差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
274 バイト除去 、 2016年12月27日 (火) 15:03
編集の要約なし
1行目: 1行目: −
ゾンダーロボ(Zonder Robo)『[[勇者王ガオガイガー]]』に登場するロボットの一種。
+
ゾンダーロボ(Zonder Robo)は、『[[勇者王ガオガイガー]]』に登場するロボットの一種。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ゾンダー]]が周囲の無機物を吸収し巨大化ロボした姿。
+
[[ゾンダー]]が周囲の無機物を吸収し巨大化ロボした姿。劇中前半は一話一体登場し、全力でこれを撃破していくが、[[機界31原種]]が登場した後半は大量に出現する。
劇中前半は一話一体登場し、全力でこれを撃破していくが、[[機界31原種]]が登場した後半は大量に出現する。
      
核となった知的生命体の願望(マイナス思念)を利用し、破壊活動を行うのだが、この形態は完全体への一過程に過ぎない。最終的に完全体となったゾンダーは無数のゾンダー胞子を放出し、数時間で一つの星の全生物を機界昇華してしまうのが最終目的であり、出現してしまうと余り時間に猶予はない事になる。しかも、ゾンダーが変貌したゾンダーメタルコアを核として形成されており、これ以外は戦闘用の義体を破壊しても、核を淨解ないし破壊しない限り無限に再生し、逃走を繰り返す。唯一の救いは、[[ゾンダーメタル]]の精製に莫大なエネルギーが必要な事で、大量生産が難しく、一度に複数のゾンダーが出現するのはまれである、その一方で原種はメタルを生成する能力があり、必要な場合複数出現する事もある。願望の達成=ストレスの発散を行う過程にゾンダーの本来の機能を見る事ができる。
 
核となった知的生命体の願望(マイナス思念)を利用し、破壊活動を行うのだが、この形態は完全体への一過程に過ぎない。最終的に完全体となったゾンダーは無数のゾンダー胞子を放出し、数時間で一つの星の全生物を機界昇華してしまうのが最終目的であり、出現してしまうと余り時間に猶予はない事になる。しかも、ゾンダーが変貌したゾンダーメタルコアを核として形成されており、これ以外は戦闘用の義体を破壊しても、核を淨解ないし破壊しない限り無限に再生し、逃走を繰り返す。唯一の救いは、[[ゾンダーメタル]]の精製に莫大なエネルギーが必要な事で、大量生産が難しく、一度に複数のゾンダーが出現するのはまれである、その一方で原種はメタルを生成する能力があり、必要な場合複数出現する事もある。願望の達成=ストレスの発散を行う過程にゾンダーの本来の機能を見る事ができる。
    
個体差はあるものの最低限、通常兵器([[核ミサイル|核]]は使用されていない)が全く通用しない強固なポテンシャルカスケードにより、風穴があいても見る見るうちに再生してしまう驚異の再生力を有する。だが、これらは絶対的なものではない。[[バリア]]は一度突破されると発生器か何かが破損するらしく、しばらくは再発生できず、再生もダメージが蓄積すると遅くなる。しかし、特筆すべきこの兵器の凶悪な点は、対策が施されていない全ての無機物を融合できる事である。
 
個体差はあるものの最低限、通常兵器([[核ミサイル|核]]は使用されていない)が全く通用しない強固なポテンシャルカスケードにより、風穴があいても見る見るうちに再生してしまう驚異の再生力を有する。だが、これらは絶対的なものではない。[[バリア]]は一度突破されると発生器か何かが破損するらしく、しばらくは再発生できず、再生もダメージが蓄積すると遅くなる。しかし、特筆すべきこの兵器の凶悪な点は、対策が施されていない全ての無機物を融合できる事である。
  −
これはガオガイガーが相手であっても例外ではなく、[[ジェネシックガオガイガー]]は機界昇華への対処が成されていないため、ゾンダーへの相性は総合力で勝るはずの地球製ガオガイガーに大きく劣っている。
      
スパロボにおいては、クロスオーバーの関係上無視される事や[[GGG]]のコーティング処理で無効化される事が多いが、本来は[[勇者ロボ]]やオカルト系の防御機構([[エルドランシリーズ]]や[[サイコフレーム]]の力等)を持つ機体以外は触れると吸収されてしまう事になる。所謂「強過ぎる事への[[スパロボ補正]]」の例ではあるが、原作再現としては[[使徒]]の様な扱いが適切であると言える。
 
スパロボにおいては、クロスオーバーの関係上無視される事や[[GGG]]のコーティング処理で無効化される事が多いが、本来は[[勇者ロボ]]やオカルト系の防御機構([[エルドランシリーズ]]や[[サイコフレーム]]の力等)を持つ機体以外は触れると吸収されてしまう事になる。所謂「強過ぎる事への[[スパロボ補正]]」の例ではあるが、原作再現としては[[使徒]]の様な扱いが適切であると言える。
   −
SRW未登場のロボの中には「約束は光の彼方」「滅ぶべき右腕」に登場したEI-18という個体がいる。この個体は他機と違い、ダミーのコアとマイクロマシンから成る戦闘義体で構成され、本体のコアは[[東京]]地下に潜む、という絡め手を披露した。この事から、ゾンダー核はゾンダーロボ内部に存在しなくてもロボの制御が可能らしい。
+
SRW未登場のロボの中には「約束は光の彼方」「滅ぶべき右腕」に登場するEI-18という個体がいる。この個体は他機と違い、ダミーのコアとマイクロマシンから成る戦闘義体で構成され、本体のコアは[[東京]]地下に潜む、という絡め手を披露する。この事から、ゾンダー核はゾンダーロボ内部に存在しなくてもロボの制御が可能らしい。
    
ゾンダリアンを核とするゾンダーロボはカテゴリー上はその範疇ではない。
 
ゾンダリアンを核とするゾンダーロボはカテゴリー上はその範疇ではない。
47行目: 44行目:  
:同上、[[プリマーダ]]が首都高を走る自動車群と同化して誕生。
 
:同上、[[プリマーダ]]が首都高を走る自動車群と同化して誕生。
   −
この他、直接登場することはないが、[[スーパーロボット大戦W|W]]では、[[ヴァルストークファミリー]]と別行動をとっていた[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]が、「旧世紀のドイツ軍の列車砲のゾンダーと戦った」と発言しているため、EI-16(第16話「正午の悪魔」に登場)も存在していたと思われる。また、同作ではゾンダーによる東京侵食の際、EI-17の超次元ポッド、EI-09の濃縮酸素、EI-08の電磁波、EI-18のグランドノヴァによる四層のバリアが展開されていた。
+
この他、直接登場することはないが、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では、[[ヴァルストークファミリー]]と別行動をとっていた[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]が、「旧世紀のドイツ軍の列車砲のゾンダーと戦った」と発言しているため、EI-16(第16話「正午の悪魔」に登場)も存在していたと思われる。また、同作ではゾンダーによる東京侵食の際、EI-17の超次元ポッド、EI-09の濃縮酸素、EI-08の電磁波、EI-18のグランドノヴァによる四層のバリアが展開されている。
    
== 特筆個体 ==
 
== 特筆個体 ==
60行目: 57行目:  
:作戦失敗後、本体は地下に潜み、地上にはマイクロマシンで構成した戦闘義体とダミーコアによるゾンダーロボを出現。超竜神・ビッグボルフォッグを戦闘不能に追い込み、ダメージの抜け切らないガオガイガーを追い詰めてダミーコアに対してのヘルアンドヘヴンを誘い、その衝撃を利用して無数の爆発から成る「地上の太陽」グランドノヴァを発生。グランドノヴァ内部にガオガイガーを閉じ込め融解させようとしたが、最後は超竜神が半壊しながら連射し続けたイレイザーヘッドにより縮小したところでガオガイガーの脱出を許し、ロールアウトしたゴルディオンハンマーで消し飛ばされた。なお地下に潜んでいた本体のゾンダー核はピッツァとペンチノンが守っていたが護とボルフォッグの活躍により浄解された。
 
:作戦失敗後、本体は地下に潜み、地上にはマイクロマシンで構成した戦闘義体とダミーコアによるゾンダーロボを出現。超竜神・ビッグボルフォッグを戦闘不能に追い込み、ダメージの抜け切らないガオガイガーを追い詰めてダミーコアに対してのヘルアンドヘヴンを誘い、その衝撃を利用して無数の爆発から成る「地上の太陽」グランドノヴァを発生。グランドノヴァ内部にガオガイガーを閉じ込め融解させようとしたが、最後は超竜神が半壊しながら連射し続けたイレイザーヘッドにより縮小したところでガオガイガーの脱出を許し、ロールアウトしたゴルディオンハンマーで消し飛ばされた。なお地下に潜んでいた本体のゾンダー核はピッツァとペンチノンが守っていたが護とボルフォッグの活躍により浄解された。
 
;EI-23、EI-24
 
;EI-23、EI-24
:二体のゾンダーロボが合体したもの。勇者ロボ軍団を超音波攻撃で無力化するも、マイクのサウンドウェーブによりで逆に封じられ、ハンマーヘルアンドヘヴンで撃破された。
+
:二体のゾンダーロボが合体したもの。勇者ロボ軍団を超音波攻撃で無力化するも、マイクのサウンドウェーブによりで逆に封じられ、ハンマーヘルアンドヘヴンで撃破される。
 
;EI-25
 
;EI-25
 
:海難事故で父を亡くした少年・トオルを素体とした個体。機界四天王が最後のゾンダーメタルを使用してゾンダー化させた。航空機と融合しており、並列空間を利用したトリッキーな戦術を取る。しかし、感受性が強くストレスが強い代わりにプラス思念も強い子供はゾンダーに向かないため、護が浄解する前に元に戻ってしまった。
 
:海難事故で父を亡くした少年・トオルを素体とした個体。機界四天王が最後のゾンダーメタルを使用してゾンダー化させた。航空機と融合しており、並列空間を利用したトリッキーな戦術を取る。しかし、感受性が強くストレスが強い代わりにプラス思念も強い子供はゾンダーに向かないため、護が浄解する前に元に戻ってしまった。
 
;EI-30~71
 
;EI-30~71
:35話「風と雷」、36話「その名は撃龍神」に登場した簡易ゾンダーロボ軍団。脊髄原種が万里の長城の観光客をまとめてゾンダー化した結果誕生した。融合した無機物がなんの機能も持たない石や土であるためそれぞれはそれほど強くない。多頭砲台となって勇者ロボを翻弄したが、撃龍神にまとめて捕縛された。
+
:35話「風と雷」、36話「その名は撃龍神」に登場した簡易ゾンダーロボ軍団。脊髄原種が万里の長城の観光客をまとめてゾンダー化した結果誕生した。融合した無機物がなんの機能も持たない石や土であるためそれぞれはそれほど強くない。多頭砲台となって勇者ロボを翻弄したが、撃龍神にまとめて捕縛される。
 
;EI-72、EI-73
 
;EI-72、EI-73
 
:72は大河、73は火麻を素体とした個体。腕原種が生み出した。素体の戦闘能力が高く、またGGGのハイパーツール類を取り込んだことから凄まじい戦闘力を誇り、最終的に二体の合体したゾンダーロボはガオガイガーやジェイアークでさえも苦戦させた。
 
:72は大河、73は火麻を素体とした個体。腕原種が生み出した。素体の戦闘能力が高く、またGGGのハイパーツール類を取り込んだことから凄まじい戦闘力を誇り、最終的に二体の合体したゾンダーロボはガオガイガーやジェイアークでさえも苦戦させた。
10,846

回編集

案内メニュー