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− | == グレイス・オコナー(Grace Oconnor) ==
| + | {{登場人物概要 |
− | *[[登場作品]]:[[マクロスシリーズ]]
| + | | 登場作品 = [[マクロスシリーズ]] |
− | **[[マクロスF]] | + | *{{登場作品 (人物)|マクロスF}} |
− | **[[劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜]] | + | *{{登場作品 (人物)|劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜}} |
− | **[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜]] | + | *{{登場作品 (人物)|劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜}} |
− | *[[声優]]:井上喜久子 | + | *{{登場作品 (人物)|マクロス30 銀河を繋ぐ歌声}} |
− | *種族:地球人([[インプラント]])
| + | | 声優 = {{声優 (登場作品別)|井上喜久子|マクロスF|SRW=Y}} |
− | *性別:女
| + | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|江端理沙}} |
− | *身長:173 cm
| + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦L}} |
− | *本名:'''グレイス・ゴドゥヌワ'''(劇場版)
| + | | SRWでの分類 = [[パイロット]] |
− | *髪色:青
| + | }} |
− | *所属:[[マクロス・ギャラクシー船団]]
| |
− | *[[軍階級|階級]]:大佐(劇場版)
| |
− | *役職:マネージャー(表)、[[科学者・技術者|科学者]](裏)、ゼネラル・ギャラクシー企業軍情報部所属(劇場版)
| |
− | *キャラクターデザイン:江端理沙
| |
| | | |
| + | {{登場人物概要 |
| + | | タイトル = プロフィール |
| + | | 本名 = '''[[本名::グレイス・ゴドゥヌワ]]'''(劇場版) |
| + | | 種族 = [[種族::地球人]]([[インプラント]]) |
| + | | 性別 = [[性別::女]] |
| + | | 身長 = [[身長::173 cm]] |
| + | | 髪色 = 青 |
| + | | 所属 = {{所属 (人物)|マクロス・ギャラクシー船団}} |
| + | | 階級 = [[階級::大佐]](劇場版) |
| + | | 役職 = マネージャー(表)<br/>[[科学者・技術者|科学者]](裏)<br/>ゼネラル・ギャラクシー企業軍情報部所属(劇場版) |
| + | }} |
| + | '''グレイス・オコナー'''は『[[マクロスF]]』の登場人物。 |
| + | |
| + | == 概要 == |
| 基本的な設定は歌姫[[シェリル・ノーム]]のマネージャーを務める女性だが、作品によって、立ち位置は異なってくるキャラクターである。 | | 基本的な設定は歌姫[[シェリル・ノーム]]のマネージャーを務める女性だが、作品によって、立ち位置は異なってくるキャラクターである。 |
| | | |
| === TV版 === | | === TV版 === |
− | 普段は単なるマネージャーを装っているが、裏の顔は宇宙生物[[バジュラ]]研究の第一人者であり、同作のTV版(およびそれに設定の準拠する漫画版・小説版)の黒幕。シェリルのマネージャーを務めているのも、シェリルのマネジメントを一手に引き受けてその行動をコントロールするためである。 | + | 普段は単なるマネージャーを装っているが、裏の顔は宇宙生物[[バジュラ]]研究の第一人者であり、同作のTV版(およびそれに設定の準拠する漫画版・小説版)の黒幕。[[シェリル・ノーム]]のマネージャーを務めているのも、シェリルのマネジメントを一手に引き受けてその行動をコントロールするためである。 |
| | | |
| [[科学者・技術者|科学者]]としての彼女の来歴は、かつて第117大規模調査船団にて[[マオ・ノーム]](シェリルの祖母。劇中では専ら「ドクター・マオ」と呼ばれる)や、ランシェ・メイ(ランカの実母)と共にバジュラの研究員を務めていたことに始まる。彼女達のグループは、バジュラの研究により、彼らが広範囲の「フォールド通信」を用いて意思共有をする生物であることを発見。グレイスはこの意思共有能力を応用することで、全銀河の生物の集合意識を一つに纏めることができると確信する。しかし、同僚のランシェらにはそのことを反対される一方で、バジュラ襲撃により調査船団は壊滅し、グレイスも大きな傷を負ってしまう。このことが原因で自身を否定したランシェらに恨みや憎しみを抱いたグレイスは、自らの理論を立証すべく壮大な計画を立てるようになる。 | | [[科学者・技術者|科学者]]としての彼女の来歴は、かつて第117大規模調査船団にて[[マオ・ノーム]](シェリルの祖母。劇中では専ら「ドクター・マオ」と呼ばれる)や、ランシェ・メイ(ランカの実母)と共にバジュラの研究員を務めていたことに始まる。彼女達のグループは、バジュラの研究により、彼らが広範囲の「フォールド通信」を用いて意思共有をする生物であることを発見。グレイスはこの意思共有能力を応用することで、全銀河の生物の集合意識を一つに纏めることができると確信する。しかし、同僚のランシェらにはそのことを反対される一方で、バジュラ襲撃により調査船団は壊滅し、グレイスも大きな傷を負ってしまう。このことが原因で自身を否定したランシェらに恨みや憎しみを抱いたグレイスは、自らの理論を立証すべく壮大な計画を立てるようになる。 |
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| 正体はゼネラル・ギャラクシー企業軍情報部所属グレイス・ゴドゥヌワ大佐。 | | 正体はゼネラル・ギャラクシー企業軍情報部所属グレイス・ゴドゥヌワ大佐。 |
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− | シェリルのリベンジライブでは、バジュラの襲撃に怯えるスタッフを叱咤し、彼女の歌を船団に流す。後に[[電脳貴族|ギャラクシー船団幹部]]と共にフロンティア船団の乗っ取りを画策するが、三島に発覚して身柄を拘束される。身体の損傷によりインプラントの支配から解放されたグレイスはバジュラ本星の戦いの最中に脱出し、シェリルのステージの準備を整え、シェリルの歌が銀河を震わせているのを見届けて倒れた。
| + | [[シェリル・ノーム]]のリベンジライブでは、[[バジュラ]]の襲撃に怯えるスタッフを叱咤し、彼女の歌を船団に流す。後に[[電脳貴族|ギャラクシー船団幹部]]と共にフロンティア船団の乗っ取りを画策するが、三島に発覚して身柄を拘束される。身体の損傷によりインプラントの支配から解放されたグレイスはバジュラ本星の戦いの最中に脱出し、シェリルのステージの準備を整え、シェリルの歌が銀河を震わせているのを見届けて倒れた。 |
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| 常にシェリルに対して愛情深く接する様子から、TV版とは違い、彼女に対する感情を消去する選択をしなかった可能性がある。 | | 常にシェリルに対して愛情深く接する様子から、TV版とは違い、彼女に対する感情を消去する選択をしなかった可能性がある。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
− | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}} |
| :TV版準拠。ストーリーが最後まで進まないため[[NPC]]としての登場。ただ、時折原作同様の「醜く歪んだ顔芸レベルの悪い笑み」を見せることがあり、終盤には『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[リボンズ・アルマーク]]と手を組んで暗躍を見せるなど、原作を知らない人でも「何か悪いことを企んでいる人」という印象を強く残す。 | | :TV版準拠。ストーリーが最後まで進まないため[[NPC]]としての登場。ただ、時折原作同様の「醜く歪んだ顔芸レベルの悪い笑み」を見せることがあり、終盤には『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[リボンズ・アルマーク]]と手を組んで暗躍を見せるなど、原作を知らない人でも「何か悪いことを企んでいる人」という印象を強く残す。 |
| :EDでは、[[シェリル・ノーム|シェリル]]、[[ランカ・リー|ランカ]]以外に[[ラクス・クライン|目をつけたアーティスト]]がいると語る。 | | :EDでは、[[シェリル・ノーム|シェリル]]、[[ランカ・リー|ランカ]]以外に[[ラクス・クライン|目をつけたアーティスト]]がいると語る。 |
− | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}} |
− | :前作EDで言及されたアーティストのスカウトには失敗したとのこと。前作に引き続き、リボンズと手を組み、暗躍。[[イノベイター]]達と共に人類の支配を企てる。ifルートではリボンズと共に、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』に続き版権作品の最後の大敵として[[ZEXIS]]の前に立ちはだかる。 | + | :音声初収録。前作EDで言及されたアーティストのスカウトには失敗したとのこと。前作に引き続き、リボンズと手を組み、暗躍。[[イノベイター]]達と共に人類の支配を企てる。ifルートではリボンズと共に、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』に続き版権作品の最後の大敵として[[ZEXIS]]の前に立ちはだかる。 |
| :本作では序盤から悪役としての本性を発揮するが、利用目的で近づいた[[熱気バサラ|バサラ]]や[[ラクス・クライン|ラクス]]、[[エイーダ・ロッサ|エイーダ]]達に自分の考えを真っ向から否定されたのを始め、仕掛けておいた回避不能な筈の罠を[[イマージュ]]の介入によって無効化されたり、[[ダブルオーライザー]]の粒子で支配下にあった[[バジュラ]]を制御不能にされるなど、自分の予期せぬ力の干渉によって重要な計画をことごとく台無しにされてしまい、その度に動揺して悔しがるなど、やる事のスケールの大きさはともかくキャラ的にはリボンズと同様に小物感が出てしまっている。なお、グレイスもまた[[黒の英知]]に関する事は何も知らず、ましてやそれに災厄の未来やバジュラの過去に関わる秘密が隠されているなど知る由も無かった。 | | :本作では序盤から悪役としての本性を発揮するが、利用目的で近づいた[[熱気バサラ|バサラ]]や[[ラクス・クライン|ラクス]]、[[エイーダ・ロッサ|エイーダ]]達に自分の考えを真っ向から否定されたのを始め、仕掛けておいた回避不能な筈の罠を[[イマージュ]]の介入によって無効化されたり、[[ダブルオーライザー]]の粒子で支配下にあった[[バジュラ]]を制御不能にされるなど、自分の予期せぬ力の干渉によって重要な計画をことごとく台無しにされてしまい、その度に動揺して悔しがるなど、やる事のスケールの大きさはともかくキャラ的にはリボンズと同様に小物感が出てしまっている。なお、グレイスもまた[[黒の英知]]に関する事は何も知らず、ましてやそれに災厄の未来やバジュラの過去に関わる秘密が隠されているなど知る由も無かった。 |
| :悪役として振る舞う一方で最終決戦では、他の作品と異なりバサラや[[早乙女アルト|アルト]]との[[戦闘前会話]]にて多少相手のことを認めるようなセリフを言うなど、劇場版や漫画作品『シェリル キス・イン・ザ・ギャラクシー』などで見せたグレイスの本来の人間性を垣間見せる場面もあり、自分の行動に疑念を抱きつつも最早自分で止める事も出来ない哀しみを垣間見せている(リボンズが徹底して自分の野心を満たすために戦い、完全否定されているのとは対照的である)。最終的には[[ZEXIS]]に敗れ去り、死亡したと思われていたが……。 | | :悪役として振る舞う一方で最終決戦では、他の作品と異なりバサラや[[早乙女アルト|アルト]]との[[戦闘前会話]]にて多少相手のことを認めるようなセリフを言うなど、劇場版や漫画作品『シェリル キス・イン・ザ・ギャラクシー』などで見せたグレイスの本来の人間性を垣間見せる場面もあり、自分の行動に疑念を抱きつつも最早自分で止める事も出来ない哀しみを垣間見せている(リボンズが徹底して自分の野心を満たすために戦い、完全否定されているのとは対照的である)。最終的には[[ZEXIS]]に敗れ去り、死亡したと思われていたが……。 |
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| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
| :名前のみの登場。 | | :名前のみの登場。 |
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}} |
| :新しい身体に意識を移して復活を遂げ、三島と共に暗躍する。 | | :新しい身体に意識を移して復活を遂げ、三島と共に暗躍する。 |
| :しかし、[[電脳貴族]]に用済みとして捨て駒にされたが為に三島に銃撃され、致命傷を負ったことによりインプラントの支配から脱却、最後の力を振り絞りランカとシェリルのステージのセッティングを行い二度目の死を迎えた。 | | :しかし、[[電脳貴族]]に用済みとして捨て駒にされたが為に三島に銃撃され、致命傷を負ったことによりインプラントの支配から脱却、最後の力を振り絞りランカとシェリルのステージのセッティングを行い二度目の死を迎えた。 |
| | | |
| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
− | ;[[スーパーロボット大戦L]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}} |
− | :TV版準拠。最終的には本作の最後の版権作品の大敵キャラとして[[LOTUS]]の前に立ちはだかる。 | + | :初登場作品。TV版準拠。最終的には本作の最後の版権作品の大敵キャラとして[[LOTUS]]の前に立ちはだかる。 |
| :顔グラフィックがマネージャー版・本性版・サングラス着用の『G』版・[[VF-27 ルシファー|ルシファー]]パイロット版・[[バジュラクイーン]]との一体化時版の5種類も用意されている。 | | :顔グラフィックがマネージャー版・本性版・サングラス着用の『G』版・[[VF-27 ルシファー|ルシファー]]パイロット版・[[バジュラクイーン]]との一体化時版の5種類も用意されている。 |
− | ;[[スーパーロボット大戦UX]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}} |
| :劇場版準拠なのでNPC。活躍はほぼ原作通り。 | | :劇場版準拠なのでNPC。活躍はほぼ原作通り。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
− | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}} |
| :TV版・劇場版双方がクレジットされている。[[シェリル・ノーム|シェリル]]のマネージャーとして活動を共にし、イベント「イツワリノセンジョウ」にてシェリルと決別するが、[[レオン・三島|三島]]の銃撃から[[リン・ミンメイ|ミンメイ]]を庇って負傷する。 | | :TV版・劇場版双方がクレジットされている。[[シェリル・ノーム|シェリル]]のマネージャーとして活動を共にし、イベント「イツワリノセンジョウ」にてシェリルと決別するが、[[レオン・三島|三島]]の銃撃から[[リン・ミンメイ|ミンメイ]]を庇って負傷する。 |
| :その後は「オモイノツバサ」にて、シェリル達をサポートするために[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]に反旗を翻してコントロールを狂せるなど、最終的には劇場版に近い道を選んだ模様。 | | :その後は「オモイノツバサ」にて、シェリル達をサポートするために[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]に反旗を翻してコントロールを狂せるなど、最終的には劇場版に近い道を選んだ模様。 |
| :イベント「未来へ繋ぐ想い」では故人として登場、多元宇宙迷宮で[[カイルス]]を導いた。 | | :イベント「未来へ繋ぐ想い」では故人として登場、多元宇宙迷宮で[[カイルス]]を導いた。 |
| | | |
− | === その他 === | + | === 関連作品 === |
| ;[[Another Century's Episode:R]] | | ;[[Another Century's Episode:R]] |
| :TV版の設定で登場。[[千鳥かなめ|かなめ]]と[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]を拉致するなどの暗躍を見せ、最後はシーズンとの決着を前に『[[マクロスF]]』の世界でTV版の最終決戦が再現されることになる。 | | :TV版の設定で登場。[[千鳥かなめ|かなめ]]と[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]を拉致するなどの暗躍を見せ、最後はシーズンとの決着を前に『[[マクロスF]]』の世界でTV版の最終決戦が再現されることになる。 |
| :各版権作品の[[ラストボス|ラスボス]]があまり登場しない中、『[[マクロスゼロ]]』の[[鳥の人]]や『[[創聖のアクエリオン]]』の[[頭翅]]、『アーマード・コアシリーズ』のナインボール=セラフと並び、本作で戦える数少ないラスボスクラスのキャラの一人となる(ただしグレイスのみチェイスモードでのイベント戦闘)。 | | :各版権作品の[[ラストボス|ラスボス]]があまり登場しない中、『[[マクロスゼロ]]』の[[鳥の人]]や『[[創聖のアクエリオン]]』の[[頭翅]]、『アーマード・コアシリーズ』のナインボール=セラフと並び、本作で戦える数少ないラスボスクラスのキャラの一人となる(ただしグレイスのみチェイスモードでのイベント戦闘)。 |
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− | == パイロットステータス設定の傾向 == | + | == パイロットステータス == |
| === [[能力|能力値]] === | | === [[能力|能力値]] === |
− | 『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では版権作品ボスとしては最後に登場するだけに恐ろしく能力が高い。[[バジュラクイーン]]との同化後はさらに跳ね上がり、[[セントラル]]に匹敵する強さとなるが[[回避]]だけは下がる。 | + | 『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では版権作品ボスとしては最後に登場するだけに恐ろしく能力が高い。[[バジュラクイーン]]との同化後はさらに跳ね上がり、[[セントラル]]に匹敵する強さとなるが[[回避#回避(能力)|回避]]だけは下がる。 |
| | | |
