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17 バイト追加 、 2016年10月17日 (月) 21:06
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== イザーク・ジュール(Yzak Jule) ==
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*外国語表記:[[外国語表記::Yzak Jule]]
 
*[[登場作品]]:
 
*[[登場作品]]:
 
**[[機動戦士ガンダムSEED]]
 
**[[機動戦士ガンダムSEED]]
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*キャラクターデザイン:平井久司(シリーズ共通)
 
*キャラクターデザイン:平井久司(シリーズ共通)
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== 概要 ==
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===
 
[[クルーゼ隊]]の一員。[[プラント]]最高評議会議員のエザリア・ジュールを母に持つ。
 
[[クルーゼ隊]]の一員。[[プラント]]最高評議会議員のエザリア・ジュールを母に持つ。
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[[ヘリオポリス]]で奪取した[[デュエルガンダム|デュエル]]のパイロットになる。[[アスラン・ザラ|アスラン]]に[[ライバル]]心を抱いている。高圧的で勝気な性格で、事ある毎にアスランと衝突していた反面、ニコルが戦死した時は嘆き悲しむ等仲間思いな一面もある。
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[[ヘリオポリス]]で奪取した[[デュエルガンダム]]のパイロットになる。
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キラの乗る[[ストライクガンダム|ストライク]]の攻撃で顔に傷を負った事でストライクを憎悪し、執拗に狙うようになるものの、悉く辛酸を舐めさせられる(SEED世界の医療技術であれば顔の傷は消せるのだが、屈辱を忘れないために傷を残していた。SEED DESTINYでは過去を振り切った象徴として、この傷を消している)。
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[[アスラン・ザラ]]に[[ライバル]]心を抱いている。高圧的で勝気な性格で、事ある毎にアスランと衝突していた反面、[[ニコル・アマルフィ]]が戦死した時は嘆き悲しむ等仲間思いな一面もある。
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ニコルの死と同時期にアスランとディアッカがMIA(戦闘中行方不明)になるも、アスランとは程無く再会を果たす。この時、ネビュラ勲章を授与され、特務隊として新たな任務に付く為に[[プラント]]へ帰還するアスランに対して、『今度は俺が部下にしてやる。それまで死ぬんじゃないぞ』と、不器用な彼らしい激励の言葉を送った。
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[[キラ・ヤマト]]の乗る[[ストライクガンダム]]の攻撃で顔に傷を負った事でストライクを憎悪し、執拗に狙うようになるものの、悉く辛酸を舐めさせられる(SEED世界の医療技術であれば顔の傷は消せるのだが、屈辱を忘れないために傷を残していた。SEED DESTINYでは過去を振り切った象徴として、この傷を消している)。
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[[ナチュラル]]を蔑視していたが、オペレーション・スピットブレイク、パナマ攻略戦、コロニー・メンデルにおいて、死んだと思われていたディアッカとの再会と対話を経て、戦争の大局を見据える目を開眼させると同時に、[[ナチュラル]]に対する蔑視の言動も無くなっている。小説版ではこの辺りのイザークの考えの変化が細かく描かれており、[[プラント]]を守る為にあえてアスランやディアッカと違う道を進む事を選ぶ。
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ニコルの死と同時期にアスランと[[ディアッカ・エルスマン]]がMIA(戦闘中行方不明)になるも、アスランとは程無く再会を果たす。この時、ネビュラ勲章を授与され、特務隊として新たな任務に付く為に[[プラント]]へ帰還するアスランに対して、『今度は俺が部下にしてやる。それまで死ぬんじゃないぞ』と、不器用な彼らしい激励の言葉を送った。
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[[ナチュラル]]を蔑視していたが、オペレーション・スピットブレイク、パナマ攻略戦、コロニー・メンデルにおいて、死んだと思われていたディアッカとの再会と対話を経て、戦争の大局を見据える目を開眼させると同時に、ナチュラルに対する蔑視の言動も無くなっている。小説版ではこの辺りのイザークの考えの変化が細かく描かれており、プラントを守る為にあえてアスランやディアッカと違う道を進む事を選ぶ。
    
[[第2次連合・プラント大戦|第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦]]においてはジュール隊の隊長となるが、母エザリアの配慮から後方部隊に配置された。その結果、キラやアスランと共にプラントを核攻撃から守る最終防衛線として活躍する。
 
[[第2次連合・プラント大戦|第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦]]においてはジュール隊の隊長となるが、母エザリアの配慮から後方部隊に配置された。その結果、キラやアスランと共にプラントを核攻撃から守る最終防衛線として活躍する。
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<悪役と設定されていたためか、物語開始当初は威勢はいいがチームメイトのアスランには事ある毎に突っ掛かり、キラに敗退を繰り返す(更に彼の目の前で後述の凶事を犯す)など、嫌味な一面が強調されており、SEED版の[[ジェリド・メサ|ジェリド]]とでもいうようなキャラだった。イザーク役を担当した関智一氏の熱演や、女性ファンからの人気により、最後までそれなりの活躍をするキャラクターに出世したのは有名な逸話である。
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悪役と設定されていたためか、物語開始当初は威勢はいいがチームメイトのアスランには事ある毎に突っ掛かり、キラに敗退を繰り返す(更に彼の目の前で後述の凶事を犯す)など、嫌味な一面が強調されており、SEED版の[[ジェリド・メサ]]とでもいうようなキャラだった。イザーク役を担当した関智一氏の熱演や、女性ファンからの人気により、最後までそれなりの活躍をするキャラクターに出世したのは有名な逸話である。
    
