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| コードネームはずばり'''「成層圏の狙撃手」'''。その名の通り常人離れした狙撃能力を持っている。また、元々スポーツ射撃の優秀な選手であり、生身でも相当な狙撃能力を持っている。乗機や自身が狙撃手という関係からか、常に手袋を着用し、視力にも気を使っている。 | | コードネームはずばり'''「成層圏の狙撃手」'''。その名の通り常人離れした狙撃能力を持っている。また、元々スポーツ射撃の優秀な選手であり、生身でも相当な狙撃能力を持っている。乗機や自身が狙撃手という関係からか、常に手袋を着用し、視力にも気を使っている。 |
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− | 実は、近接戦闘もこなせる万能パイロットである。作中、00パイロットの中で最強説が囁かれるサーシェスが搭乗する接近戦用MS[[ガンダムスローネツヴァイ|スローネツヴァイ]]が相手で、しかも右目が見えないというハンデを背負いながらも接近戦で互角以上に渡り合った。
| + | 実は、近接戦闘もこなせる万能パイロットである。作中、『00』パイロットの中で最強説が囁かれるサーシェスが搭乗する接近戦用MS[[ガンダムスローネツヴァイ|スローネツヴァイ]]が相手で、しかも右目が見えないというハンデを背負いながらも接近戦で互角以上に渡り合った。 |
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| 驚くべき事に[[トランザム]]未使用である(SEではトランザム終了後で性能低下を起こしている状態)。剣戟戦に優れる刹那ですらトランザムを発動しなければサーシェスを撃退できなかった点も考えると、「1stシーズンのガンダムマイスターの中で、パイロットとしての能力が最も優れているのはニール」だとする説も見受けられる。 | | 驚くべき事に[[トランザム]]未使用である(SEではトランザム終了後で性能低下を起こしている状態)。剣戟戦に優れる刹那ですらトランザムを発動しなければサーシェスを撃退できなかった点も考えると、「1stシーズンのガンダムマイスターの中で、パイロットとしての能力が最も優れているのはニール」だとする説も見受けられる。 |
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| ;[[ティエリア・アーデ]] | | ;[[ティエリア・アーデ]] |
| :チームメイト。当初人間味のないティエリアをよりよく導く先導役となる。ロックオンの死後もティエリアはロックオンが求めた世界を創るために戦い続ける。 | | :チームメイト。当初人間味のないティエリアをよりよく導く先導役となる。ロックオンの死後もティエリアはロックオンが求めた世界を創るために戦い続ける。 |
− | ;[[ハロ]] | + | ;[[ハロ #機動戦士ガンダム00|ハロ]] |
| :自分のパートナー。主に索敵や狙撃中の機体制御などを担当している。 | | :自分のパートナー。主に索敵や狙撃中の機体制御などを担当している。 |
| ;[[スメラギ・李・ノリエガ]] | | ;[[スメラギ・李・ノリエガ]] |
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| ;「全く、おまえはとんでもねえガンダム馬鹿だ」 | | ;「全く、おまえはとんでもねえガンダム馬鹿だ」 |
| :第19話より。刹那がかつて自分ら家族を奪ったテロリスト集団に加担したことを知り、銃口を向けるが、刹那は動じず、自分は命ある限り紛争根絶のために生きるという決意を「そうだ…俺が、ガンダムだ」と言う締めで示したことで、ロックオンは刹那の心情を信用してこう言う。それに対し刹那は「ありがとう。最高の褒め言葉だ」と返した。 | | :第19話より。刹那がかつて自分ら家族を奪ったテロリスト集団に加担したことを知り、銃口を向けるが、刹那は動じず、自分は命ある限り紛争根絶のために生きるという決意を「そうだ…俺が、ガンダムだ」と言う締めで示したことで、ロックオンは刹那の心情を信用してこう言う。それに対し刹那は「ありがとう。最高の褒め言葉だ」と返した。 |
− | ;「絶対にゆるさねえ…! てめえは、戦いを生み出す権化だ!」 | + | ;「絶対に許さねえ…! てめえは、戦いを生み出す権化だ!」 |
| :第23話より。[[アリー・アル・サーシェス]]を評して。これに対しサーシェスも「戦争根絶を掲げるテロリストが!」と返す。 | | :第23話より。[[アリー・アル・サーシェス]]を評して。これに対しサーシェスも「戦争根絶を掲げるテロリストが!」と返す。 |
| :確かに世間一般から見ればテロリストにすぎないロックオンらソレスタルビーイングだが、サーシェスとは背負っている覚悟も信念も根本から全く違う。 | | :確かに世間一般から見ればテロリストにすぎないロックオンらソレスタルビーイングだが、サーシェスとは背負っている覚悟も信念も根本から全く違う。 |
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| === 2nd === | | === 2nd === |
− | ;(そうやって、自分を型にはめるなよ)<br />(四の五の言わずに、やりゃいいんだ。自分の思ったことをがむしゃらにな)<br />(俺達は、イオリアの爺さんにガンダムを託されたんだぜ?) | + | ;(そうやって、自分を型にはめるなよ)<br />(四の五の言わずに、やりゃいいんだ。自分の思ったことをがむしゃらにな)<br />(俺達は、[[イオリア・シュヘンベルグ|イオリアの爺さん]]にガンダムを託されたんだぜ?) |
