2行目: |
2行目: |
| 『[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]』に登場する敵。 | | 『[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]』に登場する敵。 |
| | | |
− | 連合宇宙歴192年に突如地球に飛来した謎の生物。巨大なダニやクマムシのような姿をしており、人類を無差別に殺戮し、軌道上に建設された宇宙ステーション「オービタルリング」を乗っ取った。
| + | 連合宇宙歴192年に突如地球に飛来した謎の生物。巨大なダニやクマムシのような姿をしており、人類を無差別に殺戮し、軌道上に建設された宇宙ステーション「オービタルリング」を乗っ取った。オービタルリングから地球に降下し、地面に潜って自ら種となり、「ラダム樹」と呼ばれる植物を生やす。ラダム樹は人体には無害で、なぜ動物が植物の種となるのか、なぜ樹木を生やすのか、その行動原理は謎に包まれている。 |
− | オービタルリングから地球に降下し、地面に潜って自ら種となり、「ラダム樹」と呼ばれる植物を生やす。ラダム樹は人体には無害で、なぜ動物が植物の種となるのか、なぜ樹木を生やすのか、その行動原理は謎に包まれている。
| |
| | | |
| その正体は、頭脳(脳髄)のみを高度に発達させた寄生虫。肉体そのものは非常に脆弱であり、僅かな環境変化や外因性ショックに対しても抵抗力を持たない。その為、専ら他の知的生命体の体内に寄生し、その知的生命体の「脳」をラダムの強い「本能」で支配する事によって生態系の上位を維持してきた。詳しくは[[テッカマン]]の項を参照。 | | その正体は、頭脳(脳髄)のみを高度に発達させた寄生虫。肉体そのものは非常に脆弱であり、僅かな環境変化や外因性ショックに対しても抵抗力を持たない。その為、専ら他の知的生命体の体内に寄生し、その知的生命体の「脳」をラダムの強い「本能」で支配する事によって生態系の上位を維持してきた。詳しくは[[テッカマン]]の項を参照。 |
12行目: |
11行目: |
| 『MISSING LING』においては[[地球]]どころか[[太陽系]]そのものを消滅させようとし、『[[宇宙の騎士テッカマンブレードII]]』では巨大なラダム艦隊を直接地球に衝突させようとするなど、手段を選ばない手法を用いた。 | | 『MISSING LING』においては[[地球]]どころか[[太陽系]]そのものを消滅させようとし、『[[宇宙の騎士テッカマンブレードII]]』では巨大なラダム艦隊を直接地球に衝突させようとするなど、手段を選ばない手法を用いた。 |
| | | |
− | また、鈴木典孝氏による漫画版では、若干違った解釈で描かれている。
| + | また、鈴木典孝氏による[[漫画|漫画版]]では、若干違った解釈で描かれている。 |
| | | |
| == 登場作品 == | | == 登場作品 == |
21行目: |
20行目: |
| :オメガ達TV版の構成員と続編「Ⅱ」の[[異星人テッカマン]]の軍団の双方が登場。自分達と類似点の多い[[ゾンダー]]や[[イバリューダー]]と何故か激しく敵対しているが、話が進む中でその意外な理由が明らかになっていく。 | | :オメガ達TV版の構成員と続編「Ⅱ」の[[異星人テッカマン]]の軍団の双方が登場。自分達と類似点の多い[[ゾンダー]]や[[イバリューダー]]と何故か激しく敵対しているが、話が進む中でその意外な理由が明らかになっていく。 |
| | | |
− | == 関連する用語 == | + | == 関連用語 == |
| ;[[ラダム樹]] | | ;[[ラダム樹]] |
| :不気味な植物のようなもので、地上へと降下したラダム獣が変化する。その正体は、ラダム獣が人類をテッカマンへと作り替えた上で洗脳するための一種のフォーマット装置である。成長しきって完全体になると、周囲の人間を片端から取り込んでフォーマットしていく。フォーマットに適さない体質の人間は排除してしまうラダム母艦の即席装置に比べて、相手の体質に関係なくテッカマンへと作り変えることが可能。 | | :不気味な植物のようなもので、地上へと降下したラダム獣が変化する。その正体は、ラダム獣が人類をテッカマンへと作り替えた上で洗脳するための一種のフォーマット装置である。成長しきって完全体になると、周囲の人間を片端から取り込んでフォーマットしていく。フォーマットに適さない体質の人間は排除してしまうラダム母艦の即席装置に比べて、相手の体質に関係なくテッカマンへと作り変えることが可能。 |
− |
| |
| ;[[ラダム母艦]] | | ;[[ラダム母艦]] |
| :第一次ラダム戦役において太陽系へ侵攻してきたラダムの一派の母船。4~5km級というかなり巨大な宇宙船であり、ラダムの宇宙船は全てワープ航法による移動も可能となっている。内部にはテックシステムが存在し、知的生命体を捕獲してテッカマンへとフォーマットする。[[相羽孝三]]のアルゴス号の自爆によって月面裏へと不時着し、以後は修復が完了するまでラダムの本拠地となる。なお、この母船はあくまでラダムの移民船であるため、母艦自体に戦闘能力があるかは不明。 | | :第一次ラダム戦役において太陽系へ侵攻してきたラダムの一派の母船。4~5km級というかなり巨大な宇宙船であり、ラダムの宇宙船は全てワープ航法による移動も可能となっている。内部にはテックシステムが存在し、知的生命体を捕獲してテッカマンへとフォーマットする。[[相羽孝三]]のアルゴス号の自爆によって月面裏へと不時着し、以後は修復が完了するまでラダムの本拠地となる。なお、この母船はあくまでラダムの移民船であるため、母艦自体に戦闘能力があるかは不明。 |