| 『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でも終盤版権作品ラスボスの一人で、[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]と[[コーウェン]]達(ルートによって彼らが大トリ)と同様LV90+2回行動。 | | 『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でも終盤版権作品ラスボスの一人で、[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]と[[コーウェン]]達(ルートによって彼らが大トリ)と同様LV90+2回行動。 |
− | <!-- === [[精神コマンド]] === -->
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− | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | + | === [[精神コマンド]] === |
| + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] |
| + | :'''[[偵察]]、[[かく乱]]、[[分析]]、[[期待]]、[[直撃]]、[[愛]]''' |
| + | :研究者やマネージャーとして暗躍してきた彼女らしいラインナップ。最後に覚える「愛」はレベル99で習得し、通常のプレイでは見れない。 |
| + | |
| + | === [[特殊スキル]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦L|L]] | | ;[[スーパーロボット大戦L|L]] |
| :'''[[気力限界突破]]、[[底力]]L9、[[指揮官|指揮]]L4、[[コンボ|アタックコンボ]]L3''' | | :'''[[気力限界突破]]、[[底力]]L9、[[指揮官|指揮]]L4、[[コンボ|アタックコンボ]]L3''' |
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| ;全てのバジュラの命中率、回避率+30% | | ;全てのバジュラの命中率、回避率+30% |
| :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で採用。『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』の準女王と同じ。脅威的なボーナスだが、[[ゼロレクイエム]]ルートでは途中のイベントで他のバジュラが撤退、騎士団ルートでは登場時点で既に他のバジュラがいないと、効果が発揮できない。 | | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で採用。『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』の準女王と同じ。脅威的なボーナスだが、[[ゼロレクイエム]]ルートでは途中のイベントで他のバジュラが撤退、騎士団ルートでは登場時点で既に他のバジュラがいないと、効果が発揮できない。 |
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− | == [[BGM|パイロットBGM]] ==
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− | ;「汝に大義ありや」
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− | :[[MAP兵器]]を使うときに流れる。
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
| ;[[シェリル・ノーム]] | | ;[[シェリル・ノーム]] |
| :彼女のマネージャーを務め、V型感染症のシェリルを救う。最終的な関係は、メディアによって異なる。 | | :彼女のマネージャーを務め、V型感染症のシェリルを救う。最終的な関係は、メディアによって異なる。 |
− | :TV版では中盤で半ば捨て駒のような発言をしてシェリルを切り捨てたかに見えたが、彼女に対する母性自体はあり、その感情が計画に差し支えるとして感情データの削除を行ったとされる。 | + | :TV版では中盤で半ば捨て駒のような発言をしてシェリルを切り捨てたが、彼女に対する母性自体はあり、共に過ごした日々を本当に楽しく思っていた。その感情が計画に差し支えるとライブツアー前に感情データの削除を行った。 |
− | :一方、劇場版では最終局面で[[インプラント]]の支配を脱して[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]に反旗を翻し、シェリル救出のために行動するというTV版とは正反対の行動に出る。 | + | :一方、劇場版では最終局面で[[インプラント]]の支配を脱した後は[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]に反旗を翻し、シェリル救出のために行動するというTV版とは正反対の行動に出る。 |
| ;[[ランカ・リー]] | | ;[[ランカ・リー]] |
