差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
69 バイト追加 、 2017年1月16日 (月) 12:17
編集の要約なし
21行目: 21行目:  
[[地球連邦軍]]が[[V作戦]]にて開発した試作型[[モビルスーツ]]の1機。機体色はトリコロールカラー。
 
[[地球連邦軍]]が[[V作戦]]にて開発した試作型[[モビルスーツ]]の1機。機体色はトリコロールカラー。
    +
=== 機体概要 ===
 
同時期に開発されていた[[ガンキャノン]]や[[ガンタンク]]が支援用であるのに対し、本機は[[白兵戦]]を主眼に置いた汎用機である。開発の際には当時の最新技術が惜しみなく投入されており、非常にハイスペックな機体に仕上がっている。
 
同時期に開発されていた[[ガンキャノン]]や[[ガンタンク]]が支援用であるのに対し、本機は[[白兵戦]]を主眼に置いた汎用機である。開発の際には当時の最新技術が惜しみなく投入されており、非常にハイスペックな機体に仕上がっている。
   33行目: 34行目:  
枝番は2号機ではなく2番仕様の意味だとする説もあり、これによるとガンダムは開発当初は1番仕様(RX-78-1)だったが、アムロが乗り込んだ時点では既に2番仕様に改修されており、後に[[マグネットコーティング]]が施されて3番仕様に近くなったと扱われる。
 
枝番は2号機ではなく2番仕様の意味だとする説もあり、これによるとガンダムは開発当初は1番仕様(RX-78-1)だったが、アムロが乗り込んだ時点では既に2番仕様に改修されており、後に[[マグネットコーティング]]が施されて3番仕様に近くなったと扱われる。
    +
TV版では本機の支援用戦闘機である[[Gファイター]]や、コアファイターをガンダムに空中換装させる事が可能な輸送機ガンペリーが登場しているが、劇場版ではGファイターは登場せず、ガンペリーの空中換装シーンは無い。
 +
また、本機は核であるコアファイターと上半身のAパーツ、下半身のBパーツによる合体メカでもあるわけだが、これを意識した戦術があったのはTV版がほとんどで、劇場版では脱出以外ではほぼ皆無である。Ζでは一度無視されたこの構想だが、後の作品で意外と再採用されており、[[ΖΖガンダム]]や[[Vガンダム]]にも反映されている。
 +
 +
==== 強化装備形態 ====
 +
;[[フルアーマーガンダム]]
 +
:追加装甲・武装を装備した強化形態。
 +
 +
=== 劇中での様相 ===
 
本機はテストと最終調整のために[[サイド7]]に搬入されていたが、そこで[[ジオン軍]]のザクによる襲撃を受け、正規パイロットは死亡。そこに偶然、本機の操縦マニュアルを拾った[[アムロ・レイ]]が乗り込み、2機のザクを撃破。それがきっかけとなり、彼がパイロットとなって[[ホワイトベース]]の主戦力として運用される事となった。
 
本機はテストと最終調整のために[[サイド7]]に搬入されていたが、そこで[[ジオン軍]]のザクによる襲撃を受け、正規パイロットは死亡。そこに偶然、本機の操縦マニュアルを拾った[[アムロ・レイ]]が乗り込み、2機のザクを撃破。それがきっかけとなり、彼がパイロットとなって[[ホワイトベース]]の主戦力として運用される事となった。
   38行目: 47行目:  
[[ア・バオア・クー]]攻防戦では両手にハイパーバズーカを1挺ずつ、腰部に[[ビームライフル]]、背部にシールドを引っさげたフル装備状態で出撃し、[[シャア・アズナブル|シャア]]の駆る[[ジオング]]と交戦。頭部と左腕を破損し、最後は自動操縦で運用されてジオングの頭部と相打ちという形で大破した。
 
[[ア・バオア・クー]]攻防戦では両手にハイパーバズーカを1挺ずつ、腰部に[[ビームライフル]]、背部にシールドを引っさげたフル装備状態で出撃し、[[シャア・アズナブル|シャア]]の駆る[[ジオング]]と交戦。頭部と左腕を破損し、最後は自動操縦で運用されてジオングの頭部と相打ちという形で大破した。
 
その後、アムロは本機のコアファイターを使って脱出しており、A、Bパーツはア・バオア・クー内部に放棄された。なお、コアファイターに残されていた本機の戦闘データは連邦軍に回収されており、後の連邦軍のMS開発に大いに貢献する事となった。
 
