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== 孫光龍(そん がんろん / Son Ganron) ==
+
{{登場人物概要
*[[登場作品]][[バンプレストオリジナル]]
+
| 読み = そん がんろん
**[[超機人 龍虎王伝奇]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Son Ganron]]  
**[[第3次スーパーロボット大戦α]]
+
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
**[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
+
*{{登場作品 (人物)|超機人 龍虎王伝奇}}
*[[声優]]:飛田展男
+
| 声優 = {{声優|飛田展男|SRW=Y}}
*本名:'''アクラヴ・アヴォット'''<ref>本名を呼んでいい人物は[[ナシム・ガンエデン]]の巫女の[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]と[[V・B]]の二人のみ。</ref>
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|富士原昌幸}}
*種族:地球人(ヨーロッパ系)
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
*性別:男
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
*[[年齢]]:30歳代(半[[不老不死]])
+
}}
*所属:[[バラル]]
+
 
*キャラクターデザイン:富士原昌幸
+
{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
 +
| 本名 = '''[[本名::アクラヴ・アヴォット]]'''<ref>本名を呼んでいい人物は[[ナシム・ガンエデン]]の巫女の[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]と[[V・B]]の二人のみ。</ref>
 +
| 種族 = [[種族::地球人]](ヨーロッパ系)
 +
| 性別 = [[性別::男]]
 +
| 年齢 = 30歳代(半[[不老不死]])
 +
| 所属 = {{所属 (人物)|バラル}}
 +
}}
 +
'''孫光龍'''は『[[超機人 龍虎王伝奇]]』の登場人物。
 +
 
 +
== 概要 ==
 +
[[ガンエデン]]により[[不老不死]]に近い身体<ref>本人曰く「限りある命だが、その限りにはだいぶ幅がある」との事。</ref>と最上位の[[超機人]]である「四霊」の超機人を意のままに操れるほどの強大な[[念動力]]、相手を即座にミイラ化させ死亡させる特殊な力などを身につけた男。
   −
[[ガンエデン]]により[[不老不死]]に近い身体<ref>「限りある命」という点は普通の人間と同じらしい。</ref>と[[念動力]]を身につけた男。<br />
  −
[[性格]]は飄々とした紳士だが、実際は力のある者に従うだけの日和見主義者である<ref>特に顕著なのはαシリーズ。</ref>。<br />
   
サトー・スズキ、アラン・ハリスなど「孫光龍」を含めて8つ以上の[[偽名]]を持ち、それらの名を使って20世紀初頭などに「[[バラル]]」のエージェントとしてグリムズ財団を始めとした全世界の戦争屋の間で暗躍していた。
 
サトー・スズキ、アラン・ハリスなど「孫光龍」を含めて8つ以上の[[偽名]]を持ち、それらの名を使って20世紀初頭などに「[[バラル]]」のエージェントとしてグリムズ財団を始めとした全世界の戦争屋の間で暗躍していた。
   −
[[第3次スーパーロボット大戦α]][[第2次スーパーロボット大戦OG]]では白いスーツに青いシャツ、黄色のネクタイ、胸のポシェットに白い百合を飾っているという出で立ちだが、原点である龍虎王伝奇ではスーツもシャツもネクタイも全て白で統一していて、胸元に百合の花も無い。また、顔立ちも微妙に異なっている。
+
力のある者に従うだけの日和見主義者であるようにも見受けられる<ref>特に顕著なのはαシリーズ。</ref>が、[[性格]]は飄々とした紳士で、普段はあらゆる存在を俯瞰し、余裕に満ち溢れた態度を崩さず、敵対者に対しては終始敵意を煽るような言動を見せるタチの悪い黒幕のトリックスターとして振る舞うが、実は誰にも明かすことなく真意<ref>真意はシリーズ毎でそれぞれ違い、「超機人に願いを託し、滅びた己が一族の誇りのため」(スーパーロボット大戦嵐 -龍王逆襲-)、「V・Bとの絆の証を残し、永遠に寄り添うため」(『スーパーロボット大戦OGサーガ 龍虎王伝奇 完結編』)である。</ref>をその胸に秘め続ける偽悪者でもあり、根は非常に一途な男。
 +
 
 +
『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次α]]』『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』では白いスーツに青いシャツ、黄色のネクタイ、胸のポシェットに白い百合を飾っているという出で立ちだが、原点である龍虎王伝奇ではスーツもシャツもネクタイも全て白で統一していて、胸元に百合の[[花]]も無い(この理由は『スーパーロボット大戦OGサーガ 龍虎王伝奇 完結編』において明かされる)。また、顔立ちも微妙に異なっている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[超機人 龍虎王伝奇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:バラル側の[[超機人]]と、反乱を起こした「四神の超機人」[[龍王機]]と[[虎王機]]らの抗争に参加。自身が手懐けた「四霊の超機人」[[真・龍王機]]を駆り、[[龍虎王]]に選ばれた[[稲郷隆馬]]&[[文麗]]と合間見える。
+
:初登場作品。『龍虎王伝奇』2部で自身はほぼ復活していたようだが、おそらくその後の飛麗達との戦いから受けた傷を回復するのに年月を費やしたため、[[ナシム・ガンエデン]]の復活に乗り遅れた。そして自身が目覚めた頃にはすでにナシムに自分に見合った能力がなかったと分かると、彼は[[ゼ・バルマリィ帝国]](以下、バルマー)に取り入り、その配下となる<ref>この背景については説明されないが、少なからずもう一つのガンエデンである[[ゲベル・ガンエデン]]と銀河の災厄「[[アポカリュプシス]]」の存在は知っていた模様。</ref>。そして[[真・龍王機]]を駆り、過去、邂逅した超機人・[[龍王機]]に選ばれた[[クスハ・ミズハ]]に興味を持ち、彼女に超機人の宿命として戦いを強制する。
: 絶対的な能力を以て隆馬と戦うが、最後は互いの超機人が相討ち同然になる。脱出したところに駆け付けたV・Bとの戦いでは、V.Bに致命傷を与えた[[デヴォラ]]を殺し、自身はV・Bのチャクラムを顔面に受けた。そして、大地の崩壊と共に一旦は姿を消すが……。
+
:バルマー本星に辿り付いた彼は、ゲベル・ガンエデンがすでに「[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]」という存在になっていたことを知るや、今度はバルマーを滅亡させるべく様々な陰謀を巡らせる。[[αナンバーズ]]に[[SRX]]のトロニウムと[[アヤ・コバヤシ]]を解放させ、[[エツィーラ・トーラー]]と共謀しているように見せかけて、彼女の性格である知識欲を利用し[[ケイサル・エフェス]]の存在を教えては、逆にその性格を利用してエツィーラを間接的に謀殺する。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
  −
:『龍虎王伝奇』2部で自身はほぼ復活していたようだが、おそらくその後の飛麗達との戦いから受けた傷を回復するのに年月を費やしたため、[[ナシム・ガンエデン]]の復活に乗り遅れた。そして自身が目覚めた頃にはすでにナシムに自分に見合った能力がなかったと分かると、彼は[[ゼ・バルマリィ帝国]](以下、バルマー)に取り入り、その配下となる<ref>この背景については説明されてないが、少なからずもう一つのガンエデンである[[ゲベル・ガンエデン]]と銀河の災厄「[[アポカリュプシス]]」の存在は知っていた模様。</ref>そして[[真・龍王機]]を駆り、過去、邂逅した超機人・[[龍王機]]に選ばれた[[クスハ・ミズハ]]に興味を持ち、彼女に超機人の宿命として戦いを強制する。
  −
: バルマー本星に辿り付いた彼は、ゲベル・ガンエデンがすでに「[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]」という存在になっていたことを知るや、今度はバルマーを滅亡させるべく様々な陰謀を巡らせる。[[αナンバーズ]]に[[SRX]]のトロニウムと[[アヤ・コバヤシ]]を解放させ、[[エツィーラ・トーラー]]と共謀しているように見せかけて、彼女の性格である知識欲を利用し[[ケイサル・エフェス]]の存在を教えては、逆にその性格を利用してエツィーラを間接的に謀殺する。
   
: その後、自分はケイサル・エフェスの僕として忠誠を尽くす。しかし、その理念は[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]と[[レーツェル・ファインシュメッカー|レーツェル]]に「'''逃避'''」と否定され、最期は新たな「四神の超機人」となった[[真・龍虎王]]とクスハらαナンバーズに討たれ、その逃避の人生に幕を下ろした。
 
: その後、自分はケイサル・エフェスの僕として忠誠を尽くす。しかし、その理念は[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]と[[レーツェル・ファインシュメッカー|レーツェル]]に「'''逃避'''」と否定され、最期は新たな「四神の超機人」となった[[真・龍虎王]]とクスハらαナンバーズに討たれ、その逃避の人生に幕を下ろした。
: クスハ以外の[[主人公]]でも立ち位置は同じ。
      
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
OGシリーズでも[[ガンエデン]]や[[妖機人]]、超機人の物語が本格的に扱われるようになり、彼も再び登場。[[真・龍王機]]から'''応龍皇'''と名を改めた相棒と共に鋼龍戦隊の前に立ち塞がる。<br />
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
シナリオでは、何故か「ハッピー」という言葉を度々使う、テレビのリポーターや司会者の真似事をする、倒される際にも笑いながら長々と負け惜しみをするなど、飄々としているというより飄軽な性格であり、加えてキャラクター図鑑には快楽主義者とも書かれており、龍虎王伝奇、第3次αのどちらとも異なる性格となっている(ある意味[[ジ・エーデル・ベルナル|この人物]]に通ずる面がある)。<br />
+
:OGシリーズでも[[ガンエデン]]や[[妖機人]]、超機人の物語が本格的に扱われるようになり、彼も再び登場。[[真・龍王機]]から'''応龍皇'''と名を改めた相棒と共に鋼龍戦隊の前に立ち塞がる。今回は[[ガンエデン]]との戦いの前に登場するが、最終盤に1度しか戦えない(ただし、中盤での登場も想定されていたのか[[龍人機]]に対する没セリフが存在)。戦闘台詞では古からの強念者ということで、念動力持ちのキャラとの掛け合いが多数用意されている。また、一部のキャラへの戦闘台詞には後の伏線となりそうな思わせぶりなものも幾つかある。
しかし[[性格]]設定は意外にも「大物」。また、地球の守護者としての自覚や自負も龍虎王伝奇と比べると極めて希薄になっている。
+
:シナリオでは、何故か「ハッピー」という言葉を度々使う、テレビのリポーターや司会者の真似事をする、倒される際にも笑いながら長々と負け惜しみをするなど、飄々としているというより飄軽な性格であり、加えて[[キャラクター事典]]には快楽主義者とも書かれており、『龍虎王伝奇』『第3次α』のどちらとも異なる性格となっている(ある意味[[ジ・エーデル・ベルナル|この人物]]に通ずる面がある)。しかし[[性格]]設定は意外にも「大物」。また、地球の守護者としての自覚や自負も龍虎王伝奇と比べると極めて希薄になっている。
 
+
:決戦シナリオでは『龍虎王伝奇』の登場人物で、OGに子孫が登場しているキャラクター達(稲郷、ブランシュタイン、グリムズの一族)の名を口にする。この際にレーツェルとライがブランシュタイン家の名が出たことに驚愕しており、どうやらαシリーズと違いOGシリーズではブランシュタイン家にバラルとの因縁が伝承されていないようだ(マイヤーがそのことを伝える前に死んでしまった、という可能性もある)。
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
  −
:今回は[[ガンエデン]]との戦いの前に登場するが、最終盤に1度しか戦えない(ただし、中盤での登場も想定されていたのか[[龍人機]]に対する没セリフが存在)。戦闘台詞では古からの強念者ということで、念動力持ちのキャラとの掛け合いが多数用意されている。また、一部のキャラへの戦闘台詞には後の伏線となりそうな思わせぶりなものも幾つかある。
  −
: 決戦シナリオでは『龍虎王伝奇』の登場人物で、OGに子孫が登場しているキャラクター達(稲郷、ブランシュタイン、グリムズの一族)の名を口にする。この際にレーツェルとライがブランシュタイン家の名が出たことに驚愕しており、どうやらαシリーズと違いOGシリーズではブランシュタイン家にバラルとの因縁が伝承されていないようだ(マイヤーがそのことを伝える前に死んでしまった、という可能性もある)。
      
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
 +
;[[超機人 龍虎王伝奇]]
 +
:バラル側の[[超機人]]と、反乱を起こした「四神の超機人」[[龍王機]]と[[虎王機]]らの抗争に参加。自身が手懐けた「四霊の超機人」[[真・龍王機]]を駆り、[[龍虎王]]に選ばれた[[稲郷隆馬]]&[[文麗]]と合間見える。
 +
:絶対的な能力を以て隆馬と戦うが、最後は互いの超機人が相討ち同然になる。脱出したところに駆け付けたV・Bとの戦いでは、V・Bに致命傷を与えた[[デヴォラ]]を殺し、自身はV・Bのチャクラムを顔面に受けた。そして、大地の崩壊と共に一旦は姿を消す。
 +
:第2部では[[霊亀皇]]に乗り登場。当初は部下からオーダーの様子を報告されていたが最終決戦で姿を現し再び圧倒的な力を持って五鋼合体 魁龍虎王を追い詰める。その際この時代のバラルの目的を語りオーダーの面々に衝撃を与えるが、最後は迷いを振り払った五鋼合体 魁龍虎王の一撃とV・Bの援護の前に敗北。そしてV・Bとイルイの2人の女神の願いを聞き入れ眠りについた。
 
;スーパーロボット大戦 嵐-龍王逆襲-
 
;スーパーロボット大戦 嵐-龍王逆襲-
:第3次αでは最終話であっけない最期を遂げた光龍だが、そんな彼にはもう一つの結末が存在する。それが『超機人 龍虎王伝奇』の作者であり光龍と真・龍王機の産みの親である富士原昌幸氏によって描かれた同人誌『'''スーパーロボット大戦 嵐-龍王逆襲-'''』である。
+
:『第3次α』では最終話であっけない最期を遂げた光龍だが、そんな彼にはもう一つの結末が存在する。それが『超機人 龍虎王伝奇』の作者であり光龍と真・龍王機の産みの親である富士原昌幸氏によって描かれた同人誌『'''スーパーロボット大戦 嵐-龍王逆襲-'''』である。
 
:同作において光龍が戦いに加わっていた目的は、真・龍王機の力の源である『竜玉』を取り戻すことにあり、そのためにバルマーやケイサル・エフェスに加担していた。
 
:同作において光龍が戦いに加わっていた目的は、真・龍王機の力の源である『竜玉』を取り戻すことにあり、そのためにバルマーやケイサル・エフェスに加担していた。
: αナンバーズとケイサル・エフェスの最終決戦においてイデオンガンの直撃を受けるも生き延び、ついに竜玉の力を完全に取り戻した光龍は、地球圏に帰還したαナンバーズの前に現れ、自らの真意を明かし、真・龍王機改め'''応龍王'''と共に、αナンバーズに真の最終決戦を挑む。
+
:αナンバーズとケイサル・エフェスの最終決戦においてイデオンガンの直撃を受けるも生き延び、ついに竜玉の力を完全に取り戻した光龍は、地球圏に帰還したαナンバーズの前に現れ、自らの真意を明かし、真・龍王機改め'''応龍王'''と共に、αナンバーズに真の最終決戦を挑む。
 
: 竜玉とは[[イデ]]にも匹敵する[[無限力]]を発生させる超大型五行器であり、その圧倒的な力でαナンバーズを窮地に立たせるが、αナンバーズの窮地にある人物の導きによって未来世界から[[ロラン・セアック|ロラン]]や[[ガロード・ラン|ガロード]]や[[ジロン・アモス|ジロン]]、そして未来世界のゼンガー・ゾンボルト達が、[[地球]]・[[バイストン・ウェル]]・[[ラ・ギアス]]からは[[J9]]や[[草間大作|大作]]や[[ショウ・ザマ|ショウ]]や[[マサキ・アンドー|マサキ]]や[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]や[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]や[[キンケドゥ・ナウ|シーブック]]や[[トビア・アロナクス|トビア]]や[[伊佐未勇|勇]]といった、かつてαナンバーズの面々と共に戦った仲間達が次々と駆けつける。
 
: 竜玉とは[[イデ]]にも匹敵する[[無限力]]を発生させる超大型五行器であり、その圧倒的な力でαナンバーズを窮地に立たせるが、αナンバーズの窮地にある人物の導きによって未来世界から[[ロラン・セアック|ロラン]]や[[ガロード・ラン|ガロード]]や[[ジロン・アモス|ジロン]]、そして未来世界のゼンガー・ゾンボルト達が、[[地球]]・[[バイストン・ウェル]]・[[ラ・ギアス]]からは[[J9]]や[[草間大作|大作]]や[[ショウ・ザマ|ショウ]]や[[マサキ・アンドー|マサキ]]や[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]や[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]や[[キンケドゥ・ナウ|シーブック]]や[[トビア・アロナクス|トビア]]や[[伊佐未勇|勇]]といった、かつてαナンバーズの面々と共に戦った仲間達が次々と駆けつける。
 
: かつてない壮絶な死闘の末、光龍と応龍王は敗北。己の敗北を、自らの運命を受け入れ、その生涯に幕を下ろすのだった。
 
: かつてない壮絶な死闘の末、光龍と応龍王は敗北。己の敗北を、自らの運命を受け入れ、その生涯に幕を下ろすのだった。
: なお、同作における設定では過去に光龍と真・龍王機から竜玉のエネルギーを奪い去り、また最終決戦にて未来世界の面々や[[バイストン・ウェル]]の面々を現代へと導いて影でαナンバーズを助けたのは、αシリーズの当初の構想において非常に重要な役目を担うはずだった「'''[[ビッグ・ファイア|あの男]]'''」で、どうやら遙か過去に彼と戦い、敗北したことで超機人らはガンエデンの軍門に下ることになった模様である。
+
:なお、同作における設定では過去に光龍と真・龍王機から竜玉のエネルギーを奪い去り、また最終決戦にて未来世界の面々や[[バイストン・ウェル]]の面々を現代へと導いて影でαナンバーズを助けたのは、αシリーズの当初の構想において非常に重要な役目を担うはずだった「'''[[ビッグ・ファイア|あの男]]'''」で、どうやら遙か過去に彼と戦い、敗北したことで超機人らはガンエデンの軍門に下ることになった模様である。
   −
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
[[念動力]]により[[命中]]率が高いため、攻撃が非常に当たりやすい。彼の場合は前座の立場。[[精神コマンド]]に[[脱力]]を持っているのは彼のやる気の無さを象徴している。
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[[念動力]]により[[命中#命中(能力)|命中]]率が高いため、攻撃が非常に当たりやすい。彼の場合は前座の立場。[[精神コマンド]]に[[脱力]]を持っているのは彼のやる気の無さを象徴している。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[第3次α]]
 
;[[第3次α]]
 
:'''[[脱力]]、[[集中]]、[[直感]]、[[感応]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''
 
:'''[[脱力]]、[[集中]]、[[直感]]、[[感応]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''
 +
 +
;[[第2次OG]]
 +
:'''[[直感]]、[[鉄壁]]、[[幸運]]、[[覚醒]]、[[魂]]、[[かく乱]](ツイン)'''
    
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
;[[第3次α]]、[[第2次OG]]
 
;[[第3次α]]、[[第2次OG]]
:'''[[念動力|念動力L8]] [[底力|底力L7]] [[強運]] [[見切り]] [[気力+ (ダメージ)]]'''
+
:'''[[念動力]]L8、[[底力|底力]]L7、[[強運]][[見切り]][[気力+系技能|気力+(ダメージ)]]'''
 
: 第3次αと第2次OGで全く同じ内容となっている。第2次OGでは鋼龍戦隊の念動力者全員を自身の強念で威圧するシーンがあったのだが、それでもレベルは8止まり。レベル9はサイコドライバーの特権ということなのか、それともこれも念を抑えている状態なのだろうか。
 
: 第3次αと第2次OGで全く同じ内容となっている。第2次OGでは鋼龍戦隊の念動力者全員を自身の強念で威圧するシーンがあったのだが、それでもレベルは8止まり。レベル9はサイコドライバーの特権ということなのか、それともこれも念を抑えている状態なのだろうか。
 
: ちなみに第2次OGではこの構成のため、終盤のボスとしては珍しく[[2回行動]]を持っていないが、代わりに機体のほうに条件付きで2回行動を可能とする特殊能力が備わっている。
 
: ちなみに第2次OGではこの構成のため、終盤のボスとしては珍しく[[2回行動]]を持っていないが、代わりに機体のほうに条件付きで2回行動を可能とする特殊能力が備わっている。
63行目: 74行目:  
: 強運はなんのためにあるのかは不明。自軍に加入することはないので完全に死に技能である。
 
: 強運はなんのためにあるのかは不明。自軍に加入することはないので完全に死に技能である。
   −
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
+
=== [[小隊長能力]] ===
;「回避率+10% 経験値+20%
+
;回避率+10% 経験値+20%
: 第三次αより。真・龍王機の巨体では回避は期待できないし、敵なのだから経験値も無意味。よって小隊長能力は実質「なし」と考えてよい。
+
: 『第3次α』で採用。真・龍王機の巨体では回避は期待できない……かと思いきや、念動力などの補正に加えて地形適応Sのため、回避率は意外とバカにならない。ただ、敵なので経験値は当然無意味。
 
: もしも味方で同一の能力を持った人物が居たとしたら、強運と経験値の補正を同時に持つ稼ぎ担当の地位は不動であったろう。惜しい話である。
 
: もしも味方で同一の能力を持った人物が居たとしたら、強運と経験値の補正を同時に持つ稼ぎ担当の地位は不動であったろう。惜しい話である。
 +
 +
=== [[エースボーナス]] ===
 +
;HP30%以下で、自軍フェイズ開始時に「集中」が掛かる
 +
:『第2次OG』。これが発動するときは底力も確実に発動しており、更に応龍皇には「勇者の印」が装備されているため、命中・回避共に尋常ではない高さに。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
73行目: 88行目:  
: 第2次OGでは彼女の動向を見守っていたが、直接対面することは無かった。
 
: 第2次OGでは彼女の動向を見守っていたが、直接対面することは無かった。
 
;[[クスハ・ミズハ]]
 
;[[クスハ・ミズハ]]
:第3次αクスハルートにおけるライバルポジション。他の[[トウマ・カノウ|主]][[クォヴレー・ゴードン|人]][[セレーナ・レシタール|公]]と違い、決着は最終話まで持ち越しとなる。[[超機人]]「[[龍王機]]」に選ばれた宿命として、彼女に戦いを強制する。
+
:第3次αクスハルートにおけるライバルポジション。[[超機人]]「[[龍王機]]」に選ばれた宿命として、彼女に戦いを強制する。
 
;[[ブルックリン・ラックフィールド]]
 
;[[ブルックリン・ラックフィールド]]
 
:同じく[[超機人]]「[[虎王機]]」に選ばれた宿命として戦う。光龍の興味はクスハに向けられており、ブリットを敢えて入念に傷つけることによって、クスハの怒りを掻き立て[[サイコドライバー]]としての力を発揮させた。
 
:同じく[[超機人]]「[[虎王機]]」に選ばれた宿命として戦う。光龍の興味はクスハに向けられており、ブリットを敢えて入念に傷つけることによって、クスハの怒りを掻き立て[[サイコドライバー]]としての力を発揮させた。
87行目: 102行目:  
:バルマーにおける上司であるが、小物以下と見下していた。
 
:バルマーにおける上司であるが、小物以下と見下していた。
 
;[[エイス・ゴッツォ]]
 
;[[エイス・ゴッツォ]]
:ゴラー・ゴレム隊を実質的に指揮していたことを看破し、彼に同調してついにバルマー本星に導かれる。光龍の陰謀劇はここから始まった。
+
:ゴラー・ゴレム隊を実質的に指揮していたことを看破し、彼に同調してついにバルマー本星に導かれる。
 
;[[エツィーラ・トーラー]]
 
;[[エツィーラ・トーラー]]
 
:知識欲に駆られた彼女を利用し、同調するふりをしながら利用していた。
 
:知識欲に駆られた彼女を利用し、同調するふりをしながら利用していた。
99行目: 114行目:  
:隆馬と文麗の孫であるが、彼との因縁は描かれなかった。
 
:隆馬と文麗の孫であるが、彼との因縁は描かれなかった。
 
;[[V・B]]
 
;[[V・B]]
:ドイツ人エージェント。ヨーロッパからの因縁であり、彼女の「誰にもない魅力」に惚れ込んでいた。その後、光龍は彼女の遺体を回収するが……。
+
:ドイツ人エージェント。ヨーロッパからの因縁であり、彼女の「誰にもない魅力」に惚れ込んでいた。
: 第2次OGにおいて、彼女の名は「ブランシュタイン」であることが明言された。クラウスの例からするとVは「フォン」ではなく、名前の頭文字のようだ。
+
:龍虎王伝奇 第2部において光龍は彼女の遺体を回収し、保存されていたことが明らかになる。
 +
:光龍の側が一方的に強い好意を示す様が目立った関係ながらも、彼女の側も第1部においては「いまわの際に本名を教える」という約束を守ることで彼女なりに想いに応えてみせ、第2部においては彼女の魂が眠りにつく光龍に寄り添おうとするものも、拒まれたことから互いに別れの言葉を交わしながら去って行くなど、お互い本名を偽り合い、敵対する因縁の関係であり、愛の正道ならざるも、決して通じ合っていなかったわけではなく、彼女の側も満更ではない関係であったようである。
 
;[[デヴォラ]]
 
;[[デヴォラ]]
 
:光龍の部下の女性。デヴォラは光龍を愛していたがその報いは得られず、光龍が愛している[[V・B]]に強い嫉妬を抱くようになる。隙を突いてV・Bに致命傷を与えるが、それによって光龍の逆鱗に触れ殺される。光龍曰く「人間は捨てたが女は捨てきれなかった」。
 
:光龍の部下の女性。デヴォラは光龍を愛していたがその報いは得られず、光龍が愛している[[V・B]]に強い嫉妬を抱くようになる。隙を突いてV・Bに致命傷を与えるが、それによって光龍の逆鱗に触れ殺される。光龍曰く「人間は捨てたが女は捨てきれなかった」。
108行目: 124行目:  
;[[ジェイベズ・グリムズ]]
 
;[[ジェイベズ・グリムズ]]
 
:OG2に登場する[[アーチボルド・グリムズ|アーチボルド]]の先祖であり、[[超機人]]「[[雀王機]]」の搭乗者。超機人を発掘するためにサトー・スズキの偽名で接触し、彼を利用していた。
 
:OG2に登場する[[アーチボルド・グリムズ|アーチボルド]]の先祖であり、[[超機人]]「[[雀王機]]」の搭乗者。超機人を発掘するためにサトー・スズキの偽名で接触し、彼を利用していた。
;[[エドワード・グリムズ]]
  −
:ジェイベズの孫であるが、彼との因縁は描かれなかった。
   
;[[稲郷兵馬]]、[[アリッサ・グリムズ]]
 
;[[稲郷兵馬]]、[[アリッサ・グリムズ]]
 
:それぞれ飛麗とエドワードの曾孫。直接の面識はないが、第2次OGでは彼らの名も口にしていた。
 
:それぞれ飛麗とエドワードの曾孫。直接の面識はないが、第2次OGでは彼らの名も口にしていた。
120行目: 134行目:     
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
=== 龍虎王伝奇 ===
+
=== 龍虎王伝奇 第1部 ===
 
;「な~に言ってんの。キミたちと同じ限りある命さ。もっとも、その限りってところに、だいぶ幅があるけどね」
 
;「な~に言ってんの。キミたちと同じ限りある命さ。もっとも、その限りってところに、だいぶ幅があるけどね」
 
: グリムズ男爵の部下によって機関銃でハチの巣にされながら平然としていたために「不死身か」と言われ、返した言葉。不死であることは否定しつつも、人間とは違う存在という点は否定していない。
 
: グリムズ男爵の部下によって機関銃でハチの巣にされながら平然としていたために「不死身か」と言われ、返した言葉。不死であることは否定しつつも、人間とは違う存在という点は否定していない。
137行目: 151行目:  
:V・Bに致命傷を負わせ、撤退を進言したデヴォラに激怒。この発言の直後、デヴォラを手刀の一撃で殺害する。この会話からもV・Bに心底惚れ込んでいたことが分かる。
 
:V・Bに致命傷を負わせ、撤退を進言したデヴォラに激怒。この発言の直後、デヴォラを手刀の一撃で殺害する。この会話からもV・Bに心底惚れ込んでいたことが分かる。
 
;「ふふ…V・B…君は実にいい女だね……。もう離さないよ…」
 
;「ふふ…V・B…君は実にいい女だね……。もう離さないよ…」
:デヴォラ殺害直後、気を抜いていた光龍の顔面にV・Bのチャクラムが叩きこまれる。さしもの光龍もこれには動揺したが、V・Bに声をかけられると、微笑みを浮かべてこの言葉を贈った。暑苦しいのは嫌いらしいが、本人は中々に情熱的な人物である。
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:デヴォラ殺害直後、気を抜いていた光龍の顔面にV・Bのチャクラムが叩きこまれる。さしもの光龍もこれには動揺したが、V・Bに声をかけられると、微笑みを浮かべてこの言葉贈った。暑苦しいのは嫌いらしいが、本人は中々に情熱的な人物である。
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=== 龍虎王伝奇 第2部 ===
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;「傷がね…」
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;「治ってしまうんですよ」
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;「…眠ってしまうとね……」
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;「あの時彼女がくれた」
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;「唯一の絆が……」
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;「起きている以上は」
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;「何かしてないと退屈じゃないですか…」
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;「けど…もういいや」
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;「…僕の女神二人共に叱られたんじゃね」
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;「解放してあげますよ……」
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:[[霊亀皇]]を操っての[[オーダー]]との決戦において敗れ、崩れ去る霊亀皇の中、"[[イルイ・ガンエデン|神の子]]"に「今はまだ目覚める時ではないにも関わらず、なぜこんな事をしたのか」と総人尸解計画を実行しようとした理由について問われた際に明かした真意。
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:彼は最愛の女、V・Bことヴァレリー・フォン・ブランシュタインとの絆と考える顔の傷跡が残っている内に、総人尸解計画を実現することで、ヴァレリーとの絆の証を遺し、永遠に寄り添おうとしたのだった。
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;「ああ…気持ちはうれしいがね」
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;「眠りにつく僕に付き合わせるのは申し訳ない」
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;「そのかわり…君の魂の欠片を…少しだけもらうよ」
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:眠りにつく光龍に寄り添おうとするヴァレリーの魂に対し。
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:この時受け取った「ヴァレリーの魂の欠片」を白百合の花の形として胸元に飾っており、これにより『第3次α』『第2次OG』など、後の時代で白百合の花を胸に飾っていた理由が明かされた。
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;「さようならヴァレリー」
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;「幸せにね」
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;「僕も…次に目覚めたら」
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;「もう少し気楽(ハッピー)に生きることにするよ…」
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:解放されたヴァレリーの魂に対し贈った言葉。
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:どうやら後の時代で「ハッピー」という言葉を度々使う快楽主義者じみた振る舞いを見せているのは、これが一因だったようである。またこの台詞のコマでは、傷跡が無くなっている。
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=== αシリーズ ===
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=== 第3次α ===
;「フフ…君達が四神の龍王機と虎王機に選ばれた者か…」<br />「僕の名前は孫光龍」<br />「ついでだ。君達が最も知りたいであろうことも答えてあげよう」<br />「こいつは龍王機…。お察しの通り、超機人の一体だ」<br />「教えてあげるよ、クスハ・ミズハ」<br />「君の龍王機は『青龍』の超機人…。そして、僕の龍王機は『応龍』の超機人。言わば真の龍王機なんだ」<br />「そう…。超機人には幾つかのランクがあってね」<br />「君達の龍王機と虎王機、そして、過去に失われた雀王機、武王機で『四神』の超機人」<br />「他にも『四凶』や『四罪』なんてのもある。中でも最上位に君臨するのが…この応龍を始めとする『四霊』の超機人なのさ」
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;「フフ…君達が四神の龍王機と虎王機に選ばれた者か…」<br />「僕の名前は孫光龍」<br />「ついでだ。君達が最も知りたいであろうことも答えてあげよう。こいつは龍王機…。お察しの通り、超機人の一体だ」<br />「教えてあげるよ、クスハ・ミズハ。君の龍王機は『青龍』の超機人…。そして、僕の龍王機は『応龍』の超機人。言わば真の龍王機なんだ」<br />「そう…。超機人には幾つかのランクがあってね。君達の龍王機と虎王機、そして、過去に失われた雀王機、武王機で『四神』の超機人。他にも『四凶』や『四罪』なんてのもある。中でも最上位に君臨するのが…この応龍を始めとする『四霊』の超機人なのさ」
:第3次αにて、クスハ達の前に姿を見せた時の台詞。龍虎王伝奇でも人物名以外ほぼ同じ台詞がある。
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:クスハ編第10話「龍を喰らうもの」より。クスハ達の前に姿を見せた時の台詞。龍虎王伝奇でも人物名以外ほぼ同じ台詞がある。
: 第2次OGでも似たような台詞があるが、『四凶』が倒れた後に登場するため「先程倒した」と前置きされ、『四罪』については「なんてのもあった」に変更されており、全て破壊されたことが示唆されている。
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: 第2次OGでも似たような台詞があるが、『四凶』が倒れた後に登場するため「先程倒した」と前置きされ、『四罪』については「なんてのもあった」に変更されており、全て破壊されたことが示唆されている。後に「龍虎王伝奇 第2部」の連載再開以降分において『四罪』の一部が登場、それが破壊された経緯が描かれている。
 
