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87 バイト追加 、 2016年12月12日 (月) 22:03
艤装の編集
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:なお、波動コアを持たないヤマト以前の旧世代の艦艇にとってはショックカノンこそが波動砲に相当する切り札的な大砲であり、それにも関わらず威力・発射間隔・砲門数の全てにおいてヤマトのショックカノンに劣っている始末であった。
 
:なお、波動コアを持たないヤマト以前の旧世代の艦艇にとってはショックカノンこそが波動砲に相当する切り札的な大砲であり、それにも関わらず威力・発射間隔・砲門数の全てにおいてヤマトのショックカノンに劣っている始末であった。
 
:なお、「サンチ」とはフランス語読みした「センチ(英語)」の事。「meter」もフランス語では「メートル」だが英語では「メーター」と読む。このため、長さの単位でよく使われる「センチメートル」とは英語とフランス語がごっちゃになっている。
 
:なお、「サンチ」とはフランス語読みした「センチ(英語)」の事。「meter」もフランス語では「メートル」だが英語では「メーター」と読む。このため、長さの単位でよく使われる「センチメートル」とは英語とフランス語がごっちゃになっている。
:史実ではあまりの威力の高さ<ref>口径30cm 以上の大砲だと発砲した時の爆風で甲板上の人が負傷、もしくは死亡したりするので、ブザーを鳴らし艦内に退避する必要があった。機銃や高角砲には可能な限りシールドがつけられた。</ref>に発射した砲弾同士が干渉し、狙った範囲よりも遥かに広い範囲に弾着することから一斉射撃の時はほんの少しタイミングをずらしていた。また、戦後この回転砲塔の技術を活かして造られたのがホテルニューオータニの最上階にある回転展望レストランである。<ref>技術者曰く「主砲より軽いから楽勝だった」</ref>
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:史実ではあまりの威力の高さ<ref>直径30cm 以上の大砲だと発砲した時の爆風で甲板上の人が負傷、もしくは死亡したりするので、ブザーを鳴らし艦内に退避する必要があった。機銃や高角砲には可能な限りシールドがつけられた。</ref>に発射した砲弾同士が干渉し、狙った範囲よりも遥かに広い範囲に弾着することから一斉射撃の時はほんの少しタイミングをずらしていた。また、戦後この回転砲塔の技術を活かして造られたのがホテルニューオータニの最上階にある回転展望レストランである。<ref>技術者曰く「主砲より軽いから楽勝だった」</ref>
 
:;三式融合弾
 
:;三式融合弾
 
::主砲及び副砲に装填可能な実体弾。射程距離、威力は陽電子砲より低いものの、エンジン出力に関係無く使用でき、また直撃させればデストリア級航宙重巡洋艦も十分撃破可能。
 
::主砲及び副砲に装填可能な実体弾。射程距離、威力は陽電子砲より低いものの、エンジン出力に関係無く使用でき、また直撃させればデストリア級航宙重巡洋艦も十分撃破可能。
 
::ガミラスではミサイルのように実体弾自体は存在しているものの、燃焼薬莢によって無誘導の「砲弾」を利用する兵器はすでに廃れている模様で、ヤマトにこれで砲撃されたガミラス艦のオペレーターが驚愕するシーンもある。しかしヤマトは山越えの曲射や遅延信管を用いた重構造物の破壊、エンジン出力低下時といった陽電子砲に比べ優位性に優れる状況下等において実体弾ならではの利点を最大限に活用し、これが決定打となった戦闘も多い。
 
::ガミラスではミサイルのように実体弾自体は存在しているものの、燃焼薬莢によって無誘導の「砲弾」を利用する兵器はすでに廃れている模様で、ヤマトにこれで砲撃されたガミラス艦のオペレーターが驚愕するシーンもある。しかしヤマトは山越えの曲射や遅延信管を用いた重構造物の破壊、エンジン出力低下時といった陽電子砲に比べ優位性に優れる状況下等において実体弾ならではの利点を最大限に活用し、これが決定打となった戦闘も多い。
::元ネタは「三式焼散弾」と呼ばれる対空砲弾であり、発射してから一定時間後に爆裂し、火が付いた破片で敵の航空機を撃ち落とす「クラスター弾」のような物であった。しかし、破片がまるでパーティーのクラッカーのように扇形に開き、さらに近接信管もないので事前に手動で起爆時間を調整しなければいけないため、命中率は極めて低かった。さらにこの特性上、上から降らせるものであったために対空面では大した戦果を挙げられなかった。<ref>基本的な対空砲弾は花火のように全円状に爆裂するため、わざわざ上から降らせなくともよい。</ref>また、対艦戦闘でも貫通力は皆無のため、艦橋や主砲を破壊できても撃沈させることはできていない。その一方で陸地への打撃力は非常に大きく、飛行場などを使用不能にしている。また現代ではレーダーなどがむき出しのイージス艦などに対しては非常に有効となっている。
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::元ネタは「三式焼散弾」と呼ばれる対空砲弾であり、発射してから一定時間後に爆裂し、火が付いた破片で敵の航空機を撃ち落とす「クラスター弾」のような物であった。しかし、破片がまるでパーティーのクラッカーのように扇形に開き、さらに近接信管もないので事前に手動で起爆時間を調整しなければいけないため、命中率は極めて低かった。さらにこの特性上、上から降らせるものであったために対空面では大した戦果を挙げられなかった。<ref>基本的な対空砲弾は花火のように全円状に爆裂するため、わざわざ上から降らせなくともよい。</ref>また、対艦戦闘でも貫通力は皆無のため、艦橋や主砲を破壊できても撃沈させることはできていない。その一方で陸地への打撃力は非常に大きく、飛行場などを使用不能にしている。また現代の艦船はレーダーなどがむき出しになっているため、特にイージス艦に対しては非常に有効となっている。
 
