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| *種族:人間型[[魔界獣]] | | *種族:人間型[[魔界獣]] |
| *性別:男 | | *性別:男 |
− | *[[年齢]]:推定25歳 | + | *[[誕生日]]:魔界暦43年5月8日 |
| + | *[[年齢]]:250歳(人間年齢25歳) |
| *身長:225cm | | *身長:225cm |
| *体重:21kg | | *体重:21kg |
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| *職業:魔導士 | | *職業:魔導士 |
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− | [[地球]]を[[大魔界]]へと変える為に[[魔王ゴクアーク|暗黒魔王ゴクアーク]]が送り込んだ自称『大魔界一の魔導士』。彼自身も[[魔界獣]]の一種。大魔界のエリート一族出身だが、ゴクアーク曰く「落ちこぼれ」。顔の模様や喋り方のイントネーション、台詞の言い回しなどは歌舞伎役者がモデルとなっており、サントラ収録『そんないつもの青空city』には「今日もでました千両役者 偉大な魔導士ヤミノリウス」という歌詞がある。 | + | [[地球]]を[[大魔界]]へと変える為に[[魔王ゴクアーク|暗黒魔王ゴクアーク]]が送り込んだ自称『大魔界一の魔導士』。ゴクアークに授かった四種の[[魔界獣]]辞典で選んだ個体を召喚・強化し、人間界を掌握する手始めとして[[青空町]]を恐怖と混乱に陥れようとする。彼自身も魔界獣の一種。ゴクアークの次に高い魔力の持ち主で能力そのものは極めて優秀だが、ドジで間抜けな性格のせいで緊張感も威厳もない二枚目半。ファンからはネタキャラ扱いされる事が多い。大魔界のエリート一族出身だが、前述の性格故かゴクアーク曰く「落ちこぼれ」。 |
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− | ゴクアークに授かった四種の魔界獣辞典で選んだ個体を召喚・強化し、人間界を掌握する手始めとして[[青空町]]を恐怖と混乱に陥れようとする。初回では幽霊のような姿で登場したが、2話以降[[青空小学校]]の理科準備室にある骨格標本を依代としており、活動時には理科室の備品や暗幕を取り込み実体化する。[[地球]]の清浄な空気が苦手な為、大魔界の成分を満たした三角フラスコを頭に被っている。人間の食べ物も苦手な様だが、酒(日本酒)は大好物。(ただし、[[流崎力哉|力哉]]の実家のラーメン屋では味噌ラーメンを食べる気満々だったので、人間界で最初に食べたカレーが人間の味覚でも不味い代物だった可能性も)。
| + | 初回では幽霊のような姿で登場したが、2話以降[[青空小学校]]の理科準備室にある骨格標本を依代としており、活動時には理科室の備品や暗幕を取り込み実体化する。 |
| + | [[地球]]の清浄な空気が苦手な為、大魔界の成分を満たした三角フラスコを頭に被っている。人間の食べ物も苦手な様だが、酒(日本酒)は大好物。(ただし、[[流崎力哉|力哉]]の実家のラーメン屋では味噌ラーメンを食べる気満々だったので、人間界で最初に食べたカレーが人間の味覚でも不味い代物だった可能性も)。 |