;「君に良く似た男を真・龍王機は知っていると言っている」<br />「そして、君もね。もっとも、そちらの場合は女性だったが」
 
;「君に良く似た男を真・龍王機は知っていると言っている」<br />「そして、君もね。もっとも、そちらの場合は女性だったが」
:[[第3次α]]のクスハルート第10話「龍を喰らうもの」より。初対面したゼンガーとレーツェルに対して、[[超機人 龍虎王伝奇|過去の人物]]を仄めかすような台詞を言い放つ。
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:同上。初対面したゼンガーとレーツェルに対して、[[超機人 龍虎王伝奇|過去の人物]]を仄めかすような台詞を言い放つ。
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;「消えろ…」
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:クスハ編第12話「別れの宇宙」より。龍鱗乱舞陣でザフトの部隊を全滅させた。
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;「目障りだったから。…ただ、それだけさ。もっとも新たな人類などと自称するような輩はとっとと排除すべきと思うがね」
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:同上。「それがどうしてザフトの人達に攻撃を!?」と激怒するクスハに対する返答。『新たな人類』と名乗るコーディネイターをよく思っておらず、排除すべきと考えている。
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;「尊いものだと思っているよ。…だが、そういうものは得てして数が多過ぎると価値が鈍るのさ。だが、少しぐらい間引いても気にすることはない」
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:同上。「貴様っ! 人の生命を何だと思っている!」と激怒するブリットに対する返答。人は多すぎると価値が下がっていると思っているのか抹殺して間引くこともためらわない。
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;「いやいや、熱い。熱いねえ、君達は。ずっとそんな調子で頭の血管が切れたりしないのかい?」<br />「君が言うと説得力あるなぁ」
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:クォヴレー編第34話「虚ろな魂の捕囚」orセレーナ編第34話「べトレイヤー」より。αナンバーズの熱血漢ぶりを揶揄するが、'''「悪いが、そんなにヤワな頭はしてねえぜ!」とよりによって[[司馬宙|鋼鉄ジーグ]]に返される'''。
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:直後の万丈の「…なかなか面白いことを言う」までも何か別の意味に聞こえてしまう。後の『第2次OG』版と比べると小癪な物言いが目立つ『第3次α』の孫光龍だが、希少なコミカルなシーンである。
 
;「その代償が、今の君達のいる場所だ。これが無限力の仕打ちだよ」<br />「守るべき人達も守るべき世界も既に過去のもの…。君達のやったことは無意味だったのさ」
 
;「その代償が、今の君達のいる場所だ。これが無限力の仕打ちだよ」<br />「守るべき人達も守るべき世界も既に過去のもの…。君達のやったことは無意味だったのさ」
 
:熟練度57以上、総ターン数420以下が到達条件である真の最終話「今遥か遠い彼方…」にて。1万2千年の時を超えながらもアカシック・レコードに打ち勝ったαナンバーズに対して、上の台詞を突き付けた。
 
:熟練度57以上、総ターン数420以下が到達条件である真の最終話「今遥か遠い彼方…」にて。1万2千年の時を超えながらもアカシック・レコードに打ち勝ったαナンバーズに対して、上の台詞を突き付けた。
 
;「レーツェル・ファインシュメッカー…いや、エルザム・V・ブランシュタイン!この僕が弱虫だと…!」
 
;「レーツェル・ファインシュメッカー…いや、エルザム・V・ブランシュタイン!この僕が弱虫だと…!」
:最終決戦に敗れ、レーツェルから厳しい非難を浴びた際の台詞。「'''弱虫'''」という言葉に感じ入るものが有るのか、過剰に反応し怒りを露わにする。ここでレーツェルの本名を曝しているが、図星を突かれ反論出来ないがゆえの、せめてもの意趣返しか?
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:クスハルート以外で最終決戦に敗れ、レーツェルから厳しい非難を浴びた際の台詞。「'''弱虫'''」という言葉に感じ入るものが有るのか、過剰に反応し怒りを露わにする。ここでレーツェルの本名を曝しているが、図星を突かれ反論出来ないがゆえの、せめてもの意趣返しか?
 
