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外交などを行い、国家関係を円滑に進める穏やかな人柄の持ち主。また、物腰や言動は柔らかく、周囲からの信頼も厚い。反面、敵を糾弾する手段は問わないなど、政治家としての顔も見える。
 
外交などを行い、国家関係を円滑に進める穏やかな人柄の持ち主。また、物腰や言動は柔らかく、周囲からの信頼も厚い。反面、敵を糾弾する手段は問わないなど、政治家としての顔も見える。
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一見非の打ち所の無い完璧な人格者に見えるが、その裏には自身を含め全てに対する執着を一切持たない虚無があり、何らかの行動を起こすのも、自身が望んでいるからではなく、'''「他人が自分にそうすることを望むから」'''で、他者が望むのであれば「[[神]]」にもなろうとする<ref>[[小説|ノベライズ版]]で[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]]が語ったところによると、優等生すぎて「他人の望む自分」を演じ続けているうちに、「自分の望む自分」がわからなくなってしまったらしい。</ref>。他人はおろか自分自身にさえも執着を持たないが故に、他者が望んで自らが起こすと決めた目的を達成させる為ならば、手段を一切選ばず、他人であろうが身内であろうが使い捨てにする事も厭わない、ある意味でシャルル以上に危険な一面を持っており、本人からもその事で危険視されていた。
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一見非の打ち所の無い完璧な人格者に見えるが、その裏には自身を含め全てに対する執着を一切持たない虚無があり、何らかの行動を起こすのも、自身が望んでいるからではなく、'''「他人が自分にそうすることを望むから」'''で、他者が望むのであれば「[[神]]」にもなろうとする<ref>[[小説|ノベライズ版]]で[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]]が語ったところによると、優等生すぎて「他人の望む自分」を演じ続けているうちに、「自分の望む自分」がわからなくなってしまったらしい。</ref>。他人はおろか自分自身にさえも執着を持たないが故に、他者が望んで自らが起こすと決めた目的を達成させる為ならば、手段を一切選ばず、他人であろうが身内であろうが使い捨てにする事も厭わない、ある意味でシャルル以上に危険な一面を持っており、本人からもその事で危険視されていた。端的に言えば「自己保身と利益追求のみ長け、他者への自制心の無い人物」といえよう。ノベライズ版では、この性格から[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]]から毛嫌いされており、[[C.C.]]にはシュナイゼルの方も同じくらいにマリアンヌを嫌悪していただろうと推察されていた。
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端的に言えば「自己保身と利益追求のみ長け、他者への自制心の無い人物」といえよう。
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このシュナイゼルの性格は、学生時代の頃より備わっていたらしく、イラストドラマで描かれた貴族学校時代は、優等生で決して私情を挟むような行動は起こさなかったとされている反面、温厚さの裏に厳格さを合わせ持った姿勢で学園の生徒達を束ね挙げ、監督生として寄宿舎内の秩序を完璧なものにしようとしている。また、当時学校内の不良グループのリーダー格で誰に対しても食って掛かる[[カノン・マルディーニ]]に対しては、顔面に鞭で打ち据えるという普段からは想像出来ない程のとんでもなく苛烈な制裁を加えており、この行動がカノンが自身に興味を持ち、後に主従関係にまでなる要因となっている。
    
=== 来歴 ===
 
=== 来歴 ===
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:皇帝であり、父親。政治に興味を示さない彼には以前から不信を抱いており、最終的にはクーデターを敢行し、自らが皇帝になろうと謀った。
 
:皇帝であり、父親。政治に興味を示さない彼には以前から不信を抱いており、最終的にはクーデターを敢行し、自らが皇帝になろうと謀った。
 
;[[コーネリア・リ・ブリタニア]]
 
;[[コーネリア・リ・ブリタニア]]
:第2皇女。正反対のやり口ながら信頼は厚い。
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:第2皇女。正反対のやり口ながら信頼は厚い。しかし、フレイヤを用いた恐怖による平和統治のやり方を非難された際に彼女を銃撃させる形で切り捨てる。
:原作ではフレイヤを用いた恐怖による平和統治のやり方を非難された際に彼女を銃撃してしまうが、第2次Z再世篇ifルートでは一時的に拘束するという展開になっており、ルルーシュとの決戦後、彼女とも協力して地球連邦政府の改革に尽力する。
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:後に彼女が治療を受けて生存していた事から、シュナイゼルが密かに助けたのではないかと思われていたが、スピンオフ漫画『双貌のオズ』にて、コーネリアの治療は腹心であるカノンの独断である事が判明しており、シュナイゼルは本当にコーネリアを切り捨てていた事実が決定的となっている。
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:第2次Z再世篇ifルートでは一時的に拘束するという展開になっており、ルルーシュとの決戦後、彼女とも協力して地球連邦政府の改革に尽力する。
 
;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]
 
;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]
 
:第3皇女。彼女の政治姿勢に何かと援助している。彼女の性格を熟知している。それ故に彼女が虐殺命令を出したことを知った時には驚愕の表情を見せた。
 
:第3皇女。彼女の政治姿勢に何かと援助している。彼女の性格を熟知している。それ故に彼女が虐殺命令を出したことを知った時には驚愕の表情を見せた。
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;[[枢木スザク]]
 
;[[枢木スザク]]
 
:能力のある彼を重宝している。
 
:能力のある彼を重宝している。
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;[[カノン・マルディーニ]]
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:腹心の部下であり、イラストドラマでは貴族学校時代からの付き合いであった事が語られている。しかし、当時不良グループのボス的存在であった彼から反発されており、完璧な秩序を求めていたシュナイゼルは、彼に対し'''顔面に鞭で打ち据える'''といった過激な懲罰を行っていたとされている。現在は強く心酔されているが、異母妹であるコーネリアを撃たせた事には疑問を抱かれていた様で、彼の独断によってコーネリアは治療され、[[ナイトオブラウンズ]]のノネットに引き渡されることになっている。
 
;[[ロイド・アスプルンド]]
 
;[[ロイド・アスプルンド]]
 
:ロイドが主管となる特派の総責任者をシュナイゼルが務めている。シュナイゼルはKMF[[ガウェイン]]のドルイドシステムで遺跡の謎を解明する際にロイドを同行させた。
 
:ロイドが主管となる特派の総責任者をシュナイゼルが務めている。シュナイゼルはKMF[[ガウェイン]]のドルイドシステムで遺跡の謎を解明する際にロイドを同行させた。
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