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− | ゴクアークの次に高い魔力の持ち主で能力自体は非の打ち所が無いが、ドジで間抜けな性格のおかげで威厳も緊張感も無い二枚目半。原作では自身が召喚した魔界獣からもナメられており、「お前の力を見せてみろ」と命令してはいつも最初の被害者にされている。魔界獣を連れて青空町を堂々と出歩いており、青空町住民からは「'''いつも町で騒ぎを起こす迷惑おじさん'''」と認識されている。挙げ句の果てに小学生の[[霧隠虎太郎]]や幼稚園児の流崎哲哉・結城秋絵(スパロボ未登場)からは揶揄われて遊ばれてしまっている始末。また、目的があるとはいえ野球場の所有権を巡って対立する防衛隊と[[ガンバーチーム]]・青空ゲンキーズに野球勝負を提案して最後まで審判として公平なジャッジを下したり、人間界で律儀に大魔界の法律を守るなど妙に律儀な所があり、ホームシックにかかったり、一人ぼっちを寂しがってバカップルに嫉妬心を剥き出しにするなど人間臭い性格。原作EDテーマの『ガンバー体操』によると実は正義のヒーローに憧れているらしいが、良い事は魔界の法律で禁じられている模様。地球が大魔界となった暁には人間達を従えさせる為に、人間に危害は加えても「命を奪う」ような行動はしていない(命を落としかねない状況に陥る事はあったが人間側の犠牲者はゼロ)。
| + | 原作では自身が召喚した魔界獣からもバカにされており、いつも最初の被害者にされている。魔界獣を連れて青空町を堂々と出歩いているので青空町住民からは'''「いつも町で騒ぎを起こす迷惑おじさん」'''と認識されており、挙げ句の果てに小学生の[[霧隠虎太郎]]や幼稚園児の流崎哲哉・結城秋絵(スパロボ未登場)からは揶揄われて遊ばれてしまう始末。また、妙に生真面目な性格で、野球場の所有権で対立する防衛隊と[[レッドガンバー]]に野球勝負を提案した時は審判を頼まれると最後まで公平なジャッジを下していた。次第に魔力の私用が頻繁に見られるようになり、ホームシックで故郷の料理を食べたがったり、一人ぼっちを寂しがってバカップルに嫉妬心を剥き出しにするなどかなり人間臭い。原作EDテーマの『ガンバー体操』によると実は正義のヒーローに憧れているらしいが、良い事は魔界の法律で禁じられている模様。 |
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− | 町に潜入する時は「レーナ・ニンゲンニ」の呪文でジャーナリストの青年『闇野響史』に変身するが、一度だけバスガイドの『闇野りう子』に[[女装|変装]]した。 | + | 町に潜入する時は「レーナ・ニンゲンニ」の呪文でジャーナリストの青年『闇野響史』に変身するが、一度だけバスガイドの『闇野りう子』に[[女装|変装]]した。地球を大魔界化した暁には人間達を従えさせるつもりの為、人間達に危害は加えても「命を奪う」意思はなく何かしらのフォローを入れている(命を落としかねない状況に陥る事はあったが、青空町住民のタフさもあって人間側の犠牲者はゼロ)。 |
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− | 復活を果たした魔王ゴクアークと[[ガンバルガー]]が戦った際には、これまでの恨みを晴らそうとゴクアークに加勢する。しかし'''誤って二度もゴクアークを攻撃してしまい'''(しかも攻撃力が高いばかりに結構なダメージを与えている)、[[ガンバーチーム]]に勝機を与える結果となってしまった。その後、敗北した魔王の[[魂]]が電柱に引っかかっているのを発見し、自らの体内に取り込む事でゴクアーク再復活を目論む。ゴクアークを吸収してパワーアップすると、魔法のランプで人間界の物体に魔力を注ぎ込み『超魔界獣』を生み出せるようになった。この姿になると魔法の媒介となるネックレスを使う必要がなくなり、魔導士の白いローブとマント姿からゴクアークの意思が宿る竜の首と尻尾付きのマントを着たパンツルック姿に変身。コンセントモチーフの杖を所持しモップで空を飛んでいたが、以降は道路標識を杖と箒代わりに使うようになった。 | + | 復活を果たした魔王ゴクアークと[[ガンバルガー]]が戦った際には、これまでの恨みを晴らそうとゴクアークに加勢する。