89,526 バイト追加
、 2012年11月1日 (木) 23:34
== ヒイロ・ユイ(Heero Yuy) ==
*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
**[[新機動戦記ガンダムW]]
**[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]
**新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop(未参戦)
*[[声優]]:緑川光
*種族:地球人(日系人)
*性別:男
*[[年齢]]:15歳→17歳(Endless Waltz時)
*身長:156 cm
*体重:45 kg
*出身:L1コロニー群
*所属:L1コロニー群→ピースミリオン→ガンダムパイロット→[[プリベンター]](OVA後日談漫画)
*役職:[[ウイングガンダム]]・パイロット
*キャラクターデザイン:村瀬修功
=== [[新機動戦記ガンダムW]] ===
「'''お前を殺す'''」という台詞で有名な『[[新機動戦記ガンダムW]]』の[[主人公]]。地球圏統一連合及び[[OZ]]に対するコロニー側の反抗作戦「[[オペレーション・メテオ]]」を遂行するため、L1コロニー群から乗機・[[ウイングガンダム]]と共に[[地球]]に送り込まれたエージェントである。幼い頃から戦闘訓練を受けてきた少年兵であり、細身ながらも鍛え抜かれた身体と、破壊工作に関してずば抜けた能力を持つ。ちなみにアニメイトのボイスカセット(番外編コメディだが)によれば「エージェントとして訓練を受けた結果、あらゆるスポーツや、日曜大工など日常的なこともこなせる」そうである。<br />
特に身体能力はアニメ的演出ということを考えてもかなり人間離れしており、劇中でも崖+50階の高層ビルから身投げしても片足の軽い骨折程度で済み(おまけに力ずくで骨を繋げて治した)、銃弾は素で避け、鉄骨折りを軽々と行い、反応速度はスーパーコンピュータでも計測不能と描写されている。ウイングガンダムを[[自爆]]させた際は、さすがに重傷を負って意識不明になったが生還した。<br />
MSの操縦技術も優秀で、当初の乗機である[[ウイングガンダム]]の他、[[ガンダムヘビーアームズ]]、[[メリクリウス]]、[[ガンダムエピオン]]等数々のMSを乗りこなした。カトルが取り込まれてしまった[[ゼロシステム]]には初めは翻弄されるが紆余曲折の末に完全に克服し、最終的に[[ウイングガンダムゼロ]]を乗機とした。
『ヒイロ・ユイ』とは本来、原作世界においてAC175年に暗殺されたコロニーの伝説的指導者の名前である。幼少期の彼は、その指導者ヒイロの殺害実行犯である元[[OZ]]工作員のアディン・ロウの手で育てられ、その間に工作員としての基礎を修得。アディンとは彼が8歳の時に死別した後[[ドクターJ]]に拾われ、ガンダムパイロットとしての本格的な英才教育を受ける。そしてオペレーション・メテオ決行直前に指導者ヒイロ・ユイの名をコードネームとして与えられ、これが彼自身を指し示すパーソナルネームとして定着することとなった。
彼の行動の原則は「'''感情のままに行動すること'''」であるが、これは前述のアディンから受け継いだものであり、後にトロワにも自身の理念として語っている。その反面、原作序盤では任務遂行を優先し、感情を表に出さず冷徹ともとれる行動を取り、他人に対して突き放すような態度を取っているが、これはかつて自らのミスで民間人の少女を死なせてしまった事(このエピソードは続編のEndless Waltzにて明らかになる)がトラウマとなっていたため。コロニーを盾にとられ投降を呼び掛けられた際は何のためらいもなく[[自爆]]するなど、自身を尊重しない傾向も見られた。<br />
しかし前述の少女の死をいつまでも悔いていることからも明らかなように、元来の彼は心優しい性格であり、そのことは平和論者であったノベンタ元帥を[[OZ]]に嵌められ殺害してしまった後には、彼の身内に自身の命を賭して贖罪を求めて旅をしていたことからも伺える。物語の中で[[リリーナ・ドーリアン]]や他のガンダムパイロットと触れ合う中で本来の優しさを徐々に取り戻していき、精神的な脆さも見せなくなっていった。中でもリリーナが彼に与えた影響は大きく、最終的には互いにかけがえのない存在となっていく。
=== [[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]] ===
TV版終了後は表舞台で活躍するリリーナを影からサポートしていたが、リリーナが[[マリーメイア軍]]に拉致されたことで、彼女の救出のために本格的に活動を開始。マリーメイア軍を追う中でかつて共闘した[[張五飛|五飛]]が立ちはだかり、彼と激闘を繰り広げる。戦いこそが兵士達の拠り所となるとしマリーメイア軍に加担し戦争を繰り返そうとする五飛に対し、ヒイロは自らの過去(自分のミスで死なせてしまった少女と子犬のこと)を回想し、悲しくみじめな戦争を繰り返していいのか?と[[張五飛|五飛]]に問いかけながら、気を失い海に墜落していく。<br />
終盤に満身創痍のウイングゼロとともに大統領府に姿を現し、ツインバスターライフルの精密射撃によってリリーナの閉じ込められた大統領府のシェルターを破壊、内部突入を敢行し彼女の無事を確保した。しかし彼自身もまた既に限界を超えており、リリーナに抱きとめられながら再び気を失ってしまうのであった。尚この狙撃シーンにおいて、漫画版や小説版では「俺もすぐに行く」と独白しており、どうやら'''リリーナ諸共シェルターを破壊し、その後リリーナの後を追って自殺するつもりだった'''らしい。<br />
本作においても操縦技術の高さは健在で。リーオー搭乗時に文字通り桁外れの性能差がある[[張五飛|五飛]]の[[アルトロンガンダムカスタム|ガンダムナタク]]に対して、相手の手加減もあったとはいえ真っ向からの戦闘で善戦した。
<!-- FTネタはまだ未完結でスパロボにも参戦していないので伏せた方が良いと思います -->
=== スパロボシリーズにおいて ===
声を担当した緑川光氏の特にお気に入りのキャラであり、スパロボで登場すると真っ先に搭乗機に改造を施し、即一軍入りさせる事で有名。この辺りは公式ブログ【スパログ】にも掲載されている。
TV版で登場でする場合は[[スーパーロボット大戦F|F]]や[[スーパーロボット大戦α|αシリーズ]]では当初は敵キャラとして登場している。主人公であるにも関わらず、作品によって[[説得]]などの条件を満たさないと仲間にできないことも。久々のTV版参戦となった[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]では序盤から無条件で参戦しているが、シナリオの関係上自軍から一次離脱した後ゼロシステムによって暴走し敵対する展開がある。性格も特にシナリオ序盤では未熟だったり自身を尊重しなかったりと不安定だが、シナリオが進むにつれて原作同様に成長し、リリーナとの絆も深めていく。<br />
EW版で登場する場合は、中盤から仲間になる事が多く、TV版とは違い無条件で自軍に参加するようになった。スパロボにおいてもリリーナのピンチには必ず駆けつけるゾッコンぶりを見せる。原作で死闘を演じた[[張五飛|五飛]]を説得することができることも(説得しなくても[[張五飛|五飛]]は仲間になるのだが、参戦が若干早まる)。性格も冷静な判断力と本来の優しさ、思いやりを併せ持った性格であるため、言葉一つ一つに重みが感じられる。<br />
原作にて機体の装甲の高さを活かして戦闘していたイメージからか、旧作では[[回避]]が低く[[2回行動]]も遅くスーパー系に近い能力値であった。第二次α以降からは純粋にリアル系の能力値で、NT勢と張り合えるトップクラスの能力になっている。また、[[ウイングガンダムゼロ|ウイングゼロ]]([[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングゼロ(EW版)]])のデフォルトまたは、固定パイロットのため、ゼロシステムの能力補正の恩恵もあるのでとても優秀。当初は無口なキャラ(戦闘のセリフも「…」などがあった)であったが、作品を経る事にやや口数が多くなってきている。ゲームシステム上の問題や緑川氏の意向による影響も大きいと思われるが。
== 登場作品と役柄 ==
=== 旧シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦F]]
:序盤から敵として登場。[[新]]の頃よりは喋るようになった。[[切り払い]]、[[シールド防御]]のLvが高く射程も長い、攻防ともに強力な厄介な敵である。[[ジェットスクランダー]]を破壊しようとしたが失敗したりなど、自軍の敵ということもあり作戦失敗が続く。
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:原作の[[自爆]]イベントの後、複雑な条件によって[[説得]]して[[ウイングガンダム]]共々仲間になるが、終盤ポセイダルルートを選択しなければ仲間に復帰しない。主人公にも関わらず、条件次第では仲間にならないというかなり不遇な扱い。また、能力面でも[[反応]]の成長が悪く、[[2回行動]]可能レベルが61と遅いのが難点。[[集中]]、[[鉄壁]]を覚えるのでW系パイロットの中では最も優秀。Lv40~50代で2回行動できていれば、だいぶ使い勝手は違っていただけに惜しい。活躍させるのであれば[[ウイングガンダムゼロ]]の[[ウイングガンダムゼロカスタム|カスタム]]化は必須。
=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
:EW版で初参戦。シーン3「プリベンター」で仲間に加わる。[[張五飛|五飛]]を[[説得]]できる。また、[[クワトロ・バジーナ]]の正体をいち早く見抜いていた。[[能力]]値は悪くないが[[2回行動]]レベルが56と絶望的に高いので、UCガンダム系パイロットと比べると劣る。必修精神コマンドは[[自爆]]、[[熱血]]、[[魂]]。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]
:COMPACTとほぼ同じ。[[2回行動]]が廃止され、[[援護]]システムが導入された本作だが、[[援護]]を習得するレベルが高いのが欠点。同じ[[射撃]]重視W系パイロットでは、[[能力]]では[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]が一歩上で、[[援護攻撃]]では[[トロワ・バートン|トロワ]]が上。しかし、[[精神コマンド]]は恵まれており、必修[[精神コマンド]]が[[自爆]]、[[集中]]、[[熱血]]なため最も安定している。また、[[覚醒]]もしくは[[魂]]のどちらかを必ず覚える。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
:[[射撃]]が高く、[[特殊技能]][[狙撃]]を修得する射撃のスペシャリストだが、[[射撃]]重視というのが本作では仇となり、オーラマシンや[[ガイメレフ]]戦では苦戦を強いられる。
=== αシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
:序盤は敵として登場。中盤から自軍に加わる。[[碇シンジ|シンジ]]の中学校に潜入した際にたまたま出会った[[鈴原トウジ]]に[[エヴァンゲリオン|エヴァ]]のパイロットと間違えられて喧嘩を売られ、さらに[[綾波レイ]]と無口合戦をくりひろげた。また、[[特殊技能]]に初めて[[底力]]が設定された。NT勢に比べると[[回避]]が低めだが、搭乗機の[[運動性]]が非常に高いので気にならない。
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
:ほぼα準拠だが、パイロット[[能力]]値がα外伝に準拠し全体的にPS版よりパワーアップ。特に[[回避]]は大幅に上昇した。また某攻略本ではW系パイロットはEW版の機体に乗ると[[反応]]が10上昇すると書かれていたが実際には上昇しない。
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:序盤の現代編ではEWのストーリーが再現される為、出番は多い。未来編では中の人繋がりで迷子になった[[マサキ・アンドー|マサキ]]をナビゲートしている。本作の[[ウイングガンダムゼロカスタム]]の[[運動性]]はαのような高さではないので注意。[[覚醒]]持ちなため、[[MAP兵器]]持ちの[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングゼロ]]の相性が良い。
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:[[邪魔大王国]]の人質となった[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]を救出するために幹部の[[ミマシ]]と戦うイベントがある(しかも[[ミマシ]]を退散に追い込むという荒業をやってのける)。本作から「[[自爆]]」を忘れただけあり、一味違う?[[特殊技能]]に初めて[[強運]]が追加された。また現状では、アラドルート限定だが第1話から([[αナンバーズ]]を操作できないマップを除く)最終話まで味方として使用可能である唯一の作品でもある。能力値自体もリアル系でもトップクラスである。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:[[いるだけ参戦]]だが[[マリーメイア軍]]に重ねた戦闘台詞がかなりある。緑川氏の協力的な姿勢もあってか、[[ザフト]]のガンダムシリーズに対する特殊台詞が豊富。引き続き能力値もリアル系トップクラスで、ビーム主体の[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウィングゼロ]]と[[PS装甲]]との相性も良好なので、積極的に狙わせると面白い。
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]]
:[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングゼロカスタム]]固定パイロット。中盤で一度ゲスト参戦した後、Endless Waltzのシナリオを経て正式に仲間になる。しかし、全37話中27話終了後になって本格的に使用可能なので、ウイングゼロの燃費の悪さからベンチに回りがちである(本作は参戦が遅いと何かと不利であった。理由は、[[信頼補正]]を上げづらいことと、[[射撃]]と[[格闘]]の技量ポイントの蓄積が遅れるため)。本作では他のガンダム系主役級同様に彼も[[魂]]を修得しない。
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
:[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングゼロ(EW版)]]固定パイロット。[[エース|エースボーナス]]によりゼロの燃費がよくなるため通常戦闘もこなせるようになる。GBA版では[[援護|サポート]]回数が少なかったが、本作では[[援護攻撃]]がLv4まで上がるため[[援護攻撃]]の面でも活躍する。が、今作のウイングゼロの性能がスタッフの私怨としか思えない程の不遇ぷりである。(フル改造で6200にしかならないツインバスターライフルなど)
;[[スーパーロボット大戦R]]
:[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングゼロカスタム]]固定パイロット。本作でもリリーナの危機に颯爽と駆けつける。とある理由で[[ガロード・ラン]]とツイン・バスターライフル、ツイン・サテライトキャノンをそれぞれ向け合う場面がある。今回は[[魂]]を修得してくれるのでAの頃より攻撃力が遥かに高い。欠点は[[援護攻撃]]の修得レベルが高い事。EDでは、[[シャア・アズナブル|シャア]]の話によれば5年後でも相変わらず一匹狼な様子だが、リリーナが危機に陥ると何処からともなくウイングゼロに乗って助けている様子である。
;[[スーパーロボット大戦D]]
:久しぶりのテレビ版での参戦。宇宙ルート序盤で仲間になる。射撃と命中に優れるが、特殊技能があまり充実しておらず、[[ヒット&アウェイ]]と[[カウンター]]を持つゼクス(射撃が低めなので、要射撃補強)にウイングゼロを譲るという選択肢もある。また、本作では原作のように[[メリクリウス]]に乗ったヒイロを使うことも可能。宇宙病に罹っても冷静に行動し、[[ニュータイプ]]をはじめほとんどの人間が不調に陥った[[エンジェル・ハイロゥ]]による影響も少ないなど、原作通り人間離れした存在として描かれている。リリーナが誘拐された時はすぐ救出に行き、最終局面では彼女を騙す形ながら宇宙に送ってその安全を策すなど、シャアの下に付いているゼクスとの対比がより印象的である。
;[[スーパーロボット大戦W]]
:[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングゼロ(EW版)]]固定パイロット。境遇や性格・見た目の設定に共通項の多い[[フルメタル・パニック!]]の主人公[[相良宗介]]と仲が良さげで、[[千鳥かなめ]]の護衛任務についている彼に対し、ヒイロはリリーナのボディーガード役を務めている。第2部ではルート次第で1度だけ五飛とともに敵として登場するが、後に復帰。<br />パイロット能力もリアル系トップクラスであり、長射程・高威力の射撃武器を擁するので、[[ヒット&アウェイ]]を付加したい。EDでは他のガンダムパイロットと共にカガリ達の護衛を務めている。
;[[スーパーロボット大戦L]]
:序盤から登場し、対ロゴス戦において何度かスポット参戦するも、正式な参入は[[レクイエム]]戦であり、歴代シリーズの中でも正式参入のタイミングはかなり遅めとなっている。本作でもSEEDキャラと絡む場面が多く、序盤にキラの前に現れ助言を与え、共闘、中盤のヘブンズベース戦で[[デストロイガンダム|デストロイ]]の奇襲を受けるが[[シン・アスカ|シン]]に援護を受けるなど、ガンダム同士で助け合う場面が多い。後に[[ダイダロス基地]]での決戦でリリーナを[[ロード・ジブリール|ジブリール]]に人質に取られた際、原作のようにツイン・バスター・ライフルの精密射撃で状況を打開しシンにジブリールを討たせるチャンスを作った。
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]]
:久々のTV版での参戦で、スパロボでは珍しく'''ガンダム系主人公での最年少キャラ'''である(次点がガロードか刹那。ガロードは原作開始時点で15歳だが、今作は[[Z]]での時間経過があるため16歳以上と思われる)。原作通り[[ウイングガンダム]]に乗り[[オペレーション・メテオ]]を決行するが、その後は(TV版基準では珍しく)序盤から自軍に参加する。TV版序盤の設定なのでまだ精神的に未熟であり、度々感情のままに暴走し、戦闘台詞ではTV版一話で見せた高笑いも披露している。また[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]と出会って以降は彼女への感情を理解できず、困惑し苦悩する(例の招待状破りも再現される)。また似た境遇のキャラである[[刹那・F・セイエイ|刹那]]との絡みも豊富で、最終的に親友と言っていい間柄になる。<br />余談だが声優の緑川氏は「(本作の)1周目クリア時、ヒイロの撃墜数が'''400'''オーバーだった」と発言している。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]
:破界篇に引き続きTV版基準での参戦。今回はTV版の原作再現が豊富で、かつ他作品キャラ(主にギアスと00)との絡みが多く非常に出番が多い。刹那と相変わらず親友であり、自力で正体を突き止めた[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]とは「共犯者」の間柄となる。また彼の「感情のままに行動する」という理念は他作品のキャラクターにも大きな影響を与えていく。<br />プロローグで原作通り[[ウイングガンダム]]を自爆させた後、修復されたウイングガンダムで[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]と決闘⇒自軍に参加という流れで加入。中盤[[OZ]]の捕虜になり自軍から離脱、原作通り[[ゼロシステム]]に飲まれた[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]の暴走を止めるが、自身も[[ゼロシステム]]に振り回され暴走し自軍と(というかゼロと)敵対、一時行方不明となる。その後放浪していたところを[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に拾われ、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]から[[ガンダムエピオン]]を受領。アザティスタンにて自軍と合流する。その際原作同様[[ウイングガンダムゼロ]]に乗り込んだ[[ミリアルド・ピースクラフト|ミリアルド]]と交戦したことで[[ゼロシステム|エピオンシステム]]が発動し暴走してしまうが、[[GN粒子]]の共有空間を介して刹那達からの後押しを受けたことでシステムを克服。ミリアルドと機体を交換し、ウイングガンダムゼロと共に自軍に復帰する。終盤ではゼロシステムを完全に使いこなし、刹那と同じく人の限界を超え、[[イオリア・シュヘンベルグ|イオリア]]の望む「革新者」の一人として成長していく。
=== Scramble Commanderシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]
:ヒイロのイメージBGMである劇中曲「思春期を殺した少年の翼」が初採用されている。
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
:序盤、ユニウスセブン攻防戦の際に一度だけスポット参戦し、その後[[キラ・ヤマト|キラ]]達の住んでいる邸宅にいてキラ達の脱出を手伝う場面で正式に登場。デュオは「あの馬鹿。どこに首突っ込んでんだ」と言っていた。なお、同作においてヒイロを含めた『ガンダムW』のガンダムパイロット五人は、[[ヤキン・ドゥーエ戦役]]にて連邦・[[ザフト]]両軍の双方の大量破壊兵器を破壊した後、消息を眩ましていたという、TV版最終決戦の『EVE・WARS』をSEED色で織り交ぜた設定となっている。
=== 単独作品 ===
;[[新スーパーロボット大戦]]
:初出演作品だが、原作再現はほぼ無い。数話のスポット参戦を経て複雑な条件を満たした上で宇宙編最終話1話前でやっと仲間になる。戦闘シーンが初めてフルボイスになった作品だが、台詞は少なく息遣いのみの「!!」のみである場合もある。キャラ辞典では「彼が[[自爆|あの精神コマンド]]を覚えるのはお約束」と言われている。
;[[スーパーロボット大戦64]]
:原作再現が歴代で最も多く、トレーズの下で戦う際にはちゃんと[[エアリーズ]]に乗っていたりする。能力をF完結編から見直され、[[2回行動]]レベルが[[ニュータイプ]]勢程ではないがLv39と早い段階で可能になり扱いやすく能力値もNT級。本作でも[[集中]]を持つため、W勢の中では頭一つ抜きん出ている。
== パイロットステータスの傾向 ==
=== [[能力|能力値]] ===
[[射撃]]を中心に全体的にトップクラスの能力を持つリアル系[[エース]]パイロット。第二次α以前のシリーズでは、ガンダム系主人公だが[[回避]]はやや低めな代わり[[防御]]に比重をおいた個性的な能力だった。(アニメ前半、各ガンダムが敵の弾を'''かわさず装甲で受け止めて無傷でいる'''演出が目立った影響だろう。)<br />[[成長タイプ]]は万能型で万遍なく全ての能力が高くなる。ただし、他のリアル系主人公同様に[[SP]]は少なめという傾向にある。
=== [[精神コマンド]] ===
ヒイロといったら「'''[[自爆]]'''」が定番であったのだが、近年では全て戦闘用で統一されてきているためバランスは良い。しかし、使いやすさが先行してしまった感があり、個性が失われてきたのも事実。<br />
[[自爆]]は実用性やゲームシステム([[自爆]]自体がなかったり、小隊システムなど)などの面からその傾向は無くなってきている。<br />
また、[[鉄壁]]を覚えたり、[[ひらめき]]が[[不屈]]に変更されたりと、避けるより受けて耐える様な精神コマンドを習得する傾向もヒイロの特徴であった。<br />
余談だが、近年の作品では使用すると撃墜扱いになる自爆系の武器を持つユニットがあるが、現在のところヒイロが搭乗可能なユニットでは存在しない。<br />
;[[新スーパーロボット大戦|新]]
:[[加速]]、[[自爆]]、[[偵察]]、[[必中]]、[[ひらめき]]、[[魂]]
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]
:[[自爆]] [[ひらめき]] [[熱血]] [[集中]] [[鉄壁]] [[魂]]
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]
:[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[自爆]]、[[加速]]、[[魂]]
;[[スーパーロボット大戦64|64]]
:[[ひらめき]] [[集中]] [[自爆]] [[加速]] [[熱血]] [[魂]]
;[[スーパーロボット大戦α|α]]、[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版α]]、[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
:[[自爆]] [[集中]] [[熱血]] [[鉄壁]] [[覚醒]] [[魂]]
;[[スーパーロボット大戦A|A]]、[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PSP版A]]
:[[自爆]] [[集中]] [[加速]] [[熱血]] [[突撃]] [[ひらめき]]
;[[スーパーロボット大戦R|R]]、[[スーパーロボット大戦D|D]]
:[[自爆]] [[集中]] [[不屈]] [[熱血]] [[突撃]] [[魂]]
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|C3]]
:[[自爆]] [[集中]] [[熱血]] [[見切り]] [[突撃]] [[覚醒]]
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]、[[スーパーロボット大戦W|W]]
:[[集中]] [[ひらめき]] [[必中]] [[熱血]] [[直撃]] [[魂]]
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]
:[[集中]] [[直感]] [[突撃]] [[気迫]] [[魂]]
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]
:[[加速]] [[集中]] [[直感]] [[突撃]] [[気迫]] [[魂]]
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
;[[底力]] [[強運]] [[切り払い]] [[シールド防御]] [[撃ち落とし]] [[カウンター]] [[援護攻撃]] [[援護防御]] [[ヒット&アウェイ]]
:参戦当初は[[切り払い]] [[シールド防御]]の両方共高レベルにまで伸びる傾向にあった。α以降、[[底力]]を覚えるようになり使い勝手が向上。援護攻撃は長らくLv40近くになってようやく援護攻撃Lv1を習得する傾向にあったが、PSP版Aでは習得レベルが低くなり、援護攻撃Lv4まで伸びるようになった<br />第二次α、第三次αでは[[強運]]を修得するようになり、自軍の稼ぎ頭となった。<br />また、乗り換え不可能でEW版で登場する作品では[[シールド防御]]を覚えない。(ゼロカスタムが盾を持たないため。)<br />COMPACT3では珍しく[[カウンター]]を修得した。<br />第2次Zにおいてようやく[[ヒット&アウェイ]]を習得。[[精神耐性]]も持つが、必要ないため上書きしたほうが良い。
=== [[エース|固有エースボーナス]] ===
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]
:武器消費EN-30%
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z 破界篇]]
:回避率+20%、移動力+1
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z 再世篇]]
:ゼロシステムが気力110で発動可能になる
== 人間関係 ==
;[[リリーナ・ドーリアン]]
:海岸に打ち上げられたヒイロを介抱するが、顔を見たことからヒイロに命を狙われる事に。しかし、リリーナの存在はヒイロを徐々に変えていく事になる。実はピースクラフト家の王女であった。ちなみにデュオに言わせれば、ヒイロはリリーナに「ぞっこん」。スパロボでも最終決戦直前に彼女に通信を入れるなどしている。
;[[ゼクス・マーキス]]
:TV版では[[ライバル]]であると同時に、共にリリーナのために戦う一種の同志でもある。EWにおいては味方。
;[[ドクターJ]]
:コロニーでの養育者であると同時に[[ウイングガンダム]]の開発者でもある。漫画版では死を覚悟した[[ドクターJ]]から最後の任務を与えられる場面がある。
;[[デュオ・マックスウェル]]
:性格は真逆だが序盤での遭遇以来相棒同然の間柄に。名前を騙ったり腕前を当てにしたりする。なおWでは逆にデュオがヒイロの名前を使う。
;[[トロワ・バートン]]
:[[自爆]]した時に助けられた。性格的には一番似ており、贖罪の旅に付き合ってもらった。
;[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]
:仲間。初めてゼロに乗ってゼロシステムに飲み込まれた際、彼の呼びかけにより助けられる。リーブラ破壊に成功し無事生還した際、「宇宙の心は彼だったんですね!」とカトルらしい表現で評された。
;[[張五飛]]
:彼から戦士として認められていた。Endless Waltzでは、考え方の違いから対決した。
;[[トレーズ・クシュリナーダ]]
:中盤、彼から「敗者とならねばならない」という言葉と共に[[ガンダムエピオン]]を送られる。ヒイロにとっては彼の思想は理解しがたいものであるらしい。
;[[マリーメイア・クシュリナーダ]]
:ツイン・バスター・ライフルの攻撃で、恐怖を教えた。
;アディン・ロウ
:彼に工作員としての基礎を教えた人物。実はヒイロの実父だがアディンはそうとは知らず育てていた。
