”のレプリカであるが、接触しすぎるとメリオルエッセ化するというリスクを伴う。
;[[ファブラ・フォレース]]
;[[ファブラ・フォレース]]
:ほぼ同様の機能を備える存在、あるいは同じ存在。ただし、「破滅の王」に直結しているためこちらから潜ることは不可能。
:ほぼ同様の機能を備える存在、あるいは同じ存在。
;[[ガンエデン]]
;[[ガンエデン]]
:元々は地球とバルマーを行き来するために彼らが残したもの。
:元々は地球とバルマーを行き来するために彼らが残したもの。