しかし'''誤って二度もゴクアークを攻撃してしまい'''(しかも攻撃力が高いばかりに結構なダメージを与えている)、[[ガンバーチーム]]に勝機を与える結果となってしまった。その後、敗北した魔王の[[魂]]が電柱に引っかかっているのを発見し、自らの体内に取り込む事でゴクアーク再復活を目論む。ゴクアークを吸収してパワーアップすると、魔法のランプで人間界の物体に魔力を注ぎ込み『超魔界獣』を生み出せるようになった。この姿になると魔法の媒介となるネックレスを使う必要がなくなり、魔導士の白いローブとマント姿からゴクアークの竜の頭と尻尾が付いたマント付きのパンツルックに変身。コンセントモチーフの杖を所持しモップで空を飛んでいたが、以降は道路標識を杖と箒代わりに使うようになった。 |
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| 終盤では魔界獣が起こしたとある事故で記憶喪失になってしまい、闇野響史に変身して[[立花亜衣子]]に助けを求めた事から彼女に想いを寄せられるようになる。この時は非常に真っ当で礼儀正しい好青年で、自分を人間と思っていたため自分の不思議な能力に戸惑っていた。なお記憶喪失時は八重歯が無くなっており、喋り方も二枚目らしいものになっている。記憶が回復した際に記憶喪失中の出来事は忘れてしまっていたが、亜衣子先生の宝物だった自分と彼女が写る写真を見た事で記憶が蘇り、正体を明かすと共に写真を破り捨て彼女を絶望に陥れた。……はずだったが、ガンバーチームの奮闘を目の当たりにした亜衣子先生に[[説得]]を宣言され、以来捨て台詞の途中で改心を迫る彼女から逃げ回る姿が恒例となってしまった。 | | 終盤では魔界獣が起こしたとある事故で記憶喪失になってしまい、闇野響史に変身して[[立花亜衣子]]に助けを求めた事から彼女に想いを寄せられるようになる。この時は非常に真っ当で礼儀正しい好青年で、自分を人間と思っていたため自分の不思議な能力に戸惑っていた。なお記憶喪失時は八重歯が無くなっており、喋り方も二枚目らしいものになっている。記憶が回復した際に記憶喪失中の出来事は忘れてしまっていたが、亜衣子先生の宝物だった自分と彼女が写る写真を見た事で記憶が蘇り、正体を明かすと共に写真を破り捨て彼女を絶望に陥れた。……はずだったが、ガンバーチームの奮闘を目の当たりにした亜衣子先生に[[説得]]を宣言され、以来捨て台詞の途中で改心を迫る彼女から逃げ回る姿が恒例となってしまった。 |
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− | [[魔王サイアーク]]と[[魔王レツアーク]]の存在を知って封印から解放し、結果的に[[魔王ゴクアーク]]の完全復活も成し遂げたが、直後にゴクアーク敗北の責任を取らされ切り捨てられてしまう。それでも「人間が三大魔王に勝てるはずがない」と突っぱねた態度を取っていたが、亜衣子先生の事は気にかけていたらしく地面に埋まった彼女を魔法で助けていた。三大魔王敗北後は自分を糾弾する青空町住民に潔く制裁を受けようとするが、自分を庇う亜衣子先生の説得を受け入れた住民から許された事で堪らず逃げ出してしまう。しかし、ゴクアークの目的が『[[地球]]の大魔界化』でなく『[[地球]]の破壊』へと変わった事に反発。さらに自分を想う亜衣子先生の気持ちや勝算がなくても諦めない[[ガンバーチーム]]の勇気に心を打たれ、「自分はいい人ではない」としつつも遂に造反しガンバーチームに協力する。原作では専用ロボに乗る為に[[ガンバルガー]]から離脱した[[風祭鷹介|鷹介]]と[[流崎力哉|力哉]]の代わりに、[[霧隠藤兵衛|藤兵衛]]と共にガンバルガーの[[サブパイロット]]を勤めた。 | + | [[魔王サイアーク]]と[[魔王レツアーク]]の存在を知って封印から解放し、結果的に[[魔王ゴクアーク]]の完全復活も成し遂げたが、直後にゴクアーク敗北の責任を取らされ切り捨てられてしまう。