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| {{登場メカ概要 | | {{登場メカ概要 |
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Sinanju]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Sinanju]]<ref>[http://www.gundam-unicorn.net/ova/ms/03.html#04 MS/MECHANIC]、機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]、2022年2月6閲覧。</ref> |
− | | 登場作品 = | + | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] |
− | *[[ガンダムシリーズ]]
| + | *{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}} |
− | **[[機動戦士ガンダムUC]] | + | | デザイン = {{メカニックデザイン|カトキハジメ}} |
− | | 分類 = [[ニュータイプ]]専用試作[[モビルスーツ]] | + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}} |
− | | 生産形態 = 試作機 | + | | SRWでの分類 = [[機体]] |
| + | }} |
| + | |
| + | {{登場メカ概要 |
| + | | タイトル = スペック |
| + | | 分類 = [[ニュータイプ]]専用[[モビルスーツ]] |
| + | | 生産形態 = 改修機 |
| | 型式番号 = MSN-06S | | | 型式番号 = MSN-06S |
| | 全高 = 22.6m | | | 全高 = 22.6m |
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| | 全備重量 = 56.9t | | | 全備重量 = 56.9t |
| | 動力 = 核融合炉 | | | 動力 = 核融合炉 |
− | | 出力 = 3,240kW | + | | ジェネレーター出力 = 3,240kW |
| | センサー有効半径 = 23,600m | | | センサー有効半径 = 23,600m |
− | | 推力 = 128,600kg | + | | スラスター推力 = 128,600kg |
| | 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]] | | | 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]] |
| | MMI = インテンション・オートマチック・システム | | | MMI = インテンション・オートマチック・システム |
− | | 原型機 = シナンジュ・スタイン | + | | 原型機 = '''[[シナンジュ・スタイン]]''' |
| | 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社 | | | 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社 |
| | 所属 = [[ネオ・ジオン]]([[袖付き]]) | | | 所属 = [[ネオ・ジオン]]([[袖付き]]) |
| | 乗員人数 = 1人 | | | 乗員人数 = 1人 |
| | 主なパイロット = [[フル・フロンタル]] | | | 主なパイロット = [[フル・フロンタル]] |
− | | メカニックデザイン = カトキハジメ
| |
| }} | | }} |
| + | '''シナンジュ'''は『[[機動戦士ガンダムUC]]』の[[登場メカ]]。 |
| | | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
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| | | |
| === 機体概要 === | | === 機体概要 === |
− | 元は[[ガンダムタイプ]]系列の外装を持つ機体であり、実験データを取った後、[[ネオ・ジオン]]残党軍「[[袖付き]]」に強奪を装って譲渡され、外装を中心にジオン風の改修を受けた。 | + | 元は[[ガンダムタイプ]]系列の外装を持つ「[[シナンジュ・スタイン]]」であり、実験データを取った後、[[ネオ・ジオン]]残党軍「[[袖付き]]」に強奪を装って譲渡され、外装を中心にジオン風の改修を受けた。 |
| | | |
| 全身に装備したスラスターに加え、[[ニュータイプ]]パイロットの脳内操縦イメージを思考波としてMS内部の[[サイコフレーム]]に感受させ、機体の挙動へダイレクトに反映させる「'''インテンション・オートマチック・システム'''」を搭載しており、極めて高い追従性と機動性を獲得した。だが、その極端なまでに機動性に特化した「きわめて端的な」設計とその限界を突き詰めた性能ゆえに、並みのパイロットでは[[トールギス|凄まじい加速]][[グラハム専用ユニオンフラッグカスタム|によるG]]と脳波を読み取られるシステムに耐えることが出来ない。そのため、有人機としては欠陥品と呼ばざるを得ない機体となったシナンジュだったが、「赤い彗星の再来」と謳われる[[フル・フロンタル]]というパイロットを得ることで、机上の空論と化していたその凄まじい性能を十二分に発揮することとなった。