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== 異能生存体(Abnormal Survivor) ==
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[[ボトムズシリーズ]]の節々でその存在が語られる、約250億分の1という極めて低い遺伝確率で発生する生存率が極端に高く、異常なまでの回復力を持った生物。端的にいえば、'''「死なない人間」'''の事である。作中では主に[[キリコ・キュービィー]]が該当すると目されている。
[[ボトムズシリーズ]]の節々でその存在が語られる、約250億分の1という極めて低い遺伝確率で発生する生存率が極端に高く、異常なまでの回復力を持った生物。端的にいえば、'''『死なない人間』'''の事である。作中では主に[[キリコ・キュービィー]]が該当すると目されている。
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== 概要 ==
 
異能生存体は極めて強い回復力を持ち、'''常人では再起不能となるほどの重傷を負っても、わずか十日あまりで全快する'''。また、単に生命力や治癒力が強いだけの生物とも異なり、死にそうになると必ず超ラッキーな出来事が発生して生き残るという超常現象に近い能力も併せ持つ。いわば'''世界自体がキリコを生存させようとしている'''と考えるといいかもしれない。有り体に言えば、'''キリコが死にそうになると必ずご都合主義な展開が発生する、主人公補正を明文化した設定'''である。
 
異能生存体は極めて強い回復力を持ち、'''常人では再起不能となるほどの重傷を負っても、わずか十日あまりで全快する'''。また、単に生命力や治癒力が強いだけの生物とも異なり、死にそうになると必ず超ラッキーな出来事が発生して生き残るという超常現象に近い能力も併せ持つ。いわば'''世界自体がキリコを生存させようとしている'''と考えるといいかもしれない。有り体に言えば、'''キリコが死にそうになると必ずご都合主義な展開が発生する、主人公補正を明文化した設定'''である。
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<!-- なお、[[ワイズマン]]がいうところの異能者と同一の存在であるかは明言されていない。ただし『幻影編』(SRW未参戦)の作中における神の子(異能者)の判別方法は[[アーマード・トルーパー]]で踏み潰しても生存するか否かで判断するというものであり、これは異能者というより異能生存体の判別方法である。-->
 
<!-- なお、[[ワイズマン]]がいうところの異能者と同一の存在であるかは明言されていない。ただし『幻影編』(SRW未参戦)の作中における神の子(異能者)の判別方法は[[アーマード・トルーパー]]で踏み潰しても生存するか否かで判断するというものであり、これは異能者というより異能生存体の判別方法である。-->
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== スパロボにおける扱い ==
 
=== [[第2次スーパーロボット大戦Z]] ===
 
=== [[第2次スーパーロボット大戦Z]] ===
 
HPが10%以下になると命中・回避+30、格闘・射撃・防御・技量+20
 
HPが10%以下になると命中・回避+30、格闘・射撃・防御・技量+20
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キリコ専用の特殊スキルとして登場するが、[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇]]では一貫して「'''?????'''」と伏せられている。[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]後半においてようやく「異能生存体」と表記される。
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キリコ専用の特殊スキルとして登場するが、『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇]]』では一貫して「'''?????'''」と伏せられている。『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]』後半においてようやく「異能生存体」と表記される。
    
なお、[[ズール皇帝]]を始めとする他作品の敵キャラ(しかも大ボス級)らがキリコの能力を特に危険視している等、彼がどれほど特異な存在かが伺える。
 
なお、[[ズール皇帝]]を始めとする他作品の敵キャラ(しかも大ボス級)らがキリコの能力を特に危険視している等、彼がどれほど特異な存在かが伺える。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*前述のとおり、破界篇及び再世篇後半までは「?????」と表記されていたが、その文字数から異能生存体が正しい表記と推測され、[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|ラジオ]]では杉田智和がキリコの特殊技能を「異能生存体」と発言している。
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*前述のとおり、『破界篇』及び『再世篇』後半までは「?????」と表記されていたが、その文字数から異能生存体が正しい表記と推測され、[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|ラジオ]]では杉田智和がキリコの特殊技能を「異能生存体」と発言している。
*他作品においても、異様に生存率が高いキャラクターのことを「異能生存体」と揶揄することがある。有名どころでは[[新機動戦記ガンダムW|ガンダムW]][[ヒイロ・ユイ]](彼はキリコをモチーフとしたキャラでもある)や[[機動戦士ガンダム00|ガンダム00]][[パトリック・コーラサワー]][[蒼穹のファフナー]][[溝口恭介]]、バンプレストオリジナルでは[[キョウスケ・ナンブ]]などが挙げられるだろう。
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*他作品においても、異様に生存率が高いキャラクターのことを「異能生存体」と揶揄することがある。有名どころでは『[[新機動戦記ガンダムW|ガンダムW]]』の[[ヒイロ・ユイ]](彼はキリコをモチーフとしたキャラでもある)や『[[機動戦士ガンダム00|ガンダム00]]』の[[パトリック・コーラサワー]]、『[[蒼穹のファフナー]]』の[[溝口恭介]]、バンプレストオリジナルでは[[キョウスケ・ナンブ]]などが挙げられるだろう。
 
**中でもコーラサワーは「どんな目にあっても'''無傷で'''生還する」という、図抜けた悪運の持ち主ということもあり、ある意味本家(キリコ)以上の異能っぷりである。
 
**中でもコーラサワーは「どんな目にあっても'''無傷で'''生還する」という、図抜けた悪運の持ち主ということもあり、ある意味本家(キリコ)以上の異能っぷりである。
  
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