11行目:
11行目:
**PS2アーカイブス配信:1500円(税込)
**PS2アーカイブス配信:1500円(税込)
*CERO区分:B(12歳以上対象)
*CERO区分:B(12歳以上対象)
−
*主題歌:「Crest of "Z's"」
*主題歌:「Crest of "Z's"」
−
*前:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]](PSP)
*前:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]](PSP)
*次:[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク]](PS2)
*次:[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク]](PS2)
+
==概要==
==概要==
PS2での王道シリーズ作品としては、前作『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』から約3年振りに発売された作品。開発も前作『第3次α』開発終了後にスタートしており、製作期間に3年が費やされている。
PS2での王道シリーズ作品としては、前作『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』から約3年振りに発売された作品。開発も前作『第3次α』開発終了後にスタートしており、製作期間に3年が費やされている。
43行目:
42行目:
:「[[再攻撃]]」が実質的な新技能として登場。「[[切り払い]]」「[[シールド防御]]」が「[[ブロッキング]]」にひと纏めにされた。
:「[[再攻撃]]」が実質的な新技能として登場。「[[切り払い]]」「[[シールド防御]]」が「[[ブロッキング]]」にひと纏めにされた。
:本作のみの調整として、獲得および養成の際の要[[パイロットポイント]]数が他作品より非常に高くなっている。
:本作のみの調整として、獲得および養成の際の要[[パイロットポイント]]数が他作品より非常に高くなっている。
−
;[[精神コマンド]]
;[[精神コマンド]]
:習得数が1人あたり5種(戦艦サブは3種)に変更。「[[熱血]]」「[[魂]]」習得レベルが引き上げられ、また消費SPも高めとなっている。
:習得数が1人あたり5種(戦艦サブは3種)に変更。「[[熱血]]」「[[魂]]」習得レベルが引き上げられ、また消費SPも高めとなっている。
51行目:
49行目:
== 難易度 ==
== 難易度 ==
−
発売前からのアナウンスの通り、精神コマンドや地形適応の調整や[[連続ターゲット補正]]により全体的な難易度は第3次αから引き上げられており、HARDで進んだ場合歴代でもかなりの難易度を誇る。
+
発売前からのアナウンスの通り、精神コマンドや地形適応の調整や[[連続ターゲット補正]]により全体的な難易度は『第3次α』から引き上げられており、HARDで進んだ場合歴代でもかなりの難易度を誇る。
−
第3次α同様に1周クリアで「武器・機体改造不可」「パイロット育成不可」「敵改造済み」「難易度HARD固定」のEX-HARDモードを選択が可能。ただし第3次αとは異なりスペシャルモードの出現条件が「ランド・セツコの両方でクリア」に変更された(EX-HARDをクリアする必要が無くなった)為、かなりコアなプレイヤーでなければプレイする事は無いと思われる。
+
『第3次α』同様に1周クリアで「武器・機体改造不可」「パイロット育成不可」「敵改造済み」「難易度HARD固定」のEX-HARDモードを選択が可能。ただし第3次αとは異なりスペシャルモードの出現条件が「ランド・セツコの両方でクリア」に変更された(EX-HARDをクリアする必要が無くなった)為、かなりコアなプレイヤーでなければプレイする事は無いと思われる。
== 演出面 ==
== 演出面 ==
−
PS2の最高解像度であるVGAを採用した事により、ユニットグラフィックやカットインがより鮮明かつきめ細やかに表現されている。また攻撃のアクションは同じ武器でも地対空・空対地とそれぞれ別のアニメーションが描き起こされている。一方、敵方[[可変モビルスーツ]]([[モビルアーマー]])は一括りで纏めてられている(攻撃の際に[[モビルスーツ]]と[[モビルアーマー]]の両形態に[[変形]]して攻撃する等)。
+
PS2の最高解像度であるVGAを採用した事により、ユニットグラフィックやカットインがより鮮明かつきめ細やかに表現されている。また攻撃のアクションは同じ武器でも地対空・空対地とそれぞれ別のアニメーションが描き起こされている。一方、敵方[[可変モビルスーツ]]([[モビルアーマー]])は一括りで纏められている(攻撃の際に[[モビルスーツ]]と[[モビルアーマー]]の両形態に[[変形]]して攻撃する等)。
== 話題 ==
== 話題 ==
64行目:
62行目:
*本作では選択した主人公によってストーリーの印象が全く対極になるように作られている。攻略本の寺田Pのインタビューによると、女主人公(セツコ)を選んだ場合には陰のイメージを持たせ、男主人公(ランド)を選んだ場合には陽のイメージを持たせたという事である。このため、どちらかの主人公で遊んだかによって本作への印象は大きく変わり、ユーザー間での本作の感想の関する話題などで会話が噛み合わないことさえある。なお主人公選択方式が採用された現時点で最後の作品でもある。
*本作では選択した主人公によってストーリーの印象が全く対極になるように作られている。攻略本の寺田Pのインタビューによると、女主人公(セツコ)を選んだ場合には陰のイメージを持たせ、男主人公(ランド)を選んだ場合には陽のイメージを持たせたという事である。このため、どちらかの主人公で遊んだかによって本作への印象は大きく変わり、ユーザー間での本作の感想の関する話題などで会話が噛み合わないことさえある。なお主人公選択方式が採用された現時点で最後の作品でもある。
