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| *キャラクターデザイン:平井久司 | | *キャラクターデザイン:平井久司 |
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− | [[ガンダムシリーズ]]でお馴染みの「[[仮面キャラ|仮面の男]]」。[[ザフト]]のエリート軍人であり、[[ナスカ級]]の高速艦「ヴェサリウス」を旗艦とする「クルーゼ隊」の隊長を務めるが、その複雑な生い立ち故に、心中にはある目論見があった…… | + | [[ガンダムシリーズ]]でお馴染みの「[[仮面キャラ|仮面の男]]」。[[ザフト]]のエリート軍人であり、[[ナスカ級]]の高速艦「ヴェサリウス」を旗艦とする「クルーゼ隊」の隊長を務めるが、その複雑な生い立ち故に、心中にはある目論見があった…。 |
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| === 人物 === | | === 人物 === |
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| ナチュラルでありながらザフト最高パイロットの地位に立ち(戦闘だけでなく頭脳その他[[技量]]も試されるアカデミーでも主席だった)、尚且つ[[スーパーコーディネイター]]であるパイロットの[[キラ・ヤマト|キラ]]と互角に渡り合っており、当初ナチュラルでは操縦できないとまで言われていたMSを自在に乗りこなしていたことからも、彼の操縦技術が並外れたものであることがわかる。能力的にはSEED作中でも最高クラスで、クローン培養で生み出されたとはいえ、その資質面は正真正銘の天才であった。この辺は前述のアル・ダ・フラガが、純粋なクローンではなく色々と技術的に細工をした上で「創り出した」可能性を示唆しているといえる。同じくテロメアに関しても、あるいは、その対価として異常が生じてしまったのかもしれない。 | | ナチュラルでありながらザフト最高パイロットの地位に立ち(戦闘だけでなく頭脳その他[[技量]]も試されるアカデミーでも主席だった)、尚且つ[[スーパーコーディネイター]]であるパイロットの[[キラ・ヤマト|キラ]]と互角に渡り合っており、当初ナチュラルでは操縦できないとまで言われていたMSを自在に乗りこなしていたことからも、彼の操縦技術が並外れたものであることがわかる。能力的にはSEED作中でも最高クラスで、クローン培養で生み出されたとはいえ、その資質面は正真正銘の天才であった。この辺は前述のアル・ダ・フラガが、純粋なクローンではなく色々と技術的に細工をした上で「創り出した」可能性を示唆しているといえる。同じくテロメアに関しても、あるいは、その対価として異常が生じてしまったのかもしれない。 |
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− | [[ザフト]]では彼の仮面の下の素顔を見ようとしたものは[[死亡フラグ|死亡するというジンクス]]がある。[[ミゲル・アイマン|ミゲル]]と[[ニコル・アマルフィ|ニコル]]が見たがっていたらしい。また仮面はかなり丈夫に作られているようで、[[ジェネシス]]の直撃を受けても原形をとどめたまま宇宙空間を漂っていた(ムウのヘルメットも似たようなものだが……)。 | + | [[ザフト]]では彼の仮面の下の素顔を見ようとしたものは[[死亡フラグ|死亡するというジンクス]]がある。[[ミゲル・アイマン|ミゲル]]と[[ニコル・アマルフィ|ニコル]]が見たがっていたらしい。また仮面はかなり丈夫に作られているようで、[[ジェネシス]]の直撃を受けても原形をとどめたまま宇宙空間を漂っていた(ムウのヘルメットも似たようなものだが…)。 |
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| また、彼がコーディネイターではない、というのは放送初期からすでに設定されており、TCG「ガンダムウォー」では「条件によってコーディネイター技能を得る」という、彼の偽装設定を反映したものであった。 | | また、彼がコーディネイターではない、というのは放送初期からすでに設定されており、TCG「ガンダムウォー」では「条件によってコーディネイター技能を得る」という、彼の偽装設定を反映したものであった。 |
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| === 来歴 === | | === 来歴 === |
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| ==== 本編開始前 ==== | | ==== 本編開始前 ==== |
| ラウのオリジナルとなるアル・ダ・フラガは、代々続く資産家フラガ家の当主であった。フラガ家は特殊な感(空間認識能力)を持ち、その能力で絶対的な権力と莫大な財を築いた。 | | ラウのオリジナルとなるアル・ダ・フラガは、代々続く資産家フラガ家の当主であった。フラガ家は特殊な感(空間認識能力)を持ち、その能力で絶対的な権力と莫大な財を築いた。 |
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| === スパロボシリーズにおいて === | | === スパロボシリーズにおいて === |
− | 登場回数はまだ多くないが、 敵役としては[[シャア・アズナブル|シャア]]や[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]、[[東方不敗マスター・アジア]]らと同格の[[ガンダムシリーズ]]屈指の大ボスとしての地位を得ている。ただ、曲がりなりにも世界や人類のことを考えて行動しているシャアやシロッコ、あるいは地球を愛するが故に人類撲滅を目論むマスターアジアとは違い、クルーゼの最終的な目標は、完全な個人的私怨による破壊と殺戮なせいか、その行動に共感する者は少なく(理解を示したのは[[フル・フロンタル]]くらい)、(特に味方側からの)嫌われっぷりは彼らの比ではない(特に[[戦闘前会話]]ではその傾向が顕著に現れている)。また、「世界の破滅のためなら手段は選ばない」という姿勢が多数の勢力が入り乱れるスパロボではさらに強調されていることが多く、[[シャドウミラー|どこぞの特殊任務実行部隊]]よろしく様々な勢力に節操無く取り入り自軍の邪魔をしてくるため、大ボスクラスの能力・立ち位置にいる存在の割にやっていることが非常に小賢しいのも特徴である。 | + | 登場回数はまだ多くないが、 敵役としては[[シャア・アズナブル|シャア]]や[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]、[[東方不敗マスター・アジア]]らと同格の[[ガンダムシリーズ]]屈指の大ボスとしての地位を得ている。ただ、曲がりなりにも世界や人類のことを考えて行動しているシャアやシロッコ、あるいは地球を愛するが故に人類撲滅を目論むマスターアジアとは違い、クルーゼの最終的な目標は、完全な個人的私怨による破壊と殺戮なせいか、その行動に共感する者は少なく(理解を示したのは[[フル・フロンタル]]くらい)、(特に味方側からの)嫌われっぷりは彼らの比ではない(特に[[戦闘前会話]]ではその傾向が顕著に現れている)。また、「世界の破滅のためなら手段は選ばない」という姿勢が多数の勢力が入り乱れるSRWではさらに強調されていることが多く、[[シャドウミラー|どこぞの特殊任務実行部隊]]よろしく様々な勢力に節操無く取り入り自軍の邪魔をしてくるため、大ボスクラスの能力・立ち位置にいる存在の割にやっていることが非常に小賢しいのも特徴である。 |
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| ただ、身勝手な理由でクローンという倫理観を否定する形で産み出され、挙句その産みの親ともいえるオリジナルから「失敗作」と見なされ掌を返され捨てられたとなれば、クルーゼのような思考に辿り着くのも無理はないと言えるだろう。ある意味彼は、人類の業の犠牲者であると言える。 | | ただ、身勝手な理由でクローンという倫理観を否定する形で産み出され、挙句その産みの親ともいえるオリジナルから「失敗作」と見なされ掌を返され捨てられたとなれば、クルーゼのような思考に辿り着くのも無理はないと言えるだろう。ある意味彼は、人類の業の犠牲者であると言える。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]] |
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| == パイロットステータス設定の傾向 == | | == パイロットステータス設定の傾向 == |
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| === [[能力|能力値]] === | | === [[能力|能力値]] === |
| 全能力が非常に高く欠点が見当たらない。前作の[[シャア・アズナブル|シャア]]や[[ハマーン・カーン|ハマーン]]に匹敵する。(第3次α)<br/>なお、[[W]]では'''[[コーディネイター]]技能を未修得'''。彼の正体の関係上当然ではあるが、お蔭でコーディネイター達のボス格が気力で能力が上がらないという事になる(これは[[レイ・ザ・バレル|レイ]]にも同じ事が言える)。 | | 全能力が非常に高く欠点が見当たらない。前作の[[シャア・アズナブル|シャア]]や[[ハマーン・カーン|ハマーン]]に匹敵する。(第3次α)<br/>なお、[[W]]では'''[[コーディネイター]]技能を未修得'''。彼の正体の関係上当然ではあるが、お蔭でコーディネイター達のボス格が気力で能力が上がらないという事になる(これは[[レイ・ザ・バレル|レイ]]にも同じ事が言える)。 |
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| :プロヴィデンスに搭乗すると、指揮官が「[[気力+ (ダメージ)]]」に変わる。 | | :プロヴィデンスに搭乗すると、指揮官が「[[気力+ (ダメージ)]]」に変わる。 |
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− | === [[小隊長能力]] === | + | === [[小隊長能力]](隊長効果) === |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] |
| :小隊移動力+1 | | :小隊移動力+1 |
| | | |
| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| === [[プラント]] === | | === [[プラント]] === |
| ;[[パトリック・ザラ]] | | ;[[パトリック・ザラ]] |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
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| === [[ガンダムシリーズ]] === | | === [[ガンダムシリーズ]] === |
| ;[[アムロ・レイ]]、[[カミーユ・ビダン]]、[[ジュドー・アーシタ]] | | ;[[アムロ・レイ]]、[[カミーユ・ビダン]]、[[ジュドー・アーシタ]] |
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| ;「…いや、遅いな…。私の勘がそう告げている。ここで見過ごさば、その代価…いずれ我らの命で支払わなければならなくなるぞ」 | | ;「…いや、遅いな…。私の勘がそう告げている。ここで見過ごさば、その代価…いずれ我らの命で支払わなければならなくなるぞ」 |
| :「(連合のモビルスーツの強奪は)最高評議会からの返答を待ってからでも遅くないのでは?」という[[フレデリック・アデス|アデス]]の問いに対して。 | | :「(連合のモビルスーツの強奪は)最高評議会からの返答を待ってからでも遅くないのでは?」という[[フレデリック・アデス|アデス]]の問いに対して。 |
− | :クルーゼの記念すべき第一声の発言であり、この独断行為がSEEDの始まりを告げた…… | + | :クルーゼの記念すべき第一声の発言であり、この独断行為がSEEDの始まりを告げた…。 |
− | ;「君のかつての友人でも、いま敵なら我らは討たねばならぬ。それは分かってもらえると思うが?」 | + | ;「君のかつての友人でも、いま敵なら我らは討たねばならぬ。それは分かってもらえると思うが?」 |
| :アスランが[[ストライクガンダム|ストライク]]のパイロットを告白した気遣いと忠告をする。 | | :アスランが[[ストライクガンダム|ストライク]]のパイロットを告白した気遣いと忠告をする。 |
| ;「ストライク、討たねば次に討たれるのは君かも知れんぞ…」 | | ;「ストライク、討たねば次に討たれるのは君かも知れんぞ…」 |
− | :上記の事とイザークのこともあり、再度忠告をするが…… | + | :上記の事とイザークのこともあり、再度忠告をするが…。 |
| ;「私にはあるのだよ! この宇宙でただ一人、全ての人類を裁く権利がな!」 | | ;「私にはあるのだよ! この宇宙でただ一人、全ての人類を裁く権利がな!」 |
| :傍から見れば、妄想に取り付かれた独善とも捉えられるセリフ。 | | :傍から見れば、妄想に取り付かれた独善とも捉えられるセリフ。 |
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| :メンデル内でムウと対峙した際、彼に自身の正体を告げた。 | | :メンデル内でムウと対峙した際、彼に自身の正体を告げた。 |
| ;「ここで連合とやりあっても何にもならんよ」 | | ;「ここで連合とやりあっても何にもならんよ」 |
− | :メンデルコロニー周辺、クルーゼが指揮していた艦が轟沈した直後の台詞。一見すると長い付き合いであった副長等ヴェサリウスのメンバーがほぼ全員死んでしまったが、それでもその場の最高責任者としての責務を果たす……という様に見えるが、付き合いの長いイザークだけは、本当になんとも思ってない事に気づく。長い付き合いのメンバーが死んだのに、何の感情も抱かなかったクルーゼに不信感をもった瞬間でもある。 | + | :メンデルコロニー周辺、クルーゼが指揮していた艦が轟沈した直後の台詞。一見すると長い付き合いであった副長等ヴェサリウスのメンバーがほぼ全員死んでしまったが、それでもその場の最高責任者としての責務を果たす…という様に見えるが、付き合いの長いイザークだけは、本当になんとも思ってない事に気づく。長い付き合いのメンバーが死んだのに、何の感情も抱かなかったクルーゼに不信感をもった瞬間でもある。 |
| ;「知れば誰もが望むだろう! 君のようになりたいと!」 | | ;「知れば誰もが望むだろう! 君のようになりたいと!」 |
| :最終決戦にて、キラに対して。[[W]]では「あのカナード・パルスのように!」と続く。 | | :最終決戦にて、キラに対して。[[W]]では「あのカナード・パルスのように!」と続く。 |
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| :この台詞が流れるシーンでは該当する様々なキャラクターの回想が入る。確かに多くのキャラは彼の言った通りの行動を取っている。しかし、彼が利用していたアズラエル、パトリックの両名の暴走はどちらも傍の人間によって止められている。 | | :この台詞が流れるシーンでは該当する様々なキャラクターの回想が入る。確かに多くのキャラは彼の言った通りの行動を取っている。しかし、彼が利用していたアズラエル、パトリックの両名の暴走はどちらも傍の人間によって止められている。 |
| ;「それだけの業、重ねてきたのは誰だ!?」 | | ;「それだけの業、重ねてきたのは誰だ!?」 |
− | :最期まで人間を否定し続けたラウ。そして、その末路は…… | + | :最期まで人間を否定し続けたラウ。そして、その末路は…。 |
| ;「救いとは何だ? 望むものが全て、願ったことが全て、叶うことか? こんな筈ではなかったと、だから時よ戻れと祈りが届くことか? なれば次は間違えぬと、確かに言えるのか、君は? 誰が決めたと言うのだ。何を?」 | | ;「救いとは何だ? 望むものが全て、願ったことが全て、叶うことか? こんな筈ではなかったと、だから時よ戻れと祈りが届くことか? なれば次は間違えぬと、確かに言えるのか、君は? 誰が決めたと言うのだ。何を?」 |
| :デュランダルに自らの生い立ちと本心を語った台詞。 | | :デュランダルに自らの生い立ちと本心を語った台詞。 |
| | | |
− | == スパロボシリーズでの名台詞 == | + | == スパロボシリーズの名台詞 == |
| === 戦闘台詞 === | | === 戦闘台詞 === |
| ;「手間をかけさせてくれる」<br/>「まだ死なれては困るのでな」 | | ;「手間をかけさせてくれる」<br/>「まだ死なれては困るのでな」 |
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| :[[アスラン・ザラ|アスラン]]、[[ニコル・アマルフィ|ニコル]]、[[ディアッカ・エルスマン|ディアッカ]]、[[イザーク・ジュール|イザーク]]に対する援護防御時の専用台詞。何故かアスランだけ2つ用意されている。部下には優しい(?)クルーゼ隊長。 | | :[[アスラン・ザラ|アスラン]]、[[ニコル・アマルフィ|ニコル]]、[[ディアッカ・エルスマン|ディアッカ]]、[[イザーク・ジュール|イザーク]]に対する援護防御時の専用台詞。何故かアスランだけ2つ用意されている。部下には優しい(?)クルーゼ隊長。 |
| :アニメでも僅かながらアスランやイザークに対して気遣いや優しさを感じさせる場面があったのだが、それが本心かどうかは闇の中。 | | :アニメでも僅かながらアスランやイザークに対して気遣いや優しさを感じさせる場面があったのだが、それが本心かどうかは闇の中。 |
− | ;「君に代わって、私が冥王計画とやらを成し遂げてあげよう…」(攻撃)<br />「偽善ぶる事など無いのだよ! 心の声を聞き、自らの運命を、ただ受け入れれば良いっ!」(攻撃)<br />「君もいわば、[[コーディネイター]]、いや、私と同じ[[クローン]]と言ったところか…」(攻撃)<br />「あまいっ! そんな事ではこの世に終焉を迎える事など出来ぬぞ!」(回避)<br />「そうだ、それで良い! どの道貴様は戦う運命にあるのだよ!」(小破)<br />「ふっ…私と貴様、どちらが残ろうともこの世の終焉が拝めそうだな!」(中破)<br />「いいぞ! 己の血のおもむくまま、破壊の限りを尽くすが良い!」(大破)<br />「その力…。所詮貴様も宿縁には逆らえぬという事だよ! はーっはっはっはっはっ!」(撃墜) | + | ;「君に代わって、私が冥王計画とやらを成し遂げてあげよう…」(攻撃)<br />「偽善ぶる事など無いのだよ! 心の声を聞き、自らの運命を、ただ受け入れれば良いっ!」(攻撃)<br />「君もいわば、[[コーディネイター]]、いや、私と同じ[[クローン]]と言ったところか…」(攻撃)<br />「あまいっ! そんな事ではこの世に終焉を迎える事など出来ぬぞ!」(回避)<br />「そうだ、それで良い! どの道貴様は戦う運命にあるのだよ!」(小破)<br />「ふっ…私と貴様、どちらが残ろうともこの世の終焉が拝めそうだな!」(中破)<br />「いいぞ! 己の血のおもむくまま、破壊の限りを尽くすが良い!」(大破)<br />「その力…。所詮貴様も宿縁には逆らえぬという事だよ! はーっはっはっはっはっ!」(撃墜) |
| :[[J]]における対[[天のゼオライマー|ゼオライマー]][[特殊戦闘台詞]]の数々。本作屈指の気合を見せるクロスオーバー戦闘台詞である。 | | :[[J]]における対[[天のゼオライマー|ゼオライマー]][[特殊戦闘台詞]]の数々。本作屈指の気合を見せるクロスオーバー戦闘台詞である。 |
| :なお、二行目の「偽善ぶる」は日本語の文法上では'''[[誤字|誤り]]'''であり、むしろ「善人ぶる」と言う方が適切である。 | | :なお、二行目の「偽善ぶる」は日本語の文法上では'''[[誤字|誤り]]'''であり、むしろ「善人ぶる」と言う方が適切である。 |
| ;「見える……見えるぞ世界の終焉が!はーっはっはっはっは! はーっはっはっはっは!!」 | | ;「見える……見えるぞ世界の終焉が!はーっはっはっはっは! はーっはっはっはっは!!」 |
| :最終戦での撃墜時。J・Wでは表示枠の都合上二枠に分けられている。 | | :最終戦での撃墜時。J・Wでは表示枠の都合上二枠に分けられている。 |
| + | |
| === シナリオ === | | === シナリオ === |
| ==== 第3次α ==== | | ==== 第3次α ==== |
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| ;「セレーナか…。その薄まった憎悪の心で私に勝てるつもりかね? 君の原動力は深淵にも似たあの異常なまでの憎しみだったというのに!」 | | ;「セレーナか…。その薄まった憎悪の心で私に勝てるつもりかね? 君の原動力は深淵にも似たあの異常なまでの憎しみだったというのに!」 |
| :第3次αで終盤に[[セレーナ・レシタール|セレーナ]]と対峙した際、序盤からクルーゼの本性に薄々気付いていた彼女に「ようやく本性を現した」と言われて。確かに両者の原動力は憎悪ではあるが、成長したセレーナとクルーゼでは戦う理由には大きな違いがあった。 | | :第3次αで終盤に[[セレーナ・レシタール|セレーナ]]と対峙した際、序盤からクルーゼの本性に薄々気付いていた彼女に「ようやく本性を現した」と言われて。確かに両者の原動力は憎悪ではあるが、成長したセレーナとクルーゼでは戦う理由には大きな違いがあった。 |
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| ==== J ==== | | ==== J ==== |
| ;「ほほう、ようやく迷いを捨てたか、ディアッカ。だがあいにく、バスター程度ではな!」 | | ;「ほほう、ようやく迷いを捨てたか、ディアッカ。だがあいにく、バスター程度ではな!」 |
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| :Jの終盤、自軍部隊とかつての部下たちに追い詰められてもなおも見苦しく悪あがきをする[[草壁春樹|草壁]]をこの台詞で一蹴し、直後[[かぐらづき]]ごと撃ち落とす。 | | :Jの終盤、自軍部隊とかつての部下たちに追い詰められてもなおも見苦しく悪あがきをする[[草壁春樹|草壁]]をこの台詞で一蹴し、直後[[かぐらづき]]ごと撃ち落とす。 |
| :[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|劇場版ナデシコ]]を知るユーザーにとっては、ある意味溜飲の下がる場面と言える。 | | :[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|劇場版ナデシコ]]を知るユーザーにとっては、ある意味溜飲の下がる場面と言える。 |
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| ==== W ==== | | ==== W ==== |
| ;「何を言うんだ、キラ・ヤマト君? 君も生きているというのに」<br />「自分だけが特別だと思うのは君の悪いクセだよ」 | | ;「何を言うんだ、キラ・ヤマト君? 君も生きているというのに」<br />「自分だけが特別だと思うのは君の悪いクセだよ」 |
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| ;「まさか、君がキラ・ヤマトと共にいるとはな…」<br />「だが、君は別の方法で己の存在の証を見つけることができたようだな」 | | ;「まさか、君がキラ・ヤマトと共にいるとはな…」<br />「だが、君は別の方法で己の存在の証を見つけることができたようだな」 |
| :Wの終盤、[[カナード・パルス|カナード]]と対峙した際の台詞。カナードはこの時、クルーゼが自分にキラの存在を教えた男であるとはっきりと気付く。上記の通り、『GENERATION of C.E.』で明かされた設定をしっかり反映した台詞。 | | :Wの終盤、[[カナード・パルス|カナード]]と対峙した際の台詞。カナードはこの時、クルーゼが自分にキラの存在を教えた男であるとはっきりと気付く。上記の通り、『GENERATION of C.E.』で明かされた設定をしっかり反映した台詞。 |
| + | |
| ==== CC ==== | | ==== CC ==== |
| ;「それが君の答えか、レイ…。ならば、辿ればいいさ…。君が選んだ、その道を…」<br />「願ったものが先にあると信じるのは…君次第だからな…」<br />「フ…フフフ…ハハハハ。ハハハハハハハハハハ!」 | | ;「それが君の答えか、レイ…。ならば、辿ればいいさ…。君が選んだ、その道を…」<br />「願ったものが先にあると信じるのは…君次第だからな…」<br />「フ…フフフ…ハハハハ。ハハハハハハハハハハ!」 |
| :[[CC]]の「放たれたタマシイ」にて、レイに倒されての最期の言葉。かつて苦楽を共にし、誰よりも信頼関係にあったが、世界に絶望しきっていた自分と違い、世界に希望があると信じ続け、人の心の光を信じるレイ。その彼に敗れ、クルーゼはレイを否定することなく、最期は彼を後押しするこの言葉を遺して、今度こそ逝った。これまでのSRWシリーズでの最期と違い、ほんの少しだけでも正しい「希望」を信じて逝けたとも言える、原作や過去のSRW登場作品と比べてずっと救われた最期かもしれない。 | | :[[CC]]の「放たれたタマシイ」にて、レイに倒されての最期の言葉。かつて苦楽を共にし、誰よりも信頼関係にあったが、世界に絶望しきっていた自分と違い、世界に希望があると信じ続け、人の心の光を信じるレイ。その彼に敗れ、クルーゼはレイを否定することなく、最期は彼を後押しするこの言葉を遺して、今度こそ逝った。これまでのSRWシリーズでの最期と違い、ほんの少しだけでも正しい「希望」を信じて逝けたとも言える、原作や過去のSRW登場作品と比べてずっと救われた最期かもしれない。 |
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− | == スパロボシリーズでの迷台詞 == | + | == スパロボシリーズの迷台詞 == |
| ;「くっ…あの機体を見ていると私の中の闇が薄れていく…!」 | | ;「くっ…あの機体を見ていると私の中の闇が薄れていく…!」 |
| :Wで[[ボン太くん]]と対峙して。Wでのボン太くんに対する反応の中で最も愉快な反応だろう。 | | :Wで[[ボン太くん]]と対峙して。Wでのボン太くんに対する反応の中で最も愉快な反応だろう。 |