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1,523 バイト追加 、 2015年12月15日 (火) 21:08
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*メカニックデザイン:{{メカニックデザイン|寺島慎也}}
 
*メカニックデザイン:{{メカニックデザイン|寺島慎也}}
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破壊神[[サーヴァ・ヴォルクルス]]の力で変貌を遂げた[[グランゾン]]の真の姿。背に輝く光輪「バリオン創出ヘイロウ」を最大の特徴とする。
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破壊神[[サーヴァ・ヴォルクルス]]の力で変貌を遂げた[[グランゾン]]の真の姿。本体となるグランゾンをラ・ギアス側の錬金術と呪術理論によって強化し、背に輝く光輪「バリオン創出ヘイロウ」を召喚・接続することでこの形態となる。「ブラックホールクラスター」の火力をさらに凌駕する「縮退砲」をもち、単機で複数のスーパーロボット軍団を相手に出来るほどの耐久力も備える。その力は計り知れない。
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「ブラックホールクラスター」の火力をさらに凌駕する「縮退砲」をもち、単機で複数のスーパーロボット軍団を相手に出来るほどの耐久力も備える。その力は計り知れない。
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武装面のみならず全ての性能が飛躍的に上昇しており、一騎当千の形容を地で行く戦闘力を備える。ただし、両肩に搭載されているジェネレーター「ヴォルクルスの羈絏」の影響で、搭乗者となるシュウは邪神の呪縛を受けるというデメリットが存在。
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このため、実質的に破壊神のヨリシロというべき存在であったが、ラ・ギアスにおいてシュウが蘇生した後、羈絏に関係するシステムがアストラルエネルギーを引き出すコンバーターに変えられたことで、呪縛を受けずその力のみを利用できるようになり、変異のタイミングもシュウの手に委ねられることになった。ただし、これが災いして春秋戦争直後の一時期、復活したヴォルクルスにまたも取り込まれかけたことがある。
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巨人族の打倒に伴うアストラル界の大幅な弱体化および精霊・邪霊の消滅によりアストラルエネルギーが事実上利用不能となったことに伴い、グランゾンからこの形態になることも困難となっている。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]]
 
:ラングラン王都に出現した[[レヱゼンカヰム]]に戦いを挑むも、鉄砲玉として放たれたガリルナガンの保護(強奪)に切り替えた事で隙をつくり大破。修復を終えるまで封印される。
 
:ラングラン王都に出現した[[レヱゼンカヰム]]に戦いを挑むも、鉄砲玉として放たれたガリルナガンの保護(強奪)に切り替えた事で隙をつくり大破。修復を終えるまで封印される。
:第37話で真言「オン・マケイシヴァラヤ・ソワカ」を唱えて応現。以降、気力+30の加算で現れる「マハーカーラ」のコマンドを選択することで自在に応現可能。応現時の攻撃力は1.2倍ほど上昇し、剣の射程がさらにひとつ伸びる。その変形もマップクリアまで持続するが、何よりも大きいのは応現で大幅に上昇をみせる自軍最高のHPと装甲値だろう。隠し強化パーツを装備すれば変形に要する気力制限も消失する。欠点らしい欠点は「ディストリオンブレイク」が使用不可になることのみ。
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:第37話で真言「オン・マケイシヴァラヤ・ソワカ」を唱えて応現。以降、気力+30の加算で現れる「マハーカーラ」のコマンドを選択することで自在に応現可能。応現時の攻撃力は1.2倍ほど上昇し、剣の射程がさらにひとつ伸びる。その変形もマップクリアまで持続するが、何よりも大きいのは応現で大幅に上昇をみせる自軍最高のHPと装甲値だろう。隠し強化パーツ「マハーニルヴァーナ」を装備すれば変形に要する気力制限も消失する。欠点らしい欠点は「ディストリオンブレイク」が使用不可になることのみ。
 
:ちなみに、「縮退砲」使用時のアニメーションは『DP』準拠になるよう変更されているが、その他の武装は全て三作目の流用である。
 
:ちなみに、「縮退砲」使用時のアニメーションは『DP』準拠になるよう変更されているが、その他の武装は全て三作目の流用である。
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;縮退砲
 
;縮退砲
 
:ネオ・グランゾンの最強武器。バリオン創出ヘイロウから生み出された質量を縮退炉で核縮退させて生成した大型ブラックホールを発射する武装。高次元でブラックホールを生成する時に伴う超新星爆発のエネルギーを限定範囲に解放してダメージを与え、さらにブラックホールの重力で潮汐分裂させるという二段構えの攻撃原理となっている。
 
:ネオ・グランゾンの最強武器。バリオン創出ヘイロウから生み出された質量を縮退炉で核縮退させて生成した大型ブラックホールを発射する武装。高次元でブラックホールを生成する時に伴う超新星爆発のエネルギーを限定範囲に解放してダメージを与え、さらにブラックホールの重力で潮汐分裂させるという二段構えの攻撃原理となっている。
:このときの縮退とは「フェルミ縮退」のことであり、恒星の終末時における超新星爆発に関連する現象。質量は大きいが直径は収縮していて極めて密度が高くなった恒星を「縮退星」と呼び、縮退星の一つである「白色矮星」は質量が限界を超すときに重力崩壊を始め、核融合の暴走を起こし膨大なエネルギーを発生させるのだ(炭素爆燃型超新星)。「縮退砲」発射時に白色の光が目立つのはこのため。
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:このときの縮退とは「フェルミ縮退」のことであり、恒星の終末時における超新星爆発に関連する現象。質量は大きいが直径は収縮していて極めて密度が高くなった恒星を「縮退星」と呼び、縮退星の一つである「白色矮星」は質量が限界を超すときに重力崩壊を始め、核融合の暴走を起こし膨大なエネルギーを発生させる(炭素爆燃型超新星)。「縮退砲」発射時に白色の光が目立つのはこのため。
:*'''第3次''':記念すべき初披露作。当時のハード(SFC)としてみた場合、フェルミ縮退現象を上手く表現している。威力2500の「縮退砲」でプレイヤーの度肝を抜いた。
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:*'''第3次''':記念すべき初披露作。当時のハード(SFC)としてみた場合、フェルミ縮退現象を上手く表現している。威力2500でプレイヤーの度肝を抜いた(この当時の武器攻撃力は計算式の都合上3桁が基本で、必殺武器が1500前後。ちなみにゲッタードラゴンの「シャインスパーク」が縮退砲と同じ2500)。
 
:*'''α''':グランゾンの「試作型縮退砲」の完成型。
 
:*'''α''':グランゾンの「試作型縮退砲」の完成型。
 
:*'''OG''':外伝で御目見え。演出はαシリーズの発展系。『DP』で[[全体攻撃]]から単体攻撃に戻して演出を刷新。斜め十字に組んだ両腕を振り下ろして全機関(重力制御装置・羈絏・歪曲フィールド発生装置・縮退炉・エンジン・ヘイロウ)を稼働。ゲート(次元トンネル)を開閉して敵機を豪雨の降り注ぐ異空間に引きずり込んだ後、嵐と乱雲を呼ぶ低気圧すら切り裂くブラックホールの弾丸を投下する。発射時に挿入される神々しいシュウ('''雲の切れ間から降り注ぐ陽光と共に左手を差し伸べる''')のカットインが特徴的。また、ネオ・グランゾンが直立不動で上空に浮かび上がる姿やブラックホールを束ねるカットインなど[[天のゼオライマー|某冥王]]を意識したと思われる演出がある。
 
:*'''OG''':外伝で御目見え。演出はαシリーズの発展系。『DP』で[[全体攻撃]]から単体攻撃に戻して演出を刷新。斜め十字に組んだ両腕を振り下ろして全機関(重力制御装置・羈絏・歪曲フィールド発生装置・縮退炉・エンジン・ヘイロウ)を稼働。ゲート(次元トンネル)を開閉して敵機を豪雨の降り注ぐ異空間に引きずり込んだ後、嵐と乱雲を呼ぶ低気圧すら切り裂くブラックホールの弾丸を投下する。発射時に挿入される神々しいシュウ('''雲の切れ間から降り注ぐ陽光と共に左手を差し伸べる''')のカットインが特徴的。また、ネオ・グランゾンが直立不動で上空に浮かび上がる姿やブラックホールを束ねるカットインなど[[天のゼオライマー|某冥王]]を意識したと思われる演出がある。
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:第3次・α外伝・OG外伝最終話より。数々の激闘を制した主人公たちの前に、最後の敵が立ちはだかる。重力を操る蒼き魔神――――その操者たるシュウによって変貌を遂げたその姿は、黄金の光背を背負う威容。蒼き魔神の真の姿にして、異界の邪神の顕現たるネオ・グランゾンが、全てを神々の黄昏「ラグナロク」へ導くためにその牙を剥く。
 
:第3次・α外伝・OG外伝最終話より。数々の激闘を制した主人公たちの前に、最後の敵が立ちはだかる。重力を操る蒼き魔神――――その操者たるシュウによって変貌を遂げたその姿は、黄金の光背を背負う威容。蒼き魔神の真の姿にして、異界の邪神の顕現たるネオ・グランゾンが、全てを神々の黄昏「ラグナロク」へ導くためにその牙を剥く。
 
;甦る蒼き魔神
 
;甦る蒼き魔神
:OGDP第20話より。サーヴァ・ヴォルクルスを打倒すべく、ルオゾールを生贄に復活の儀式を実行したシュウ達だが、操られたサフィーネの解放に時間を取られている間に邪神の本体が回復。甦った力を以ってヴォルクルスが支配を向けたのは、かつての下僕であったシュウとグランゾン。だが、邪神の力を受けて変貌したその姿――――ネオ・グランゾンは、その力の源たる邪神の意に従わなかった。契約の記憶を失っていたシュウは既に邪神の支配を離れており、それは彼の半身たるグランゾンも同様であったのだ。どのような世界においても、シュウを支配できる者も、縛れる者も存在しない。いるとすればそれはただ一人、シュウ自身に他ならない。邪神によって落とされた闇の牢獄を脱し真の自由を取り戻すべく、蒼き魔神が破壊神に襲い掛かる。やられたら後悔するまでやり返す。自由を何よりも愛するシュウの心は、神の思惑すらも超えるのだった。自分を思い通りにできるのは自分だけ。邪神が消え行く前にこの言葉を呪詛のように紡ぎ、ここに復讐は完了したのだった。
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:OGDP第20話より。サーヴァ・ヴォルクルスを打倒すべく、ルオゾールを生贄に復活の儀式を実行したシュウ達だが、操られたサフィーネの解放に時間を取られている間に邪神の本体が回復。甦った力を以ってヴォルクルスが支配を向けたのは、かつての下僕であったシュウとグランゾン。だが、邪神の力を受けて変貌したその姿――――ネオ・グランゾンは、その力の源たる邪神の意に従わなかった。契約の記憶を失っていたシュウは既に邪神の支配を離れており、それは彼の半身たるグランゾンも同様であったのだ。
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:どのような世界においても、シュウを支配できる者も、縛れる者も存在しない。いるとすればそれはただ一人、シュウ自身に他ならない。邪神によって落とされた闇の牢獄を脱し真の自由を取り戻すべく、蒼き魔神が破壊神に襲い掛かる。やられたら後悔するまでやり返す。自由を何よりも愛するシュウの心は、神の思惑すらも超えるのだった。自分を思い通りにできるのは自分だけ。邪神が消え行く前にこの言葉を呪詛のように紡ぎ、ここに復讐は完了したのだった。
 
;知られざる決戦
 
;知られざる決戦
:OGDP最終話より。[[鋼龍戦隊]]に合流して、共に様々な強敵との連戦の末、ようやく[[封印戦争]]の元凶との決着をつけたシュウ、モニカ、サフィーネ。事を終えた一行が速やかに向かった先は、セレーナ、アルバーダ、そしてテリウスが戦っている知られざる戦場であった。そこにいたのはゾヴォークの戦争商人ゴライクンルの一人、[[クェパロク・ナーモ]]が座乗する[[ウユダーロ級制圧砲艦|メッケンノーザ]]。本来ならば、鋼龍戦隊に連絡して救援を要請することもできただろう。しかしマサキが「正直言って疲れた」と語っていた通り、[[ペルフェクティオ|破滅の王]]、[[AI1]]、[[孫光龍|四龍の長]]、[[ナシム・ガンエデン|ガンエデン]]、[[ユーゼス・ゴッツォ|全能なる調停者]]……かつてない強敵との連戦に次ぐ連戦により疲弊していた鋼龍戦隊には戦える力は残っておらず、これ以上負担をかけられないことはシュウもわかっていた。ゲストの指揮官3人が共闘しているとはいえ、それでも戦力差は圧倒的。ならば、それを一瞬で覆す「切り札」を切るのみ。彼らの目の前で、グランゾンは再び変貌を遂げる。その「切り札」こそ、ラ・ギアスの恐怖の化身「ネオ・グランゾン」だった。再び顕現した蒼き魔神……異星人から地球を護るために造られた真なる武装機甲士を駆るシュウは'''「あなた達にもう勝ち目はなくなりました」'''と断言し、ネオ・グランゾンによる蹂躙を始める。ブラックホールクラスターをはるかに超える威力を持つ武装「縮退砲」――宇宙崩壊に等しい威力を持つ究極武装の前では、物量は最早無意味であった。メッケンノーザが悲鳴と共に爆散した後、知られざる決戦は静かに幕を閉じるのだった……。
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:OGDP最終話より。[[鋼龍戦隊]]に合流して、共に様々な強敵との連戦の末、ようやく[[封印戦争]]の元凶との決着をつけたシュウ、モニカ、サフィーネ。事を終えた一行が速やかに向かった先は、セレーナ、アルバーダ、そしてテリウスが戦っている知られざる戦場であった。そこにいたのはゾヴォークの戦争商人ゴライクンルの一人、[[クェパロク・ナーモ]]が座乗する[[ウユダーロ級制圧砲艦|メッケンノーザ]]。本来ならば、鋼龍戦隊に連絡して救援を要請することもできただろう。しかしマサキが「正直言って疲れた」と語っていた通り、[[ペルフェクティオ|破滅の王]]、[[AI1]]、[[孫光龍|四龍の長]]、[[ナシム・ガンエデン|人造神]]、[[ユーゼス・ゴッツォ|全能なる調停者]]……かつてない強敵との連戦に次ぐ連戦により疲弊していた鋼龍戦隊には戦える力は残っておらず、これ以上負担をかけられないことはシュウもわかっていた。ゲストの指揮官3人が共闘しているとはいえ、それでも戦力差は圧倒的。ならば、それを一瞬で覆す「切り札」を切るのみ。彼らの目の前で、グランゾンは再び変貌を遂げる。その「切り札」こそ、ラ・ギアスの恐怖の化身「ネオ・グランゾン」だった。再び顕現した蒼き魔神……異星人から地球を護るために造られた真なる武装機甲士を駆るシュウは'''「あなた達にもう勝ち目はなくなりました」'''と断言し、ネオ・グランゾンによる蹂躙を始める。ブラックホールクラスターをはるかに超える威力を持つ武装「縮退砲」――宇宙崩壊に等しい威力を持つ究極武装の前では、物量は最早無意味であった。メッケンノーザが悲鳴と共に爆散した後、知られざる決戦は静かに幕を閉じるのだった……。
    
== 関連機体 ==
 
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