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232 バイト追加 、 2015年9月9日 (水) 17:38
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== 火星極冠遺跡(Martian polar cap ruins) ==
 
== 火星極冠遺跡(Martian polar cap ruins) ==
『[[機動戦艦ナデシコ]]』に登場する遺跡。[[火星]]の極点部分の地下に存在していたが、何重にも[[ディストーションフィールド]]に覆われており相転移砲すら弾き返す。これを発見した[[木連]]は内部に入ることさえ出来なかった。
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『[[機動戦艦ナデシコ]]』に登場する遺跡。[[火星]]の極点部分の地下に存在していたが、何重にも[[ディストーションフィールド]]に覆われており、相転移砲すら弾き返す。これを発見した木連は、内部に入ることさえ出来なかった。
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その最奥部には[[ボソンジャンプ]]のマスターコアとなる、通称「演算ユニット」が封印されていた。地球と木連との戦いはいわば遺跡や演算ユニットを巡る戦いであり、[[白鳥九十九]]が暗殺されたのもこれを解析すれば地球に武力で勝てると過激派の[[草壁春樹]]が考えたからであった。この演算ユニットは誰の手にも渡らないように人の手が届かない場所へボソンジャンプされ、目的の演算ユニットがなくなったことで戦争は終結した。しかし終戦から3年後、[[火星の後継者]]の手に渡り[[ミスマル・ユリカ]]を人間翻訳機にして利用されることとなる。そして元あった極冠遺跡に戻された。
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その最奥部には[[ボソンジャンプ]]のマスターコアとなる、通称「演算ユニット」が封印されていた。[[地球]]と[[木連]]との戦いはいわば火星極冠遺跡や演算ユニットを巡る戦いであり、[[白鳥九十九]]が[[暗殺]]された理由もこれを解析すれば地球に武力で勝てると過激派の[[草壁春樹]]が考えたからであった。この演算ユニットは、誰の手にも渡らないように人の手が届かない場所へボソンジャンプされ、目的の演算ユニットがなくなったことで戦争は終結した。しかし終戦から3年後、[[火星の後継者]]の手に渡り[[ミスマル・ユリカ]]を人間翻訳機にして利用されることとなる。そして、元あった火星極冠遺跡に戻された。
    
=== 演算ユニット ===
 
=== 演算ユニット ===
遺跡そのものともいえる超重要ファクター。ボソンジャンプの際、ジャンパーの存在と出発点・着地点および時間を絶えず計算するマスターユニットであり、これがないとボソンジャンプは行えない。ボソンジャンプには空間と時間の区別が無いので、演算ユニットを遺跡から切り離しても問題ない。ただし同じ原則によって、これを破壊してしまうとボソンジャンプの歴史がなかったことになる可能性があり、一体如何なる異変が起こるか想定もできないため、破壊もできないという厄介な側面もある。
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火星極冠遺跡そのものともいえる超重要ファクター。ボソンジャンプの際、ジャンパーの存在と出発点・着地点および時間を絶えず計算するマスターユニットであり、これがないとボソンジャンプは行えない。ボソンジャンプには空間と時間の区別が無いので、演算ユニットを火星極冠遺跡から切り離しても問題ない。ただし、同じ原則によってこれを破壊してしまうと、ボソンジャンプの歴史がなかったことになる可能性があり、一体如何なる異変が起こるか想定もできないため、破壊もできないという厄介な側面もある。
    
=== 遺跡の正体 ===
 
=== 遺跡の正体 ===
テレビ版で語られる予定だった遺跡とアイがアキトに託したプレートの正体は最終的に、尺が足りないという理由で削られたが、そのシナリオの一部はセガサターンのゲーム「機動戦艦ナデシコ The blank of 3 years」に再利用された(なお、ゲームのこのシナリオの担当はテレビ版のSF考証担当である堺三保)。
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TV版で語られる予定だった火星極冠遺跡および[[アイちゃん]]が[[テンカワ・アキト]]に託したプレートの正体は、最終的に「尺が足りない」という理由で削られたが、そのシナリオの一部はセガサターンのゲーム『機動戦艦ナデシコ The blank of 3 years』(以下、『b3y』と表記)にて再利用された(なお、ゲームのこのシナリオの担当はテレビ版のSF考証担当である堺三保氏)。
b3yではアイのプレートは[[古代火星人]]の記録媒体であり、極冠遺跡にある装置で再生すると古代火星人は正確には火星人ではなく、[[ボソンジャンプ]]で宇宙を渡る太陽系外種族であり、火星の施設は彼らの新しい移住地への旅の途中にある中継地点であることが判明した。また、木連が発見し使用している無人艦隊の製造工場もまた彼らの遺物であり、無人艦隊は本来、彼らのジャンプに先駆けてボソンジャンプの制御装置の建設など、目的地を開発する役割を担っている(その準備には百年単位の膨大な時間がいるが、古代火星人はボソンジャンプで環境が整った未来に跳ぶ)。
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『b3y』ではアイちゃんのプレートは「[[古代火星人]]の記録媒体」であり、それを火星極冠遺跡にある装置で再生すると、「古代火星人は正確には火星人ではなく、[[ボソンジャンプ]]で[[宇宙]]を渡る[[異星人|太陽系外種族]]であり、火星の[[施設]]は彼らの新しい移住地への旅の途中にある中継地点である」ことが判明した。また、木連が発見し使用している無人艦隊の製造工場もまた古代火星人の遺物であり、無人艦隊は本来、彼らのジャンプに先駆けてボソンジャンプの制御装置の建設など、目的地を開発する役割を担っている(その準備には百年単位の膨大な時間がいるが、古代火星人はボソンジャンプで環境が整った未来に跳ぶ)。
    
== スパロボシリーズでの扱い ==
 
== スパロボシリーズでの扱い ==
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