;「馬鹿め…馬鹿めが!人間の力が神や悪魔にかなうわけがない!」<br />「クスハ、ブリット!僕はここで倒れるが、お前たちもここで死ぬ!」<br />「ケイサル・エフェスの手により、この宇宙は生まれ変わるのだからな!」
 
;「馬鹿め…馬鹿めが!人間の力が神や悪魔にかなうわけがない!」<br />「クスハ、ブリット!僕はここで倒れるが、お前たちもここで死ぬ!」<br />「ケイサル・エフェスの手により、この宇宙は生まれ変わるのだからな!」
 
:余りにも卑小な呪詛の言葉を残し、孫光龍は銀河に散った。なお、この台詞はクスハルートのものであり、他の主人公だとクスハ&ブリットではなくαナンバーズを名指しする。
 
:余りにも卑小な呪詛の言葉を残し、孫光龍は銀河に散った。なお、この台詞はクスハルートのものであり、他の主人公だとクスハ&ブリットではなくαナンバーズを名指しする。
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:断末魔にして、負け惜しみの数々。第2次OGにおいてはこれにて退場となった光龍だが、この先確実に再現されるだろう第3次αのストーリー、機人大戦の集大成とも言える[[真・龍虎王]]の存在、そして今回が『龍虎王伝奇』第1部の再現だと考えると、再登場の可能性は大いにありうる。
 
:断末魔にして、負け惜しみの数々。第2次OGにおいてはこれにて退場となった光龍だが、この先確実に再現されるだろう第3次αのストーリー、機人大戦の集大成とも言える[[真・龍虎王]]の存在、そして今回が『龍虎王伝奇』第1部の再現だと考えると、再登場の可能性は大いにありうる。
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=== 龍王逆襲の台詞 ===
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=== 『龍王逆襲』の台詞 ===
 
;「よけそこねてイデオンガンをまともに食らった時は死ぬかと思ったけどね」
 
;「よけそこねてイデオンガンをまともに食らった時は死ぬかと思ったけどね」
 
: ある意味、全ての事の発端。どういうことかというと、富士原昌幸氏は前書きでこの作品を執筆した切っ掛けのひとつとして「[[ケイサル・エフェス]]に[[MAP兵器]]の[[イデオンガン]]を連射していて、'''気付いたら真・龍王機をついでに撃墜していた'''」というエピソードを挙げているのだ。
 
: ある意味、全ての事の発端。どういうことかというと、富士原昌幸氏は前書きでこの作品を執筆した切っ掛けのひとつとして「[[ケイサル・エフェス]]に[[MAP兵器]]の[[イデオンガン]]を連射していて、'''気付いたら真・龍王機をついでに撃墜していた'''」というエピソードを挙げているのだ。
 
;「例えばフリーダムに乗っているキミと…生身のキミとでは、戦闘力にどれだけの差があるかな?」<br />「他の諸君もそう…たとえ何かの理由で愛する機体を失ってもなお、君達は死物狂いで戦うだろう。だけど、挙げられる戦果は知れたものだ」<br />「そんな時君たちはこう思うのさ。『本当の力はこんなもんじゃない』『あれさえあれば』ってね」
 
;「例えばフリーダムに乗っているキミと…生身のキミとでは、戦闘力にどれだけの差があるかな?」<br />「他の諸君もそう…たとえ何かの理由で愛する機体を失ってもなお、君達は死物狂いで戦うだろう。だけど、挙げられる戦果は知れたものだ」<br />「そんな時君たちはこう思うのさ。『本当の力はこんなもんじゃない』『あれさえあれば』ってね」
: 竜玉の力を取り戻すためだけに暗躍を繰り返していたことに怒るキラを始め、αナンバーズの全員への問いかけ。詭弁でしかないのだが、ロボットどころか大抵のバトルものにこの台詞が当てはまってしまうもので、実際、αナンバーズの誰一人としてこの言葉に反論できなかった。
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: 竜玉の力を取り戻すためだけに暗躍を繰り返していたことに怒るキラを始め、αナンバーズ全員への問いかけ。詭弁でしかないのだが、ロボットどころか大抵のバトルものにこの台詞が当てはまってしまうもので、実際、αナンバーズの誰一人としてこの言葉に反論できなかった。
 
: さらに言えば、最初に言われた当人であるキラは『DESTINY』序盤にて全くこの通りの状況に陥ってしまう。
 
: さらに言えば、最初に言われた当人であるキラは『DESTINY』序盤にて全くこの通りの状況に陥ってしまう。
 
;「ボランティア活動をするにせよ、まわりがサルばっかりってのがどうもね」
 
;「ボランティア活動をするにせよ、まわりがサルばっかりってのがどうもね」
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;[[真・龍王機]]
 
;[[真・龍王機]]
 
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;[[霊亀皇]]
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== 余談 ==
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*龍虎王伝奇における当初の最終決戦の構図は、「'''巨大化して八本腕になった孫光龍と龍虎王が南極でどつき合う'''」という物だったことが、富士原氏の後書きで書かれている。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

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