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トロニウム・エンジンは非常に小型という特徴があり、複雑な変形機構を持つR-2に搭載するのも容易であった。また第2次OGでは、トロニウム・エンジンの特性やクォータードライブからハーフドライブに移行するまでのプロセスが判明した。曰く、エネルギー・ポリーライン(おそらく「出力を表す折れ線」)が常時変動し、クォーターからハーフに移行するにはこれがピークレベルでスロットルを開く必要があるとのこと。車で言うと、'''エンジンの回転数が常に変化し続ける'''という性質がある上にピークでないとアクセルを踏んでも無意味、というようなものと思われる。さらに、ラインがボトムレベルの時に開いてしまうと最悪エンストも起こしうる。即ち、出力維持やハーフドライブに移行できるかどうかは運要素すら含まれるという難儀なエンジンとなっている(ハーフドライブ時の調整などは不明)。
トロニウム・エンジンは非常に小型という特徴があり、複雑な変形機構を持つR-2に搭載するのも容易であった。また第2次OGでは、トロニウム・エンジンの特性やクォータードライブからハーフドライブに移行するまでのプロセスが判明した。曰く、エネルギー・ポリーライン(おそらく「出力を表す折れ線」)が常時変動し、クォーターからハーフに移行するにはこれがピークレベルでスロットルを開く必要があるとのこと。車で言うと、'''エンジンの回転数が常に変化し続ける'''という性質がある上にピークでないとアクセルを踏んでも無意味、というようなものと思われる。さらに、ラインがボトムレベルの時に開いてしまうと最悪エンストも起こしうる。即ち、出力維持やハーフドライブに移行できるかどうかは運要素すら含まれるという難儀なエンジンとなっている(ハーフドライブ時の調整などは不明)。
また、フルドライブ以上の出力時やT-LINKシステムとのリンクレベルが高い場合、出力が安定するという特性も有している。つまり、念動力者がおらず低レベル駆動しているR-2の制御は難しくなり、念動力者2人が加わってのフルドライブ状態であるSRXは制御が楽という状態になる(その分、合体維持に必要な諸々が増えているが)。それでもなお、以前よりはましになったらしい。
また、フルドライブ以上の出力時やT-LINKシステムとのリンクレベルが高い場合、出力が安定するという特性も有している。つまり、念動力者がおらず低レベル駆動しているR-2の制御は難しくなり、念動力者2人が加わってのフルドライブ状態であるSRXは制御が楽という状態になる(その分、合体維持に必要な諸々が増えているが)。同時にフルドライブ状態では暴走の危険性が高まり、機体にかかる負荷が著しく増加するため、常時フルドライブ状態が危険であることも言及されている。それでもなお、システム等の技術向上によって以前よりはましになったらしい。
[[平行世界]]である[[シャドウミラー]]の世界では、エアロゲイターが到来していないにも関わらず存在しており、同世界の[[SRX]]に採用されているらしいが、どのような経緯でもたらされたのかは明かされていない(そもそもイングラムがいるかも不明)。
[[平行世界]]である[[シャドウミラー]]の世界では、エアロゲイターが到来していないにも関わらず存在しており、同世界の[[SRX]]に採用されているらしいが、どのような経緯でもたらされたのかは明かされていない(そもそもイングラムがいるかも不明)。
:スピリッツにて大破したSRXに代わり、R-2のトロニウム・エンジンを移植した。
:スピリッツにて大破したSRXに代わり、R-2のトロニウム・エンジンを移植した。
;[[R-2]]([[R-2パワード]]、『新』では[[R-3パワード]])⇒[[SRX]]⇒[[バンプレイオス]]
;[[R-2]]([[R-2パワード]]、『新』では[[R-3パワード]])⇒[[SRX]]⇒[[バンプレイオス]]
:トロニウム・エンジン搭載機の代表格。バンプレイオスはさらにレイオス・プランとの兼ね合いで爆発的かつ安定した力を発揮する。
:トロニウム・エンジン搭載機の代表格。ただし、最初期のSRXには最悪の場合、敵陣で自爆する事で相討ちを狙う特攻兵器としての役割を持たされており、トロニウム・エンジン関連の技術の未完成さと危険性を示している。バンプレイオスはさらにレイオス・プランとの兼ね合いで爆発的かつ安定した力を発揮する。
;[[R-GUNパワード]]
;[[R-GUNパワード]]
:RWシリーズの[[パーソナルトルーパー]]「R-GUN」にプラスパーツを装着した形態。メタルジェノサイダーモードへ変形し、ハイパートロニウムバスターキャノン(HTBキャノン)そのものとなる。SRXやバンプレイオスと連結して発射する。2基のトロニウム・エンジンが生み出すパワーはOGに登場する機体の中でも最強クラスの火力を誇る。
:RWシリーズの[[パーソナルトルーパー]]「R-GUN」にプラスパーツを装着した形態。メタルジェノサイダーモードへ変形し、ハイパートロニウムバスターキャノン(HTBキャノン)そのものとなる。SRXやバンプレイオスと連結して発射する。2基のトロニウム・エンジンが生み出すパワーはOGに登場する機体の中でも最強クラスの火力を誇る。
:小型化したSRXと言うコンセプトの一環でもあるのか、搭載されているが、通常のプラズマドライブに換装されている場合も多い。OGでは後にガリルナガンに全て破壊され、トロニウムもエンジンごと持ち去られた。
:小型化したSRXと言うコンセプトの一環でもあるのか、搭載されているが、通常のプラズマドライブに換装されている場合も多い。OGでは後にガリルナガンに全て破壊され、トロニウムもエンジンごと持ち去られた。
;[[エグゼクスバイン]]
;[[エグゼクスバイン]]
:元はエンジンだけ組み立てられて肝心のトロニウムが無い状態だったが、後に先述の通りシュウからもたらされたトロニウムが組み込まれた。またトロニウムエンジンだけでなくブラックホールエンジンまで同時に搭載している、良い意味でも悪い意味でも規格外の機体。だがパイロットの[[イーグレット・イング|イング]]が持つ強大な念動力のお蔭で、安定した稼働が実現されている。
:元はエンジンだけ組み立てられて肝心のトロニウムが無い状態だったが、後に先述の通りシュウからもたらされたトロニウムが組み込まれた。またトロニウムエンジンだけでなくブラックホールエンジンまで同時に搭載している、良い意味でも悪い意味でも規格外の機体。だがパイロットの[[イーグレット・イング|イング]]が持つ強大な念動力のお蔭で、安定した稼働が実現されている。言い換えるとイング以外は乗る事が出来ない完全な専用機状態になっている。
;[[ハガネ]]
;[[ハガネ]]
:動力ではなく、艦首モジュールのトロニウムバスターキャノンに使用している。トロニウム・エンジン開発前の装備だが、R-2パワードのハイゾルランチャー(収束)やR-GUNパワードのHTBキャノンとは規模が異なるだけとのことなので、モジュール内でトロニウムにより生成したエネルギーを直接バスターキャノンへ送って発射していると思われる。
:動力ではなく、艦首モジュールのトロニウムバスターキャノンに使用している。トロニウム・エンジン開発前の装備だが、R-2パワードのハイゾルランチャー(収束)やR-GUNパワードのHTBキャノンとは規模が異なるだけとのことなので、モジュール内でトロニウムにより生成したエネルギーを直接バスターキャノンへ送って発射していると思われる。