それもそのはず、この機体は最初から人智を超えたパイロットに渡すべく造られた代物だったのである。 | | 全身に装備したスラスターに加え、[[ニュータイプ]]パイロットの脳内操縦イメージを思考波としてMS内部の[[サイコフレーム]]に感受させ、機体の挙動へダイレクトに反映させる「'''インテンション・オートマチック・システム'''」を搭載しており、極めて高い追従性と機動性を獲得した。だが、その極端なまでに機動性に特化した「きわめて端的な」設計とその限界を突き詰めた性能ゆえに、並みのパイロットでは[[トールギス|凄まじい加速]][[グラハム専用ユニオンフラッグカスタム|によるG]]と脳波を読み取られるシステムに耐えることが出来ない。そのため、有人機としては欠陥品と呼ばざるを得ない機体となったシナンジュだったが、「赤い彗星の再来」と謳われる[[フル・フロンタル]]というパイロットを得ることで、机上の空論と化していたその凄まじい性能を十二分に発揮することとなった。それもそのはず、この機体は最初から人智を超えたパイロットに渡すべく造られた代物だったのである。 |
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| | | |
| === 劇中での様相 === | | === 劇中での様相 === |
− | [[小説|小説版]]ではインダストリアル7宙域での激闘で左腕部を失いバーニアも損傷する、という機動力命の機体には致命傷のダメージを負ったにも関わらず、もはや人間の域を外れつつある[[フル・フロンタル]]の狂気と虚無に衝き動かされるまま、'''フルコンディションの[[ユニコーンガンダム]]と[[バンシィ]]を相手に互角'''という離れ業を通り越して化け物じみた強さを見せた。ツイン・ビーム・マグナムで両足を吹き飛ばされ推力偏向スラスターも溶融するも、'''ビームを正面から断ち割って前進してくる'''という物の怪の様相を呈する。しかも、この時スラスターから発したのはバーニア光ではなく、黒い霧のようなナニカ(ユニコーンのサイコ・フィールドと同質のもので、フロンタルの精神構造をそのまま投影したと思われる)。極め付けに、これは機体というよりフロンタルの方だが、'''コクピットをビーム・トンファーで貫通されてもまだ無事'''という異常事態が起きていた。最後にはビーム・トンファーの最大出力で粉砕されたが、コクピットだけは無事だった(中のフロンタルは死亡)。 | + | [[小説|小説版]]ではインダストリアル7宙域での激闘で[[クシャトリヤ]]の奇策によって左腕部を失いバーニアも損傷する、という機動力命の機体には致命傷のダメージを負ったにも関わらず、もはや人間の域を外れつつある[[フル・フロンタル]]の狂気と虚無に衝き動かされるまま、'''フルコンディションの[[ユニコーンガンダム]]と[[バンシィ]]を相手に互角'''という離れ業を通り越して化け物じみた強さを見せた。ツイン・ビーム・マグナムで両足を吹き飛ばされ推力偏向スラスターも溶融するも、'''ビームを正面から断ち割って前進してくる'''という物の怪の様相を呈する。しかも、この時スラスターから発したのはバーニア光ではなく、黒い霧のようなナニカ(ユニコーンのサイコ・フィールドと同質のもので、フロンタルの精神構造をそのまま投影したと思われる)。極め付けに、これは機体というよりフロンタルの方だが、'''コクピットをビーム・トンファーで貫通されてもまだ無事'''という異常事態が起きていた。最後にはビーム・トンファーの最大出力で粉砕されたが、コクピットだけは無事だった(中のフロンタルは死亡)。 |
| | | |
− | OVA版で出てきた[[ネオ・ジオング]]は、この「負のサイコ・フィールド」が形成した「物の怪」を機体で再現できないか、という試みに加え、'''損傷したシナンジュでユニコーンとバンシィ相手に互角なのはおかしい'''という認識で一致したために設定された機体である。最後はネオ・ジオングと共にこの機体も崩壊した。 | + | OVA版で出てきた[[ネオ・ジオング]]は、この「負のサイコ・フィールド」が形成した「物の怪」を機体で再現できないか、という試みに加え、'''損傷したシナンジュでユニコーンとバンシィ相手に互角なのはおかしい'''(もっとも普通に考えたらあり得ないからこその「物の怪」ではあるのだが)という認識で一致したために設定された機体である。最後はネオ・ジオングと共にこの機体も崩壊した。 |
| | | |
| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | + | ;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}} |
− | :初登場作品。序盤から登場し、[[フル・フロンタル|フロンタル]]の高い能力と合わせて自軍を苦しめてくる強敵。特に第57話では[[HP]]が10万を超え、フロンタルが二回行動を習得している上にフェイズ開始時に「[[集中]]」「[[直感]]」「[[直撃]]」を使ってくる事もあり非常に手ごわい。 | + | :初登場作品。序盤から登場し、[[フル・フロンタル|フロンタル]]の高い能力と合わせて自軍を苦しめてくる強敵。特に第57話では[[HP]]が10万を超え、フロンタルが[[2回行動]]を習得している上にフェイズ開始時に「[[集中]]」「[[直感]]」「[[直撃]]」を使ってくる事もあり非常に手ごわい。 |
| :なお、同時に[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の[[キュベレイ]]も相手にしなければならない上にターン制限まである為、位置取りには気をつけておきたい。 | | :なお、同時に[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の[[キュベレイ]]も相手にしなければならない上にターン制限まである為、位置取りには気をつけておきたい。 |
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | + | ;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}} |
| :OVA通り本機をコアユニットにした[[ネオ・ジオング]]が登場する。ちなみにフロンタルは今回、決戦ステージ以外には分岐でしか出て来ないため、下手をするとシナンジュの状態では一度も戦えない。 | | :OVA通り本機をコアユニットにした[[ネオ・ジオング]]が登場する。ちなみにフロンタルは今回、決戦ステージ以外には分岐でしか出て来ないため、下手をするとシナンジュの状態では一度も戦えない。 |
| :単独武器にバズーカが追加された。 | | :単独武器にバズーカが追加された。 |
| | | |
| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
− | ;[[スーパーロボット大戦BX]] | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}} |
− | :今作では交戦の機会が共通ルート32話「対の獣と光」のみであるため、やや影が薄い。 | + | :今作では交戦の機会が[[DLC]]と共通ルート32話「対の獣と光」のみであるため、やや影が薄い。 |
| + | |
| + | === VXT三部作 === |
| + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}} |
| + | :グラフィックや武装は第3次Z天獄篇から変更なし。交戦機会はどのルートでも2回ある。 |
| + | :ネオ・ジオングが味方に加入しても分離や換裝はできないため本機を味方として運用することは出来ない。 |
| | | |
| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
− | ;[[スーパーロボット大戦V]] | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}} |
− | :グラフィックや武装は第3次Z天獄篇から変更なし。交戦機会はどのルートでも2回ある。 | + | :2017年2月のイベント「変わる未来」特効ユニット。レアリティSSRのシューター。また、敵専用のビームサーベルを持った近接仕様が存在する。 |
| + | :魂や直撃による火力ブーストはあるものの、通常性能はシューター強化を持つ以外はSSRとしてはわりと平凡な性能。 |
| + | :その真価はアリーナにあり、HP満タンで攻撃力、回避力、行動力が大幅に強化されるうえ味方シューターも強化する。同じようなアビリティ構成を持つ[[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]](シューター)、[[ヒュッケバイン]]との相性が抜群であり、回避型シューター編成の一角として猛威を振るう。 |
| + | :反面、一撃でも食らうと能力が大幅にダウンしてしまうので、HP回復できる[[光武二式 (アイリス機)]]で保険をかけるなどの工夫は必要。 |
| + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}} |
| + | :2章Part13から登場。攻撃&回避タイプ。 |
| | | |
| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
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| ;60mmバルカン砲 | | ;60mmバルカン砲 |
| :頭部に2門装備。連邦系の伝統武装。シナンジュの改修前の機体であるシナンジュ・スタインからそのまま流用。 | | :頭部に2門装備。連邦系の伝統武装。シナンジュの改修前の機体であるシナンジュ・スタインからそのまま流用。 |
| + | ;シールド |
| + | :改修後に新造された専用のシールド。[[サザビー]]の物を細身にしたような形状で、袖付きの紋章がモチーフになっている。表面には総帥機を示す金色のエングレーブが施されており、見た目にも美しい。腕部か肩部に装着。 |
| + | :この時代のトレンドとしてウェポンラッチとしての機能を持たされており、裏側にグレネードランチャーとビームアックス、果ては大型バズーカのマウントが可能で、装着したまま使用もできる。その硬度から打突武器としても使用可能で、これで串刺しにした[[ジェガン]]を放り投げて弾除けにした場面も。 |
| + | :攻防一体の高性能な兵装ではあるが、「当たらなければどうということはない」を地で行く本機は、少しでも自重を軽くするために持たないで出撃することも少なくない。 |
| ;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]] | | ;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]] |
| :両腕に2基装備されている。手に持たず接続したままビーム刃が起動できる。[[ユニコーンガンダム]]に引き継がれた機構。 | | :両腕に2基装備されている。手に持たず接続したままビーム刃が起動できる。[[ユニコーンガンダム]]に引き継がれた機構。 |
| + | :『DD』では斬撃属性の必殺技に採用。 |
| ;ビーム・アックス | | ;ビーム・アックス |
− | :シールドの裏側に2基装備されている近接武器。 | + | :[[サザビー]]のものと同系列の近接武器。シールドの裏側に片刃のものを2基マウント。シールドに装備したままビーム刃を発振する事も可能。 |
− | :シールドに装備したままビーム刃を発振でき、更に手持ち時には出力を上げてビーム刃を伸ばしたビームソードアックスに、柄同士を連結してビームナギナタに、その状態で回転させて簡易ビームシールドにするなど多彩な使用方法がある。 | + | :;ビーム・ソード・アックス |
| + | ::出力を上げてビーム刃を伸ばした状態。柄同士を連結してビームナギナタに、その状態で回転させて簡易ビームシールドにするなど多彩な使用方法がある。 |
| + | : |
| ;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]] | | ;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]] |
| :本機専用の長銃身型ライフル。腰部背面のラックにマウントする。オプションとして銃身上部にサイトセンサー、下部にグレネードランチャーやバズーカを装備可能。 | | :本機専用の長銃身型ライフル。腰部背面のラックにマウントする。オプションとして銃身上部にサイトセンサー、下部にグレネードランチャーやバズーカを装備可能。 |
| :これ自体に特殊な機能は無いが、パイロットである[[フル・フロンタル|フロンタル]]の高い[[技量]]によって数値以上の性能を発揮する。また、威力は一般的なビームライフルを凌駕しており、[[ネェル・アーガマ]]のカタパルトデッキを容易に貫通する。 | | :これ自体に特殊な機能は無いが、パイロットである[[フル・フロンタル|フロンタル]]の高い[[技量]]によって数値以上の性能を発揮する。また、威力は一般的なビームライフルを凌駕しており、[[ネェル・アーガマ]]のカタパルトデッキを容易に貫通する。 |
| + | :『X-Ω』では通常攻撃に、『DD』ではビーム属性の通常攻撃に採用。 |
| ;バズーカ(第3次Z) / ロケット・バズーカ(BX) | | ;バズーカ(第3次Z) / ロケット・バズーカ(BX) |
| :本機専用の実弾火器。腰部背面のラックに取り付け可能。銃身の伸縮が可能で、ビームライフルやシールドに接続しても使用できる。原作のゼネラル・レビル戦では、ビーム攪乱幕でライフルを封じられてもこれで戦闘を続行した。 | | :本機専用の実弾火器。腰部背面のラックに取り付け可能。銃身の伸縮が可能で、ビームライフルやシールドに接続しても使用できる。原作のゼネラル・レビル戦では、ビーム攪乱幕でライフルを封じられてもこれで戦闘を続行した。 |
− | :第3次Z天獄篇で追加され、モーションは上に放り投げて落下してきたところをライフルに接続・発射するという地味に華麗なもの。[[ネオ・ジオング]]形態でも使用可能で、反撃時はこれを多用する思考パターンになっている。 | + | :『第3次Z天獄篇』で追加され、モーションは上に放り投げて落下してきたところをライフルに接続・発射するという地味に華麗なもの。[[ネオ・ジオング]]形態でも使用可能で、反撃時はこれを多用する思考パターンになっている。 |
| ;グレネードランチャー | | ;グレネードランチャー |
| :ビームライフル、シールドに接続して使用できる。 | | :ビームライフル、シールドに接続して使用できる。 |
− | ;シールド
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− | :改修後に新造された専用のシールド。[[サザビー]]の物を細身にしたような形状で、袖付きの紋章がモチーフになっている。表面には総帥機を示す金色のエングレーブが施されており、見た目にも美しい。
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− | :この時代のトレンドとしてウェポンラッチとしての機能を持たされており、裏側にグレネードランチャーとビームアックス、果ては大型バズーカのマウントが可能で、装着したまま使用もできる。その硬度から打突武器としても使用可能で、これで串刺しにした[[ジェガン]]を放り投げて弾除けにした場面も。
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− | :攻防一体の高性能な兵装ではあるが、「当たらなければどうということはない」を地で行く本機は、少しでも自重を軽くするために持たないで出撃することも少なくない。
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| ==== 必殺技 ==== | | ==== 必殺技 ==== |
| ;ビームライフル連射/連続射撃 | | ;ビームライフル連射/連続射撃 |
− | :高速機動しつつビームライフルを連射してくる。OVA版第2巻「赤い彗星」での初登場時にデブリの中を潜り抜けたシーンの再現。[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]ではバズーカも使用するため「連続射撃」で登録され、モーションも変更される。 | + | :高速機動しつつビームライフルを連射してくる。OVA版第2巻「赤い彗星」での初登場時にデブリの中を潜り抜けたシーンの再現。『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』ではバズーカも使用するため「連続射撃」で登録され、モーションも変更される。 |
− | :最初に二発→退いて一発の出だしは同じだが、第3次Z時獄篇ではここから高速移動で距離をつめつつ連射して至近で一撃、という流れであったのに対し、第3次Z天獄篇ではシールドの[[カットイン]]からバズーカを放り投げてライフルに接続、リアルカットインから二連発、という流れになった。 | + | :最初に二発→退いて一発の出だしは同じだが、『第3次Z時獄篇』ではここから高速移動で距離をつめつつ連射して至近で一撃、という流れであったのに対し、『第3次Z天獄篇』ではシールドの[[カットイン]]からバズーカを放り投げてライフルに接続、リアルカットインから二連発、という流れになった。 |
| + | :『X-Ω』では必殺スキルに採用。 |
| ;連続攻撃/連続格闘 | | ;連続攻撃/連続格闘 |
− | :第3次Z時獄篇で使用。ブーストを全開にして敵を翻弄しつつビームサーベルで切り裂き、とどめに蹴り飛ばした相手をビームアックスで両断する。 | + | :『第3次Z時獄篇』で使用。ブーストを全開にして敵を翻弄しつつビームサーベルで切り裂き、とどめに蹴り飛ばした相手をビームアックスで両断する。 |
| :出だしで入るフロンタルのカットインはOVA版第2巻「赤い彗星」における対ユニコーン戦のカメラワークの再現。 | | :出だしで入るフロンタルのカットインはOVA版第2巻「赤い彗星」における対ユニコーン戦のカメラワークの再現。 |
− | :実は物理属性があるため、剣装備の機体なら切り払いで防御できるという落とし穴がある(フロンタルの技量が高い為なかなか出来るものではないが、オートディフェンサーを装備させればほぼ完封)。天獄篇では名称が変わった。 | + | :実は物理属性があるため、剣装備の機体なら切り払いで防御できるという落とし穴がある(フロンタルの技量が高い為なかなか出来るものではないが、オートディフェンサーを装備させればほぼ完封)。『天獄篇』では名称が変わった。 |
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| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
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| ;[[サイコフレーム|フル・サイコフレーム]] | | ;[[サイコフレーム|フル・サイコフレーム]] |
| :BXで実装。原作ではサイコフレームが搭載されているのは合っているが、'''フル・サイコフレームでは無い'''。 | | :BXで実装。原作ではサイコフレームが搭載されているのは合っているが、'''フル・サイコフレームでは無い'''。 |
| + | :但し、漫画『機動戦士ガンダムUC バンデシネ Episode:0』では、ムーバブルフレームの全てにサイコフレームを使用したフル・サイコフレームとしている。 |
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| === 移動タイプ === | | === 移動タイプ === |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
| + | === 原型機 === |
| + | ;[[シナンジュ・スタイン]] |
| + | :[[地球連邦軍]]が開発した本来のシナンジュ。 |
| + | |
| === 強化型・バリエーション機 === | | === 強化型・バリエーション機 === |
− | ;シナンジュ・スタイン
| |
− | :『[[MSV|UC-MSV]]』に登場するシナンジュが[[袖付き]]に改修される前の状態。真っ白で直線的なフォルムが特徴で[[νガンダム]]に近く、メインカメラもツインアイ型。また、ビームライフルの形状が[[νガンダムHWS装備型]]のハイパー・メガ・ライフルに瓜二つ。
| |
− | :後年書かれた「機動戦士ガンダム ANAHEIM RECORD」では無人機になっており、各種テストは遠隔操作で行われている。これは上述のフロンタル以外に誰も操縦することが出来無かった事を利用したものと思われる。
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− | :ちなみに「スタイン」とは、[[ドイツ語]]で「原石」の意味。開発陣はスタイン01の開発コードを揶揄の意味を込めて与えたとされ、元々データ取得後は袖付きの手で真紅に生まれ変わる計画だったようだ。
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− | :デザイナーのカトキ氏によると、[[Hi-νガンダム]]を意識してデザインされたらしい。
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| ;[[ネオ・ジオング]] | | ;[[ネオ・ジオング]] |
− | :OVA版第7巻に登場するオリジナル機体。シナンジュをコア・ユニットにしたニュータイプ専用巨大[[モビルアーマー]]。 | + | :シナンジュをコア・ユニットにしたニュータイプ専用巨大[[モビルアーマー]]。 |
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| === 関連機 === | | === 関連機 === |
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| *フィギュア | | *フィギュア |
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| + | |
| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
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| == 資料リンク == | | == 資料リンク == |