それでも「人間が三大魔王に勝てる筈がない」と突っぱねた態度を取っていたが、亜衣子先生の事は気にかけていた様で地面に埋まった彼女を魔法で助けていた。三大魔王敗北後は青空町住民に糾弾され潔く制裁を受けようとするが、自分を庇う亜衣子先生の説得を受け入れた住民から許された事で堪らず逃げ出してしまう。しかし、ゴクアークの目的が『[[地球]]の大魔界化』でなく『[[地球]]の破壊』へと変わった事に反発。さらに自分を想う亜衣子先生の気持ちや勝算がなくても諦めない[[ガンバーチーム]]の[[勇気]]に心を打たれ、「自分は良い人ではない」としつつも遂に造反しガンバーチームに協力する。原作では専用ロボに乗る為に[[ガンバルガー]]から離脱した[[風祭鷹介|鷹介]]と[[流崎力哉|力哉]]の代わりに、[[霧隠藤兵衛|藤兵衛]]と共にガンバルガーの[[サブパイロット]]を勤めた。 |
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− | ゴクアーク敗北後はガンバーチームの戦いぶりを称え、「もうお前たちの前にこの姿を現すことはないだろう」と言い残して青空町から姿を消すが、EDのエピローグで人間「闇野響史」として亜衣子先生の前に再び姿を見せた。その後、亜衣子先生と結婚した模様。
| + | ゴクアーク敗北後はガンバーチームの戦いぶりを称え、「もうお前たちの前にこの姿を現す事はないだろう」と言い残して青空町から姿を消すが、EDのエピローグで人間「闇野響史」として亜衣子先生の前に再び姿を見せた。その後、亜衣子先生と結婚した模様。 |
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| + | ちなみに顔の模様や喋り方のイントネーション、台詞の言い回しなどは歌舞伎役者がモデルとなっており、サントラ収録『そんないつもの青空city』には「今日もでました千両役者 偉大な魔導士ヤミノリウス」という歌詞がある。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| :宿敵。ガンバースーツを着た彼等に犬になる呪いをかけた。 | | :宿敵。ガンバースーツを着た彼等に犬になる呪いをかけた。 |
| ;[[霧隠藤兵衛]] | | ;[[霧隠藤兵衛]] |
− | :ゴクアークの封印を巡って激戦を繰り広げた[[ライバル]]関係。彼に犬になる呪いをかけた。最終決戦ではガンバルガーの[[サブパイロット]]として共に搭乗。突っ走る藤兵衛を魔法でフォローし、なかなかのコンビネーションを見せる。 | + | :ゴクアークの封印を巡って激戦を繰り広げた[[ライバル]]関係。彼に犬になる呪いをかけた。最終決戦ではガンバルガーの[[サブパイロット]]として共に搭乗。突っ走る藤兵衛を魔法でフォローし、中々の凸凹コンビぶりを見せる。 |
| ;[[立花亜衣子]] | | ;[[立花亜衣子]] |
| :記憶を失っていた際に助けられる。記憶が戻った後に彼女の前で正体を現し、手酷く彼女の心を傷つけたはずだった。しかし、ガンバルガーの活躍を目の当たりにして立ち上がった彼女にしつこく追い回される日々を送る事になる。ヤミノリウスIII世の心に最も影響を与えた女性。彼女に「本当は良い人」だと説得され続けても、最後まで自分を「悪い人」と称し続けた。 | | :記憶を失っていた際に助けられる。記憶が戻った後に彼女の前で正体を現し、手酷く彼女の心を傷つけたはずだった。しかし、ガンバルガーの活躍を目の当たりにして立ち上がった彼女にしつこく追い回される日々を送る事になる。ヤミノリウスIII世の心に最も影響を与えた女性。彼女に「本当は良い人」だと説得され続けても、最後まで自分を「悪い人」と称し続けた。 |