意外なことに趣味は民俗学という設定があるが、一部のゲームを除き、この設定が使われる事は少ない。没シナリオではこの設定を活かした「[[オーブ]]潜入時に御守りを買い、それを仲間たちに渡す」というシチュエーションもあった。このシナリオは後に彼が率いる『ジュール隊』の隊員に御守りを渡すという形で採り上げられている。
 
意外なことに趣味は民俗学という設定があるが、一部のゲームを除き、この設定が使われる事は少ない。没シナリオではこの設定を活かした「[[オーブ]]潜入時に御守りを買い、それを仲間たちに渡す」というシチュエーションもあった。このシナリオは後に彼が率いる『ジュール隊』の隊員に御守りを渡すという形で採り上げられている。
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ビームサーベルしか決定打にならない相手である[[フォビドゥンガンダム|フォビドゥン]]を、アサルトシュラウドを盾に突撃し、接近戦に持ち込んで撃破するという功績を挙げている。他にも、薬物の副作用により半ば暴走していた[[レイダーガンダム|レイダー]]を、[[バスターガンダム|バスター]]の武装を借りて撃墜し、[[地球連合軍]]核攻撃部隊であるピースメーカー隊の旗艦ドゥーリットルを撃沈するという戦果を挙げている。[[SEED]]を発動した状態で[[フリーダムガンダム]]に乗っていたキラですら苦戦していた3機の新型Gの内の2機を撃破した事により、ファンからは『作中で最も強いパイロット』を推す声も少なくない。
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ビームサーベルしか決定打にならない相手である[[フォビドゥンガンダム]]を、アサルトシュラウドを盾に突撃し、接近戦に持ち込んで撃破するという功績を挙げている。他にも、薬物の副作用により半ば暴走していた[[レイダーガンダム]]を、[[バスターガンダム]]の武装を借りて撃墜し、[[地球連合軍]]核攻撃部隊であるピースメーカー隊の旗艦ドゥーリットルを撃沈するという戦果を挙げている。[[SEED]]を発動した状態で[[フリーダムガンダム]]に乗っていたキラですら苦戦していた3機の新型Gの内の2機を撃破した事により、ファンからは『作中で最も強いパイロット』を推す声も少なくない。
    
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]  ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]  ===
『DESTINY』では白服に昇格。前作終了後は一時政界にいたが、ジュール隊に復帰。また、前作で誤って民間人を殺してしまった件については前作終盤の活躍とデュランダルの取り成しのおかげで刑を受けずにすんだ…といっても、劇中の描写だとイザークの責任を問えるものだったかは微妙だが。
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『DESTINY』では白服に昇格。前作終了後は一時政界にいたが、ジュール隊に復帰。また、前作で誤って民間人を殺してしまった件については前作終盤の活躍と[[ギルバート・デュランダル]]の取り成しのおかげで刑を受けずにすんだ…といっても、劇中の描写だとイザークの責任を問えるものだったかは微妙だが。
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[[スラッシュザクファントム (イザーク専用)|スラッシュザクファントム]]で奪取されたセカンドステージの[[MS]]相手に互角以上の戦いを見せる。後半からは白い[[グフイグナイテッド (イザーク専用)|グフイグナイテッド]]に搭乗。ディアッカがいるせいか、この頃は近接戦闘装備を選んでいる。彼もまた徐々にデュランダルの方針に疑問を抱くようになり、最終的にはディアッカと共にキラ達に協力した。その後は政界に復帰した。
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[[スラッシュザクファントム (イザーク専用)|青いスラッシュザクファントム]]で奪取されたセカンドステージの[[MS]]相手に互角以上の戦いを見せる。後半からは[[グフイグナイテッド (イザーク専用)|白いグフイグナイテッド]]に搭乗。[[ディアッカ・エルスマン]]がいるせいか、この頃は近接戦闘装備を選んでいる。彼もまた徐々にデュランダルの方針に疑問を抱くようになり、最終的にはディアッカと共にキラ達に協力した。その後は政界に復帰した。
    
小説版ではイザークの心境がかなり細かく描かれており、アスランの脱走を知ってデュランダルへの疑念を隠そうとしないディアッカに対して、「ヤツは脱走者だ。この状況で俺達が騒いでどうする!」と本心ではデュランダルを疑いながらも、ジュール隊を預かる隊長という立場上(しかも、かつてアスランと共にザフトと敵対した経緯があるディアッカをメンバーにしている)は大きな動きを取れない苦しい位置を強いられていることを吐露している。
 
小説版ではイザークの心境がかなり細かく描かれており、アスランの脱走を知ってデュランダルへの疑念を隠そうとしないディアッカに対して、「ヤツは脱走者だ。この状況で俺達が騒いでどうする!」と本心ではデュランダルを疑いながらも、ジュール隊を預かる隊長という立場上(しかも、かつてアスランと共にザフトと敵対した経緯があるディアッカをメンバーにしている)は大きな動きを取れない苦しい位置を強いられていることを吐露している。

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