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;20サンチ三連装副砲塔 副砲
 
;20サンチ三連装副砲塔 副砲
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:主砲のうち第二砲塔と第三砲塔の艦橋側にあり、前後2基6門装備されている
 
:主砲のうち第二砲塔と第三砲塔の艦橋側にあり、前後2基6門装備されている
 
:元は15.5㎝だったがこちらでは5㎝ほど大きくなっており、軽巡並みの主砲から重巡並みの主砲になっている。
 
:元は15.5㎝だったがこちらでは5㎝ほど大きくなっており、軽巡並みの主砲から重巡並みの主砲になっている。
:最上型巡洋艦が軽巡から重巡に改装されるにあたり、外された主砲を転用したもの。元が巡洋艦のため装甲が薄く大和型の弱点とされた。しかし、外すのを惜しまれる程信頼性は高かったと言われている。
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:最上型巡洋艦が軽巡から重巡に改装されるにあたり、外された主砲を転用したもの。元が巡洋艦のため装甲が薄く下の弾薬庫まで貫通される恐れがあったため大和型の弱点とされた。しかし、外すのを惜しまれる程信頼性は高かったと言われている。
:建造時はさらに両舷に1基ずつ計4基12門(片舷3基9門)あったのだが、対空用の機銃と高角砲を装備するにあたり外された。その後、最後の連合艦隊旗艦となる「大淀」に2基6門装備された。
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:建造時はさらに両舷に1基ずつ計4基12門(片舷3基9門)あったのだが対空用の機銃と高角砲を装備するにあたり外された。その後、最後の連合艦隊旗艦となる「大淀」に2基6門装備された。
 
;波動砲
 
;波動砲
:正式名称は「次元波動爆縮放射機」。口径は200サンチ。波動エンジン内で生成された余剰次元を艦首から軸線上に展開、その際に生まれては消滅を繰り返すマイクロブラックホールの熱量が射線上のあらゆる物質を破壊する。三式弾とは逆の意味でガミラスを驚愕させた兵器である。
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:正式名称は「次元波動爆縮放射機」。直径は200サンチ。波動エンジン内で生成された余剰次元を艦首から軸線上に展開、その際に生まれては消滅を繰り返すマイクロブラックホールの熱量が射線上のあらゆる物質を破壊する。三式弾とは逆の意味でガミラスを驚愕させた兵器である。
 
:ヤマトの艦体を丸ごと砲身として使用する『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』を代表する最終兵器。ガミラスからは一貫して「大砲」と呼ばれた。発射シークエンス時の遣り取り<ref>特に、'''「エネルギー充填120%完了!」「対ショック・対閃光防御!」'''等の台詞が有名。</ref>もまた、有名である。
 
:ヤマトの艦体を丸ごと砲身として使用する『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』を代表する最終兵器。ガミラスからは一貫して「大砲」と呼ばれた。発射シークエンス時の遣り取り<ref>特に、'''「エネルギー充填120%完了!」「対ショック・対閃光防御!」'''等の台詞が有名。</ref>もまた、有名である。
 
:旧作におけるヤマトの波動砲との最も大きな違いとして、本作では'''最終兵器'''という側面が特に強調されている。[[木星]]での戦闘にて初めて使用した際には[[オーストラリア]]大陸級の浮遊大陸を一撃で消滅させるほどの威力で乗員に大きな衝撃を与え、最終盤では波動砲の存在そのものが大きな問題を招くことにもなった。
 
:旧作におけるヤマトの波動砲との最も大きな違いとして、本作では'''最終兵器'''という側面が特に強調されている。[[木星]]での戦闘にて初めて使用した際には[[オーストラリア]]大陸級の浮遊大陸を一撃で消滅させるほどの威力で乗員に大きな衝撃を与え、最終盤では波動砲の存在そのものが大きな問題を招くことにもなった。
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