| :彼女の母ランシェはV型感染症であり、ランカは母親の胎内にいるうちにV型感染症に接触していた。グレイスはそのような性質を持ったランカの[[歌]]がバジュラの制御に向いていると確信、「リトルクィーン」として利用する。 | | :彼女の母ランシェはV型感染症であり、ランカは母親の胎内にいるうちにV型感染症に接触していた。グレイスはそのような性質を持ったランカの[[歌]]がバジュラの制御に向いていると確信、「リトルクィーン」として利用する。 |
| ;[[ブレラ・スターン]] | | ;[[ブレラ・スターン]] |
| :直属の部下であるが、記憶を取り戻した後叛意を露にしたため、彼に精神制御を施した。 | | :直属の部下であるが、記憶を取り戻した後叛意を露にしたため、彼に精神制御を施した。 |
| + | :一方[[漫画]]版『シェリル キス・イン・ザ・ギャラクシー』では面識がなく、シェリルの始末を命じられた彼とは徹頭徹尾敵対したまま死別した。 |
| ;[[早乙女アルト]] | | ;[[早乙女アルト]] |
− | :TV版では最期は彼に引導を渡されたが……。 | + | :TV版では最期は彼に引導を渡された。 |
| ;[[レオン・三島]] | | ;[[レオン・三島]] |
| :TV版では彼の野心を利用して、暗躍する。 | | :TV版では彼の野心を利用して、暗躍する。 |
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| :だが、グレイスは内心マンフレートを嫌悪しており、最後は他の同志達共々用済みとされ彼女に抹殺されてしまう。 | | :だが、グレイスは内心マンフレートを嫌悪しており、最後は他の同志達共々用済みとされ彼女に抹殺されてしまう。 |
| ;ジャック | | ;ジャック |
− | :[[漫画]]作品『シェリル キス・イン・ザ・ギャラクシー』の登場人物で、グレイスのかつての同僚で恋人。 | + | :漫画作品『シェリル キス・イン・ザ・ギャラクシー』の登場人物で、グレイスのかつての同僚で恋人。 |
| :かつてガリア4にてグレイスと結婚式を挙げるも、バジュラ、そしてバジュラを誘導するスルト達ギャラクシー船団の部隊の襲撃に遭い、グレイスの眼前で命を落とす。 | | :かつてガリア4にてグレイスと結婚式を挙げるも、バジュラ、そしてバジュラを誘導するスルト達ギャラクシー船団の部隊の襲撃に遭い、グレイスの眼前で命を落とす。 |
| ;スルト | | ;スルト |
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160行目: |
| :『第2次Z破界篇』のEDにてグレイスが新たに目を付けたアイドルとはラクスの事だった。ラクスからも、自身のやり方を否定される事に。 | | :『第2次Z破界篇』のEDにてグレイスが新たに目を付けたアイドルとはラクスの事だった。ラクスからも、自身のやり方を否定される事に。 |
| ;[[リリーナ・ドーリアン]] | | ;[[リリーナ・ドーリアン]] |
− | :『第2次Z再世編』中盤、シェリルや[[ZEXIS]]を巻き込んで[[サンクキングダム]]ごと消そうとするが……。 | + | :『第2次Z再世編』中盤、シェリルや[[ZEXIS]]を巻き込んで[[サンクキングダム]]ごと消そうとする。 |
| | | |
| === その他のリアル系 === | | === その他のリアル系 === |
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| :第13話ラスト。視聴者の前にその本性を見せ、[[シェリル・ノーム|シェリル]]らが訪れていた星をもろともに[[フォールド]]断層で消滅させる時の台詞。グレイス自身も吹き飛んだが、これは[[クローン]]だった模様。 | | :第13話ラスト。視聴者の前にその本性を見せ、[[シェリル・ノーム|シェリル]]らが訪れていた星をもろともに[[フォールド]]断層で消滅させる時の台詞。グレイス自身も吹き飛んだが、これは[[クローン]]だった模様。 |
| ;「調教には飴と鞭が必要よ。今回はアメが優先でしょ?」 | | ;「調教には飴と鞭が必要よ。今回はアメが優先でしょ?」 |
− | : | + | :第17話。 |
| + | ;「奔放で、傲慢で、でもどこか危うく儚いその姿、まさに妖精」 |
| + | ;「いつしか「銀河の妖精」と呼ばれ始めた彼女は、そのチャームの魔法で人々を惑わし、虜にする」 |
| + | ;「誰もが彼女を愛さずにはいられない。誰も彼女の魅力から逃れられない。誰も。そう…誰も……」 |
| + | :ドラマCD「ギャラクシー・メモリー」より、グレイスの独白。脚本は本編も担当した吉野弘幸氏。『誰も』にグレイス自身も含まれていた。ゆえに銀河横断ツアー決定後、ある決断を下す。 |
| + | ;「さよなら……シェリル。私の愛しい……妖精」 |
| + | :感情を書き換える直前の独白。ブツっとコンセントを切るような終わり方が悲しく美しい。この判断を電脳貴族の一人は「私たちは、君の決断を尊敬する」と評した。 |
| + | ;「それに…あなたは、私が育てたのよ。さぁ、もう一度聞かせて…あなたの歌」 |
| + | ;「銀河が震えている……」 |