== 他作品の人間関係 ==
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
;[[アムロ・レイ]]
:彼に対して敬意を表しており、彼からも一目置かれている。尚、ヒイロの名前はWの主要キャラ同様数字を示すものと同時に、彼の名前にも由来している。
;[[シャア・アズナブル]]
:[[新]]では彼の部下となっている。[[D]]では[[ゼロシステム]]の見せた未来により、自らの意思で[[ネオ・ジオン]]に協力する。第二次αでは対シャア戦の特殊台詞があったりする。
;[[クワトロ・バジーナ]]
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]では自分を見失い放浪していた所を彼に拾われ、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]と引き合わされる。
;[[シロー・アマダ]]
:[[スーパーロボット大戦Scramble Commander|SC]]では、彼のセンチメンタリズムに呆れながらも何かと共同戦線を張っていく。
;[[バーナード・ワイズマン]]
:[[第2次α]]のアラド編にて、「ザクでガンダムと戦った男」として彼の事を語った。
;[[カミーユ・ビダン]]
:[[D]]では、湖のほとりの街で電気が通じた事を祝福して開催された、祭りに行ったメンバーが羽目を外し過ぎないように、彼と共にお目付け役として同行することに。
;[[ベルトーチカ・イルマ]]
:[[D]]ではアムロとチェーンが2人でデートに出かけたことを周りが黙っていたにも関わらず、単刀直入に彼女にばらす。「感情のままに生きることが大事」と学んだゆえの行動とはいえ…。
;[[ジェリド・メサ]]、[[カクリコン・カクーラー]]
:[[α]]では、任務のため[[碇シンジ|シンジ]]の通う中学校に潜入した際に、[[第2新東京市]]において[[ネルフ]]の決戦兵器である[[EVA初号機]]と[[EVA零号機]]を接収するべく、急襲した彼等と戦う事に。
;[[ヤザン・ゲーブル]]
:[[第2次α]]のアラド編にて、彼の部下として五飛と共に[[ティターンズ]]残党に潜入しており、その際には「デュオ・マックスウェル」の名前を使っていた。また、そのことに関するヤザン相手の特殊セリフがある。
;[[ジュドー・アーシタ]]
:[[D]]では、[[シャクティ・カリン|シャクティ]]を救出するべく、共に[[エンジェル・ハイロゥ]]に潜入する。
;[[マシュマー・セロ]]
:[[F]]序盤のリアル系ルートで、[[ロンド・ベル]]隊を奇襲しようとした際に、いつものお調子者ぶりで彼から同志と勘違いされるが一蹴する。
;[[ウッソ・エヴィン]]
:[[α]]や[[D]]では共に[[エンジェル・ハイロゥ]]に潜入する。ちなみに、ヒイロ役の緑川とウッソ役の阪口は所属事務所が同じであり、親交も深い。
;[[シャクティ・カリン]]
:[[D]]では、[[エンジェル・ハイロゥ]]に捕らえられた彼女を救出するべく、ウッソ達と共に潜入する。
;[[フォンセ・カガチ]]
:[[α]]や[[D]]にて[[エンジェル・ハイロゥ]]内にて対峙。Dでは彼に直接手を下そうとするが、デュオに「(カガチは)撃つに値しない男だ」と言われ、手を下すのを止めている。
==== アナザーガンダムシリーズ ====
;[[ドモン・カッシュ]]
:[[新]]では彼と[[ガンダムファイト]]をする事に。その際、ドモンの実力を認めている。
;[[ガロード・ラン]]
:[[R]]では彼に制止される一幕もあった。
;[[ティファ・アディール]]
:[[α外伝]]では、市長邸宅を脱出する際、彼女がヒイロの乗る[[ウイングガンダムゼロカスタム]]に同乗。デュオ曰く「無口な者同士気が合うと思った」とのこと。
;[[カリス・ノーティラス]]
:[[α外伝]]では、[[ノモア・ロング|ドーラット博士]]の言いなりとなって[[パトゥーリア]]の生体ユニットにされた彼に、自分の弱さを受け入れて人は初めて強くなれると説く。
;[[フロスト兄弟]]([[シャギア・フロスト]]、[[オルバ・フロスト]])
:[[α外伝]]では、一見慇懃無礼に敵対する彼等が何かに対して怯えている事を見抜く。
;[[ノモア・ロング]]
:[[α外伝]]では、未来世界に飛ばされた際、仲間と合流するべくしばらくはデュオと共にバルチャーとして行動していた時、[[ブレーカー]]の[[ティンプ・シャローン|ティンプ]]の紹介で[[フォートセバーン]]に行った際、一時的に彼に雇われる。
==== ガンダムSEEDシリーズ ====
;[[キラ・ヤマト]]
:[[第3次α]]ではSEED DESTINYの彼の行動に繋がる様なアドバイスをする(後述)。また[[SC2]]では[[ラクス・クライン|ラクス]]の窮地に駆けつけた際にそのまま共闘(ちなみに[[L]]でも同じ場面で共闘している)、彼を後押しする場面も。なお、作品によって彼とヒイロの年齢関係はかなり異なる。最新の共演であるZシリーズではDESTINYのみの参戦なので、第3次αの時の年齢差が大幅に逆転をした。
;[[アスラン・ザラ]]
:[[第3次α]]では彼にもキラと同じくSEED DESTINYの彼の行動に繋がる様なアドバイスをする(後述)。
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
:[[第3次α]]では、境遇をリリーナと重ねてか、助言をしたりする場面があった。[[W]]のEDにて彼女に「国家元首として足りないものが多すぎる」と指摘した。
;[[ウズミ・ナラ・アスハ]]
:[[W]]では一貫して彼の理念を非難した。
;[[ロンド・ミナ・サハク]]、[[ロンド・ギナ・サハク]]
:[[W]]では一時期リリーナや五飛と共に彼らロンド姉弟の世話になっていた。ヒイロの言葉は、ミナの思想を変えるきっかけの一つにもなった。
;[[ギルバート・デュランダル]]
:[[SC2]]では崩壊するメサイア内部にてキラや五飛と共に彼と対峙し、問答を演じる事に。
;[[シン・アスカ]]
:[[L]]では共に[[ロード・ジブリール]]を追う者として(ヒイロはジブリールに拉致されたリリーナを助けるため、シンは戦争の根源たるロゴスの首魁を討つため)何度も共闘する。[[ヘブンズベース]]では[[デストロイガンダム]]から不意に狙われ、彼に援護を受ける。[[ダイダロス基地]]には生身で潜入し、ジブリールを追い詰める。リリーナという人質を諦めることで尚も逃亡を図るジブリールの撃墜をシンに託した。彼はヒイロが独り戦う姿に「誰かを救うために戦っている」事を感じ取っていた。
;[[ロード・ジブリール]]
:[[L]]ではリリーナを人質にとった彼を追い続け、何度もあと一歩のところでとり逃してしまうも、[[ダイダロス基地]]にてついに追いつめる。その際にも往生際悪く逃亡を図る彼については、引導を渡す役目をシンに任せている。
==== 西暦作品 ====
;[[刹那・F・セイエイ]]
:[[第2次Z]]における戦友であり、無二の親友。お互いに名前で呼び合う間柄。キャラとしての共通点が多く、破界篇ではヒイロが刹那を引っ張っていくが、再世篇では逆に刹那がヒイロを後押ししていく。シナリオ上でも互いに重大な役目を担い、対話や対立を繰り返しながらお互いを支えあい、共に「革新者」として成長していき、再世篇終盤ではお互いの自機が[[イオリア・シュヘンベルグ|イオリア]]の遺産を受け継ぐ「'''事実上の兄弟機'''」だったことが発覚する。ゼロ残留ルートでの二人のクロスオーバーは必見。
;[[ティエリア・アーデ]]
:破界篇当初は彼から不審の目で見られていたが、自爆してでも目的を果たそうとする姿勢に感銘を受けたのか、後に謝罪される(その際「自爆してでもナドレの秘密を守るべきだった」と落ち込む彼に対し、例の「死ぬほど痛いぞ」を発言)。再世篇の終盤ではヴェーダと一体化した彼から、「もう一人の革新者」として最大級の賛辞を受ける。
;[[ルイス・ハレヴィ]]
:原作どおりリリーナからの招待状を破り捨てた彼に対して悪印象を抱いていた。この事を根に持っていたらしく、再世篇終盤の[[レグナント]]搭乗時、ヒイロ相手の戦闘台詞で言及している。
;[[沙慈・クロスロード]]
:ゼロ残留ルートのEDではまた学園へ遊びに来るよう誘っているが、その際彼に招待状破りの件をバラされ女性陣から非難を受けてしまう。バラされた瞬間の動揺した表情から見る限り、今では本人にとってもバツが悪い過去になったようだ(その後の女性陣の非難にも反論できずに困っており、結局刹那からフォローされている)
;[[イオリア・シュヘンベルグ]]
:[[第2次Z]]における[[ゼロシステム]]の考案者。この作品の[[ゼロシステム]]は[[ソレスタルビーイング]]で製造されていたため、[[ゼロシステム]]を使いこなしたヒイロは[[刹那・F・セイエイ|刹那]]と同じく彼の遺産を受け継いだ「イオリア計画の体現者」といえる(当然、ヒイロ自身は与り知らぬ事実だったが)。
;[[リボンズ・アルマーク]]
:再世篇での仇敵と呼べる存在。シナリオ終盤では、[[ゼロシステム]]を介したヴェーダからの情報の奔流に耐えきったことで彼に特大の精神ダメージを与える。その後刹那と共に自機のシステムを狙われるが、「明日を見ようとしない者にゼロは何も語ってくれない」と真っ向から切り捨てている。
=== リアル系 ===
;[[ティンプ・シャローン]]
:[[α外伝]]では、未来世界に飛ばされた際に仲間と合流するべく、一時期彼や[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]と共に[[バルチャー]]として活動していた。
;[[ミリア・ファリーナ・ジーナス]]
:[[D]]では彼女の過去を色々と知っていた。
;[[相良宗介]]
:[[W]]にて共演。幼い頃から戦い漬けであったり、最初は任務最優先であったり、常に冷静でいたり、カロリーフレンドはフルーツ味であったりと何かと共通点の多い二人。仲も良い。だが、宗介の方は実は感情表現が苦手なだけで人並みの感情を持っていたりする。
;[[千鳥かなめ]]
:言動等が宗介に似てる為、彼女曰く「相良君の親戚」。またゼロシステムも彼女に言わせれば「占い」になってしまう。
;[[ガウルン]]
:[[W]]では序盤に対決。お互い素性を知っていた。彼からは「プリベンターの告死天使」と呼ばれる。[[ゼロシステム]]をして「このまま戦えば全滅する」と言わしめた強敵の一人である。
;[[キリコ・キュービィー]]
:ヒイロのオマージュ元ともいえるキャラクター。刹那同様、[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z]]の無口仲間(?)。同作の[[中断メッセージ]]画面でもヒイロ・刹那・キリコの三人が登場するものがある。また、第2次Zでは共にゼロ(ルルーシュ)と絡む機会が多く、ゼロの正体が暴かれるよりも前に、ヒイロは自力でその正体に辿り着き、(騎士団ルートへの条件が成立していれば)キリコはゼロ自身からその正体を明かされる事になり、黒の騎士団ルートへの条件を満たしている場合、ゼロの正体が露見した際にも共にゼロへの信頼の意思を示している。
;[[ルルーシュ・ランペルージ]]([[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]])
:第2次Z 破界篇中盤で、[[マオ]]に誘拐された[[ナナリー・ランペルージ|妹]]を奪回すべく奔走する彼に助力し、救出に成功する。また、その際に学生離れした彼の行動力、決断力に疑念を抱き、その結果再世篇で他作品のキャラの中で真っ先にゼロの正体に辿り着き、「共犯者」となり、理解者となる。なお、その際に'''さらっとルルーシュの生存フラグを立てている'''。
;[[紅月カレン]]
:第2次Zでは破界篇序盤からアッシュフォード学園で鉢合わせたり、[[エリア11]]での黒の騎士団との共闘などで、何かと絡む機会が多い。
;[[黒の騎士団]]
:第2次Zでは破界篇から共闘する機会が多かったが、再世篇のゼロレクイエムルートでは[[扇要|扇]]や[[南佳高|南]]、[[杉山賢人|杉山]]ら、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]の策にまんまと乗せられて理不尽にゼロを追放したメンバーに対し、五飛と共に彼らを痛烈に非難する。
;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]
:第2次Z 破界篇では、リリーナと親交のある彼女が日本人虐殺命令を出したことに疑念を抱いていた。そして、再世篇にて真相を知る事に。
=== スーパー系 ===
==== ダイナミック系 ====
;[[剣鉄也]]
:共に戦う為だけに生きている者同士であり、お互いに理解し合っている。
;[[一文字號]]
:[[R]]では、[[ルクレツィア・ノイン|ノイン]]の命令で[[早乙女研究所]]へ向かう[[神隼人(OVA)|隼人]]の護衛のため、興味半分で付いてきた彼とも同行する事に。
;[[神隼人 (OVA)]]
:[[R]]では、ノインの命令で封印された[[真ゲッターロボ]]を復活させるべく[[早乙女研究所]]へ向かう彼を護衛するべくデュオと同行する。
;[[司馬宙]]
:[[第2次α]]ではヒイロの「リリーナを守るためなら、戦うだけのマシンになる」という言葉に深く感銘を受けた。
;[[ミマシ]]
:[[第2次α]]では囚われのリリーナを救う為に、彼と生身で対決。
==== 長浜ロマンロボシリーズ ====
;[[竜崎一矢]]
:[[A]]や[[第2次α]]では三輪に銃を向けた際、ヒイロを押しのけて三輪に怒りの拳を叩き込む。その際に彼から発せられた怒気には、ヒイロも気圧されていた。
;[[三輪防人]]
:[[A]]では不正を暴かれ、半ば錯乱して銃を構える彼に対して銃を向ける。[[第2次α]]ではリリーナに非難され、怒って彼女に銃を向けようとした彼を阻止した。
==== ガイナックス系 ====
;[[綾波レイ]]
:無口者同士。[[α]]では無口対決を繰り広げる場面も。[[αシリーズ]]では仲が良く、彼女と会話している場面も多い。
;[[鈴原トウジ]]
:[[α]]ではEVAのパイロットと勘違いされ、喧嘩を売られるも、返り討ちに。
==== その他のスーパー系 ====
;[[村雨健二]]
:[[64]]では彼によって任務失敗に追い込まれたことがある。以来、互いに一目置くように。
;[[ジェイソン・ベック]]
:[[D]]ではリリーナを拉致したため、ヒイロの怒りを買う。
;[[ロジャー・スミス]]
:第2次Z再世篇では彼も独力でゼロの正体を突き止めた。そして、共にゼロの秘密を共有する間柄となる。
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
;[[マサキ・アンドー]]
:中の人が同じ。[[α外伝]]では[[中断メッセージ]]で共演し、物真似される。
;[[イングラム・プリスケン]]
:[[スーパーヒーロー作戦]]にて共闘。
;[[クスハ・ミズハ]]
:[[αシリーズ]]では初代αからの戦友。[[第2次α]]にて彼女が作った栄養ドリンクを飲むが、[[マサキ・アンドー|声が同じ彼]]とは違いヒイロはピンピンしていた。
;[[ヴィンデル・マウザー]]、[[レモン・ブロウニング]]
:五飛が[[シャドウミラー]]の思想に共鳴して加担していた事について彼らに言及された際、彼らに対して「五飛とお前たちは(思想が)違う」と突っぱねた。
;[[ラージ・モントーヤ]]
:[[R]]では、ノインの命令で封印された[[真ゲッターロボ]]を復活させるべく[[早乙女研究所]]へ向かう隼人を護衛するべく、デュオや興味半分で付いてきた號と共に、[[ゲッター線]]の資料目当ての彼とも同行する。
;[[アイビス・ダグラス]]
:[[第2次α]]序盤では護衛対象の[[竜崎勇]]博士を守りきれなかった事で、彼女から痛烈な皮肉を浴びせられる一幕も有ったが、EDでは後述にもあるように、彼女の成長を認め、その旅立ちを祝福している。
;[[ジョシュア・ラドクリフ]]
:かつて共に[[OZ]]と戦ったことのある戦友同士。以前から親しい間柄という事もあってか、彼と行動を共にする場面も多い。
;[[クォヴレー・ゴードン]]
:第3次α序盤から共闘する機会が多く、彼の生き方に大きく影響を与えていく事に。序盤の彼は[[αナンバーズ]]のメンバーの何人かに「昔のヒイロに似ている」と評されている。
;[[シュウイチロウ・ユキムラ]]
:[[ゼロシステム]]ですらも勝利の可能性を導き出すことのできなかった相手で、ヒイロを心胆から戦慄させた数少ない強敵の一人。彼はヒイロを「コロニーの一兵士」と見下し、嘲笑している。
;[[悠凪・グライフ]]、[[HL-0 ハルノ]]
:[[L]]の序盤に[[オーブ]]にて暗殺部隊や[[GreAT]]の部隊を相手にキラと共闘した際に、彼らとも共闘。詳細は不明だが、彼らの素性も把握している様子だった。
;[[クロウ・ブルースト]]
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]のエリア11ルート序盤で、彼の暗殺を目論み深手を負わせるも反撃に遭い、自身も負傷する事に。
;[[アサキム・ドーウィン]]
:中の人が同じ。第2次Z 破界篇の第23話で初対面し、その後エリア11ルートの第27話にもその後も度々会うが、何れも絡み合いは無かったが、再世篇で初めて敵対され、もちろんヒイロがウイングガンダム系に乗せた際のバスターライフル最大出力のターゲットにも扱いをさせる。
== 名台詞 ==
=== 戦闘台詞 ===
;「ターゲット…○○○○○」
:よく相手の対象に言う台詞。なお、「○○○○○」の部分は相手の対象であり、スパロボシリーズでは緑川光氏のオリジナル台詞が数十パターンに渡り毎回収録されている。
=== TV版 ===
;「お前を殺す」
:自分の顔を見たリリーナの学校に転校した当日、彼女から渡された誕生日パーティの招待状を破り捨て、その去り際に一言。まさかの殺人宣言に度肝を抜かれた人は多い。ヒイロを連想させる台詞として有名だが、実はヒイロが「殺す」と言った人間は誰一人死んでいないため逆に生存フラグとなっており、「G GENEATION ADVANCE」では「手加減攻撃」効果のIDコマンドとなっているほど。スパロボでもクロスオーバーで他作品のキャラにも言うことがあるが、[[L]]まで(つまり、[[第2次Z]]発売前までというかなり長い間)は生存フラグでなく赦されざる巨悪に対する決め台詞として使われていたフシがある。第2次Zでようやく生存フラグとしてしか使われなくなった。
;「これで何もかも終わりだ…!任務、完了…」
:デュオがサルベージした[[ウイングガンダム]]を始末しようとして魚雷を発射した時の台詞。ゲームでも撃墜された時の台詞として採用されている。
;「つまらない任務だ…俺の、俺のミスだぁぁぁっ!!」
:トレーズの策略によりノベンタ元帥を殺してしまったヒイロ。その後、第8話にて[[サリィ・ポゥ]]の依頼を受けた彼は連合ニューオリンズ基地内に仕掛けられた爆破装置の解除に成功した後、この台詞を叫ぶ。
;「だったら一つだけ忠告しておく。死ぬほど痛いぞ」
:任務完遂のために自爆を敢行後、[[トロワ・バートン|トロワ]]に助けられ、自分も任務を完遂するためには自爆を敢行する意思を表明した[[トロワ・バートン|トロワ]]に言った台詞。真顔でこの台詞を放ったヒイロに対しトロワは傑作な冗談と取ったらしく爆笑、[[キャスリン・ブルーム|キャスリン]]を驚かせた。[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]でも同じセリフが出るが、トロワではなく、自爆をしてでも[[ガンダムナドレ|ナドレ]]を表に出すべきではなかったと言った[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]に対してである。
;「言いたいことはそれだけか?」<br />「全てが狂っているなら、俺は自分を信じて戦う。カトル…お前を殺す」
:[[ウイングガンダムゼロ]]を駆りOZやコロニーに無差別攻撃する[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]に対して静かに宣戦布告するヒイロ。コミックボンボン版でも同じ台詞を言ったが、ニュアンスは180度異なる。
;「俺は逃げない…俺の後ろにはコロニーがある」
:
;「誰よりも強く生き抜いてみせる…サンクキングダムのリリーナよりも…!」
:地球に戻り、トレーズ派の傭兵として戦うヒイロ。新生OZのモビルドール・[[ビルゴ]]部隊の猛攻に苦戦しながらも、彼は生きる意志を捨てなかった。
;「全てを消し去る…」<br />「'''戦うものは全てが敵だ!!'''」
:第34話、トレーズの開発した[[ガンダムエピオン]]を操縦することになったヒイロ。ゼロシステムの予測に翻弄され続ける彼は結果的に発狂、トレーズ派も新生OZ派も問わず全てのMSを破壊してしまうのだった。太字の台詞を吐くヒイロはまさに殺戮兵器そのものであり、悪鬼が乗り移ったかのように凶悪である。
