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イングラムを苦労人足らしめている要素はいくつかあるが、その中でもっとも大きいのが「因果の鎖」である。ユーゼスやイングラム自身が言及したほか、SHOではユーゼスと「α」のラオデキヤ、αシリーズではイングラムとユーゼス、さらにクォヴレーが繋がれている他、シヴァーが拘わっていた節がある。
 
イングラムを苦労人足らしめている要素はいくつかあるが、その中でもっとも大きいのが「因果の鎖」である。ユーゼスやイングラム自身が言及したほか、SHOではユーゼスと「α」のラオデキヤ、αシリーズではイングラムとユーゼス、さらにクォヴレーが繋がれている他、シヴァーが拘わっていた節がある。
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これが何を意味するのかは今のところ全く以って謎だが、語感、さらに平行世界に無数の同位体が存在し、それを渡り歩くイングラムの特性を鑑みるに「因果律の連鎖」とみるべきだろう。この因果律とは、別の作品でも散見される単語だが、これはおおざっぱに言うと、「'''あらかじめ確定された結果が存在し、すべてはそれに向かって流れていくという運命'''」である(αシリーズの[[アカシック・レコード]]が顕著な例)
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これが何を意味するのかは今のところ全く以って謎だが、語感、さらに平行世界に無数の同位体が存在し、それを渡り歩くイングラムの特性を鑑みるに「因果律の連鎖」とみるべきだろう。この因果律とは、別の作品でも散見される単語だが、これはおおざっぱに言うと、「'''あらかじめ確定された結果が存在し、すべてはそれに向かって流れていくという運命'''」である(αシリーズの[[アカシック・レコード]]が顕著な例)。メタ視点を入れて見ると、例えばαシリーズなら、「'''どの作品でどの主人公を選んでも、シリーズの最後にはケイサル・エフェスが待ち受けている'''」という結果が確定していることになる。各主人公のルートはそれぞれが並行世界の関係にあるのがミソである。
    
ユーゼスはこれに気付いていた様子があり、CPSによって神になろうとしたのは偏にこの鎖から抜け出すためであったらしい。彼はこれから抜け出すために、経緯や方法、結末の受け止め方は違えどCPSを開発し、利用しているがその都度阻まれている。この一連の真相に気付いていた貴重な人物であるシヴァーは、クォヴレーと対峙した際に彼もまた因果の鎖に繋がれていると言及していたが、多くを語ることなく死んでしまったため真相は分からずじまいとなった。
 
ユーゼスはこれに気付いていた様子があり、CPSによって神になろうとしたのは偏にこの鎖から抜け出すためであったらしい。彼はこれから抜け出すために、経緯や方法、結末の受け止め方は違えどCPSを開発し、利用しているがその都度阻まれている。この一連の真相に気付いていた貴重な人物であるシヴァーは、クォヴレーと対峙した際に彼もまた因果の鎖に繋がれていると言及していたが、多くを語ることなく死んでしまったため真相は分からずじまいとなった。
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