| + | :劇場版終盤。シェリルのイヤリングとマイク、舞台を用意。シェリルたちの歌と、アルトの飛行が銀河を震わせている様子を見た彼女は、こうつぶやいてその命の幕を閉じた……。 |
| | | |
| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
− | ;「可愛い顔して、頭も切れるみたいね。貴方が、あの男に仕えているのが私には信じられないわ」 | + | ;「可愛い顔して、頭も切れるみたいね。あなたが、あの男に仕えているのが私には信じられないわ」 |
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』で、瞬く間に[[シェリル・ノーム|シェリル]]&[[ランカ・リー|ランカ]]を昏倒させた[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の手並みを目の当たりにして述べた評価。 | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』第44話暗黒大陸ルート「怒りの螺旋王」or宇宙ルート「未来への飛翔」より。瞬く間に[[シェリル・ノーム|シェリル]]&[[ランカ・リー|ランカ]]を昏倒させた[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の手並みを目の当たりにして述べた評価。 |
| :さり気なく彼の[[アレハンドロ・コーナー|主君]]についての揶揄も含んでいるが、グレイス曰く「馬鹿にしているつもりは無い」との事。 | | :さり気なく彼の[[アレハンドロ・コーナー|主君]]についての揶揄も含んでいるが、グレイス曰く「馬鹿にしているつもりは無い」との事。 |
| + | ;(感情指数+7.87、フォールドウェーブ、レベル6.2…)<br/>(歌エネルギー、18万チバソング!これが[[熱気バサラ]]…!) |
| + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』宇宙ルート第22話「ランカ・アタック」にて、戦場に乱入したバサラの歌を観測して。大真面目に[[ガジェット・M・千葉|チバソング]]という単位を使っているのがどことなくシュール。 |
| ;「…そうね…。あなたの言う通りかも知れない…」(対バサラ時) <br />「だけど、その代わり私は手に入れた! この銀河の全てを統べる力を!」 (対シモン時)<br />「私の中の一部は、お前の言葉を理解しているようだ…だが、もう止まらない! 私は銀河を統べるクィーンになるのだ!」(対アルト時) | | ;「…そうね…。あなたの言う通りかも知れない…」(対バサラ時) <br />「だけど、その代わり私は手に入れた! この銀河の全てを統べる力を!」 (対シモン時)<br />「私の中の一部は、お前の言葉を理解しているようだ…だが、もう止まらない! 私は銀河を統べるクィーンになるのだ!」(対アルト時) |
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』における最終決戦時の[[戦闘前会話]]の一部。銀河を統べるほどの力を手に入れても、グレイスの心は満たされない。野望の為に彼女が捨ててしまったものの代償はあまりに大きかった……。 | + | :『第2次Z再世篇』における最終決戦時の[[戦闘前会話]]の一部。銀河を統べるほどの力を手に入れても、グレイスの心は満たされない。野望の為に彼女が捨ててしまったものの代償はあまりに大きかった……。 |
| ;「う、歌の力など、我らの力の前にはぁぁっ!」 | | ;「う、歌の力など、我らの力の前にはぁぁっ!」 |
| :対バサラ用の戦闘台詞。どう見ても動揺している。 | | :対バサラ用の戦闘台詞。どう見ても動揺している。 |
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| :『第2次Z再世篇』で[[ZEXIS]]に敗れ、[[早乙女アルト|アルト]]が[[トドメ演出|トドメ]]を刺そうとした時、[[熱気バサラ|バサラ]]にシェリルとランカの[[歌]]を聴くように諭され、「いい歌だろ」と言われた時の返答。 | | :『第2次Z再世篇』で[[ZEXIS]]に敗れ、[[早乙女アルト|アルト]]が[[トドメ演出|トドメ]]を刺そうとした時、[[熱気バサラ|バサラ]]にシェリルとランカの[[歌]]を聴くように諭され、「いい歌だろ」と言われた時の返答。 |
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− | == 関連機体 == | + | == 搭乗機体 == |
| + | ;[[VF-27β ルシファー]] |
| + | : |
| ;[[バジュラクイーン]] | | ;[[バジュラクイーン]] |
| :[[バジュラ]]の意思の全てを司る[[女王]]と言うべき存在。TV版終盤では、グレイスに支配されてしまう。 | | :[[バジュラ]]の意思の全てを司る[[女王]]と言うべき存在。TV版終盤では、グレイスに支配されてしまう。 |