1行目:
1行目:
−
== AMX-011 ザクIII(Zaku III) ==
+
*外国語表記:[[外国語表記::Zaku III]]
*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
**[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
**[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
17行目:
17行目:
*メカニックデザイン:小田雅弘
*メカニックデザイン:小田雅弘
+
== 概要 ==
[[ネオ・ジオン]]の[[量産型]][[モビルスーツ]]。
[[ネオ・ジオン]]の[[量産型]][[モビルスーツ]]。
23行目:
24行目:
機体の特性としては、前述の様にザクIIのアッパーバージョンと言えるもので、これのコンセプトをそのままに、技術を現在のレベルにリファインした機体である。その為、本体は汎用性、生産性に重点が置かれており、目立った特性は無く、豊富なオプション装備を携行する事によって、様々な局面に対応できるように設計された。
機体の特性としては、前述の様にザクIIのアッパーバージョンと言えるもので、これのコンセプトをそのままに、技術を現在のレベルにリファインした機体である。その為、本体は汎用性、生産性に重点が置かれており、目立った特性は無く、豊富なオプション装備を携行する事によって、様々な局面に対応できるように設計された。
−
だが、本機が完成した局面では、既に[[ネオ・ジオン]]には新型機を量産できる余力とそれを扱う豊富な人材はなく、その汎用性を強化するオプション装備を開発する事すらもままならなかった。この事から、本機は決して失敗作ではなかったものの、コンセプトを生かせる状況になく、汎用性を捨てた代わりに火力・機動力を備えた[[ドーベン・ウルフ]]が採用され、量産される事となった。
+
だが、本機が完成した局面では、既にネオ・ジオンには新型機を量産できる余力とそれを扱う豊富な人材はなく、その汎用性を強化するオプション装備を開発する事すらもままならなかった。この事から、本機は決して失敗作ではなかったものの、コンセプトを生かせる状況になく、汎用性を捨てた代わりに火力・機動力を備えた[[ドーベン・ウルフ]]が採用され、量産される事となった。
だが、名機ザクシリーズの秘めたポテンシャル故か、僅かながら生産された数機は[[ラカン・ダカラン]]ら一部の指揮官によって運用され高い戦果を上げた。
だが、名機ザクシリーズの秘めたポテンシャル故か、僅かながら生産された数機は[[ラカン・ダカラン]]ら一部の指揮官によって運用され高い戦果を上げた。
−
なお、バリエーションに[[マシュマー・セロ|マシュマー]]専用ザクIIIとも言える[[ザクIII改]]がある。
+
なお、バリエーションに[[マシュマー・セロ]]専用ザクIIIとも言える[[ザクIII改]]がある。
−
[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の死後、[[シャア・アズナブル|シャア]]がネオ・ジオンを再興した際、主力機の開発を請け負った[[アナハイム・エレクトロニクス|AE社]]が用意した機体が、[[マラサイ]]の流れを汲む[[ギラ・ドーガ]]だったため、純粋な「ザク」の系統はザクIIIで絶えることとなる。
+
[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の死後、[[シャア・アズナブル]]がネオ・ジオンを再興した際、主力機の開発を請け負った[[アナハイム・エレクトロニクス|AE社]]が用意した機体が、[[マラサイ]]の流れを汲む[[ギラ・ドーガ]]だったため、純粋な「ザク」の系統はザクIIIで絶えることとなる。
−
『[[機動戦士ガンダムUC]]』では、白基調のカラーリングに変更され装飾された本機が、ジオン残党組織[[袖付き]]の戦力として登場。口部メガ粒子砲や新武装の隠し腕で奮闘するも、味方の[[アンジェロ・ザウパー|アンジェロ]]に[[ユニコーンガンダム]]ごと狙われ撃墜されてしまった。
+
『[[機動戦士ガンダムUC]]』では、白基調のカラーリングに変更され装飾された本機が、ジオン残党組織[[袖付き]]の戦力として登場。口部メガ粒子砲や新武装の隠し腕で奮闘するも、味方の[[アンジェロ・ザウパー]]に[[ユニコーンガンダム]]ごと狙われ撃墜されてしまった。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==