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| 新国連を率いる女傑。新国連事務総長にして、世界政府準備議会代表を務める。所謂'''「鉄の女」'''である。 | | 新国連を率いる女傑。新国連事務総長にして、世界政府準備議会代表を務める。所謂'''「鉄の女」'''である。 |
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− | 何十年も人類総出の総力戦を続けている世界において政治の頂点に立つだけあって政治家としては決して無能ではなく、[[アルヴィス]]の戦果を自らのプロパガンダに利用するなど歳相応の老獪さを見せる。
| + | 何十年も人類総出の総力戦を続けている世界において政治の頂点に立つだけあって政治家としての能力はあり、[[アルヴィス]]の戦果を自らのプロパガンダに利用するなど歳相応の老獪さを見せる。 |
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| しかし軍事方面には疎いのか、[[ミツヒロ・バートランド]]らに一任したことで付け入る隙を与えてしまったこともある。しかしながら、人類を守ろうという信念自体は本物であり、アルヴィスの大人達からはそれなりの理解を受けていた。 | | しかし軍事方面には疎いのか、[[ミツヒロ・バートランド]]らに一任したことで付け入る隙を与えてしまったこともある。しかしながら、人類を守ろうという信念自体は本物であり、アルヴィスの大人達からはそれなりの理解を受けていた。 |
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| ヘブンズドア作戦から2年後の『[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|HAE]]』での動向は一切不明。 | | ヘブンズドア作戦から2年後の『[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|HAE]]』での動向は一切不明。 |
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− | 更に2年後の『蒼穹のファフナー EXODUS』では再び事務総長として登場。依然としてフェストゥムを殲滅しての人類存続を目指しており、共存を目指す竜宮島と対立することになる。手駒であるアルゴス小隊を利用して、例え同胞であっても自身の邪魔になると判断した者は容赦なく抹殺するなど、前作以上に計画のためには手段を選ばない苛烈さが強調されている。同作では彼女が鉄の女として知られるに至った経緯を含めた内面が初めて明かされた。 | + | 更に2年後の『蒼穹のファフナー EXODUS』では再び事務総長として登場。依然としてフェストゥムを殲滅しての人類存続を目指しており、共存を目指す竜宮島と対立することになる。手駒であるアルゴス小隊を利用して、例え同胞であっても自身の邪魔になると判断した者は容赦なく抹殺するなど、前作以上に計画のためには手段を選ばない苛烈さが強調されている。一方、同作では彼女が鉄の女として知られるに至った経緯を含めた内面が初めて明かされるなど、血の通った人間であることを感じさせる描写も与えられている。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| :本作ではHaE終盤の所業(本人は登場していなが)を汲んだかKでのコミカルさは鳴りを潜め、信念こそあるもののハザードの重用を始め盲信的な面が強調されている。 | | :本作ではHaE終盤の所業(本人は登場していなが)を汲んだかKでのコミカルさは鳴りを潜め、信念こそあるもののハザードの重用を始め盲信的な面が強調されている。 |
| :原作ほど人類が追い詰められていないため相対的に思想の過激さが目立ってしまっているものの、少なくとも中盤までは人類を守るという信念の元に行動していた。しかし'''自らの欲望を満たすために[[ザ・ブーム軍|敵]]と内通している[[ハザード・パシャ|ハザード]]を同志として信頼しきっており'''、その醜悪な本性に気付かないまま彼に力添えをしたり賛美したりするシーンが目立つ。その一方で自身の意に沿わない[[アルティメット・クロス|UX]]や[[アルヴィス]]には度々圧力をかけてくるので、プレイヤーからの印象は悪くなりがち。 | | :原作ほど人類が追い詰められていないため相対的に思想の過激さが目立ってしまっているものの、少なくとも中盤までは人類を守るという信念の元に行動していた。しかし'''自らの欲望を満たすために[[ザ・ブーム軍|敵]]と内通している[[ハザード・パシャ|ハザード]]を同志として信頼しきっており'''、その醜悪な本性に気付かないまま彼に力添えをしたり賛美したりするシーンが目立つ。その一方で自身の意に沿わない[[アルティメット・クロス|UX]]や[[アルヴィス]]には度々圧力をかけてくるので、プレイヤーからの印象は悪くなりがち。 |
− | :最終的にはその信念を曲げてしまったのか、終盤[[ELS]]の地球圏到達という未曾有の危機に前後して、ハザード達とともに重要な戦力である[[人類軍]]を引き連れて[[バジュラ本星]]を侵略するという暴挙に出てしまう。<ref>一応、[[世界観/UX|『UX』世界]]の[[地球]]は[[フェストゥム]]を初めとする様々な外宇宙からの脅威に晒されてきたという事実があるため、手段を選ばずに人類の生存圏を広げようとした結果だと取れなくはないが、大半の人類を見殺しにしている事に変わりはない。もっとも、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』のシナリオライターである岸本みゆき氏は「やりすぎた」と述懐しているので、ある意味ヘスターもまた「脚本の犠牲者」であると言えなくもない?</ref>当然、[[地球連邦政府 (00)|地球連邦]]からは他の人類軍関係者共々反逆者と見なされた上、結局は[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]に出し抜かれ、更にハザードの死を知った直後に自身も[[ショット・ウェポン]]に射殺されてしまった。原作で生き残ったのに死亡すると言うオリジナル展開だが、ある意味、[[漫画|漫画版]]の要素を取り入れたと言えなくもない。 | + | :最終的にはその信念を曲げてしまったのか、終盤[[ELS]]の地球圏到達という未曾有の危機に前後して、ハザード達とともに重要な戦力である[[人類軍]]を引き連れて[[バジュラ本星]]を侵略するという暴挙に出てしまう。<ref>一応、[[世界観/UX|『UX』世界]]の[[地球]]は[[フェストゥム]]を初めとする様々な外宇宙からの脅威に晒されてきたという事実があるため、手段を選ばずに人類の生存圏を広げようとした結果だと取れなくはないが、大半の人類を見殺しにしている事に変わりはない。元から悪党だが分不相応の大悪党と化したハザードとは違った方向で原作から乖離している感はあり、ある意味ヘスターもまた「脚本の犠牲者」であると言えるだろう。</ref>当然、[[地球連邦政府 (00)|地球連邦]]からは他の人類軍関係者共々反逆者と見なされた上、結局は[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]に出し抜かれ、更にハザードの死を知った直後に自身も[[ショット・ウェポン]]に射殺されてしまった。原作で生き残ったのに死亡すると言うオリジナル展開だが、ある意味、[[漫画|漫画版]]の要素を取り入れたと言えなくもない。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| ;[[イドゥン]] | | ;[[イドゥン]] |
| :[[漫画|漫画(電撃コミックス版)]]では、彼の手でミツヒロ諸共殺害される。 | | :[[漫画|漫画(電撃コミックス版)]]では、彼の手でミツヒロ諸共殺害される。 |
| + | ;[[遠見真矢]] |
| + | :無印では特に関わりがなかったが、『EXODUS』では彼女と接点を持つ。 |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |