差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
602 バイト追加 、 2015年11月8日 (日) 14:07
編集の要約なし
19行目: 19行目:  
本来は修理用マシンで、機体の全長以上ある対艦用レンチ「ライアット・ジャレンチ」など、工作機械を多数保有しているが、機体そのものの持つパワーは通常の機動兵器を凌駕しており、戦いとなれば戦闘用マシンとして運用される。しかし、ガンレオンの実体は[[スフィア]]「傷だらけの獅子」を運用するために作られたものであった。
 
本来は修理用マシンで、機体の全長以上ある対艦用レンチ「ライアット・ジャレンチ」など、工作機械を多数保有しているが、機体そのものの持つパワーは通常の機動兵器を凌駕しており、戦いとなれば戦闘用マシンとして運用される。しかし、ガンレオンの実体は[[スフィア]]「傷だらけの獅子」を運用するために作られたものであった。
   −
誰が、いつ、どのような目的で作ったかは不明となっている。[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]曰く、ガンレオンは元々別世界の物で、先代の「傷だらけの獅子」の[[スフィア・リアクター]]の搭乗機だったという。その人物はスフィア・リアクター同士の殺し合い『'''聖戦'''』を最後まで否定したらしいが、何らかの事情で命を落とし、ガンレオンは「傷だらけの獅子」のスフィアと共に転移することとなった。そこでシエロ・ビーターに拾われたようだ。
+
誰が、いつ、どのような目的で作ったかは不明となっている。[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]曰く、ガンレオンは元々別世界の物で、先代の「傷だらけの獅子」の[[スフィア・リアクター]]の搭乗機だったという。その人物はスフィア・リアクター同士の殺し合い「'''聖戦'''」を最後まで否定したらしいが、何らかの事情で命を落とし、ガンレオンは「傷だらけの獅子」のスフィアと共に転移することとなった。そこでシエロ・ビーターに拾われたようだ。
    
戦闘形態であるマグナモード(後述)への変形機構を有するが、ライアット・ジャレンチは明らかにこの形態用の武装でありながら形状がレンチであり、スフィア運用以外の開発目的は不明(ランドの戦闘台詞によると普段は封印されているので、シエロに改造されていた可能性がある)。スパナやギーグ・ガンはシエロによる後付の装備と見られる。
 
戦闘形態であるマグナモード(後述)への変形機構を有するが、ライアット・ジャレンチは明らかにこの形態用の武装でありながら形状がレンチであり、スフィア運用以外の開発目的は不明(ランドの戦闘台詞によると普段は封印されているので、シエロに改造されていた可能性がある)。スパナやギーグ・ガンはシエロによる後付の装備と見られる。
   −
また、スフィアそのものは[[動力|動力源]]ではないらしく、スフィアと同化した[[メール・ビーター|メール]]を欠いても問題なく戦闘が可能であった。バリア・フィールドを装備して攻撃を無効化すると、メールが「燃料だってタダじゃないんだから」とこぼすことから、どうも「キングゲイナー」「ザブングル」の世界観で購入可能な何からしい。[[オーバーマン]]は光子エネルギーで動き、[[シルエットマシン]]は専用のエンジンで駆動することから、ガンレオンの燃料は下手をするとガソリンである可能性が……。ただし、[[第一次多元戦争|多元戦争]]時はスフィアそのものがメールとガンレオンに分割して存在していたことが後に判明しており、この説が完全に正しいとは言えなくなっている(少なくともスフィアを動力にしているのは確定だが、別途に何か燃料を使用しているのも事実)。
+
また、スフィアそのものは[[動力|動力源]]ではないらしく、スフィアと同化した[[メール・ビーター|メール]]を欠いても問題なく戦闘が可能であった。バリア・フィールドを装備して攻撃を無効化すると、メールが「燃料だってタダじゃないんだから」とこぼすことから、どうも『キングゲイナー』『ザブングル』の世界観で購入可能な何からしい。[[オーバーマン]]は光子エネルギーで動き、[[シルエットマシン]]は専用のエンジンで駆動することから、ガンレオンの燃料は下手をするとガソリンである可能性が……。ただし、[[第一次多元戦争|多元戦争]]時はスフィアそのものがメールとガンレオンに分割して存在していたことが後に判明しており、この説が完全に正しいとは言えなくなっている(少なくともスフィアを動力にしているのは確定だが、別途に何か燃料を使用しているのも事実)。
    
第一次多元戦争終結後、「傷だらけの獅子」はメールの体から離脱してガンレオン本体に再融合しているが、能力や性能は以前と変わらず、メールの意志で起動し、ランドの意志によって制御されている。
 
第一次多元戦争終結後、「傷だらけの獅子」はメールの体から離脱してガンレオン本体に再融合しているが、能力や性能は以前と変わらず、メールの意志で起動し、ランドの意志によって制御されている。
29行目: 29行目:  
ちなみに、現在確認されているスフィア搭載機の中では唯一、デフォルトで複座となっている機体である([[ジェニオン]]は後付け)。
 
ちなみに、現在確認されているスフィア搭載機の中では唯一、デフォルトで複座となっている機体である([[ジェニオン]]は後付け)。
   −
天獄篇でのカットインでは頭部にあるコクピットの様子がわかる。窓には写真が張られ、お守りが下がっていたりクッションやガンレオンの縫いぐるみがあったり、自販機のペットボトルが置いてあったりと生活感溢れている(ビーター・サービスにとっては家なのである意味当然……なのか?)。
+
『天獄篇』でのカットインでは頭部にあるコクピットの様子がわかる。窓には写真が張られ、お守りが下がっていたりクッションやガンレオンの縫いぐるみがあったり、自販機のペットボトルが置いてあったりと生活感溢れている(ビーター・サービスにとっては家なのである意味当然……なのか?)。
    
=== ガンレオン・マグナモード ===
 
=== ガンレオン・マグナモード ===
47行目: 47行目:  
:最初から最後まで運用するスーパー系男主人公の機体。修理用マシンなので、[[修理装置]]は当然所持。素の攻撃力は高いが、空中適正が低いのでパーツで補おう。序盤に敵となるシナリオ「集う異邦人」では、こちらが初登場&無改造で決定力に欠ける[[フリーデン]]チームである事もあるが、その圧倒的な硬さと回復力に加えてランドが底力を持つ為、撃墜が非常に困難である。ランドの撃破で装備していた強化パーツが手に入る(増殖する)が、下手な物を付けておくと手が付けられずに詰んでしまう事も。この時点での改造などはもっての他である。どうしても撃墜したいなら、援護攻撃を最大限に活かす陣形を組む必要がある。
 
:最初から最後まで運用するスーパー系男主人公の機体。修理用マシンなので、[[修理装置]]は当然所持。素の攻撃力は高いが、空中適正が低いのでパーツで補おう。序盤に敵となるシナリオ「集う異邦人」では、こちらが初登場&無改造で決定力に欠ける[[フリーデン]]チームである事もあるが、その圧倒的な硬さと回復力に加えてランドが底力を持つ為、撃墜が非常に困難である。ランドの撃破で装備していた強化パーツが手に入る(増殖する)が、下手な物を付けておくと手が付けられずに詰んでしまう事も。この時点での改造などはもっての他である。どうしても撃墜したいなら、援護攻撃を最大限に活かす陣形を組む必要がある。
 
:イベントで強化後[[全体攻撃]]「ペイン・シャウター」と、最強技「ザ・ヒート・クラッシャー」が追加され[[補給装置]]が付く。対ボス戦闘ではメールの覚醒と併せて絶大な力を発揮する。なお、マグナモードは戦闘デモのみで、翼が展開されるが飛行はできない。ガンレオン単体で小隊のHPもENもターン回復するのでシナリオ序盤から容赦なく強力な攻撃を連発できる。
 
:イベントで強化後[[全体攻撃]]「ペイン・シャウター」と、最強技「ザ・ヒート・クラッシャー」が追加され[[補給装置]]が付く。対ボス戦闘ではメールの覚醒と併せて絶大な力を発揮する。なお、マグナモードは戦闘デモのみで、翼が展開されるが飛行はできない。ガンレオン単体で小隊のHPもENもターン回復するのでシナリオ序盤から容赦なく強力な攻撃を連発できる。
;;[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク]]
+
:;[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク]]
 
::セツコ駆るバルゴラ・グローリー及びグローリー・スターとの共闘が実現。スフィアが本体に戻ったものの、性能は変わらないため本編同様に運用できる。
 
::セツコ駆るバルゴラ・グローリー及びグローリー・スターとの共闘が実現。スフィアが本体に戻ったものの、性能は変わらないため本編同様に運用できる。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]
+
:
:25話で登場し、30話で離脱。54話で復帰。使える期間は6話にも満たないが、機体スペックはZとほぼ同等。但し、Zにあった「精神効果無効」はなく、避ける機体でもないため、確実に相手を仕留めるボスキラーとして活躍させよう。余談だが、本作の「ザ・ヒート・クラッシャー」の演出は前作と変わらないものの、ガンレオン以上の全長がある敵ユニットにパイルバンカーを打ち込む姿は「'''ガンレオンが巨大化している'''」としか形容できないほどの演出効果である。
+
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 +
:25話で登場し、30話で離脱。54話で復帰。使える期間は6話にも満たないが、機体スペックはZとほぼ同等。但し、『Z』にあった「精神効果無効」はなく、避ける機体でもないため、確実に相手を仕留めるボスキラーとして活躍させよう。余談だが、本作の「ザ・ヒート・クラッシャー」の演出は前作と変わらないものの、ガンレオン以上の全長がある敵ユニットにパイルバンカーを打ち込む姿は「'''ガンレオンが巨大化している'''」としか形容できないほどの演出効果である。
 
:残念ながら補給装置は今回なし。
 
:残念ながら補給装置は今回なし。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]]
60行目: 61行目:  
:なお、ジェニオン、バルゴラ、リ・ブラスタと異なり、なぜか1機だけ'''トドメ演出武器が一つもない'''。
 
:なお、ジェニオン、バルゴラ、リ・ブラスタと異なり、なぜか1機だけ'''トドメ演出武器が一つもない'''。
 
:ストーリーでは、ネェル・アーガマの主砲を'''ジャレンチで殴って修理する'''場面も。ちなみに反対のルートでは、'''反作用で精神崩壊したヒビキを殴って修理している'''。レンチってそういう風に使うものじゃなかったはずだが。
 
:ストーリーでは、ネェル・アーガマの主砲を'''ジャレンチで殴って修理する'''場面も。ちなみに反対のルートでは、'''反作用で精神崩壊したヒビキを殴って修理している'''。レンチってそういう風に使うものじゃなかったはずだが。
:なにげにこの機体も『ガン』の名前を持っている機体である。
+
:なにげにこの機体も「ガン」の名前を持っている。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
ガンレオンの武装は本来『工具』であり武器ではない(らしい)が、シエロ・ビーター仕込みの『ビーター殺法』により、武器としても充分な攻撃力を持つ(普通に使っても工具は危ないのだが)。なお、「マグナモード」のガンレオンで解放される純粋な武器は「ペイン・シャウター」のみ。
+
ガンレオンの武装は本来「工具」であり武器ではない(らしい)が、シエロ・ビーター仕込みの『ビーター殺法』により、武器としても充分な攻撃力を持つ(普通に使っても工具は危ないのだが)。なお、「マグナモード」のガンレオンで解放される純粋な武器は「ペイン・シャウター」のみ。
 +
 
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
==== 工具 ====
 
==== 工具 ====
69行目: 71行目:  
:機体修理時に使う小型のスパナ。相手に投げつけた後に殴りつける。「デッカー印のでっかいスパナ」との事。ちなみに、攻撃を外すと[[ウォーカーマシン]]や[[ボスボロット]]のようなコミカルな動きを見せてくれる。
 
:機体修理時に使う小型のスパナ。相手に投げつけた後に殴りつける。「デッカー印のでっかいスパナ」との事。ちなみに、攻撃を外すと[[ウォーカーマシン]]や[[ボスボロット]]のようなコミカルな動きを見せてくれる。
 
:ランドが修行自体に乗っていた[[ランボルト]]が持っていたものと名前自体は同じだが、'''形状や大きさが大きく異なる'''。「デッカー印のでっかいスパナ」にもいろいろ種類があるのだろう。
 
:ランドが修行自体に乗っていた[[ランボルト]]が持っていたものと名前自体は同じだが、'''形状や大きさが大きく異なる'''。「デッカー印のでっかいスパナ」にもいろいろ種類があるのだろう。
;;ブンマー・スパナ
+
:;ブンマー・スパナ
::二つのデッカー・スパナを連結して、ヌンチャクとして使う。ぶん回すスパナだからブンマー・スパナ。ランド曰く「スパナにゃ、こんな使い方もある!」だそうだが……工具を武器に使うのは、他にはガオガイガーくらいである([[ダイ・ガード]]も、作品の設定上『武器ではなく工具あるいは道具』と言い訳が出来るような武器を使っているが)。
+
::二つのデッカー・スパナを連結して、ヌンチャクとして使う。ぶん回すスパナだからブンマー・スパナ。ランド曰く「スパナにゃ、こんな使い方もある!」だそうだが……工具を武器に使うのは、他にはガオガイガーくらいである([[ダイ・ガード]]も、作品の設定上「武器ではなく工具あるいは道具」と言い訳が出来るような武器を使っているが)。
 
::マグナモード完全解放時は炎のオーラを纏った鞭のようになり、滅多打ちにして吹き飛ばした後引っ掛けて釣り戻し、蹴り飛ばす。
 
::マグナモード完全解放時は炎のオーラを纏った鞭のようになり、滅多打ちにして吹き飛ばした後引っ掛けて釣り戻し、蹴り飛ばす。
 +
:
 
;ギーグ・ガン
 
;ギーグ・ガン
:二丁の釘打機(ネイルガン)。あくまで釘打機であって拳銃ではない。ちなみに、日本製の釘打機は安全装置が付いている為、釘を飛ばす事は出来ない。ギーグとは英語で機械オタクを指す言葉であるが「釘」とのダブルミーニングがかかっている。Zではトライチャージ武器。非使用時は背部ウイングにマウントされる。マグナモード時には明らかに不自然な位置にあるため、スパナ共々後付けの武器だと思われる。
+
:二丁の釘打機(ネイルガン)。あくまで釘打機であって拳銃ではない。ちなみに、日本製の釘打機は安全装置が付いている為、釘を飛ばす事は出来ない。ギーグとは英語で機械オタクを指す言葉であるが「釘」とのダブルミーニングがかかっている。『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』ではトライチャージ武器。非使用時は背部ウイングにマウントされる。マグナモード時には明らかに不自然な位置にあるため、スパナ共々後付けの武器だと思われる。
:再世篇では単独武器として使用可能。ジャレンチで瓦礫を投げつけて敵の背後を封じ、そこから連射して文字通り釘づけにする。連獄篇では単に連射する攻撃だが、クギが赤熱化している。
+
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では単独武器として使用可能。ジャレンチで瓦礫を投げつけて敵の背後を封じ、そこから連射して文字通り釘づけにする。連獄篇では単に連射する攻撃だが、クギが赤熱化している。
 
;チェイン・デカッター
 
;チェイン・デカッター
 
:両肩に装備したチェーンソー型のカッター。スクラップの解体や装甲の切開作業に使用する。両腕に持って突撃し、相手を切り裂く。
 
:両肩に装備したチェーンソー型のカッター。スクラップの解体や装甲の切開作業に使用する。両腕に持って突撃し、相手を切り裂く。
:デカッターは恐らく『でっかいカッター』の略。展開形態が存在するため、恐らく元々在った武器だと思われる。
+
:デカッターは恐らく「でっかいカッター」の略。展開形態が存在するため、恐らく元々在った武器だと思われる。
 
:マグナモードの状態では肩に固定され手持ち武器では使えなくなるが、起動自体は可能。
 
:マグナモードの状態では肩に固定され手持ち武器では使えなくなるが、起動自体は可能。
 
;ライアット・ジャレンチ
 
;ライアット・ジャレンチ
:手に持っている大型艦用のレンチ。振り回して相手を思いっきり殴り飛ばす。更に空中の相手をジャレンチで掴み、大地を砕くほどの力で叩きつける。ジャレンチとは恐らく『ジャイアント・レンチ』の略。元々は完全な武器で、中央部にはドリル式のパイルバンカーが隠されているのだが、「傷だらけの獅子」のリアクターでないと展開できない。なお先端部の構造を見る限り、レンチとしてのタイプはモンキーレンチと思われる。
+
:手に持っている大型艦用のレンチ。振り回して相手を思いっきり殴り飛ばす。更に空中の相手をジャレンチで掴み、大地を砕くほどの力で叩きつける。ジャレンチとは恐らく「ジャイアント・レンチ」の略。元々は完全な武器で、中央部にはドリル式のパイルバンカーが隠されているのだが、「傷だらけの獅子」のリアクターでないと展開できない。なお先端部の構造を見る限り、レンチとしてのタイプはモンキーレンチと思われる。
 
:亜空間に収納することが出来、マグナモードでは必要に応じて召喚・収納が可能。この特性を利用し攻撃中に放棄⇒召喚で保持して追撃、というパターンが多用される。
 
:亜空間に収納することが出来、マグナモードでは必要に応じて召喚・収納が可能。この特性を利用し攻撃中に放棄⇒召喚で保持して追撃、というパターンが多用される。
 
:マグナモードでは後ろに回りこんで召喚すると同時に殴って吹き飛ばし、追撃して先回りし、地形に叩き込んで強引に止めたところで地面ごと引き上げ、地盤に押し付けた敵機を殴る蹴るで攻撃した後ジャレンチを拾い上げてフルスイング、地盤を粉砕して吹き飛ばすというもの。
 
:マグナモードでは後ろに回りこんで召喚すると同時に殴って吹き飛ばし、追撃して先回りし、地形に叩き込んで強引に止めたところで地面ごと引き上げ、地盤に押し付けた敵機を殴る蹴るで攻撃した後ジャレンチを拾い上げてフルスイング、地盤を粉砕して吹き飛ばすというもの。
87行目: 90行目:  
==== マグナモード ====
 
==== マグナモード ====
 
;ペイン・シャウター
 
;ペイン・シャウター
:「マグナモード」で解放されるガンレオンの武器。全身を展開、雄叫びを上げながら両腕、両脚から衝撃波を発生させる[[全体攻撃]]。命中すると、少し間を置いてから敵がダメージを受ける演出が入る。再世篇ではフィニッシュデモが追加され、飛行するガンレオン、続いて一息つくランドをメールが押しのけてサムズアップ&ウインクのカットインが入る。連獄篇ではさらにカットインが変更されたが、ランドの咆哮カットイン……ではなく、彼のシャウトのタイミングで'''猫のポーズを取るメールが割り込んでくる'''ためかなりシュール(非常に可愛くもあるのだが)。ちなみに出だしで胸部のライオンフェイスに左腕を噛ませており、その痛みによって咆哮を上げている。なお、サード・ステージに達すれば反作用としての激痛はなくなるが、この技の反動だけはどうやっても軽減できないらしい。
+
:「マグナモード」で解放されるガンレオンの武器。全身を展開、雄叫びを上げながら両腕、両脚から衝撃波を発生させる[[全体攻撃]]。命中すると、少し間を置いてから敵がダメージを受ける演出が入る。『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』ではフィニッシュデモが追加され、飛行するガンレオン、続いて一息つくランドをメールが押しのけてサムズアップ&ウインクのカットインが入る。『[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇|第3次Z連獄篇]]』ではさらにカットインが変更されたが、ランドの咆哮カットイン……ではなく、彼のシャウトのタイミングで'''猫のポーズを取るメールが割り込んでくる'''ためかなりシュール(非常に可愛くもあるのだが)。ちなみに出だしで胸部のライオンフェイスに左腕を噛ませており、その痛みによって咆哮を上げている。なお、サード・ステージに達すれば反作用としての激痛はなくなるが、この技の反動だけはどうやっても軽減できないらしい。
 
;ザ・ヒート・クラッシャー
 
;ザ・ヒート・クラッシャー
:ランドの二つの異名を繋ぎ合わせた、「マグナモード」で解放されるガンレオンの必殺技。ライアット・ジャレンチで相手を殴り飛ばし、回りこんで空中に打ち上げ、さらに先回りして地面に叩き落す。更に両手の爪でズタズタに引き裂き、ジャレンチを転送・封印を解いて展開、相手を締め上げつつ杭打ち攻撃を加える。止めを刺すと相手を挟み切って粉砕。その後ガンレオンの涙の咆哮が見られる。これと「ペイン・シャウター」使用時にはランドの体にとんでもない負担がかかる(破界篇のゲインの台詞を考えると相当なものだと思われる)。ちなみにこの武器のみ2ページ目にある上、イベントで言及されないので、前情報なしだと見逃しやすい。
+
:ランドの二つの異名を繋ぎ合わせた、「マグナモード」で解放されるガンレオンの必殺技。ライアット・ジャレンチで相手を殴り飛ばし、回りこんで空中に打ち上げ、さらに先回りして地面に叩き落す。更に両手の爪でズタズタに引き裂き、ジャレンチを転送・封印を解いて展開、相手を締め上げつつ杭打ち攻撃を加える。止めを刺すと相手を挟み切って粉砕。その後ガンレオンの涙の咆哮が見られる。これと「ペイン・シャウター」使用時にはランドの体にとんでもない負担がかかる(『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』のゲインの台詞を考えると相当なものだと思われる)。ちなみにこの武器のみ2ページ目にある上、イベントで言及されないので、前情報なしだと見逃しやすい。
 
:トドメにならなかった場合はノーマルモードに戻って離脱するのだが、この時も二人のやり取りがあるので見ておくのも一興。
 
:トドメにならなかった場合はノーマルモードに戻って離脱するのだが、この時も二人のやり取りがあるので見ておくのも一興。
 
:ガンレオン・マグナの状態では流れは同じだが、武装一斉攻撃パターンに変わっている。まず突撃→格闘で吹き飛ばし→上から追い越しつつギーグ・ガン連射→後ろから吹き飛ばし様にブンマー・スパナで引き戻して蹴飛ばす→肩のチェイン・デカッターを起動して高速機動攻撃→蹴落とす→ジャレンチを召喚・展開→地面に敵機毎叩きつけてバンカー連射で地面に叩きこんで粉砕→離脱、という流れ。また、咆哮と共にガンレオンが涙を流す事が無くなった。実は天獄篇のオリジナル味方機では攻撃力がトップクラスに高い(最強武器攻撃力がグローリーSが5100、リ・ブラスタTが5200なのに対し、これは5900。ちなみにジェミニオン・レイは6200)。
 
:ガンレオン・マグナの状態では流れは同じだが、武装一斉攻撃パターンに変わっている。まず突撃→格闘で吹き飛ばし→上から追い越しつつギーグ・ガン連射→後ろから吹き飛ばし様にブンマー・スパナで引き戻して蹴飛ばす→肩のチェイン・デカッターを起動して高速機動攻撃→蹴落とす→ジャレンチを召喚・展開→地面に敵機毎叩きつけてバンカー連射で地面に叩きこんで粉砕→離脱、という流れ。また、咆哮と共にガンレオンが涙を流す事が無くなった。実は天獄篇のオリジナル味方機では攻撃力がトップクラスに高い(最強武器攻撃力がグローリーSが5100、リ・ブラスタTが5200なのに対し、これは5900。ちなみにジェミニオン・レイは6200)。
97行目: 100行目:  
:最初から所持。毎ターンHP回復するので、装甲の厚いガンレオンには非常に恩恵がある。小隊員にも効果があり、[[ランド・トラビス|ランド]]の[[小隊長能力|隊長効果]]との相性も良い為、スーパー系の小隊員を守るのに最適。初登場以来必ず所持しており、マグナモードでも健在。ランドの素行から「[[俗語・俗称|修理(物理)]]」と揶揄されることも。
 
:最初から所持。毎ターンHP回復するので、装甲の厚いガンレオンには非常に恩恵がある。小隊員にも効果があり、[[ランド・トラビス|ランド]]の[[小隊長能力|隊長効果]]との相性も良い為、スーパー系の小隊員を守るのに最適。初登場以来必ず所持しており、マグナモードでも健在。ランドの素行から「[[俗語・俗称|修理(物理)]]」と揶揄されることも。
 
;[[補給装置]]
 
;[[補給装置]]
:Zでマグナモードが解放されると追加される。戦闘力を考えると、他人を補給するよりもEN回復効果の方が主要。トライチャージがEN消費タイプでP属性のある[[オーバーマン]]を小隊員機にすると、『移動後にトライチャージを撃てない』というガンレオンの弱点をフォローできる。バリア・フィールドを追加すれば堅さが跳ねあがる。
+
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』でマグナモードが解放されると追加される。戦闘力を考えると、他人を補給するよりもEN回復効果の方が主要。トライチャージがEN消費タイプでP属性のある[[オーバーマン]]を小隊員機にすると、『移動後にトライチャージを撃てない』というガンレオンの弱点をフォローできる。バリア・フィールドを追加すれば堅さが跳ねあがる。
:初代Zのみ所持。
+
:『Z』のみ所持。
 
;スフィア・アクト(傷だらけの獅子)
 
;スフィア・アクト(傷だらけの獅子)
:天獄篇第29話で追加される特殊能力。気力150以上で「傷だらけの獅子」が発動し、全味方パイロットの防御が+10される。
+
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』第29話で追加される特殊能力。気力150以上で「傷だらけの獅子」が発動し、全味方パイロットの防御が+10される。
    
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
112行目: 115行目:  
=== カスタムボーナス ===
 
=== カスタムボーナス ===
 
;[[EN回復]](小)追加、移動力+1
 
;[[EN回復]](小)追加、移動力+1
:再世篇以降のもの。[[リアクト・マシン]]は全てこのボーナス。EN回復でZと同様の燃費の良さを実現できる。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』以降のもの。[[スフィア搭載機]]は全てこのボーナス。EN回復で『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』と同様の燃費の良さを実現できる。
    
== [[BGM|機体BGM]] ==
 
== [[BGM|機体BGM]] ==
118行目: 121行目:  
:ガンレオン前半のテーマ、[[ランド・トラビス|ランド]]のテーマでもある。「ガン! ガン! レオン、ガンレオン!」という熱い歌声が特徴。ものすごく中毒性の高い曲でつい口ずさむファンは多い。
 
:ガンレオン前半のテーマ、[[ランド・トラビス|ランド]]のテーマでもある。「ガン! ガン! レオン、ガンレオン!」という熱い歌声が特徴。ものすごく中毒性の高い曲でつい口ずさむファンは多い。
 
;「負けないぜ! ガンレオン」
 
;「負けないぜ! ガンレオン」
:ガンレオン・マグナモード開放時にテーマが変わる。CDのタイトルにもなった。これも中毒性が高く、やはり口ずさむファンは多い。[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]ではこれのみ採用。ガンレオンに限らず、葉山氏作曲のBGM持ちの機体は「[[ベミドバン|硬くて頑丈で]][[Gバンカラン|パワーがある]]」「[[バラン・ドバン|乗り手が]][[ミチル・ハナテン|暑苦しい]]」という共通点がある。
+
:ガンレオン・マグナモード開放時にテーマが変わる。CDのタイトルにもなった。これも中毒性が高く、やはり口ずさむファンは多い。『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』ではこれのみ採用。ガンレオンに限らず、葉山氏作曲のBGM持ちの機体は「[[ベミドバン|硬くて頑丈で]][[Gバンカラン|パワーがある]]」「[[バラン・ドバン|乗り手が]][[ミチル・ハナテン|暑苦しい]]」という共通点がある。
    
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
128行目: 131行目:  
:時空振動に巻き込まれたビーター・サービスとガンレオンを待っていたのは、かつての仲間達を擁するZEXISだった。が、スフィアに取り込まれ、暴走するクロウが向かってきた途端、反射的に放ったライアット・ジャレンチが直撃。ブラスタは機能停止を起こして墜落し、新天地に出るなりクラッシャーぶりを発揮してしまったランドであった……。
 
:時空振動に巻き込まれたビーター・サービスとガンレオンを待っていたのは、かつての仲間達を擁するZEXISだった。が、スフィアに取り込まれ、暴走するクロウが向かってきた途端、反射的に放ったライアット・ジャレンチが直撃。ブラスタは機能停止を起こして墜落し、新天地に出るなりクラッシャーぶりを発揮してしまったランドであった……。
 
;戦場に吼える獅子
 
;戦場に吼える獅子
:天獄篇第29話より。ストラウスの駆る[[プレイアデス・タウラ]]の猛攻に晒され窮地に陥るビーター・サービスだが、ランドはこんな痛みなどどうと言うことはない、と豪語する。ランドにとって一番の痛みとは、メールが傷つくこと。それが避けられるのならばどんな痛みも超えてみせる、とヒートスマイルで断言したその時、スフィアの輝きと共にガンレオンが天高く咆哮を上げる。痛みに耐え、そしてそれを超える強い生命の力……それに応えた「傷だらけの獅子」は、ついに真の覚醒を果たす。解放されたその力は、「欲深な金牛」を一撃の下に撃退した。が……[[エルーナルーナ・バーンストラウス|。]]
+
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』第29話より。ストラウスの駆る[[プレイアデス・タウラ]]の猛攻に晒され窮地に陥るビーター・サービスだが、ランドはこんな痛みなどどうと言うことはない、と豪語する。ランドにとって一番の痛みとは、メールが傷つくこと。それが避けられるのならばどんな痛みも超えてみせる、とヒートスマイルで断言したその時、スフィアの輝きと共にガンレオンが天高く咆哮を上げる。痛みに耐え、そしてそれを超える強い生命の力……それに応えた「傷だらけの獅子」は、ついに真の覚醒を果たす。解放されたその力は、「欲深な金牛」を一撃の下に撃退した。が……[[エルーナルーナ・バーンストラウス|。]]
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[バルゴラ・グローリー]]、[[リ・ブラスタ]]、[[アリエティス]]、[[聖王機ジ・インサー]]、[[ジェミニア]]、[[ジェニオン]]、[[尸逝天]]、[[プレイアデス・タウラ]]、[[アン・アーレス]]、[[次元将ヴィルダーク|次元将ヴィルダーク(次元将形態)]]、[[シュロウガ#シュロウガ・シン(Syuroga Sin)|シュロウガ・シン]]
 
;[[バルゴラ・グローリー]]、[[リ・ブラスタ]]、[[アリエティス]]、[[聖王機ジ・インサー]]、[[ジェミニア]]、[[ジェニオン]]、[[尸逝天]]、[[プレイアデス・タウラ]]、[[アン・アーレス]]、[[次元将ヴィルダーク|次元将ヴィルダーク(次元将形態)]]、[[シュロウガ#シュロウガ・シン(Syuroga Sin)|シュロウガ・シン]]
:他の[[リアクト・マシン]]。
+
:他の[[スフィア搭載機]]。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
141行目: 144行目:  
<amazon>B001NGZXQQ</amazon>
 
<amazon>B001NGZXQQ</amazon>
   −
{{バンプレストオリジナル}}
+
{{バンプレストオリジナルの登場メカ}}
 
{{DEFAULTSORT:かんれおん}}
 
{{DEFAULTSORT:かんれおん}}
 
[[Category:登場メカか行]]
 
[[Category:登場メカか行]]
10,902

回編集

案内メニュー