差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
227 バイト追加 、 2016年3月24日 (木) 10:11
「ウイング・キャリバー」の表記は、『聖戦士ダンバイン』公式サイトを参照。
1行目: 1行目:  
== オーラマシン(Aura Machine) ==
 
== オーラマシン(Aura Machine) ==
バイストン・ウェルに生息する生物の血肉を使用した一種の生体兵器。[[聖戦士ダンバインOVA|OVA版]][[リーンの翼 (OVA)]]でも登場する。
+
[[バイストン・ウェル]]に生息する生物の血肉を使用した一種の生体兵器。『[[聖戦士ダンバインOVA]]』や『[[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]]』でも登場する。
オーラマシンはバイストン・ウェル・サーガの各作品において若干の違いがあり、本項ではTV版[[聖戦士ダンバイン]]のものを中心に扱っている。
+
オーラマシンはバイストン・ウェル・サーガの各作品において若干の違いがあり、本項ではTV版『[[聖戦士ダンバイン]]』のものを中心に扱っている。
   −
[[聖戦士ダンバイン]]』において、[[バイストン・ウェル]]に召喚された[[ショット・ウェポン]]が中心となって開発を進めた、オーラ力(オーラちから)を動力として動く機械類の総称。実際はショットが開発を行い、設計や作製、インターフェイス関連は[[ゼット・ライト]]が担当していたため正確にはショットと二人による開発であるのだが、技術者で政治には疎かったゼットはショットにそれらの栄光を掠め取られてしまう事となった。
+
『聖戦士ダンバイン』において、[[バイストン・ウェル]]に召喚された[[ショット・ウェポン]]が中心となって開発を進めたオーラ力(オーラちから)を動力として動く機械類の総称。実際はショットが開発を行い、設計および製作ならびにインターフェイス関連は[[ゼット・ライト]]が担当していたため正確にはショットと二人による開発である。しかし、[[科学者・技術者|技術者]]ではあるものの政治には疎かったゼットは、ショットによってそれらの栄光を掠め取られてしまう事となった。
代表はバイストン・ウェル特有の有翼生物である強獣の組織を使用した昆虫人型ロボット兵器である[[オーラバトラー]]であるが、他にも様々なバリエーションが存在する。『聖戦士ダンバイン』におけるオーラマシンは、一部パーツを地上製の機械部品で代用可能な構造となっているのが特徴といえる(他の作品では不明)。
+
 
 +
オーラマシンを代表するものは、バイストン・ウェル特有の有翼生物である強獣の組織を使用した昆虫人型ロボット兵器である[[オーラバトラー]]であるが、他にも様々なバリエーションが存在する。『聖戦士ダンバイン』におけるオーラマシンは、一部パーツを地上製の機械部品で代用可能な構造となっている点が特徴といえる(他の作品では不明)。
    
== スーパーロボット大戦における特徴 ==
 
== スーパーロボット大戦における特徴 ==
11行目: 12行目:     
== 開発史・機体分類 ==
 
== 開発史・機体分類 ==
[[ドレイク・ルフト]]によりバイストン・ウェルに召喚されたショットは、彼から「機械の館」を与えられ、地上で培ったロボット工学の知識を生かしてオーラ・マシンの開発研究を開始。その鍵となったのが[[ミ・フェラリオ]]や飛翔型の強獣といったバイストン・ウェル特有の有翼生物であり、その生体調査から生体エネルギー、即ち「[[オーラ力]]」の存在を確信し制御のヒントも得る。
+
[[ドレイク・ルフト]]によりバイストン・ウェルに召喚されたショットは、彼から「機械の館」を与えられ、地上で培ったロボット工学の知識を生かしてオーラ・マシンの開発研究を開始。その鍵となったのが[[ミ・フェラリオ]]や飛翔型の強獣といったバイストン・ウェル特有の有翼生物であり、その生体調査から生体エネルギー、すなわち「[[オーラ力]]」の存在を確信し制御のヒントも得る。
    
数年でオーラバトラーの開発まで至ったショットだが、その開発は当初はなかなか進まず、後半で一気に進むという経緯を辿っている(最初のピグシーの開発までに地上換算で2年かかっている)。これはバイストン・ウェルの文明レベルでは試験管すらロクに手に入らなかったのが原因。そのため数年の大部分は研究を始めるための研究や部下への技術指導に割かれている。この技術指導の際、アメリカ出身のショットの指示書が英語交じりだったことが後に地上に浮上した際に功を奏している。
 
