差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
1,705 バイト追加 、 2015年8月29日 (土) 15:59
編集の要約なし
12行目: 12行目:  
『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[主人公]]。
 
『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[主人公]]。
   −
ヨーロッパ地方の片田舎[[ポイント・カサレリア|カサレリア]]に不法居住する少年だったが、紆余曲折を経て[[リガ・ミリティア]]所属の[[Vガンダム]]のパイロットになる。
+
ヨーロッパ地方の片田舎[[ポイント・カサレリア|カサレリア]]に不法居住する少年だったが、軍国主義的集団[[ザンスカール帝国]]の襲撃に遭い、[[モビルスーツ]][[シャッコー]]を奪ったことで[[リガ・ミリティア]]所属のパイロットになる。
   −
幼い頃より両親の[[ハンゲルグ・エヴィン]]と[[ミューラ・ミゲル]]からサバイバル訓練を受けており、また旧式のパイロットシミュレータでモビルスーツ操縦を教え込まれたり、自家製の電子百科事典で様々な知識を得ている。その豊富な知識力と高い順応性より高いパイロット適性と[[ニュータイプ]]の素養を持ち、リガ・ミリティアのメンバーから「'''スペシャル'''」と見られている。
+
幼い頃より両親の[[ハンゲルグ・エヴィン]]と[[ミューラ・ミゲル]]からサバイバル訓練を受けており、また旧式のパイロットシミュレータでモビルスーツ操縦を教え込まれたり、自家製の電子百科事典で様々な知識を得ている。<br />その豊富な知識力と高い順応性より高いパイロット適性と[[ニュータイプ]]の素養を持ち、リガ・ミリティアのメンバーから「'''スペシャル'''」と目されている。
   −
MS操縦の基本的な技量もさることながら戦闘時の戦い方も変形や分離をフルに活用するなど独創的なアイデアに富んでおり、機体の一部を敵戦艦に対艦ミサイル替わりに飛ばしたり、3つの分離飛行形態のまま人型に戻らずに遠隔操作でハンガーからビームサーベルを取り出して斬りかかったりビームライフルによる射撃を行ったりとトリッキーな戦術を駆使して、必ずしも性能面でザンスカールの新鋭機に対して優位とはいえないVガンダムで敵のエースを退けていく。
+
MS操縦の基本的な技量もさることながら戦闘時の戦い方も変形や分離をフルに活用するなど独創的なアイデアに富んでおり、機体の一部をミサイル替わりに飛ばしたり、3つの分離飛行形態のまま人型に戻らずに遠隔操作でハンガーからビームサーベルを取り出して斬りかかったりビームライフルによる射撃を行ったりとトリッキーな戦術を駆使して、必ずしも性能面でザンスカールの新鋭機に対して優位とは言えないVガンダムで敵のエースを退けていく。
   −
Vガンダム搭乗時は「コアファイターだけでも帰還できればいい」というスタンスで機体の一部を破壊されてしまったり自ら破棄するシーンも多かったが、新鋭機であるV2ガンダムに乗り換えてからは被弾することさえ稀な圧倒的な強さを見せ、名実ともにリガ・ミリティアのエースとなる。
+
Vガンダム搭乗時は「コアファイターだけでも帰還できればいい」というスタンスで機体の一部を破壊されてしまったり自ら破棄するシーンも多かったが、新鋭機であるV2ガンダムに乗り換えてからは被弾することさえ稀な圧倒的な強さを見せ、名実ともにリガ・ミリティアのエースとなった。
   −
適度に辺鄙な場所に住んでいたのが、軍国主義的集団[[ザンスカール帝国]]の襲撃に遭い、[[モビルスーツ]][[シャッコー]]を奪ったことで数奇な運命を辿る。リガ・ミリティアの活動に参加してからは両親探しがウッソの行動の機軸であり、戦争を行うのは自身やシャクティらを守りたい一心からであった。両親探しはリガ・ミリティアに参加したこともあり、結実するのだが、戦争で失われるなど残酷な境遇となった。最後は戦争終結のため尽力し、カサレリアでシャクティと共に故郷へ帰っていった。
+
リガ・ミリティアの活動に参加してからは両親探しがウッソの行動の機軸であり、戦争をするのは自身やシャクティらを守りたい一心からであった。両親探しはリガ・ミリティアに参加したこともあり、結実するのだが、戦争で失われるなど残酷な境遇を経験する。<br />最後は戦争終結のため尽力し、カサレリアでシャクティと共に故郷へ帰っていった。
   −
名前の由来は「ウッソ」→「嘘」であり、こんな出来すぎた少年は嘘だ、ということに因んで名づけられているとか。劇中にも母親が「両手が使えた方が得だから」とウッソを両利きに矯正する場面が存在するなど、ウッソの持つ各種のスキルは、両親が「自分達の考える理想的な子供」を作る為の教育を施した結果である。富野由悠季は、Vガンダムに関する後のインタビューでも、そうやって作られた「理想のいい子たち」が自己を肯定して行くと、恐ろしい事になると警告している。
+
名前の由来は「ウッソ」→「嘘」であり、「こんな出来すぎた少年は嘘だ」という意味で名づけられているとか。<br />劇中にも母親が「両手が使えた方が得だから」とウッソを両利きに矯正する場面が存在するなど、ウッソの持つ各種のスキルは、両親が「自分たちの考える理想的な子供」を作るための教育を施した結果であることがわかる。<br />富野由悠季は、『Vガンダム』に関する後のインタビューでも「そうやって作られた『理想のいい子たち』が自己を肯定してゆくと、恐ろしいことになる」と発言している。
   −
『コミックボンボン』で連載されていたコミカライズでは、アニメ版とは異なり破天荒で熱血漢な少年として描かれている(容姿すら大分異なる)。原作とはまた一味違ったイメージから、こっちのウッソも人気が高い。
+
『コミックボンボン』で連載されていたコミカライズでは、アニメ版とは異なり破天荒で熱血漢な少年として描かれている(容姿すら大分異なる)。原作とはまた一味違ったイメージから、こっちのウッソも人気が高い。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
原作の展開をなぞる事が多く、カテジナやクロノクルと戦いを繰り広げる事となる。Dではなんと、そのライバル2人を仲間に迎えるという異例の展開が用意されている。
+
原作の展開をなぞることが多く、カテジナやクロノクルと戦いを繰り広げる。<br />『D』ではなんと、そのライバル2人を仲間に迎えるという異例の展開が用意された。
    
搭乗機も原作通りで、[[Vガンダム]]→[[Vダッシュガンダム]]→[[V2ガンダム]]→[[V2バスターガンダム]]・[[V2アサルトガンダム]]→[[V2アサルトバスターガンダム]]と[[乗り換え]]&パワーアップしていく。搭乗機には困らない。
 
搭乗機も原作通りで、[[Vガンダム]]→[[Vダッシュガンダム]]→[[V2ガンダム]]→[[V2バスターガンダム]]・[[V2アサルトガンダム]]→[[V2アサルトバスターガンダム]]と[[乗り換え]]&パワーアップしていく。搭乗機には困らない。
   −
パイロットとしても優秀で、エース級の実力を持ちながら専属サブパイロット・[[ハロ]]が無条件でついてくる、つまり2人分の[[精神コマンド]]が使用可能(一部作品では例外あり。)。そのため、アムロやシャアと言った実力者が犇めくUC系ガンダムパイロット勢の中で、頭一つ突き抜けた存在となっている。
+
パイロットとしても優秀で、エース級の実力を持ちながら専属サブパイロット・[[ハロ]]が無条件でついてくる、つまり2人分の[[精神コマンド]]が使用可能(一部作品では例外あり)。<br />そのため、アムロやシャアと言った実力者がひしめくUC系ガンダムパイロット勢の中で、頭一つ突き抜けた存在となっている。
    