;「駄目だ!駄目だ、駄目だ!黙れ、エピオン!!」
:第36話より。サンクキングダムを襲撃する新生OZを迎え撃つヒイロだが、出撃時にエピオンのゼロシステムの予測音に翻弄されかかる。
;「俺の…'''俺の敵は何処だ!?'''」
:第36話ラスト、リリーナの降伏宣言と共にサンクキングダムは崩壊する。戦う理由と己の敵を見失い、ヒイロは新生OZのMDを破壊しながらこの台詞を叫ぶ。
;「気にするな、リリーナ。命なんて安いものだ…特に俺のはな」
:最終決戦に向かうヒイロがリリーナに対して呟いた一言。なお、この直前にヒイロを引きとめようとしていたリリーナに対して、「'''俺を信じろ'''」と言っておいてこの台詞である。ただし、『[[α]]』では順序が逆。
;「ゼクス、強者など何処にもいない!人類全てが弱者なんだ!俺もお前も弱者なんだ!!」
:対エピオン戦で、「地球という強者がコロニーという弱者を生み出した」と論じリーブラを落下させんとするミリアルドを否定する時に。
;「俺は…俺は…俺は…俺は、死なない!」
:TV最終話大気圏での狙撃時の叫び。今まで散々自分の命を軽視してきたヒイロが、初めて明確に生きる意志を示した台詞。<br />スパロボではリーブラ狙撃がないため、シナリオ中でこの台詞を言ったのは後述の第3次αくらいであるが、被弾時に瀕死になった際に「俺は…死なない!」と言う事がある。
=== [[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|Endless Waltz]] ===
;「五飛、自爆スイッチを押せ」
:エンドレスワルツにて、五飛に対して。[[64]]では[[ズール皇帝]]に洗脳された五飛に対してこの発言をしている。
;「今、ここにある世界を信じてみろ!」
:
;「五飛……教えてくれ。俺たちは……あと何人殺せばいい?」<br />「俺は、あと何回あの子とあの子犬を殺せばいいんだ…」
:エンドレスワルツのクライマックスで[[張五飛|五飛]]に言った台詞。過去の任務の際に誤って死なせてしまった少女と小犬のことをいまだに悔いている証拠であり、ヒイロを象徴する台詞ともいえる。
;「この一発で、すべては終わる……」<br />「おまえ一人のために、せっかくの好機を逃すわけにはいかないんだ……」<br />「さようなら、リリーナ……」<br />「安心しろ……おまえ一人じゃない」<br />「オレもすぐに行くんだ……」
:小説版EWにおけるシェルター狙撃場面でのヒイロの独白。「オレもすぐに行く」という部分から、'''「お前を殺して俺も死ぬ」'''を本気で考えていることが伺える。
;「オレはもう誰も殺さない…。こ、殺さなくてすむ」
:EW版最後、[[マリーメイア・クシュリナーダ|マリーメイア]]に空砲を撃ち「殺した」後のセリフ。この直後にヒイロは気絶してリリーナに抱きとめられている。
=== 漫画版 ===
;「死にな」
:ボンボン版第1話での迷言その1。ウイングガンダムをバードモードからMS形態へと変形させて、この台詞と不敵な笑みとともにバスターライフルのトリガーを引き、リーオー2機を破壊する。
;「オレの名などどうでもいい」<br />「あんたはここで死ぬんだ さようなら」
:ボンボン版第1話での迷言その2。初対面のリリーナにいきなり銃口を向けながらやけにうれしそうに言った台詞。
;「ハハハハ オレか?オレは人殺しさ」
:ボンボン版第2話での迷言。自身の正体を問い質すリリーナの問いかけに対し、ヒイロはこの台詞と共に「その気になればいつでもお前を殺すことができる」と言わんばかりに右手を構える。アニメ本編の後期以降の彼を思うと印象がまるで違うその姿に色々とギャップを感じてしまうが、TVアニメでも序盤は高笑いしていたので、初期設定ではこういうキャラだったのかもしれない。
;「おまえにオレが必要になった時は……戻ってくる」
:「BATTLEFIELD OF PACIFIST」(SRW未参戦)にて、リリーナとの別れ際に。漫画版のEWではリリーナはこのヒイロの言葉を回想している。
;「オレたちの暴走はオレたちがたがいにとめられる」<br />「そして、おまえたちの暴走も、オレたちが止めるっ!!」
:「BATTLEFIELD OF PACIFIST」より。スコーピオとウルカヌスを掌握したP3(パーフェクト・ピース・ピープル)の総帥ビクター・ゲインツ。彼の執拗な問答に困惑するカトルらに加勢するかのごとくこの台詞とともにウイングゼロカスタムが現れた。
;「おまえのいう平和は支配でしかない!」<br />「トレーズが脱しようとし、ゼクスが望まなかった力による支配だ!!」
:「BATTLEFIELD OF PACIFIST」より。ゼロシステムの分析によりビクターが元・ホワイトファングのメンバーだった事を知ったヒイロは、「地球圏の平和と安定」のためなら手段を選ばず、ウルカヌスを利用し管理者にならんとする彼の思想を真っ向から否定した。
;「人々が望むならオレたちはこの力をすてられる!」<br />「それがオマエとの違いだっ!!」
:「BATTLEFIELD OF PACIFIST」より。過去も暴かれ、デュオとカトルの手によりウルカヌスのコントロールも抑えられたビクターが「きさまらこそ平和の監視者気取りで力を手にしているのではないか?」と悪あがきのごとく問いかけるが、ヒイロはその台詞と共に、ツインバスターライフルでスコーピオごとビクターの野望を破壊した。
== スパロボシリーズにおける名台詞 ==
=== 戦闘台詞 ===
;「ターゲット確認、ツインバスターライフルで障害を取り除く!」
:主に[[α外伝]]で使われたツインバスターライフル使用時の台詞の一つ。何と原作であるTV版・EW版双方を差し置いて'''トレーディングカードゲーム『ガンダムウォー』で収録されたEW版ヒイロのフレーバーテキストとして採用された'''事がある。
;「マリーメイアの過ちを繰り返すな……!」<br />「平和の犠牲は俺達だけでいい!」
:ザフトに対してツイン・バスター・ライフルを使用した際の特殊台詞の一つ。
;「こんな戦いに何の意味がある……?」<br />「ナチュラルもコーディネイターも、平和を望む心を持っているはずだ!」
:同じく第3次αより、ザフトに対してのTBL使用時の台詞の一つ。
;「貴様に人類を裁く権利などない」<br />「クルーゼ。お前を殺す…」
:第3次αでの最後のクルーゼとの決戦時の戦闘台詞。生存フラグではない「お前を殺す」を使った例。
;「霊帝、この世界に貴様の居場所など無い…!」<br />「排除する!その憎しみと怨念ごとな!」<br />「例え滅び去る運命であろうと、俺は自分を信じて戦う…!」<br />「ケイサル・エフェス…!お前を殺す!」
:[[第3次α]]最終話の逆襲時に於ける[[ケイサル・エフェス]]との特殊戦闘台詞。この時のヒイロの精神状態は[[ケイサル・エフェス (人物)|霊帝]]の言によると、「温かな波動に満たされて」いたらしい。生存フラグではない「お前を殺す」。
;「ハハハ! ハハハハハ!」
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]にて、初登場時のイベント戦闘でバスターライフルで敵機を撃墜した際のトドメ台詞。恐らく歴代でも初となる高笑いの顔グラが使われている。なお、バスターライフルのトドメ演出で高笑いするのはこの戦闘限定だが、回避時に高笑いするパターンが別にあったりする。
;「ターゲット、アサキム・ドーウィン…!」
:アサキム戦で(ツイン)バスターライフル最大出力を使うとこの台詞が出る。ちなみに声優は両方とも緑川氏である。
=== [[αシリーズ]] ===
;「なんだ、この女は…」
:αで[[綾波レイ|レイ]]と無口対決を繰り広げて。レイはヒイロから見ても異質な存在であるらしい。
;「お前達は何に怯えている…?」<br />「今ある世界から逃げようとするお前達に…新しい世界を作ることなど出来ない」
:[[α外伝]]での[[フロスト兄弟]]との戦闘前会話。
;「気にするな。戦いある限り…俺はお前を守るためなら、あの頃に戻れる」<br />「戦うだけのマシンだった、あの頃にな」
:[[第2次α]]にて、ミマシの魔手からリリーナを救出した際の台詞。この命懸けの行為は、自らの秘密を知り自暴自棄状態だった[[司馬宙]]に大きな感銘を与え、再起させる切欠となった。
;「今まで、リリーナは多くの者にそうやって立場や、その主義主張を利用され続けてきた…」<br />「リリーナを利用する者は、俺が許さない」
:リリーナの誠実さを利用し、嘲笑するミマシへ静かなる怒気を込めた宣戦布告。
;「…気絶しただけだ。心配することはない」<br />「…俺は気にならなかったが」
:[[第2次α]]にて自身が作った栄養ドリンクを飲んで[[剛健一|健一]]達が倒れたのを見てうろたえる[[クスハ・ミズハ|クスハ]]に対して。
;「…もうお前は負け犬ではない」
:[[第2次α]]アイビスルートEDで、[[アイビス・ダグラス|アイビス]]の成長を認め、彼女の旅立ちを祝福する。
;「…自信がないのなら、下がれ」<br />「お前の判断は、不利な状況に対しての逃げに過ぎない」<br />「そうだ。それでは守るべきものを守れない」
:[[第3次α]]の第7話「崩壊の大地」より。ヘリオポリスの被害を考慮せず、ストライクガンダムの防衛を優先しようとするクォヴレーを咎めていた。
;「…撃てないのなら、帰れ。戦えない者は足手まといだ」
:[[第3次α]]にて、オービットベースに攻めてきた原種を迎撃する際の戦闘で、キラに向けられたヒイロの言葉。因みに、本作で初めてヒイロが彼に対して話しかけた場面でもある。見かけこそ少々棘を感じる言葉だが、「戦う意志の無い者は戦うべきではない」というWキャラ独特の基本スタンスを考慮すると、「無理をするな」という彼なりの配慮が含まれていたのかもしれない。
;「…駆動部だけを狙う…だが、この男相手に出来るか…」
:ケミカルボルトの支配下に置かれた[[ガオファイガー]]との戦闘前会話。[[獅子王凱|凱]]の実力を熟知しているが故に、ヒイロも苦戦を強いられる事を覚悟する。
;「馬鹿は何処にでもいる。お前もその一人だ」
:アスランに対して「馬鹿だ」と言うカガリを揶揄してヒイロが発言する。
;「平和と戦わない事は似て異なるものだ。それを俺がお前に教えてやろう」
:[[第3次α]]の対[[EVA初号機|EVA初号機悪魔Ver]]戦より。[[人類補完計画]]の完遂により平和が訪れ、ヒイロ達の使命も終わると嘯く[[碇ゲンドウ]]への反論。
;「お前は嘗ての俺と同じだ…任務を忠実にこなすだけだった、機械の様な俺とな…」<br />「だから、お前を討つ…その存在を認める訳にはいかない…!」
:[[第3次α]]での[[エイス・ゴッツォ|エイス]]との戦闘前会話。一切の感情を持たぬ戦闘マシン・エイスへ過去の自分を重ね、シンパシーを覚えつつも照準を絞り込む。
;「その決意を忘れるな。戦い以上に大切なことは、その戦いが終わってからのことだ。 だが、俺達は人間だ…。迷ったり、時には誤ったりもする…」<br />「独りで結論を急ぐな…。絶対の正義がない世界ならば、手探りでそれを探していけ…。その時は力ではなく想いでな…」
:[[第3次α]]にて、「戦いが終わった後も歴史の中で争いは続く。その時になったら、どうするつもりだ?」と言う内容の質問に対して答えた[[キラ・ヤマト|キラ]]と[[アスラン・ザラ|アスラン]]へ。SEED DESTINYでの彼らの行動を暗示しているかのようであり、この直後キラ本人も「その言葉…覚えておくよ」と言っている。
;「俺は…死なない!」
:バッドエンドである「銀河で君と」の戦闘前台詞。誰もが絶望に支配される中、未だ生きようとする意志を抱いている。だがその思いは報われることなく、[[イデ]]に滅ぼされるのであった…。
=== Zシリーズ ===
;「エースボーナス、入手完了…。資金、ノープロブレム…。プレイ続行…」<br />「! 見たのか?」<br />「くっ…!'''次に会った時、お前を殺す…!'''」<br />「どこへ逃げようと無駄だ。だから確実に戻って来い。いいな…!」
:第2次Zにおける終了メッセージ。明らかに中の人が乗り移っている上に非常に大人気ない理由で殺そうとし、トドメにツンデレである。
;「刹那・F・セイエイ…!お前はガンダムではない!」<br />「ならばお前は、ガンダムとなれ!!」
:[[第2次Z]]において、[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]に「戦いは戦いを呼ぶ」と断じられ「俺はガンダムになれない」と意気消沈していた際に、この言葉を発して発破をかけた。
;「そうか…」
:これだけでは何のことだか分からないが、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]に「'''お前もガンダムだ'''」と言われたことを受けての返答。表情からは喜んでいるのか呆れているのか、普通に流したのか判断は付かないが、再世篇EDにおいて素直に受け止めていたニュアンスを感じる場面がある。
;「目的を果たさずして死ぬ事が怖くなったようだな…」
:刹那から「自爆したとき、死ぬのが怖くなかったのか」という質問をされて。この会話の直前に[[カミナ]]が戦死しており、その死が刹那にも影響を与えていたことをヒイロは見抜いたようである。
;(あのルルーシュ・ランペルージなる男……ただの学生とは思えない)<br />(俺に指示を与えた知略と決断力……まさか……)
:「囚われの心」にて。ナナリー救出作戦におけるルルーシュの行動に、たった今自分達を指揮して戦うゼロが被る。そして、ヒイロのこの予感は、再世篇において裏付けられることになる。
;「ユーフェミア・リ・ブリタニア…。リリーナとも親交のあった女…。何故だ、何故あのような命令を出すに至った…?」
:行政特区日本記念式典会場における日本人虐殺の際の言葉。[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]と絆で結ばれている[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]が虐殺を引き起こしたことに疑問を持っていることが覗える。
;(俺の敵……それは……)<br />「'''ゼロ……お前を殺す'''」
:「ゼロvsゼロ」にて、イベントでブシドーとの模擬戦を行っている最中に[[ゼロシステム]]が稼働して。この時ヒイロが見たのは「ゼロレクイエム」の顛末だったのだが、勘のいいプレイヤーはこれが[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の生存フラグだと気付いたはず(というか、ヒイロは[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の共犯者になった際も同じ台詞を言っているので、破界篇やこの後の展開も含めると実に'''4回も'''生存フラグを立てている)。
;「ルルーシュ……お前はナナリーのために世界を破壊すると言ったな」<br />「だが、お前はあまりにも多くのことを犠牲にして来た。それが何を意味するか、同類の俺にもわからなかった」<br />「同時にお前は優し過ぎる。そんな男が罪を背負えば、その先に待つのは破滅しかない」<br />「ルルーシュ……いや、ゼロ。取り返しのつかない悲劇が起きる前に、俺はお前を殺す」
:「ゼロVSゼロ」におけるルルーシュとの会話。[[ゼロレクイエム|最終局面]]におけるルルーシュの行動と目的を思えば、あまりにも的確すぎる指摘である。
;(そうだ……運命は戦って変えればいい)<br />(ルルーシュ……俺に殺されたくなければ、お前も自分の運命を変えてみせろ)
:「戦士達の叫び」のエンドデモにて。変えられるかどうかは、プレイヤー次第である。
;「それが新しいブラスタ…」
:「ジ・アンブレイカブル」でのセリフだが、[[リ・ブラスタ]]が出てきたときのセリフではなく'''[[アクシオ・スコートSPII]]が出てきたときのセリフ'''。ヒイロには珍しいボケ台詞で、すかさず[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]に「んなワケねえだろ!」とツッコまれる。
;「…リリーナ…」<br />「………」<br />「お前を…殺す」
:「明日へのあがき」[[人造次元獣ルーク・アダモン]]との戦闘前会話(トラウマ払拭イベント)より。間を置いてからの一言がルーク・アダモンに対して言ったのか、ただリリーナを思い出していただけだったのかは不明。
;「奴の正体も、ギアスを持っているという事実も、意味がないと判断したまでだ」<br />「奴はゼロだ。それ以外の事は無意味だ」
:ゼロレクイエムルートに進んだ場合に、玉城にゼロの正体を知っていながら黙っていた理由を尋ねられた際の返答。彼にとってはゼロがブリタニアの皇子であることもギアスという魔法を持っていることも重要ではなく、彼が何をするかを見届けることを選んでいた。五飛もこの見解に同調し、上記の事実を明かされてゼロを処刑しようとした黒の騎士団の行動を批判した。
;「ティエリア、ヴェーダとゼロシステムをつなげ」<br />「早くしろ!」
:「革新」にて、[[ヴェーダ]]を掌握することに成功したものの切り札であったトライアルフィールドを封じられ、それでも仲間を救うために[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に掛けられたプロテクトを外そうとする[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]に対して。[[ゼロシステム]]と[[ヴェーダ]]を直結することは莫大な情報が脳内に流れ込む非常に危険な行為だが、そのリスクを承知でヒイロは己の限界へと挑む。そして…
;「'''…勝手に俺を殺すな'''」<br />「コードX1409・EA・RAY…!」
:上記の台詞の後、「人に耐えられるはずが無い」と嘲笑う[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に対して。[[ゼロシステム]]に打ち勝ち、[[ヴェーダ]]からの莫大な情報にすら耐えきり、人の限界を超えて望む未来を「視る」ことに成功した瞬間である。この直後には[[ヴェーダ]]と完全に同期した[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]から「'''もう一人の革新者'''」と認められ、最大級の賛辞を受ける。同時に、[[イノベイター]]ではない「革新者」となったヒイロを前に、リボンズのアイデンティティは完全に崩壊することに。
;ヒイロ「刹那…!」<br />刹那「分かっている!」
:イオリア計画の全貌が明かされた後、真実を認めずに己を「救世主」を嘯き、傲慢さを隠そうともしない[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に対して。[[イオリア・シュヘンベルグ|イオリア]]の遺産を手に入れることで「神」になろうとする男に、彼の遺産を受け継ぎ、変革を果たした2人の「革新者」が立ち向かっていく。
;「お前にゼロを使いこなす事は出来ない」<br />「未来を見ようとしないお前達にゼロは何も語ってはくれない」<br />「未来とは明日への希望だ。それを摘む者は世界の…俺の敵だ」<br />「ターゲット確認…。攻撃目標、リボンズ・アルマーク…!」
:[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]との戦闘前会話。目の前の事実も未来も見ようとせず、自身のプライドに固執する彼の言葉を真っ向から否定し、未来を掴み取るために戦いを挑む。
;「…ガイオウ。戦いしか知らないお前は以前の俺と同じだ」<br />「'''だから、お前は俺が倒す'''」
:再世篇最終話における[[破界の王 ガイオウ|ガイオウ]]との戦闘前会話。<br />生存フラグとして知られる「お前を殺す」を回避した言い回しになっている。…一見すると凄みがなくなっている感がしなくもないが。<br />「代わりがいないから生き残らせてはいけない」[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]との戦闘前会話でもこの言い回しをした。一方で[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]とは最終決戦でもやはり「お前を殺す」だった。
;ヒイロ「刹那」<br />刹那「何だ?」<br />ヒイロ「お前はガンダムだった」<br />刹那「お前もだ。そして、'''お前はガンダムに打ち勝った'''」<br />ヒイロ「'''お前はガンダムを超えた'''」<br />刹那「ありがとう。最高の褒め言葉だ」
:再世篇EDにおける[[刹那・F・セイエイ|刹那]]とのやり取り。「ガンダム」への幻想を超えて[[イノベイター]]となり、「真の革新者」へと変革した[[刹那・F・セイエイ|刹那]]と、[[ゼロシステム]]に打ち勝ち、人の限界を超え「もう一人の革新者」として揺るぎない強さを獲得したヒイロとのこれまでの戦いと2人の関係を総括するような会話であり、再世篇でも屈指のクロスオーバーである。 破界篇から再世篇まで彼らの成長を見てきたユーザーなら、このセリフを違和感なく受け止めることができるはず。
=== 携帯機シリーズ ===
=== A ===
;「銃をおろせ。…銃を向ける限りは、自分も撃たれる覚悟はできているのだろうな」
:Aで上述にある通り、不正を暴かれてもなお銃を構えていた三輪に対して。
;「う……」<br />(気圧されただと…)
:上記のシーンの後、、三輪を撃とうとして一矢に割り込まれ、気圧された際の呻き。感情を表すことはあっても動じることのないヒイロが、珍しくはっきりと怯んだ場面。
;「熱血で任務遂行ができるなら俺だって叫ぶ。…だが、そううまくはいくまい」
:Aの終盤、[[木連]]の陰謀による[[白鳥九十九|白鳥]]暗殺未遂とその後の白鳥の檄により、かえって自軍の士気が上がった際に。<br />「熱血だけで物事が上手くいくなら世話は無い」ということなのだろうが、熱血を叫ぶヒイロの姿は少し見てみたいような気もする。ちなみに似たようなシチュエーションのW23話「それぞれの『自分らしく』」でも似たような台詞がある。
;「勘違いするな」<br />「五飛とお前の言っていること…似ているかもしれんが、根本的なものが違う」
:Aの最終決戦にて、ヴィンデルとレモンが五飛が[[シャドウミラー]]の思想に共鳴して加担していた事について言及してきた際に彼らに対して。
==== R ====
;「放っておけ。自分の未来も自分で作れない奴に用はない」
:[[R]]で、[[ネオ・ジオン]]による[[コロニー落とし]]作戦を阻止するべく、[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]、[[トロワ・バートン|トロワ]]、[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]らと共に、[[L3 X18999 コロニー]]の制御室で[[コロニー]]の軌道修正を行っている最中に、迷いながらも自分達に銃を向ける[[ランスロー・ダーウェル|ランスロー]]をトロワやカトルが必死になって説得する中、ただ一人だけ彼を突き放すように言い放った台詞。戦場に迷いを持ち込むような人間は早死にするだけだと、そういう人間に対しては非情かつシニカルな態度を貫く、ヒイロらしい言葉である。
==== D ====
;「ベック…お前を、殺す」
:[[D]]で、ベックからリリーナを取り戻した後に。<br />Dではベックが死亡するため言葉通りの意味になってしまった。
;「…フォンセ・カガチ。お前を殺す」
:Dで、ウッソ達と共に[[エンジェル・ハイロゥ]]に潜入しセンターブロックで[[シャクティ・カリン|シャクティ]]を救出した際に、なお往生際が悪くシャクティを連れ戻そうとする[[フォンセ・カガチ|カガチ]]に銃を向けて。TV版でリリーナの時のようなものではなく、この時ばかりは本気でカガチを殺そうとした場面である(ただし原作で「お前を殺す」はこのような使い方はしていないので、行き過ぎたセリフと言える)。しかし直後に、わざわざお前が殺さなくたってこいつは終わりだとデュオに止められ、未遂に終わる。
==== W ====
;「もらおう。俺もフルーツ派だ」
:Wで[[相良宗介|宗介]]にカロリーフレンドを渡されて。それにしてもエンドレスワルツ時代のヒイロとは言え、自身の嗜好を話すとは随分お喋りになったものである。
;「つかまっていろ、リリーナ。相良と護に借りを返す」<br />「ああ…フルーツ味の分のな」
:上述の借りとして[[アーム・スレイブ|AS]]に襲われる宗介をゼロカスタムで助けて。
;「木連の兵士たちも自分の意思で戦うことを知った……の、だろう……」<br />「………」<br />「……この際、きっかけはどうでもいい。あとはガルラを叩くだけだ」
:「それぞれの『自分らしく』」にて、ガルラ艦隊の登場とゲキ・ガンガーのテーマに意気上がる木連と、同調して士気が最高潮まで達したヴェルターの面々を見つつ。明らかに周囲のテンションについていけなくなっている(本作で共演した似た者同士・宗介はしっかり引きずられている)。
;「世界か…。だが、それは一人一人の人間が造っている事を忘れるな」<br />「どんなやり方をしようとも人の心までは支配できない」<br />「信念を持つ者がいる限り、この世界はお前とお前の弟の思うようなものにはならないだろう」
:[[W]]第42話シナリオデモで[[ロンド・ミナ・サハク|ミナ]]に対して言った言葉。ミナが[[ロウ・ギュール|ロウ]]と出会うことがない[[W]]ではヒイロのこの言葉がミナの考えを変えるきっかけとなった。
==== L ====
;「了解している。そちらの素性もな」
:Lでの初登場時、ハルノからの通信に対して。どこで知ったのだろうか。
;「リリーナ、今度こそ救い出す…!」<br />「ツイン・バスター・ライフル、出力最大…!」<br />「攻撃目標、レクイエム…!」<br />「破壊する…!」
:[[L]]の32話のイベント限定の戦闘台詞。リリーナを人質に取って、LOTUSを投降させようとしたジブリールの脅しを無視して彼が立てこもっているレクイエムに向けて、ツイン・バスター・ライフルを発射した。<br />余談だが、「攻撃目標、○○○○」というセリフは[[セントラル]]や[[バジュラクイーン]]など、他作品のボスユニットに対して攻撃する時もちゃんと相手の名前を言う。他作品のボスに対して専用の戦闘台詞があるキャラは多いが、ヒイロはいつもながら特に多い。さらに上記の対レクイエムのイベント戦闘の際は台詞だけに留まらず、実際にレクイエムの砲口を照準内に捉えるという、'''このイベントのためだけの戦闘デモが用意されている'''。他にこの手の演出があるのは、ラスボス・[[ガルトデウス]]の超長距離砲撃のデモだけである。
;「撃ちたければ撃て。だが、その瞬間に…」<br />「お前を…殺す」
:[[L]]の32話より。LOTUSに敗北して完全に勝機を失ったにもかかわらず、ダイダロス基地に逃げ込んで人質となったリリーナに銃を突き付けたジブリールに対して。やはり生存フラグではない「お前を殺す」であり、事実ジブリールは[[シン・アスカ|ある人物]]に引導を渡される事となった。
;「かつての俺は戦うことしか知らないマシーンだった。感情を押し殺して命など安いものと言い聞かせて…」<br />「'''だが、人の命は安いものではないんだ! 俺の命も、お前の命も!'''」
:33話「選ばれた未来」でのレイとの戦闘台詞。「'''自分は人間以下の存在'''」と評したレイを、昔の自分を思い浮かべたが、戦いを乗り越え、命の意味を実感したヒイロはレイの台詞を真っ向から否定した。
;「心に傷跡を残されるのは俺達パイロットだけじゃない。人々の心の痛みは一生消えない…。」<br />「感情を無視する世界など、俺は認めない。グレイス・オコナー…お前を殺す…!」
:[[L]]第39話の[[グレイス・オコナー|グレイス]]との戦闘前会話。「感情のままに生きる」人間であり、心の傷がどれほどに癒えないものかを知るヒイロにとって、グレイスの理想は絶対的に受け入れられないものであった。<br />こちらも生存フラグではない「お前を殺す」で、最終的には[[早乙女アルト|バルキリー乗り]]にトドメを差されてしまう。
=== Scramble Commanderシリーズ ===
;「ゼロシステムは仮想の未来を見せる。相対した敵に勝利するために取るべき行動を…」<br />「だが、奴…ユキムラを前にして、ゼロは俺に未来を見せなかった。」<br />「ゼロが沈黙する理由は一つしかない…'''勝利の可能性が見出せなかったからだ'''」
:[[SC2]]にて。[[鳥の人]]の頭部をめぐる攻防戦の後、ゼクスに対して打ち明けた台詞。あまりにも恐ろしい存在であるユキムラに戦慄すると同時に、ただ一人ユキムラに対抗しうる人物は[[ケイジ・タチバナ|彼]]しかいない事を確信する…。
;「ためらうな、キラ・ヤマト。撃たねば終わらんぞ」
:[[SC2]]の[[メサイア]]内部にて、デュランダルを撃つ事をためらうキラを後押しして。
== 関連機体 ==
;[[ウイングガンダム]]
:地上でゲリラ戦を行った機体。愛着を持ってもらえなかったという点で特筆される主人公機。
;[[ガンダムヘビーアームズ]]
:ゼクスのトールギスとの決闘時にトロワから借用した。トロワにより、左腕にビームサーベルを仕込むというヒイロ向けの改造が行われた。
;[[メリクリウス]]
:OZに捕まった際に腕を見込まれて使用することになった機体。カトルのウイングゼロと戦闘を行った。
;[[リーオー]]
:トレーズ派の傭兵として戦闘を行っていた際に使用。EWではX-18999コロニー潜入時に使用した。<br />なお、『Frozen Teardrop』によればヒイロはアディンに育てられる以前に実母の結婚相手としてリーオーの開発者を義父に持っていた事があり、実はリーオーには思い入れがあるらしい。
;[[ガンダムエピオン]]
:トレーズから託された機体。この機体のシステムエピオンの体験から、後にゼロシステムを使いこなせるようになる。
;[[ウイングガンダムゼロ]]
:終盤の搭乗機。ホワイトファングの代表となったゼクスのエピオンと交戦し、物語を締めくくる。
;[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングガンダムゼロ(EW版)]]
:五飛のアルトロンと交戦。
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
;「JUST COMMUNICATION」
:前半のOP。主にウイングガンダム搭乗時がこれ。
;「RHYTHM EMOTION」
:後半OP。ゼロに乗り換えた後はこちらに変更。
;「WHITE REFLECTION」
:
;「LAST IMPRESSION」
:EW版ではこの曲。
;「思春期を殺した少年の翼」
:バードモードに設定されていることがある。
<!-- == 商品情報 == -->
<!-- *<amazon>4044226024</amazon> -->
== 話題まとめ ==
<!-- *[[namazu:ヒイロ・ユイ]] (全文検索結果) -->
== 資料リンク ==
<!-- *[[一覧:ヒイロ・ユイ]] -->
{{DEFAULTSORT:ひいろ ゆい}}
{{ガンダムシリーズ}}
[[Category:登場人物は行]]
[[Category:ガンダムシリーズ]]