*これまでの据え置き機作品の中でも驚異的にロードが早く、PS2の性能を限界まで発揮させていると言われている。
*これまでの据え置き機作品の中でも驚異的にロードが早く、PS2の性能を限界まで発揮させていると言われている。
−
*[[キャラクター事典]]や[[ロボット大図鑑]]がウィンキーソフト時代の毒が入ったものに戻っており、ファンならずともニヤリとする事が多い。なお1周クリアすると追記されているキャラやロボも多数存在する。
+
*[[キャラクター事典]]や[[ロボット大図鑑]]がウィンキーソフト開発時代の毒が入ったものに戻っており、ファンならずともニヤリとする事が多い。なお1周クリアすると追記されているキャラやロボも多数存在する。
−
*一部の人物の音声が少し、あるいはとても低く再生される[[バグ (ゲーム)|バグ]]が複数発見されている。代表は子安氏の担当キャラ(新録分)と『[[宇宙大帝ゴッドシグマ]]』のジュリィ。さらに『[[超時空世紀オーガス]]』の特殊トライチャージはリーアの声が異常に遅く再生され、およそまともな声には聞こえない。
+
*一部の人物の音声が少し、あるいはとても低く再生される[[バグ (ゲーム)|バグ]]が複数発見されている。代表は子安氏の担当キャラ(新録分)と『[[宇宙大帝ゴッドシグマ]]』のジュリィ。さらに『[[超時空世紀オーガス]]』の特殊トライチャージはリーアの声が異常に遅く再生され、およそまともな声には聞こえない。これらのバグは『[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク]]』およびベスト版では修正されている。
−
:これらのバグは『[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク]]』およびベスト版では修正されている。
*本作では久々に終盤における分岐ルート、通称ifルート([[ザフト]]ルート)がある。詳しい分岐内容は[[隠し要素/Z]]を参照。
*本作では久々に終盤における分岐ルート、通称ifルート([[ザフト]]ルート)がある。詳しい分岐内容は[[隠し要素/Z]]を参照。
*『[[新スーパーロボット大戦]]』以来久々のスペシャルディスク『[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク]]』が製作されている。
*『[[新スーパーロボット大戦]]』以来久々のスペシャルディスク『[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク]]』が製作されている。
−
*「週刊ファミ通」をクロスレビューにおいて、スパロボシリーズでは初めてとなる'''プラチナ殿堂'''入りを果たしている。
+
*『週刊ファミ通』のクロスレビューにおいて、スパロボシリーズでは初めてとなる'''プラチナ殿堂'''入りを果たしている。
== 参戦作品 ==
== 参戦作品 ==
97行目:
94行目:
*★[[超重神グラヴィオンZwei|超重神グラヴィオンツヴァイ]]
*★[[超重神グラヴィオンZwei|超重神グラヴィオンツヴァイ]]
−
:『[[機動戦士Ζガンダム]]』はグラフィック等は『[[劇場版 機動戦士Ζガンダム]]』版基準となっている。
+
『機動戦士Ζガンダム』はグラフィック等が劇場版基準となっている。
−
:『[[THE ビッグオー]]』や『[[超重神グラヴィオン]]』は第二期も合わせて参戦するのに対して、Ζガンダムや逆襲のシャア、SEED DESTINYは参戦するがガンダムΖΖやSEEDは参戦しなかったりと、構成に興味深い点が多い。特にSEED DESTINYはSEEDの主要キャラが多いので、そのあたりがどのように描かれるかが注目された。
+
−
:参戦作品の発表は順次行われたが、最後に発表されたのは『[[宇宙大帝ゴッドシグマ]]』であった。
+
『THE ビッグオー』や『超重神グラヴィオン』は第二期も合わせて参戦するのに対して、『Ζガンダム』や『逆襲のシャア』、『SEED DESTINY』は参戦するが『ガンダムΖΖ』や『SEED』は参戦しないなど、構成に興味深い点が多い。特に『SEED DESTINY』は『SEED』の主要キャラが多いので、そのあたりがどのように描かれるかが注目された。
−
:なお、バンプレストはバンダイナムコゲームスの完全子会社の反映として、本作以降の版権シリーズは、オリジナル要素は『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2nd]]』(リメイクを含めば『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』)までの「[[バンプレストオリジナル]]」に代わり、「オリジナル」名義での紹介となっている。
+
+
参戦作品の発表は順次行われ、最後に発表されたのは『[[宇宙大帝ゴッドシグマ]]』であった。
+
+
なお、バンプレストがバンダイナムコゲームスの完全子会社となったことの反映か、本作以降の版権シリーズは、オリジナル要素は『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2nd]]』(リメイクを含めば『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』)までの「[[バンプレストオリジナル]]」に代わり、「オリジナル」名義での紹介となっている。
== 世界観 ==
== 世界観 ==
139行目:
139行目:
;[[ツィーネ・エスピオ]]
;[[ツィーネ・エスピオ]]
:乗機は[[カオス・カペル|エリファス]]
:乗機は[[カオス・カペル|エリファス]]
−
;[[シエロ・ビーター]]
;[[シエロ・ビーター]]
:
:
−
;[[黒のカリスマ]]
;[[黒のカリスマ]]
:
: