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| ちなみに自称'''糞真面目な男'''である。 | | ちなみに自称'''糞真面目な男'''である。 |
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− | === キリコの異能について === | + | === 異能 === |
| TVシリーズの後半、キリコは古代クエントに存在していた「異能者」たちと同等の資質を持っていることが判明する。 | | TVシリーズの後半、キリコは古代クエントに存在していた「異能者」たちと同等の資質を持っていることが判明する。 |
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| 設定によれば、キリコはどんな状況におかれても、「生き残る」ように世界の[[因果律]]が歪められるのだという(ありていにいえば、'''物語上、御都合主義的な展開が必ず発生する'''。)。半メタフィクショナルな観点を公式な設定として、'''主人公補正を明文化した'''初めての存在である。 | | 設定によれば、キリコはどんな状況におかれても、「生き残る」ように世界の[[因果律]]が歪められるのだという(ありていにいえば、'''物語上、御都合主義的な展開が必ず発生する'''。)。半メタフィクショナルな観点を公式な設定として、'''主人公補正を明文化した'''初めての存在である。 |
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− | 例えば『野望のルーツ』では、キリコに向けられた機関銃から弾丸が放たれようとしたとき、「偶然にも」銃器が暴発する、超至近距離から放たれた銃弾が「偶然」心臓をそれる、という現象が発生している。TVシリーズではキリコが訪れた惑星が破壊されたりすることもあったが、キリコはその隙をついて敵の追撃から脱出することに成功している。これもキリコの異能の力の働きによるものと解釈できる。
| + | 例えば『野望のルーツ』では、キリコに向けられた機関銃から弾丸が放たれようとしたとき、「偶然にも」銃器が暴発する、超至近距離から放たれた銃弾が「偶然」心臓をそれる、という現象が発生している。TVシリーズではキリコが訪れた惑星が破壊されることもあったが、キリコはその隙をついて敵の追撃から脱出することに成功している。これもキリコの異能の力の働きによるものと解釈できる。 |
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| OVA『孤影再び』でも、戦闘ヘリの攻撃で他のATが次々に撃破される中「偶然」装甲が銃弾を尽くはじいた為に無傷であり、さらにその戦闘の衝撃で「偶然」AT用火器が手元に跳んできて反撃するシーンがあり、OVA『赫奕たる異端』では満身創痍のキリコが床に向けて撃った銃弾が「偶然」跳弾となり、先の戦闘でオーデルバックラーの装甲に開いていた隙間に「偶然」入り込み、テイタニアの補助脳に「偶然」命中するというシーンが描かれている。 | | OVA『孤影再び』でも、戦闘ヘリの攻撃で他のATが次々に撃破される中「偶然」装甲が銃弾を尽くはじいた為に無傷であり、さらにその戦闘の衝撃で「偶然」AT用火器が手元に跳んできて反撃するシーンがあり、OVA『赫奕たる異端』では満身創痍のキリコが床に向けて撃った銃弾が「偶然」跳弾となり、先の戦闘でオーデルバックラーの装甲に開いていた隙間に「偶然」入り込み、テイタニアの補助脳に「偶然」命中するというシーンが描かれている。 |
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| :射撃武器を使った際の台詞。この台詞の通り、スパロボのキリコ機は[[ラビドリードッグ|神の後継者を名乗って敵対した時]]を除いてライフル系の武器は命中時は全弾当てており、敵対時にわざと1発外しているのはキリコが本心では[[ZEXIS]]を裏切っていない事への伏線と言える。 | | :射撃武器を使った際の台詞。この台詞の通り、スパロボのキリコ機は[[ラビドリードッグ|神の後継者を名乗って敵対した時]]を除いてライフル系の武器は命中時は全弾当てており、敵対時にわざと1発外しているのはキリコが本心では[[ZEXIS]]を裏切っていない事への伏線と言える。 |
| ;「いい加減にしてもらいたいな」 | | ;「いい加減にしてもらいたいな」 |
− | :時獄篇での[[カン・ユー]]との特殊戦闘台詞。あきれた様な顔グラになっているのがミソ。世界が変わってもしぶとくキリコを追い続ける執念には確かにこう言いたくもなるだろう。天獄篇では[[ジェイソン・ベック|ベック]]、[[ゲイツ (フルメタル・パニック!)|ゲイツ]]も追加された。 | + | :『第3次Z時獄篇』での[[カン・ユー]]との特殊戦闘台詞。あきれた様な顔グラになっているのがミソ。世界が変わってもしぶとくキリコを追い続ける執念には確かにこう言いたくもなるだろう。天獄篇では[[ジェイソン・ベック|ベック]]、[[ゲイツ (フルメタル・パニック!)|ゲイツ]]も追加された。 |
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| === Zシリーズ === | | === Zシリーズ === |
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| ;「バハウザーM571…アーマーマグナムだ」 | | ;「バハウザーM571…アーマーマグナムだ」 |
| :ロゼ率いる超能力者軍団とZEXISの生身での戦闘で、'''兵員輸送機を生身で撃ち落とした'''際の会話。トロワにアーマーマグナムを褒められてちょっと嬉しそうに見えるのは気のせいだろうか。 | | :ロゼ率いる超能力者軍団とZEXISの生身での戦闘で、'''兵員輸送機を生身で撃ち落とした'''際の会話。トロワにアーマーマグナムを褒められてちょっと嬉しそうに見えるのは気のせいだろうか。 |
− | :なお、時獄篇ではサベージを撃破したり、[[バーグラリードッグ|トドメ演出]]の都合上、実際に'''巨大な敵をアーマーマグナムで倒す姿'''が見れたりする。そして挙句の果てに'''キリコごと[[天元突破グレンラガン|天元突破する]]'''。 | + | :なお、『第3次Z時獄篇』ではサベージを撃破したり、[[バーグラリードッグ|トドメ演出]]の都合上、実際に'''巨大な敵をアーマーマグナムで倒す姿'''が見れたりする。そして挙句の果てに'''キリコごと[[天元突破グレンラガン|天元突破する]]'''。 |
− | :[[第3次Z天獄篇]]ではネオ・アルカトラズ潜入作戦でしょっぱな[[サイボーグ]]のバイオロイドを一発で倒して[[ギルター・ベローネ|ギルター]]を驚かせ、さらに中盤では[[相良宗介|宗介]]に貸して[[レナード・テスタロッサ|レナード]]に致命傷を与えた。 | + | :『[[第3次Z天獄篇]]』ではネオ・アルカトラズ潜入作戦でしょっぱな[[サイボーグ]]のバイオロイドを一発で倒して[[ギルター・ベローネ|ギルター]]を驚かせ、さらに中盤では[[相良宗介|宗介]]に貸して[[レナード・テスタロッサ|レナード]]に致命傷を与えた。 |
| ;「俺の戦う理由だ」 | | ;「俺の戦う理由だ」 |
| :ペールゼン殺害後、バイマンからフィアナの存在について訊ねられた事に対する返答。明確に断言したキリコの言葉に、バイマンは彼の人間的な成長を感じ取る。 | | :ペールゼン殺害後、バイマンからフィアナの存在について訊ねられた事に対する返答。明確に断言したキリコの言葉に、バイマンは彼の人間的な成長を感じ取る。 |
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| :ZEXIS全員が合流する再世篇第14話のエンドデモにて、アレルヤと一緒に帰ってきたマリーに対し、ゼロが戦闘参加を要請した際に。実は意外と珍しい、キリコが自発的に意見を口にした場面で、居合わせた面々は少々驚いていた。 | | :ZEXIS全員が合流する再世篇第14話のエンドデモにて、アレルヤと一緒に帰ってきたマリーに対し、ゼロが戦闘参加を要請した際に。実は意外と珍しい、キリコが自発的に意見を口にした場面で、居合わせた面々は少々驚いていた。 |
| ;「……お前は人でなしか?」 | | ;「……お前は人でなしか?」 |
− | :再世篇第17話「朱禁城の花嫁」にて、婚約解消となった天子を日本人の誰かと結婚させてはどうか、とゼロに(しかも星刻がいる前で)持ちかけたディートハルトに対して。女性陣から大バッシングを喰らった挙句に真顔でこの台詞を受け、ディートハルトはついに絶句することに。この駄目出しは、[[ラクシャータ・チャウラー|ラクシャータ]]曰く「傑作」とのこと。 | + | :第17話「朱禁城の花嫁」にて、婚約解消となった天子を日本人の誰かと結婚させてはどうか、とゼロに(しかも星刻がいる前で)持ちかけたディートハルトに対して。女性陣から大バッシングを喰らった挙句に真顔でこの台詞を受け、ディートハルトはついに絶句することに。この駄目出しは、[[ラクシャータ・チャウラー|ラクシャータ]]曰く「傑作」とのこと。 |
| ;(炎……レッドショルダー……あの地獄は今も俺を放さないのか……) | | ;(炎……レッドショルダー……あの地獄は今も俺を放さないのか……) |
| :「戦士たちの叫び」にて、炎上するアザディスタンを目の当たりにして。一応原作再現の一部なのだが、レッドショルダーのマーチに加え、目の前で実際に燃え盛る街、ペールゼンは死んだのに亡霊のごとく進軍してくるレッドショルダーカスタムと、このステージのキリコは原作以上に悲惨な状態に置かれている。原作では映像だったのに対し、これは実体を伴っているだけに悲壮感がより際立っている。 | | :「戦士たちの叫び」にて、炎上するアザディスタンを目の当たりにして。一応原作再現の一部なのだが、レッドショルダーのマーチに加え、目の前で実際に燃え盛る街、ペールゼンは死んだのに亡霊のごとく進軍してくるレッドショルダーカスタムと、このステージのキリコは原作以上に悲惨な状態に置かれている。原作では映像だったのに対し、これは実体を伴っているだけに悲壮感がより際立っている。 |
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| :「修羅」クリア後のモノローグ。ワイズマンは消え、異能生存体を巡る一つの戦いが終わった。だが、まだ敵はいる。世界全ての敵が。そして戦争ある限り、自分とフィアナを利用しようとするものが現れる。ならば、自らの手でこの戦争を終わらせる。自らの歩む道が「炎のさだめ」とあれば心を決める。キリコはフィアナやZEXISの仲間とともに、新たなる戦いへ臨む。 | | :「修羅」クリア後のモノローグ。ワイズマンは消え、異能生存体を巡る一つの戦いが終わった。だが、まだ敵はいる。世界全ての敵が。そして戦争ある限り、自分とフィアナを利用しようとするものが現れる。ならば、自らの手でこの戦争を終わらせる。自らの歩む道が「炎のさだめ」とあれば心を決める。キリコはフィアナやZEXISの仲間とともに、新たなる戦いへ臨む。 |
| ;「奴の過去は知ったことではない。だが、俺もお前達も奴に借りがあるはずだ」 | | ;「奴の過去は知ったことではない。だが、俺もお前達も奴に借りがあるはずだ」 |
− | :再世篇終盤、シュナイゼルにゼロの正体を明かされた事で、ゼロへの怒りに駆られる扇達[[黒の騎士団]]のメンバーに対して。短い言葉の中に、キリコのゼロを「仲間」として信頼している意思がはっきりと感じられる。フラグが成立していれば、キリコはゼロが自分に絶対の信頼を寄せている事を知っているだけに、なおさら黒の騎士団のゼロへの対応には憤りを感じたのだろう。 | + | :終盤、シュナイゼルにゼロの正体を明かされた事で、ゼロへの怒りに駆られる扇達[[黒の騎士団]]のメンバーに対して。短い言葉の中に、キリコのゼロを「仲間」として信頼している意思がはっきりと感じられる。フラグが成立していれば、キリコはゼロが自分に絶対の信頼を寄せている事を知っているだけに、なおさら黒の騎士団のゼロへの対応には憤りを感じたのだろう。 |
| ;「戦争は終わったが、俺の戦いは続く。それはフィアナとともに生きることだ」<br />「ZEXIS……お前達とともに過ごした日々は決して忘れない」<br />「いつか……また会おう」 | | ;「戦争は終わったが、俺の戦いは続く。それはフィアナとともに生きることだ」<br />「ZEXIS……お前達とともに過ごした日々は決して忘れない」<br />「いつか……また会おう」 |
− | :再世篇ゼロレクイエムルートのEDにおけるモノローグ。自分の目で世界を見通すために、キリコはフィアナを伴に長い旅に出る。それは戦いしか知らない二人にとって自分達の存在意義がなくとも、質量のない砂糖菓子のような日々のはずだった。だが……。 | + | :ゼロレクイエムルートのEDにおけるモノローグ。自分の目で世界を見通すために、キリコはフィアナを伴に長い旅に出る。それは戦いしか知らない二人にとって自分達の存在意義がなくとも、質量のない砂糖菓子のような日々のはずだった。だが……。 |
| ;「戦争しか知らなかった俺達は、世界のことを何もわかっていない」<br />「だから、今度は自分達の目で世界を見て回るつもりだ。俺達が生きていくために」 | | ;「戦争しか知らなかった俺達は、世界のことを何もわかっていない」<br />「だから、今度は自分達の目で世界を見て回るつもりだ。俺達が生きていくために」 |
| :こちらは黒の騎士団ルートのEDにおけるアレルヤとの会話。 | | :こちらは黒の騎士団ルートのEDにおけるアレルヤとの会話。 |
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| == スパロボシリーズの迷台詞 == | | == スパロボシリーズの迷台詞 == |
| ;「俺は戦うために生まれてきた。俺の安息は戦いの中にしかないんだ」 | | ;「俺は戦うために生まれてきた。俺の安息は戦いの中にしかないんだ」 |
− | :[[第2次Z]]の[[中断メッセージ]]での発言。この台詞だけなら別段普通なのだが、よりにもよって'''長時間ゲームをプレイしていて[[フィアナ]]に止められた際の発言'''である。なので一転して廃人プレイヤーのようにになってしまっている。 | + | :『[[第2次Z]]』の[[中断メッセージ]]での発言。この台詞だけなら別段普通なのだが、よりにもよって'''長時間ゲームをプレイしていて[[フィアナ]]に止められた際の発言'''である。なので一転して廃人プレイヤーのようにになってしまっている。 |
| :…この後、フィアナの[[説得]]が届いたのかゲームを中断した。しかし、彼のスパロボ熱は[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|続編]]でも変わらず…。 | | :…この後、フィアナの[[説得]]が届いたのかゲームを中断した。しかし、彼のスパロボ熱は[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|続編]]でも変わらず…。 |
− | :更に[[OE]]では「俺の安息は~」がレベルアップ時の台詞として採用されている。 | + | :更に『[[OE]]』では「俺の安息は~」がレベルアップ時の台詞として採用されている。 |
| ;「………」<br />「…余計な事はするな、テイタニア」<br /> 「もう一度言うぞ。余計なことはするな。いいな」 | | ;「………」<br />「…余計な事はするな、テイタニア」<br /> 「もう一度言うぞ。余計なことはするな。いいな」 |
| :こちらは第3次Z時獄篇での中断メッセージ。スパロボをプレイする予定を立てていた彼に対し、あくまでキリコとの決着をつけようとする[[テイタニア・ダ・モンテ=ウェルズ|テイタニア]]は、逸る気持ちを抑えきれず、中断したままの状態にあったキリコのスパロボをクリアしてしまう。 | | :こちらは第3次Z時獄篇での中断メッセージ。スパロボをプレイする予定を立てていた彼に対し、あくまでキリコとの決着をつけようとする[[テイタニア・ダ・モンテ=ウェルズ|テイタニア]]は、逸る気持ちを抑えきれず、中断したままの状態にあったキリコのスパロボをクリアしてしまう。 |
| :当然、キリコは無言の怒気を放つ事になった。何気に、原作中でのテイタニアを彷彿とさせる行動でもある。 | | :当然、キリコは無言の怒気を放つ事になった。何気に、原作中でのテイタニアを彷彿とさせる行動でもある。 |
| ;(あの動物……見た目に騙されると、痛い目では済まない)<BR/>(あれはもはや、小型のASだ) | | ;(あの動物……見た目に騙されると、痛い目では済まない)<BR/>(あれはもはや、小型のASだ) |
− | :時獄篇第9話B「やりすぎのウォークライ」より、[[ボン太くん]]を見ての独白。実際その通りなのだが、大真面目に観察しているのが何とも…。 | + | :『第3次Z時獄篇』第9話B「やりすぎのウォークライ」より、[[ボン太くん]]を見ての独白。実際その通りなのだが、大真面目に観察しているのが何とも…。 |
| ;「俺だ」 | | ;「俺だ」 |
− | :時獄篇第17話「後の祭のフェスティバル」より、ファイヤバグに狙われた宗介とかなめを助けるために駆け付けた際の台詞……なのだが、この台詞を言う前のキリコは'''なんと[[ボン太くん]]を着込んでおり'''、キリコがボン太くんの中から出てきたことには流石の宗介も驚愕していた。 | + | :『第3次Z時獄篇』第17話「後の祭のフェスティバル」より、ファイヤバグに狙われた宗介とかなめを助けるために駆け付けた際の台詞……なのだが、この台詞を言う前のキリコは'''なんと[[ボン太くん]]を着込んでおり'''、キリコがボン太くんの中から出てきたことには流石の宗介も驚愕していた。 |
| :ちなみに、キリコが着込んでいる時のボン太くんは「ふも…」「もふ…」などと口数が少ない&「…」が多用されたテキストになっており、キリコの無口さが再現されている。 | | :ちなみに、キリコが着込んでいる時のボン太くんは「ふも…」「もふ…」などと口数が少ない&「…」が多用されたテキストになっており、キリコの無口さが再現されている。 |
| ;「………」 | | ;「………」 |
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| :同じく「後の祭のフェスティバル」より、カン・ユーとの戦闘前会話。カン・ユーにボン太くんの中身であったことを指摘されると、'''鬼気迫る表情'''でこう返した。 | | :同じく「後の祭のフェスティバル」より、カン・ユーとの戦闘前会話。カン・ユーにボン太くんの中身であったことを指摘されると、'''鬼気迫る表情'''でこう返した。 |
| ;「…辞退する」 | | ;「…辞退する」 |
− | :時獄篇第30話「揺れるイントゥ・ザ・ブルー」にて開かれたビンゴ大会にて。確率250億分の1の星の下に生まれた男にとってビンゴ等子供だましということか、なんと1等賞になってしまった。しかし、場のノリを嫌ったか(+フィアナがいるからだろう)辞退を告げた。ビンゴにまだなっていなかった他の男性陣は非常に喜んだがそもそも'''なぜ参加自体はしていたのだろうか?'''(単に余興として参加しただけかもしれないが。そもそも'''[[シン・アスカ|彼女持ち]][[明神タケル|なのに]]率先して参加している連中もいるし'''。あるいは2等の『DGの牙』狙いだったのかもしれない)ちなみにビンゴは[[紅月カレン|カレン]]が代わりに宣言してくれた(この点から、カレンに半ば強引に(?)誘われる形で参加していたとも考えられる)が、[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]には[[キスシーン|キス]]を拒否された事を根に持たれた。 | + | :『第3次Z時獄篇』第30話「揺れるイントゥ・ザ・ブルー」にて開かれたビンゴ大会にて。確率250億分の1の星の下に生まれた男にとってビンゴ等子供だましということか、なんと1等賞になってしまった。しかし、場のノリを嫌ったか(+フィアナがいるからだろう)辞退を告げた。ビンゴにまだなっていなかった他の男性陣は非常に喜んだがそもそも'''なぜ参加自体はしていたのだろうか?'''(単に余興として参加しただけかもしれないが。そもそも'''[[シン・アスカ|彼女持ち]][[明神タケル|なのに]]率先して参加している連中もいるし'''。あるいは2等の『DGの牙』狙いだったのかもしれない)ちなみにビンゴは[[紅月カレン|カレン]]が代わりに宣言してくれた(この点から、カレンに半ば強引に(?)誘われる形で参加していたとも考えられる)が、[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]には[[キスシーン|キス]]を拒否された事を根に持たれた。 |
| :しかし、[[ゲイル・マッカラン|マッカラン]]は原作でビンゴの1等賞になった直後に死亡した事を考えると、'''キリコが1等賞になったためにマッカランの[[死亡フラグ]]が[[異能生存体|クラッシュされた]]'''と言えなくもない。 | | :しかし、[[ゲイル・マッカラン|マッカラン]]は原作でビンゴの1等賞になった直後に死亡した事を考えると、'''キリコが1等賞になったためにマッカランの[[死亡フラグ]]が[[異能生存体|クラッシュされた]]'''と言えなくもない。 |
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| *1983年開催の徳間書店刊『アニメージュ』主催「第6回アニメグランプリ」男性キャラクター部門でグランプリを受賞している(女性部門は『[[超時空要塞マクロス]]』の[[早瀬未沙]])。 | | *1983年開催の徳間書店刊『アニメージュ』主催「第6回アニメグランプリ」男性キャラクター部門でグランプリを受賞している(女性部門は『[[超時空要塞マクロス]]』の[[早瀬未沙]])。 |
| *何気に七夕生まれである([[アストラギウス銀河]]に七夕があるかは別にして)。[[フィアナ]]との関係が物語における男女関係の典型例の一つである『求める男と待つ女』であることから考えると意外と似合っているかもしれないが、『[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端|赫奕たる異端]]』以降の展開を省みると皮肉な設定と言えなくもない。 | | *何気に七夕生まれである([[アストラギウス銀河]]に七夕があるかは別にして)。[[フィアナ]]との関係が物語における男女関係の典型例の一つである『求める男と待つ女』であることから考えると意外と似合っているかもしれないが、『[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端|赫奕たる異端]]』以降の展開を省みると皮肉な設定と言えなくもない。 |
− | *担当声優の郷田氏が後年演じた『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』(SRW未参戦)に登場するライオコンボイの事を、キリコに肖って「'''キリコンボイ'''」と呼ぶファンは多くいる。ちなみに、こちらは部下を率いる隊長だったりする。 | + | *担当声優の郷田氏が後年演じた『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』(SRW未参戦)に登場するライオコンボイの事を、キリコに肖って「'''キリコンボイ'''」と呼ぶファンは多くいる。ちなみに、こちらは部下を率いる隊長である。 |
| *TV版で谷口守泰氏が作画監督を務めた回では、キリコの容姿が「目つきの悪い[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ|エイジ]]」のような、他の回とは大きく異なるものであることで知られる。これはキリコに惚れ込んだ谷口氏が「もっとクールでハードな容姿であるべき」として塩山紀生氏のデザインをあえてトレースしなかったためである。 | | *TV版で谷口守泰氏が作画監督を務めた回では、キリコの容姿が「目つきの悪い[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ|エイジ]]」のような、他の回とは大きく異なるものであることで知られる。これはキリコに惚れ込んだ谷口氏が「もっとクールでハードな容姿であるべき」として塩山紀生氏のデザインをあえてトレースしなかったためである。 |
| **この行動は当初塩山氏のファンなどからバッシングを受けたが、高橋監督、更に当の塩山氏が作画監督の個性を重視する立場から谷口氏の姿勢を支持するなど、スタッフ陣が彼のキリコに対する思い入れの強さを理解していたこと、そして谷口氏に共感した視聴者から支持を集め、『谷口版キリコ』として塩山氏のオリジナルデザインと並んで人気を得ることになった。 | | **この行動は当初塩山氏のファンなどからバッシングを受けたが、高橋監督、更に当の塩山氏が作画監督の個性を重視する立場から谷口氏の姿勢を支持するなど、スタッフ陣が彼のキリコに対する思い入れの強さを理解していたこと、そして谷口氏に共感した視聴者から支持を集め、『谷口版キリコ』として塩山氏のオリジナルデザインと並んで人気を得ることになった。 |
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| *キリコの過去に深く関わってくる[[楽曲]]―通称「レッドショルダーマーチ」―は、元々イタリア映画『二人の水兵と一人の将軍』(1966年制作)のためにイタリアの作曲家ピエロ・ウミリアーニ氏(1926-2001)が作曲した「水兵の到着」という曲で、アニメオリジナルの曲ではない。 | | *キリコの過去に深く関わってくる[[楽曲]]―通称「レッドショルダーマーチ」―は、元々イタリア映画『二人の水兵と一人の将軍』(1966年制作)のためにイタリアの作曲家ピエロ・ウミリアーニ氏(1926-2001)が作曲した「水兵の到着」という曲で、アニメオリジナルの曲ではない。 |
| **アニメのサウンドトラックにも収録されておらず、人気の高い曲でありながら、長らく正式な曲名すら不明のままであった。これは、急にマーチ調の曲が必要になり、コンポーザーに頼む時間すら無かった折、スタッフが見つけてきた曲をそのまま使ったのだという。そのため、高橋監督さえ曲名や出所を把握していなかった。出典元が判明したのは2007年、イタリア映画の愛好家が偶然見つけたものをネット掲示板にアップしてからである。著作権の問題があったのか、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』では代わりに「'''戦騎達の行進'''」という曲調の良く似たスパロボオリジナル曲が収録されて使われている。 | | **アニメのサウンドトラックにも収録されておらず、人気の高い曲でありながら、長らく正式な曲名すら不明のままであった。これは、急にマーチ調の曲が必要になり、コンポーザーに頼む時間すら無かった折、スタッフが見つけてきた曲をそのまま使ったのだという。そのため、高橋監督さえ曲名や出所を把握していなかった。出典元が判明したのは2007年、イタリア映画の愛好家が偶然見つけたものをネット掲示板にアップしてからである。著作権の問題があったのか、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』では代わりに「'''戦騎達の行進'''」という曲調の良く似たスパロボオリジナル曲が収録されて使われている。 |
− | *ちなみに郷田氏は『[[装甲騎兵ボトムズ|ボトムス]]』本放送と同時期(から90年代まで)、放送開始直前に結成された'''お笑い芸人トリオ「怪物ランド」の一員として活動していた。'''かたやシリアスなアニメ主人公、かたや深夜番組でコントを見せる若手芸人…ギャップがありすぎである(元々演劇仲間で作ったトリオだったので3人ともバラエティより役者としての活動が殆どだが)。 | + | *ちなみに郷田氏は『ボトムズ』本放送と同時期(から90年代まで)、放送開始直前に結成された'''お笑い芸人トリオ「怪物ランド」の一員として活動していた。'''かたやシリアスなアニメ主人公、かたや深夜番組でコントを見せる若手芸人…ギャップがありすぎである(元々演劇仲間で作ったトリオだったので3人ともバラエティより役者としての活動が殆どだが)。 |
| **本人としては声優業にやる気はあったが、タレントとして顔が売れてしまったために90年代中盤までは『ボトムズ』以外の声優仕事が殆ど無かったという(ドラマ等での脇役出演が多かった)。 | | **本人としては声優業にやる気はあったが、タレントとして顔が売れてしまったために90年代中盤までは『ボトムズ』以外の声優仕事が殆ど無かったという(ドラマ等での脇役出演が多かった)。 |
| **なお『ボトムズ』の頃の郷田氏は、[[声優]]としては前年にデビューしたてのまだ駆け出しの状態であり、そのため演技に拙い部分も多かったが、逆にそれが不器用なキリコのキャラクターに合っていて良いと評価されている。 | | **なお『ボトムズ』の頃の郷田氏は、[[声優]]としては前年にデビューしたてのまだ駆け出しの状態であり、そのため演技に拙い部分も多かったが、逆にそれが不器用なキリコのキャラクターに合っていて良いと評価されている。 |