その後、アムロは本機のコアファイターを使って脱出しており、A、Bパーツはア・バオア・クー内部に放棄された。なお、コアファイターに残されていた本機の戦闘データは連邦軍に回収されており、後の連邦軍のMS開発に大いに貢献する事となった。
  −
TV版では本機の支援用戦闘機である[[Gファイター]]や、コアファイターをガンダムに空中換装させる事が可能な輸送機ガンペリーが登場しているが、劇場版ではGファイターは登場せず、ガンペリーの空中換装シーンは無い。
  −
また、本機は核であるコアファイターと上半身のAパーツ、下半身のBパーツによる合体メカでもあるわけだが、これを意識した戦術があったのはTV版がほとんどで、劇場版では脱出以外ではほぼ皆無である。Ζでは一度無視されたこの構想だが、後の作品で意外と再採用されており、[[ΖΖガンダム]]や[[Vガンダム]]にも反映されている。
  −
  −
[[ビームサーベル]]、頭部バルカン、ビームライフル、シールドという装備は、基本的に[[ガンダムシリーズ|ガンダム]]作品の主役機にほぼ共通する武装である。
      
後に本機に搭載された戦闘データは『[[機動戦士ガンダム F90]]』で[[ガンダムF90]](の1号機)に利用されたり、『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』で[[木星帝国]]の残党に悪用されるなど、機体のみならず、その全てがパイロットのアムロを含めて伝説の扱いを受けている。
 
後に本機に搭載された戦闘データは『[[機動戦士ガンダム F90]]』で[[ガンダムF90]](の1号機)に利用されたり、『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』で[[木星帝国]]の残党に悪用されるなど、機体のみならず、その全てがパイロットのアムロを含めて伝説の扱いを受けている。
  −
なお、『[[機動武闘伝Gガンダム]]』にも、ラストのデビルガンダム戦に特別出演しており、各ガンダムに紛れて、発射するロケットに抱きついているシーンが見られる。
      
=== ガンダムの残した数々の異名と伝説 ===
 
=== ガンダムの残した数々の異名と伝説 ===
273行目: 275行目:  
;[[G-3ガンダム]]
 
;[[G-3ガンダム]]
 
:型式番号RX-78-3。ファーストロット系の三番機であり三番仕様。灰色と青色のカラーリング。「[[マグネットコーティング]]」の試験機となる。
 
:型式番号RX-78-3。ファーストロット系の三番機であり三番仕様。灰色と青色のカラーリング。「[[マグネットコーティング]]」の試験機となる。
;[[フルアーマーガンダム]]
  −
:追加装甲・武装を装備した強化形態。
      
=== 関連機 ===
 
=== 関連機 ===
315行目: 315行目:     
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 +
*[[ビームサーベル]]、頭部バルカン、ビームライフル、シールドという装備は、基本的に[[ガンダムシリーズ|ガンダム]]作品の主役機にほぼ共通する武装である。
 +
*『[[機動武闘伝Gガンダム]]』にも、ラストのデビルガンダム戦に特別出演しており、各ガンダムに紛れて、発射するロケットに抱きついているシーンが見られる。
 
*放映当時のガンダムは若干タレ目のデザインで描かれており、当時の視聴者からの人気は[[ザク]]に負けていた。その証拠に、[[続編]]『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』との間に出た[[MSV]]ではザクのバリエーションが大量に出たのに対し、肝心のガンダムは[[フルアーマーガンダム]]のみであった。
 
*放映当時のガンダムは若干タレ目のデザインで描かれており、当時の視聴者からの人気は[[ザク]]に負けていた。その証拠に、[[続編]]『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』との間に出た[[MSV]]ではザクのバリエーションが大量に出たのに対し、肝心のガンダムは[[フルアーマーガンダム]]のみであった。
 
**この人気を覆したのが続編の[[ガンダムMk-II|Mk-II]]と[[Ζガンダム|Ζ]]であり、以後初代がプラモデルやゲームに出演する際は、Ζ以降のデザインに準じたややスマートでツリ目のデザインにリファインされている。
 
**この人気を覆したのが続編の[[ガンダムMk-II|Mk-II]]と[[Ζガンダム|Ζ]]であり、以後初代がプラモデルやゲームに出演する際は、Ζ以降のデザインに準じたややスマートでツリ目のデザインにリファインされている。

案内メニュー