数年でオーラバトラーの開発まで至ったショットだが、その開発は当初はなかなか進まず、後半で一気に進むという経緯を辿っている(最初のピグシーの開発までに地上換算で2年かかっている)。これはバイストン・ウェルの文明レベルでは試験管すらロクに手に入らなかったのが原因。そのため数年の大部分は研究を始めるための研究や部下への技術指導に割かれている。この技術指導の際、アメリカ出身のショットの指示書が英語交じりだったことが後に地上に浮上した際に功を奏している。
23行目: 24行目:  
:同じく強獣の筋繊維をを素材とした人工筋肉。駆動系に相当する。こちらもオーラコンバーターの製造に欠かせない。
 
:同じく強獣の筋繊維をを素材とした人工筋肉。駆動系に相当する。こちらもオーラコンバーターの製造に欠かせない。
 
;オーラ・コンバーター
 
;オーラ・コンバーター
:ショットとドレイクの野望の集大成にして真の出発点。<br />一種の生体ジェットエンジンであり、羽に塗布されたオーラ・セイバー・リキッドで大気中のオーラ力を吸収・転換することで推進力を得、オーラマルスで羽を動かすことで推進方向を制御している。地上のジェットエンジンを参考にしているが、[[ミ・フェラリオ]]や飛翔型の強獣は同様の器官を生まれながらに持ち合わせている。<br />下記の初期オーラマシンはパイロットの体力とオーラ力を酷く消耗していたが、このオーラ・コンバーターの登場により「点火」に必要な最低限のオーラ力のみでオーラマシンを動かせるようになり、パイロットの負担が大きく軽減された。この最低限のオーラ力がスペック表の'''必要オーラ力'''である。オーラコンバーターの登場によって、以降は本格的な戦闘用オーラマシンの開発が加速してゆく。
+
:ショットとドレイクの野望の集大成にして真の出発点。
 +
:一種の生体ジェットエンジンであり、羽に塗布されたオーラ・セイバー・リキッドで大気中のオーラ力を吸収・転換することで推進力を得、オーラマルスで羽を動かすことで推進方向を制御している。地上のジェットエンジンを参考にしているが、[[ミ・フェラリオ]]や飛翔型の強獣は同様の器官を生まれながらに持ち合わせている。
 +
:下記の初期オーラマシンはパイロットの体力とオーラ力を酷く消耗していたが、このオーラ・コンバーターの登場により「点火」に必要な最低限のオーラ力のみでオーラマシンを動かせるようになり、パイロットの負担が大きく軽減された。この最低限のオーラ力がスペック表の「'''必要オーラ力'''」である。オーラコンバーターの登場によって、以降は本格的な戦闘用オーラマシンの開発が加速してゆく。
 
;制御系(名称不明)
 
;制御系(名称不明)
 
:こちらも同じく生体部品を使用しているが、バイストン・ウェルではコンピュータなど作りようがないため強獣とは別の生物の脳と三半規管を移植して製造した。
 
:こちらも同じく生体部品を使用しているが、バイストン・ウェルではコンピュータなど作りようがないため強獣とは別の生物の脳と三半規管を移植して製造した。
53行目: 56行目:  
機体の一覧は「[[オーラバトラー]]」を参照。
 
機体の一覧は「[[オーラバトラー]]」を参照。
   −
=== ウィング・キャリバー ===
+
=== ウイング・キャリバー ===
ショットがオーラバトラーの運用支援用として開発した高速輸送用機で、戦闘機としての役割も兼ねる。スパロボでは[[ビルバイン]]の変形形態がウィング・キャリバー名義で登場しているが、元来はガンダムシリーズにおける「[[モビルアーマー]]」と同種の用語である。
+
ショットがオーラバトラーの運用支援用として開発した高速輸送用機で、戦闘機としての役割も兼ねる。スパロボでは[[ビルバイン]]の戦闘機形態がウイング・キャリバー名義で登場しているが、元来はガンダムシリーズにおける「[[モビルアーマー]]」と同種の用語である。
   −
;ウィング・キャリバー([[ビルバイン]])
+
;ウイング・キャリバー([[ビルバイン]])
:
+
:格闘戦に適したオーラバトラー形態への[[変形]]も可能である。
 
;[[フォウ]]
 
;[[フォウ]]
 
:
 
:
1,404

回編集

案内メニュー