| :第8話において「イオリアの計画を遂行しているのは、自分達[[プトレマイオス]]チームではなく敵対する[[イノベイド|イノベイター達]]なのか?」と独り苦悶するティエリアに対するロックオンからのアドバイス。 | | :第8話において「イオリアの計画を遂行しているのは、自分達[[プトレマイオス]]チームではなく敵対する[[イノベイド|イノベイター達]]なのか?」と独り苦悶するティエリアに対するロックオンからのアドバイス。 |
| :亡き友の言葉<ref>1st第22話において、右眼を負傷していたロックオンは自分自身を責めるティエリアに対して「四の五の言わずに自分の思ったことをがむしゃらにやればいい」という趣旨のアドバイスをしている。</ref>を思い出したティエリアは、同胞であるイノベイター達と決別する道を選んだ。 | | :亡き友の言葉<ref>1st第22話において、右眼を負傷していたロックオンは自分自身を責めるティエリアに対して「四の五の言わずに自分の思ったことをがむしゃらにやればいい」という趣旨のアドバイスをしている。</ref>を思い出したティエリアは、同胞であるイノベイター達と決別する道を選んだ。 |
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| :なお、ここでのロックオンの台詞の一部は1stシーズン[[小説|小説版]]から引用されている。 | | :なお、ここでのロックオンの台詞の一部は1stシーズン[[小説|小説版]]から引用されている。 |
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− | === 劇場版 === | + | === [[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]] === |
| ;「言ったはずだぜ、刹那。お前は変わるんだ。変われなかった俺の代わりに」<br/>「生きている。そうだな、お前はまだ…生きているんだ…!」 | | ;「言ったはずだぜ、刹那。お前は変わるんだ。変われなかった俺の代わりに」<br/>「生きている。そうだな、お前はまだ…生きているんだ…!」 |
| :意識不明となった[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の夢の中で彼へ贈った言葉。仲間達からの励ましの言葉を聞いた刹那はついに意識を取り戻す。 | | :意識不明となった[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の夢の中で彼へ贈った言葉。仲間達からの励ましの言葉を聞いた刹那はついに意識を取り戻す。 |
− | :この場面ではロックオンと共に6年前の戦いで散った[[クリスティナ・シエラ|クリス]]と[[リヒテンダール・ツエーリ|リヒティ]]もまた刹那を激励しにくるのだが、その中に何故か'''ロックオンらと同じく戦死したJB・モレノだけが登場しない'''。故に、視聴者からはツッコまれることも。 | + | :この場面ではロックオンと共に6年前の戦いで散った[[クリスティナ・シエラ|クリス]]と[[リヒテンダール・ツエーリ|リヒティ]]もまた刹那を激励しにくるのだが、その中に何故か'''ロックオンらと同じく戦死したJB・モレノだけが登場しない'''。故に、視聴者からは「刹那、モレノさんの事も思い出してやれよ」とツッコまれることも。 |
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| === 書籍・他媒体 === | | === 書籍・他媒体 === |
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| == 迷台詞 == | | == 迷台詞 == |
| ;「おおおい、刹那!」<br/>アレルヤ「子供のお守りをよろしく」<br/>「はぁ?!」<br/>ティエリア「作戦行動に移る」<br/>「お、おおい、お前ら!」<br/>「ビンボークジ、ビンボークジ」 | | ;「おおおい、刹那!」<br/>アレルヤ「子供のお守りをよろしく」<br/>「はぁ?!」<br/>ティエリア「作戦行動に移る」<br/>「お、おおい、お前ら!」<br/>「ビンボークジ、ビンボークジ」 |
− | :第2話にて。これにてロックオンがどんなポジションかがよくわかった。 | + | :1st第2話にて。これにてロックオンがどんな[[貧乏クジ同盟|ポジション]]であるかが、よくわかった。 |
| ;「擬似人格、TYPE-R35で行ったんだろう? 想像つくさ」 | | ;「擬似人格、TYPE-R35で行ったんだろう? 想像つくさ」 |
| :ドラマCD「MISSON-2306」に於いて、刹那からミッション初日の感想を聞いて。想像できたんなら止めてやれよ。 | | :ドラマCD「MISSON-2306」に於いて、刹那からミッション初日の感想を聞いて。想像できたんなら止めてやれよ。 |
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| === 戦闘台詞 === | | === 戦闘台詞 === |
| ;「連中が相手だとハンティング気分だぜ…!」 | | ;「連中が相手だとハンティング気分だぜ…!」 |
− | :[[インベーダー]]や[[次元獣]]といった人外の敵を相手にする際の台詞。 | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]における[[インベーダー]]や[[次元獣]]といった人外の敵を相手にする際の[[特殊戦闘台詞]]。 |
− | | + | ;「生き残ろうぜ、フェルト!」 |
| + | :第2次Z破界篇において[[プトレマイオス]]を[[援護防御]]した時に発生する[[特殊戦闘台詞]]。珍しい[[サブパイロット]]への台詞である。 |
| + | :おそらく、1st第9話におけるフェルトに対するロックオンの台詞「フェルト、生き残れよ」が元ネタであると思われる。 |
| === Zシリーズ === | | === Zシリーズ === |
| ;(お互いの事情を隠したままの同盟ね…。こいつは長くなさそうだ) | | ;(お互いの事情を隠したままの同盟ね…。こいつは長くなさそうだ) |
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| ;(感じるぜ。こいつ…俺と同じ貧乏クジ役の匂いがする) | | ;(感じるぜ。こいつ…俺と同じ貧乏クジ役の匂いがする) |
| :無愛想な[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]の面倒を見る[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]へ、自身と同じ属性を感じて内心でほくそ笑んだモノローグ。もはや[[ニュータイプ]]一歩手前である。変な方向に革新が始まっていたのだろうか? | | :無愛想な[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]の面倒を見る[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]へ、自身と同じ属性を感じて内心でほくそ笑んだモノローグ。もはや[[ニュータイプ]]一歩手前である。変な方向に革新が始まっていたのだろうか? |
− | :そしてロックオンのこの直感は、再世篇において[[貧乏クジ同盟]]として実現することになる。 | + | :そしてロックオンのこの直感は、[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]において[[貧乏クジ同盟]]として実現することになる。 |
| ;「どういう魔法だよ、そりゃ…」 | | ;「どういう魔法だよ、そりゃ…」 |
| :第2次Z破界篇第11話[[暗黒大陸]]ルート「顔が2つたあ生意気なッ!!」より。理屈を超越したトンデモ[[合体]]を果たした[[グレンラガン]]を目の当たりにしての率直な感想。 | | :第2次Z破界篇第11話[[暗黒大陸]]ルート「顔が2つたあ生意気なッ!!」より。理屈を超越したトンデモ[[合体]]を果たした[[グレンラガン]]を目の当たりにしての率直な感想。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *ロックオン・ストラトスが地上滞在時に使っていた車はスタッフがロックオン役の三木眞一郎氏に車種を聞いて決定した。なお、この車は後にライルの元に送られている事がノベライズ版で判明している。 | + | *『[[機動戦士ガンダム00]]』のキャラクターデザインを担当した高河ゆん氏のラフ稿におけるロックオン・ストラトスは「短髪でシャープな印象を受ける外見」になっている。 |
| + | **その後、水島精二監督の「もっと柔らかい感じで」という注文を受けて、現行のデザイン(少し髪が長い優男風の外見)に落ち着いたという経緯が有る。 |
| + | *ロックオンが地上滞在時に使っていた自動車は、スタッフがロックオン役の三木眞一郎氏に車種を聞いて決定した(ちなみに、三木氏は『Tipo』等の自動車雑誌にコラムを執筆できる程のカーマニアである)。 |
| + | **なお、この車は後に実弟・[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]の元に送られている事が[[小説|ノベライズ版]]で判明している。 |
| *1stシーズンにて、彼の死亡シーンは曖昧な点があったため、「ロックオンは実は生きていて、2ndシーズンに登場するのではないか」とする声が一部のファンからはあった。しかし、スタッフはそんな考えは全くなかったようで次話で死亡したと語られている。水島精二監督もまたインタビューにて「ロックオンは死にました」と語っている。 | | *1stシーズンにて、彼の死亡シーンは曖昧な点があったため、「ロックオンは実は生きていて、2ndシーズンに登場するのではないか」とする声が一部のファンからはあった。しかし、スタッフはそんな考えは全くなかったようで次話で死亡したと語られている。水島精二監督もまたインタビューにて「ロックオンは死にました」と語っている。 |
| **その後、ゲーム『ガンダムマイスターズ』特典映像にて'''ロックオン生存説を一掃するためにロックオンの死亡シーンを明確にして'''ファンに衝撃を与えた。 | | **その後、ゲーム『ガンダムマイスターズ』特典映像にて'''ロックオン生存説を一掃するためにロックオンの死亡シーンを明確にして'''ファンに衝撃を与えた。 |
− | **本来、死亡が明確だったのにスペシャルエディションでその描写を消して、実際に続編で復活した[[ムウ・ラ・フラガ|彼]]とは真逆である。さらに大森倖三氏による漫画版では'''[[アルヴァアロン]]のビームを生身のまま被弾する様子が描かれている'''。 | + | **本来、死亡が明確だったのにスペシャルエディションでその描写を消して、実際に続編で復活した[[ムウ・ラ・フラガ|彼]]とは真逆である。さらに大森倖三氏による[[漫画|漫画版]]では'''[[アルヴァアロン]]のビームを生身のまま被弾する様子が描かれている'''。 |
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |