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6,980 バイト追加 、 2015年12月17日 (木) 00:02
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機体の名称は[[北欧神話]]に出てくる、竜に変身してしまった巨人「ファフニール」に由来している。
 
機体の名称は[[北欧神話]]に出てくる、竜に変身してしまった巨人「ファフニール」に由来している。
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=== 概要 ===
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== 武装・機能 ==
専用インターフェースである「ニーベルング・システム」により、搭乗者の思考や身体感覚を機体制御に反映して動く。端的に言えば「'''操縦する必要が無い'''」ということであり、反応速度が非常に高く、操縦も容易なものとなる。操縦桿に設けられた左右合計10個の指輪に指を通すことでファフナーは起動し、両肩・両脇腹・両膝にコネクトを打ち込むことで、搭乗者とファフナーが一体化する。特に後述するノートゥング・モデルはより一体感を高めるため、このコネクト打ち込みに際して絶叫するレベルの痛みを伴う。シナジェティック・スーツの着用によって多少軽減されるが、スーツを着用していない場合はコネクト打ち込み部分の衣服は欠損する。
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ファフナーの性能は機体ごとに異なるが、ある程度共通の武装を持つ。以下の通り。専用武装は各機体を参照されたし。
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機体装甲は内側が金属系、外側がセラミック系で、その間に液体金属を挟んだ積層装甲であり、刃物に対する防御性能が高い。フェストゥムのワームスフィア現象による攻撃はあまりにも威力が高いため、初期は一撃でもまともに喰らえば致命傷になるなど防御面では脆かったが、後に[[日野洋治]]の設計思想を反映することで、通常のワームスフィア程度なら無傷で耐える防御力を得ている。
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=== 機能 ===
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;ニーベルング・システム
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:搭乗者の思考や身体感覚を機体制御に反映して動く専用インターフェースシステム。端的に言えば「'''操縦する必要が無い'''」ということであり、反応速度が非常に高く、操縦も容易なものとなる。操縦桿に設けられた左右合計10個の指輪に指を通すことでファフナーは起動し、両肩・両脇腹・両膝にコネクトを打ち込むことで、搭乗者とファフナーが一体化する。特に後述するノートゥング・モデルはより一体感を高めるため、このコネクト打ち込みに際して絶叫するレベルの痛みを伴う。シナジェティック・スーツの着用によって多少軽減されるが、スーツを着用していない場合はコネクト打ち込み部分の衣服は欠損する。<br />所謂思考制御型のマシンだが、本質的には機体と融合するタイプであり高性能な機体ほどよりそちらに近づいてゆく。この手の機体のお約束として機体の受けたダメージが痛みがパイロットにフィードバックされるが、特筆すべきは'''通常の肉体感覚もフィードバックされる'''という点。それに伴う精神的重圧に耐えることが出来なければ操縦すらままならない。メガセリオンモデルはその重装甲から乗り手が限られ、ノートゥングモデルでは搭乗した人類軍のエリートパイロット達<ref>スパロボ未登場だが、後に竜宮島に帰化して現場あがりのオペレーターとして準レギュラーになる。</ref>が違和感から泣き出してしまった。ザルヴァートルモデルに至っては違う『モノ』になる、いわば「腕が銃になる」と言った感覚を受け入れることが必要となってくる。時期によって差があるが、痛みのフィードバックについてはシナジェネティック・スーツの着用で軽減される。
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;ジークフリード・システム
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:パイロットとのクロッシング(システム運用者とパイロットが皮膜神経細胞を通して繋がった状態)を行う、ファフナー用統括指揮管制システム。フェストゥムによる読心と傍受を防ぎつつ外部からの戦術指揮を可能とする、無印時点でのアルヴィスの切り札の一つ。これがない場合、CDCやパイロット同士の意思伝達はケーブルによる有線通信に限定されてしまう。読心に関してはクロッシングによって複数の人間の思考を混在させることで防ぐ仕組みとなっている。機体を外部から強制的に操作する権限を持ち、劇中では痛覚フィードバックの強制遮断やペインブロックに代表される同化された部位の強制パージ<ref>痛覚を遮断するペインキル、遮断しないペインブロック、浸食部位を壊死ネクローシスなど緊急性によって複数の段階が存在する。痛覚遮断なしでは文字通り手足をもがれる激痛が伴い、ネクローシスを使用した場合は肉体が腐り落ちる感覚を味わうことになる。</ref>やコクピットの緊急射出を行うシーンが印象に残るが、機体の強制停止やフェンリル起爆(停止)の権限まで有する。<br />システム搭乗者には流れ込んでくる複数人の思考を整理しつつ指揮を行う処理能力が要求され、適性のない者は情報の奔流で極度の酩酊状態に陥ってしまう。更にファフナー搭乗者全員分の痛覚がフィードバックされ、搭乗者が気絶した場合は敵の読心を防げなくなるために精神的なタフネスも要求される。痛みのフラッシュバックが起こることもあり、総士ですら鎮痛剤を常備していた。また、感覚だけでなく'''パイロットとシステム搭乗者の感情が互いに筒抜けになる'''ため、それへの対処も必要となる。<br />ファフナーに搭載すればCDCを介さずに機体同士の双方向通信が可能となるが、機体の大型化に加え搭乗者の同化速度を著しく早める致命的な欠点を持つ。後に技術の進歩と機体に分割して搭載する手法で解決を見たが、第一次蒼穹作戦時は急造であるためかシステム搭載機が一機でも破壊されるとクロッシングが停止する欠点を抱えていた(HaEで解決)。<br />無印終盤でフェストゥムに理解され、後に人類軍にも技術が流れている。
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;変性意識
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:ジークフリードシステムと並び、フェストゥムの読心能力に対抗するためのノートゥング・モデル独自のシステム。普段と異なる思考を前面に出すことで心のガードを形成する。ジークフリードシステム同様、フェストゥムを混乱させる形で読心を防いでいる。変性意識はパイロットの深層心理とシナジェネティック・コード(ファフナーと連結するために必要な脳の状態を表す数値)の形成率によって変化するが、それは本性ではなく「戦闘向きに変わった状態」であり一騎やHaE以降のパイロット達のように人格の変貌が起こらない場合もある。
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;機体構造
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:セラミック系の外部装甲に金属系の内部フレーム、その間に液体金属を挟んだ積層型の構造を採用。刃物に対する防御性能が高い。同化によるフェストゥムのワームスフィア現象による攻撃はあまりにも威力が高いため、初期は一撃でもまともに喰らえば致命傷になるなど防御面では脆かったが、後に[[日野洋治]]の設計思想を反映することで、通常のワームスフィア程度なら無傷で耐える防御力を得ている。<br />作中の戦闘描写を見る限りファフナー同士の戦闘は考慮されていないようで、性能が向上したHaE以降でも[[エウロス型]]のライフルなど人類の扱う兵器には相変わらず脆いように思われる。
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;イージス装備
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:ファフナー版[[バリア]]であり、[[マークフュンフ|機動侍]]の代名詞。物理的な防御力を持ち、体当たりで敵を押しこむことも可能。当初は赤いバリア、HaE以降は技術の進歩で青白いものになった。
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;リンドブルム
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:飛行用の支援メカ。基本的にジークフリードシステムからの遠隔操作だが、パイロットやリンドブルム専任のパイロットによる操作も可能。設定上は大型爆撃機としての単独運用もできる。
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;フェンリル
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:気化爆弾による時限式の自爆装置。名前の由来は北欧神話で主神オーディンを噛み殺した狼「フェンリル」から。<br />フェストゥムを殲滅できる威力を有しているが、これの起動は搭乗者に'''座して死or同化を待つか、刺し違えるかの二択しか残っていない'''ことを示しており、常にパイロットの犠牲が付きまとう。[[羽佐間翔子]]や[[日野道生]]はこれで戦死してしまっている。特にマークザインに搭載されたフェンリルはノートゥングモデルの3倍であり、パイロットの同化現象が進行しきった瞬間に起爆される仕様となっている。本機の特殊性を考えればやむを得ない措置ではある。<br />本来はその威力から国際条約で保有数が制限されているのだが、従う義理がないとはいえアルヴィスはこれを無視しており、新国連側との軋轢の原因の一つになっている。<br />本来なら極めて非人道的といえるフェンリルだが、いなくなるのを待つだけとなった兵士が人として最期を迎える、あるいは使命を果たすための装置でもあり、過酷すぎる世界がこれを人の尊厳を尊重したシステムに変えてしまっている。また、同化によって強力な兵器や優秀なパイロット(の形をしたフェストゥム)がかつての同胞に刃を向けかねないこと、その最悪の例がマークニヒトであることを考えれば仕方のない処置でもあり、ファフナーという作品の苛酷さを象徴するものの一つといえる。
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== 装備・機能 ==
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=== 標準装備(ノートゥングモデル) ===
ファフナーの性能は機体ごとに異なるが、ある程度共通の武装を持つ。以下の通り。
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;デュランダル
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:三点バースト式ハンドガン。小型で携行性に優れるが威力は低い。
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;マインブレード
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:刀身が爆弾になっているナイフ。突き刺した後に折ることで起爆する。敵を内部から爆破する乾坤一擲の一撃・・・ならばよかったのだが、基本的に役に立たない。序盤で拘束されたエルフやゼクスがフェストゥムに突き刺そうとして失敗する姿が印象に残る。
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;レージングカッター
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:腕部に内蔵された切断力を持つロケットワイヤー。(ファフナーの巨体と比較すれば)細いワイヤーで敵を締め付け、そのままバラバラに切断する。ワイヤーを使用する巨大ロボットは数あれど、糸使い<ref>鋼線使い、ワイヤー使いとも。極細の糸で敵を拘束・切断することを得意とする。某吸血鬼マンガや某美少女アニメなどに登場。</ref>的な使い方が可能な大変珍しい武装。他にはガンダムベルフェゴール(SRW未登場)のヒートワイヤーなどが存在する。
    
=== 射撃兵装 ===
 
=== 射撃兵装 ===
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;レールガン
 
;レールガン
 
:実弾の射撃武器。電磁誘導で加速した弾丸を射出し、充分な威力を持つ。劇場版ではマークジーベンの主兵装として使用される。
 
:実弾の射撃武器。電磁誘導で加速した弾丸を射出し、充分な威力を持つ。劇場版ではマークジーベンの主兵装として使用される。
;デュランダル
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:標準装備のハンドガン。三点バースト射撃機能を備える。小型なので携行性に優れるが威力は低い。
   
;スコーピオン
 
;スコーピオン
 
:ビームマシンガン。[[カノン・メンフィス|カノン]]が愛用していた。
 
:ビームマシンガン。[[カノン・メンフィス|カノン]]が愛用していた。
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=== 格闘兵装 ===
 
=== 格闘兵装 ===
;マインブレード
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:敵に突き刺した後に爆発する短刀。
   
;ロングソード
 
;ロングソード
 
:マインブレードの強化型。敵に突き刺した後に爆発する長剣。  
 
:マインブレードの強化型。敵に突き刺した後に爆発する長剣。  
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:伸縮式の刃を敵に突き刺し電流を流し込む電撃兵器。性質上長時間敵に接触し続けるため同化速度が速いフェストゥムに対してはかえって危険な側面もある。
 
:伸縮式の刃を敵に突き刺し電流を流し込む電撃兵器。性質上長時間敵に接触し続けるため同化速度が速いフェストゥムに対してはかえって危険な側面もある。
 
;ルガーランス
 
;ルガーランス
:代名詞的武装。その名の通り中世の騎兵が使う馬上槍のような形状をしている。<ref>ただしこれは本編時点での話で、RoLのティターンモデルは短い短剣型、以降も射撃機能の追加にあわせ形状が変化するなど、技術の進歩が見て取れる。</ref>
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:代名詞的武装。その名の通り中世の騎兵が使う馬上槍のような形状をしている。<ref>ただしこれは本編時点での話で、RoLのティターンモデルは短い短剣型、以降も同様の機構を持つ発展型の兵装が発展されるなど技術の進歩が見れる</ref>
:本来はフェストゥムに突き立てて刀身を展開、レールガンへ変形させながらフェストゥムの体を強引に切開し、コアをゼロ距離射撃で破壊するのが正しい使い方である。…が、マークザインが同化させて使った時は非常に強力になっており、一振りで通常のフェストゥムを撃破し、'''巨大なビームで'''アルヴィスと[[人類軍]]のファフナーを圧倒したプレアデス型をこれ一発で粉砕した。更に[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]では改良の結果か弾頭が核融合プラズマに変更され、'''ビームを撃つのが本当に正しい使い方になってしまった'''。
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:本来はフェストゥムに突き立てて刀身を展開、レールガンへ変形させながらフェストゥムの体を強引に切開し、コアをゼロ距離射撃で破壊するのが正しい使い方である。…が、マークザインが同化させて使った時は非常に強力になっており、一振りで通常のフェストゥムを撃破し、'''巨大なビームで'''アルヴィスと[[人類軍]]のファフナーを圧倒したプレアデス型をこれ一発で粉砕した。が、[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]では改良の結果か弾頭が核融合プラズマに変更され、'''ビームを撃つのが本当に正しい使い方になってしまった'''。<br />射撃機能追加の弊害か、この時点でのルガーランスは柔軟な金属フレームと樹脂やゲル等の素材を硬いが割れやすいセラミックで包んで製造されている。そのため扱いが難しく、特に刀身(銃身)が折れやすくなってしまった。これを受けてか後に発展型の兵装が開発される。しかし、作中では[[マークザイン|二刀流で扱ったり]][[マークニヒト|投げつけて銃弾を弾く]]など、かなり乱雑に扱われている。
:実は扱いが難しく、特に刀身(銃身)は思いの外折れやすいらしいのだが、作中では[[マークザイン|二刀流で扱ったり]][[マークニヒト|投げつけて銃弾を弾く]]など、かなり乱雑に扱われている。
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=== フェンリル ===
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気化爆弾による時限式の自爆装置。名前の由来は北欧神話で主神オーディンを噛み殺した狼「フェンリル」から。
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フェストゥムを殲滅できる威力を有しているが、これの起動は即ち搭乗者に'''既に座して死or同化を待つか、刺し違えるかの二択しか残っていない'''絶望的状況が大半であり、パイロットの犠牲が付きまとってしまう。[[羽佐間翔子]]や[[日野道生]]はこれで戦死してしまっている。特にマークザインに搭載されたフェンリルはノートゥングモデルの3倍であり、パイロットの同化現象が進行しきった瞬間に起爆される仕様となっている。本機の特殊性を考えればやむを得ない措置ではある。
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本来はその威力から国際条約で保有数が制限されているのだが、従う義理がないとはいえアルヴィスはこれを無視しており、新国連側との軋轢の原因の一つになっている。
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極めて非人道的な兵器に見えるフェンリルだが、同化されるのを待つだけとなった兵士が役目を全うしつつ人として最期を迎えるための装置でもあり、結果的に人の尊厳を尊重したシステムとなってしまっている。また、同化によって強力な兵器や優秀なパイロット(の形をしたフェストゥム)がかつての同胞に刃を向けかねないこと、その最悪の例がマークニヒトであることを考えれば仕方のない処置でもあり、ファフナーという作品の苛酷さを象徴するものの一つといえる。
      
== [[アルヴィス]]製ファフナー ==
 
== [[アルヴィス]]製ファフナー ==
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[[皆城乙姫|乙姫]]がいみじくも指摘したとおり、その本質は「人工フェストゥム」に他ならない。作品を重ねるごとに[[スーパーロボット]]じみていき、人の手に余るようになっていく。
 
[[皆城乙姫|乙姫]]がいみじくも指摘したとおり、その本質は「人工フェストゥム」に他ならない。作品を重ねるごとに[[スーパーロボット]]じみていき、人の手に余るようになっていく。
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その性能ゆえか敵味方、成功未遂を問わず'''とにかく盗まれる'''モデルで、ニヒトに至ってはアルヴィス・人類軍・フェストゥムの'''三勢力全てを渡り歩く'''ハメに。
    
;[[マークザイン]]
 
;[[マークザイン]]
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