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
39行目: 39行目:  
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
:[[Vガンダム]]、[[V2ガンダム]]のパイロット。攻撃中に[[カットイン]]も入るようになった。今回はカテジナとの戦闘のたびにイベント台詞あり。ジュドー同様、[[閃き]]を覚えないのはネックだが<br />ガンダム系パイロットの中でもトップクラスの能力に加え、常に[[ハロ]]が機体に同乗する為、使い勝手は抜群に良い。なお、[[ベルナルド・モンシア|モンシア]]に模擬戦で勝ったらしい。PS版では[[格闘]]が低い為、[[V2ガンダム]]の光の翼を活かしきれないが、DC版では[[α外伝]]に準拠したため格闘も高く[[射撃]]、格闘どちらもいけるようになる。
+
:[[Vガンダム]]、[[V2ガンダム]]のパイロット。攻撃中に[[カットイン]]も入るようになった。今回はカテジナとの戦闘のたびにイベント台詞あり。
 +
:ジュドー同様、[[閃き]]を覚えないのはネックだが、ガンダム系パイロットの中でもトップクラスの能力に加え、常に[[ハロ]]が機体に同乗するので、使い勝手は抜群に良い。
 +
:ちなみに、[[ベルナルド・モンシア|モンシア]]に模擬戦で勝ったらしい。
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:第1話から[[Vダッシュガンダム]]に乗って登場。今回も[[ハロ]]との2人乗り。前作の[[バルマー戦役]]が、終結した後は、[[シャクティ・カリン|シャクティ]]やカルルと共に再び[[ポイント・カサレリア|カサレリア]]で、平穏に暮らしていたが、前大戦で敵対していた[[ティターンズ]]に襲撃を受けたところを[[プリベンター]]に所属していた[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]達に救出され戦いに参加したという設定。<br />序盤から使える上に、ハロの[[必中]]の重要度が上がったこともあり、[[精神コマンド]]の点においてアドバンテージを持っているのが魅力。ただし[[援護]]は覚えず、ハロの[[再動]]もなくなっている。また[[格闘]]も高くなったため、光の翼を生かせるようになった他、新規参戦した[[∀ガンダム]]との相性も抜群。複数乗りで修理ができる唯一のキャラのためか[[修理]]などではハロに経験値が入らないため注意。ちなみに[[インターミッション]]時のグラフィックも変更されており、前作と比べて格段に良くなった。特殊なイベントとして、戦場で[[カテジナ・ルース|カテジナ]]の名前を呼んだため、[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]が原作では[[ジョゼフ・ヨット|ジョゼフ]]へ吐いた台詞の矛先がウッソに向けられるというクロスオーバーがある。
+
:第1話から[[Vダッシュガンダム]]に乗って登場。今回も[[ハロ]]との2人乗り。
 +
:前作の[[バルマー戦役]]が終結した後は、[[シャクティ・カリン|シャクティ]]やカルルと共に再び[[ポイント・カサレリア|カサレリア]]で平穏に暮らしていたが、前大戦で敵対していた[[ティターンズ]]に襲撃を受けたところを[[プリベンター]]に所属していた[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]たちに救出され戦いに参加する。
 +
:序盤から使える上に、[[必中]]の重要度が上がったこともあり、[[精神コマンド]]の点において高いアドバンテージを持っているのが魅力。
 +
:ただし[[援護]]は覚えず、ハロの[[再動]]もなくなっている。また[[格闘]]も高くなったため、光の翼を生かせるようになった他、新規参戦した[[∀ガンダム]]との相性も抜群。
 +
:複数乗りで修理ができる唯一のキャラのためか、[[修理]]などではハロに経験値が入らないため注意。
 +
:ちなみに[[インターミッション]]時のグラフィックも変更されており、前作と比べて格段に良くなった。
 +
:特殊なイベントとして、戦場で[[カテジナ・ルース|カテジナ]]の名前を呼んだため、[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]が原作では[[ジョゼフ・ヨット|ジョゼフ]]へ吐いた台詞の矛先がウッソに向けられるというクロスオーバーがある。
   −
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]以降は『[[機動戦士Vガンダム]]』が参戦しないため登場しないが、第2次αでは、αナンバーズとは別ルートで[[ミケーネ帝国]]と戦った事が示唆されている。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]以降は『Vガンダム』が参戦しないため登場しないが、第2次αでは、αナンバーズとは別ルートで[[ミケーネ帝国]]と戦っていたことが示唆されている。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
:今回も[[ハロ]]と2人乗り。能力値も申し分ない。[[ブルー・スウェア]]の名付け親である。今作ではVガンダムのストーリーがシナリオの主軸となっているため彼の出番は非常に多い。余談だが、他のメンバーに唆されたという事もあるが、何と[[ハロ]]のメモリーにある女性クルーの動画鑑賞会を開くことに。当然バレてしまい、大騒ぎに……
+
:今回も[[ハロ]]と2人乗り。能力値も申し分ない。今作では『Vガンダム』がシナリオの主軸となっているため、彼の出番は非常に多い。
 +
:他のメンバーに唆されたということもあるが、なんと[[ハロ]]のメモリーにある女性クルーの動画鑑賞会を開くことに。当然バレてしまい、大騒ぎに……。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[新スーパーロボット大戦]]
 
;[[新スーパーロボット大戦]]
:今回から声が入った。カミーユやジュドーが参戦していない事もあり、宇宙編にてアムロと並ぶ[[ニュータイプ]]の[[エース]]として活躍する。地上・宇宙編分岐前のマップにてレベル1で加入。宇宙編に進むなら序盤から意識的にレベルを上げよう。<br />[[精神コマンド]]「[[見極め]]」を覚えるので[[マップ兵器]]要員なのだが、[[ΖΖ]]が未参戦だったのが悔やまれる。
+
:今回から声が入った。カミーユやジュドーが参戦していないこともあり、宇宙編にてアムロと並ぶ[[ニュータイプ]]の[[エース]]として活躍する。
 +
:地上・宇宙編分岐前のマップにてレベル1で加入。宇宙編に進むなら序盤から意識的にレベルを上げよう。
 +
:[[精神コマンド]]「[[見極め]]」を覚え[[マップ兵器]]要員としての活躍が見込める。[[ZZガンダム]]が出ないことが悔やまれる。
 
;;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]
 
;;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]
::フリーバトルに登場。またおまけマップではVガンダムに乗って出撃させられるほか、V2バスターガンダムに乗った状態で友軍としても登場する。
+
::フリーバトルに登場。おまけマップではVガンダムに乗って出撃させられるほか、V2バスターガンダムに乗った状態で友軍としても登場する。
    
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
[[宇宙世紀]]ガンダムの[[主人公]]に恥じない[[エース]]級の実力を持つ。当初は[[格闘]]が低く、V2の光の翼を活かせていなかったが、α外伝より見直され格闘も高い値となり、より万能な能力になった。また、ガンダム系NT主人公は[[防御]]が低いのだが、ウッソは防御も高く、これと言った弱点がない。
+
[[宇宙世紀]]ガンダムの[[主人公]]に恥じない[[エース]]級の実力を持つ。<br />当初は[[格闘]]が低く、V2の光の翼を活かせていなかったが、α外伝より見直され格闘も高い値となり、より万能になった。<br />また、ガンダム系NT主人公は[[防御]]が低いのだが、ウッソは防御も高く、これと言った弱点がない。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
αシリーズからのウッソの最大の特徴は、サブパイロットに必ず[[ハロ]]がつくこと。ウッソ自身は戦闘用の精神コマンドが一通り覚え、ハロが[[幸運]]等補助用精神コマンドを覚える。
+
αシリーズからのウッソの最大の特徴は、サブパイロットに必ず[[ハロ]]がつくこと。<br />ウッソ自身は戦闘用の精神コマンドを一通り覚え、ハロが[[幸運]]などの補助用精神コマンドを覚える。
    
;[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]
89行目: 100行目:  
:幼馴染。当初はカサレリアに残っていたが、後に同行する。ウッソが戦うのは基本的に彼女と両親のためである。
 
:幼馴染。当初はカサレリアに残っていたが、後に同行する。ウッソが戦うのは基本的に彼女と両親のためである。
 
;[[マーベット・フィンガーハット]]
 
;[[マーベット・フィンガーハット]]
:[[リガ・ミリティア]]のパイロット。彼女が負傷した事で、ウッソが[[Vガンダム]]に乗る事になった。
+
:[[リガ・ミリティア]]のパイロット。彼女が負傷した事で、ウッソが[[Vガンダム]]に乗ることになった。
 
;[[オデロ・ヘンリーク]]
 
;[[オデロ・ヘンリーク]]
 
:親友で兄貴分。
 
:親友で兄貴分。
97行目: 108行目:  
:仲間。
 
:仲間。
 
;[[ハロ]]
 
;[[ハロ]]
:よき相棒のような存在。ウッソを助けるシーンも多く、他作品のハロ以上に出番も活躍も多い。これらを反映してかスパロボでは大抵ウッソのサブパイロットとなることが多いが、[[妖精]]などと違ってウッソがどんな[[モビルスーツ]](または[[モビルアーマー|アーマー]])にのりかえても守護霊のごとくついてくるため、アンソロジーコミックなどでは常にウッソがハロを抱えていたり、'''ハロを背中に背負っていたり'''というネタが散見される。
+
:良き相棒のような存在。ウッソを助けるシーンも多く、他作品のハロ以上に出番も活躍も多い。
 +
:これらを反映してかスパロボでは大抵ウッソのサブパイロットとなることが多いが、[[妖精]]などと違ってウッソがどんな[[MS]](または[[MA]])に乗り換えても守護霊のごとくついてくるため、アンソロジーなどでは常にウッソがハロを抱えていたり、'''ハロを背中に背負っていたり'''というネタが散見される。
 
;[[フランダース]]
 
;[[フランダース]]
 
:愛犬。
 
:愛犬。
 
;[[シュラク隊]]
 
;[[シュラク隊]]
:彼女達からはマスコット的な扱いを受けると共に、「守るべき存在」と見做される。
+
:彼女たちからはマスコット的な扱いを受けると共に、「守るべき存在」と見做される。
 
;[[トマーシュ・マサリク]]
 
;[[トマーシュ・マサリク]]
 
:ウッソ、オデロと組む兄貴分。
 
:ウッソ、オデロと組む兄貴分。
 
;[[ハンゲルグ・エヴィン]]
 
;[[ハンゲルグ・エヴィン]]
:父親。ウッソに戦闘教育を施した張本人。格闘技の他、自宅地下のシェルターに[[MS]]シミュレーターや各種マニュアルまで用意していた。息子を愛していてはいたものの、[[ジン・ジャハナム]]の一人である為、立場上どうしても父親としてより[[リガ・ミリティア]]の上官としての対応になりがちで、それが親子の溝を深めてしまう。<br />最終的に生死不明。<br />漫画版では和解できたのだが、その直後に死に別れてしまった。
+
:父親。ウッソに戦闘教育を施した張本人。格闘技の他、自宅地下のシェルターにMSシミュレーターや各種マニュアルまで用意していた。
 +
:息子を愛していてはいたものの、[[ジン・ジャハナム]]の一人であるため、立場上どうしても父親ではなく[[リガ・ミリティア]]の上官としての対応になりがちで、それが親子の溝を深めてしまう。
 +
:最終的に生死不明。漫画版では和解できたが、その直後に死に別れてしまった。
 
;[[ミューラ・ミゲル]]
 
;[[ミューラ・ミゲル]]
 
:母親。[[リガ・ミリティア]]の工作員。[[V2ガンダム]]の開発者でもある。MSに潰されて戦死。
 
:母親。[[リガ・ミリティア]]の工作員。[[V2ガンダム]]の開発者でもある。MSに潰されて戦死。
111行目: 125行目:  
=== ザンスカール帝国 ===
 
=== ザンスカール帝国 ===
 
;[[カテジナ・ルース]]
 
;[[カテジナ・ルース]]
:地方都市[[ウーイッグ]]在住の女性で、憧れの人(ちょっとストーカー気味に追いかけていた)…だったのだが、向こうからは少し疎ましく思われていた。後にザンスカール帝国のパイロットに転向した為、死闘を繰り広げる事になる。
+
:地方都市[[ウーイッグ]]在住の女性で、憧れの人(ちょっとストーカー気味に追いかけていた)……だったのだが、向こうからは少し疎ましく思われていた。
 +
:後にザンスカール帝国のパイロットに転向したため、死闘を繰り広げることになる。
 
;[[クロノクル・アシャー]]
 
;[[クロノクル・アシャー]]
:敵役。当初は[[シャア・アズナブル]]のような仮面の[[ライバル]]だったが、そちらよりもあまり活躍せずに死亡。結果的には、[[ジェリド・メサ]]に近い立ち位置のキャラになったといえる。
+
:当初は[[シャア・アズナブル]]のような仮面の[[ライバル]]だったが、そちらよりもあまり活躍せずに死亡。結果的には、[[ジェリド・メサ]]に近い立ち位置のキャラになったと言える。
 
;[[ルペ・シノ]]、[[ファラ・グリフォン]]
 
;[[ルペ・シノ]]、[[ファラ・グリフォン]]
:カテジナに負けず劣らず因縁のある強敵。ガンダムシリーズにおいて、主人公の強敵になる相手は男性が圧倒的に多いが、ウッソは女性の強敵が多いという逆転現象が起きている。なお、カテジナを含めた3人はウッソにストーカーじみた執念を持つようになるなど、シリーズでも屈指の女難に見舞われた主人公だと言える。
+
:カテジナに負けず劣らず因縁のある強敵。ガンダムシリーズにおいて、主人公の強敵になる相手は男性が圧倒的に多いが、ウッソは女性の強敵が多いという逆転現象が起きている。
 +
:なお、カテジナを含めた3人はウッソにストーカーじみた執念を抱くようになるなど、シリーズでも屈指の女難に見舞われた主人公だと言える。
 
;[[タシロ・ヴァゴ]]
 
;[[タシロ・ヴァゴ]]
:女王マリアを射殺した事に激昂し、彼をビームサーベルで焼き殺した。
+
:女王マリアを射殺したことに激昂し、彼をビームサーベルで焼き殺した。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
;グレイ・ストーク
 
;グレイ・ストーク
:『機動戦士Vガンダム外伝』に登場。
+
:『機動戦士Vガンダム外伝 脱出計画篇(プロジェクト・エクソダス)』に登場。
 
:元ヘリウム船団のリーダーで、コロニー「ダンディ・ライオン」の指導者。[[ΖΖガンダム|グリプス戦争当時の骨董品]]を改装した作業用MS「ガンプ」を使用する。
 
:元ヘリウム船団のリーダーで、コロニー「ダンディ・ライオン」の指導者。[[ΖΖガンダム|グリプス戦争当時の骨董品]]を改装した作業用MS「ガンプ」を使用する。
:イエロージャケットとの戦闘中に仲間とはぐれたウッソを拾い、彼の「計画」を成就させるためウッソと一時的に共闘する。
+
:イエロージャケットとの戦闘中に仲間とはぐれたウッソを拾い、彼の「計画」を成就させるため一時的に共闘する。
:その後、ウッソに自分と共に来るよう勧めるがウッソは仲間の所へ戻る事を選び、その後二人の道が交わることはなかった。
+
:その後、ウッソに自分と共に来るよう勧めるがウッソは仲間の所へ戻ることを選び、その後二人の道が交わることはなかった。
 
:なお、ウッソは彼の名前が偽名であることを見抜いている。
 
:なお、ウッソは彼の名前が偽名であることを見抜いている。
   131行目: 147行目:  
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
 
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
 
;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])
 
;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])
:[[αシリーズ]][[D]]の上官。[[α]]では、後述の台詞で表舞台に立とうとせず、パイロットとしての立場に甘んじている彼を痛烈に批判した。
+
:[[αシリーズ]]や『[[スーパーロボット大戦D|D]]』での上官。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では後述の台詞で、表舞台に立とうとせずパイロットとしての立場に甘んじる彼を痛烈に批判した。
 
;[[ブライト・ノア]]
 
;[[ブライト・ノア]]
 
:スパロボシリーズでの自軍の司令官。
 
:スパロボシリーズでの自軍の司令官。
 
;[[カミーユ・ビダン]]
 
;[[カミーユ・ビダン]]
:αシリーズやDでのよき兄貴分。アムロやウッソ共々家庭的に恵まれてないが、ウッソとは対極的な運命を辿る。
+
:よき兄貴分の一人。アムロやウッソ共々家庭的に恵まれてないが、ウッソとは対極的な運命を辿る。
 
;[[パプテマス・シロッコ]]
 
;[[パプテマス・シロッコ]]
:[[スーパーロボット大戦α|α]]における最大の敵の一人。[[フォンセ・カガチ|カガチ]]と共に[[ジュピトリアン]]の中核を担っているため、因縁の深い相手でもある。
+
:『α』における最大の敵の一人。[[フォンセ・カガチ|カガチ]]と共に[[ジュピトリアン]]の中核を担っているため、因縁の深い相手でもある。
 
;[[バスク・オム]]
 
;[[バスク・オム]]
:[[α外伝]]では、[[カテジナ・ルース|カテジナ]]に再強化を施し[[ティターンズ]]の尖兵にした彼に激怒した。
+
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では、[[カテジナ・ルース|カテジナ]]に再強化を施し[[ティターンズ]]の尖兵にした彼に激怒した。
 
;[[ジュドー・アーシタ]]
 
;[[ジュドー・アーシタ]]
:α外伝では、未来世界で仲間と合流するために、乗機の[[Vガンダム]]と[[ΖΖガンダム]]を共にオークションに出す事に。もちろん本当に売るつもりはない上に、客である[[バルチャー]]達もまともに買うつもりはない。<br />余談だが、『機動戦士Vガンダム外伝』では彼と思わしき人物に会っている。
+
:『α外伝』では、未来世界で仲間と合流するために、乗機の[[Vガンダム]]と[[ΖΖガンダム]]を共にオークションに出す。もちろん本当に売るつもりはないが、客である[[バルチャー]]たちもまともに買うつもりはなかった。
 
;[[リィナ・アーシタ]]
 
;[[リィナ・アーシタ]]
:[[α]]では、[[ラビアンローズ]]に立ち寄った際に、兄たちが[[リガ・ミリティア]]の新型MSを盗んで一儲けしようとしている事を企んでいる事を聞き、止めてもらうように頼まれる。
+
:[[α]]』では、[[ラビアンローズ]]に立ち寄った際に、兄たちが[[リガ・ミリティア]]の新型MSを盗んで一儲けしようと企んでいることを聞き、止めてもらうように頼まれる。
 
;[[エルピー・プル]]
 
;[[エルピー・プル]]
:α外伝では、未来世界に飛ばされた際に彼女と行動を共にしていた。また、[[兜甲児|甲児]]と一緒に彼女からからかわれる一幕も。
+
:『α外伝』では、未来世界に飛ばされた際に彼女と行動を共にしていた。また、[[兜甲児|甲児]]と一緒に彼女からからかわれる一幕も。
 
;[[ベルナルド・モンシア]]
 
;[[ベルナルド・モンシア]]
:αでは模擬戦で負かした事を根に持った彼から、負けた要因を[[ハロ]]のせいだと難癖をつけられ再び模擬戦をする羽目に。
+
:『α』では模擬戦をして負かした。それを根に持った彼から、負けたのは[[ハロ]]のせいだと難癖をつけられ再び模擬戦をする羽目に。
 
;[[チャック・キース]]
 
;[[チャック・キース]]
:αでは彼と一緒に再びモンシアとの模擬戦をやらされる羽目になる。また、[[ラビアンローズ]]のカフェの名物であるパフェを食べに行かないかと誘われ同行した。
+
:『α』では彼と一緒に再びモンシアとの模擬戦をやらされる羽目になる。また、[[ラビアンローズ]]のカフェの名物であるパフェを食べに行かないかと誘われ同行した。
    
==== アナザーガンダムシリーズ ====
 
==== アナザーガンダムシリーズ ====
 
;[[ヒイロ・ユイ]]
 
;[[ヒイロ・ユイ]]
:[[α]]や[[D]]で共に[[エンジェル・ハイロゥ]]に突入する。
+
:『α』や『D』で共に[[エンジェル・ハイロゥ]]に突入する。
 
;[[ガロード・ラン]]
 
;[[ガロード・ラン]]
:[[α外伝]]にて、ジュドーと一緒にガンダムのオークションをやっていた時に、同じく[[ガンダムエックス]]を売りに来た彼と出会う。彼の口からΖΖガンダムが[[Ζガンダム]]に似ているという言葉を聞き、[[フリーデン]]に仲間が居る事を知り合流する。
+
:『α外伝』にて、ジュドーと一緒にガンダムのオークションをやっていた時、同じく[[ガンダムエックス]]を売りに来た彼と出会う。彼の口からΖΖガンダムが[[Ζガンダム]]に似ているという言葉を聞き、[[フリーデン]]に仲間が居ると確信、合流する。
;[[フロスト兄弟]]([[シャギア・フロスト]]、[[オルバ・フロスト]])
+
;[[フロスト兄弟]]
:[[α外伝]]では、自分が[[ニュータイプ]]である故に、彼らから憎悪されている。
+
:『α外伝』では、自分が[[ニュータイプ]]であるが故に彼らから憎悪を向けられた。
    
==== 正暦作品 ====
 
==== 正暦作品 ====
 
;[[コレン・ナンダー]]
 
;[[コレン・ナンダー]]
:[[α外伝]]では、打倒[[ガンダムタイプ|ガンダム]]に執念を燃やす彼から、自分が[[Vダッシュガンダム]]に乗っていたからか、初対面早々に因縁をつけられる。
+
:『α外伝』では、打倒[[ガンダムタイプ|ガンダム]]に執念を燃やす彼から、自分が[[Vダッシュガンダム]]に乗っていたからか、初対面早々に因縁をつけられる。
 
;[[ギム・ギンガナム]]
 
;[[ギム・ギンガナム]]
:α外伝ではカテジナを戦いの道具として利用した事に激怒する。展開によってはカテジナがギンガナムの攻撃からウッソを庇って死ぬので、ウッソにとってはカテジナの仇にもなる。ちなみにこの展開だとジョセフの代わりに死亡フラグ講座を受けることになる。
+
:『α外伝』ではカテジナを戦いの道具として利用したことに激怒。展開によってはカテジナがギンガナムの攻撃からウッソを庇って死ぬので、ウッソにとってはカテジナの仇にもなる。
 +
:ちなみにこの展開だとジョセフの代わりに死亡フラグ講座を受けることになる。
    
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
 
;[[エルチ・カーゴ]]
 
;[[エルチ・カーゴ]]
:[[α外伝]]では、素性を隠した自分が正体不明なのにも関わらず、彼女に気に入られスカウトされた。
+
:『α外伝』では素性を隠した自分が正体不明なのにも関わらず、彼女に気に入られスカウトされた。
 
;[[キッド・ホーラ]]
 
;[[キッド・ホーラ]]
:α外伝では、ガンダムを手に入れて男を上げようとする彼を一喝した。
+
:『α外伝』ではガンダムを手に入れて男を上げようとする彼を一喝した。
 
;[[ガムリン木崎]]
 
;[[ガムリン木崎]]
:[[D]]では彼が[[ミレーヌ・フレア・ジーナス|ミレーヌ]]のファンである事を知り、「エリートだと思っていたのに、そういう人だったんですね」と呆れてしまう。
+
:『D』では彼が[[ミレーヌ・フレア・ジーナス|ミレーヌ]]のファンである事を知り、「エリートだと思っていたのに、そういう人だったんですね」と呆れてしまう。
 
;[[矢作省吾]]
 
;[[矢作省吾]]
:[[D]]では彼と絡む場面もそれなりに多い。ウッソが[[リガ・ミリティア]]の上官として対応しがちなハンゲルグの事に不満を漏らした時は、ウッソに対して「お前には悪いが、お前の親父からはシャアやゼクスやトレーズと同じ匂いがする」などと言ってハンゲルグを激しく非難した。
+
:[[D]]』では彼と絡む場面もそれなりに多い。
 +
:ウッソが[[リガ・ミリティア]]の上官として対応しがちなハンゲルグに不満を漏らした時は、ウッソに対して「お前には悪いが、お前の親父からはシャアやゼクスやトレーズと同じ匂いがする」などと言ってハンゲルグを激しく非難した。
    
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
 
;[[草間大作]]
 
;[[草間大作]]
:[[α]]では年齢が近いので親しくなる。
+
:『α』では年齢が近いので親しくなる。
 
;[[兜甲児]]
 
;[[兜甲児]]
:初共演の『第2次G』では生意気なガキ呼ばわりされて喧嘩になりかける。一方次に共演した『新』では甲児を「博識な凄い人」と思い込み、尊敬する。以後の作品でも主に良き兄貴分的存在となっている。
+
:初共演の『第2次G』では「生意気なガキ」呼ばわりされて喧嘩になりかける。
 +
:一方、次に共演した『新』では甲児を「博識な凄い人」と思い込み、尊敬する。以後の作品でも主に良き兄貴分的存在となっている。
 
;[[楯剣人]]
 
;[[楯剣人]]
:[[D]]では友人同士であり、よき兄貴分である。
+
:『D』では友人同士であり、良き兄貴分である。
    
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
;[[ジョシュア・ラドクリフ]]
 
;[[ジョシュア・ラドクリフ]]
:[[D]]でのよき兄貴分。オデロと喧嘩した際に陰ながら仲直りさせるためのお膳立てをした。
+
:『D』での良き兄貴分。オデロと喧嘩した際に陰ながら仲直りさせるためのお膳立てをした。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「このぉ、猫の目か狐目なんかーっ!」
+
;「このぉ、猫の目か狐目なんかっ!」
:第1話より。クロノクルのゾロと白兵戦を挑んだ際の台詞。αでは[[DVE]]。ちなみ作品によっては初戦の相手が[[シャッコー]]だったり、[[コンティオ]]だったりする。
+
:第1話より。クロノクルの[[ゾロ]]と白兵戦を挑んだ際の台詞。『α』では[[DVE]]。ちなみ作品によっては初戦の相手が[[シャッコー]]だったり、[[コンティオ]]だったりする。
;「宇宙にいる奴は宇宙にいろ!」<br />「おかしいんだよ! 宇宙にいる奴が地球に来て!」
+
;「宇宙にいる奴は宇宙にいろ!」
:第2話(時系列は1話より前)より。パラグライダーに乗っているところに、クロノクルのシャッコーと遭遇。コックピットハッチから入り込んだあと、殴り合いを始める。[[]]でも同様の台詞があるが、コアファイターからの砲撃になっている。
+
;「おかしいんだよ! 宇宙にいる奴が地球に来て!」
;「やっちゃった…ぼくが、なんで…?」
+
:第2話(時系列は1話より前)より。パラグライダーに乗っているところに、クロノクルのシャッコーと遭遇。コクピットに無理やり乗り込み、殴り合いを始める。
:無我夢中でガリーの乗るゾロを撃墜し、ガリーがコクピットから落下したのを目撃した際の台詞。この時点でガリーは死んでいないのだが、ウッソにとっては衝撃的な場面だったのだろう。
+
:『新』でも同様の台詞があるが、こちらはコアファイターからの砲撃になっている。
;「どうしてさ…どうしてさーっ!」
+
;「やっちゃった……僕が、なんで……?」
:手榴弾で自決した敵([[ワタリー・ギラ]])を見て。シリアスで悲劇的なシーンなのだが、中の人がまだ新人という事もあり、聞いてて色々と辛い台詞である。
+
:無我夢中で[[ガリー・タン|ガリー]]の乗るゾロを撃墜し、ガリーがコクピットから落下したのを目撃した際の台詞。この時点ではガリーは死んでいないのだが、ウッソにとっては衝撃的な場面だったのだろう。
;「よく、分かりません…母さんです…」
+
;「どうしてさ……どうしてさーっ!」
:モトラッド艦隊の爆発に巻き込まれたミューラの遺品を捜して戻ってきたウッソは、悄然とした表情でマーベットにヘルメットを渡しながらのこの台詞をつぶやき泣く。異様に重いヘルメットを受け取ったマーベットは、ヘルメットの中にミューラの生首が入っている事を察し、絶句する。
+
:[[ワタリー・ギラ|手榴弾で自決した敵]]を見て。シリアスで悲劇的なシーンなのだが、中の人がまだ新人という事もあり、聞いてて色々と辛い台詞である。
 +
;「よく、分かりません。……母さんです……」
 +
:モトラッド艦隊の爆発に巻き込まれたミューラの遺品を捜して戻ってきたウッソは、悄然とした表情でマーベットにヘルメットを渡しながらのこの台詞をつぶやき泣く。
 +
:異様に重いヘルメットを受け取ったマーベットは、ヘルメットの中にミューラの生首が入っているのを察し、絶句する。
 
;「おかしいですよ、カテジナさん!」
 
;「おかしいですよ、カテジナさん!」
:敵となったカテジナに対する叫び。ガンダムファンの間では「おかしいですよ」は「カテジナさん」の枕詞と化している。そのためか、「(カテジナさんがこんなことをするのは)おかしいですよ!」という意味ではなく、「(カテジナさんの'''頭とか精神とかが''')おかしいですよ!」という解釈も出来なくもない。<br />この他にも「カテジナさんおかしいよ、おかしいですよ!」というバージョンもあり。
+
:敵となったカテジナに対する叫び。ガンダムファンの間では「おかしいですよ」は「カテジナさん」の枕詞と化している。そのためか、「(カテジナさんがこんなことをするのは)おかしいですよ!」という意味ではなく、「(カテジナさんの'''頭とか精神とかが''')おかしいですよ!」という解釈も出来なくもない。
;「そんな所に居るから!」
+
:この他に「カテジナさんおかしいよ、おかしいですよ!」というバージョンもあり。
 +
;「そんな所にいるから!」
 
:
 
:
;「僕は誰の道具でもないんだ!」<br/>「お母さんをやりたければ、自分で子供を産んで、それでやってくださいよ!」
+
;「僕は誰の道具でもないんだ!」
:ルペ・シノへの決別の…というか手向けのセリフ。そう言うウッソも両親に戦うための技術を叩き込まれていた、嫌な言い方をすれば両親の道具にされていたのが皮肉か。
+
:「お母さんをやりたければ、自分で子供を産んで、それでやってくださいよ!」
;「女だっ!」<br/>「あなたは女性であり過ぎたんです!」
+
:ルペ・シノへの決別であり、手向け。そう言うウッソも両親に戦うための技術を叩き込まれた……嫌な言い方をすれば両親の道具にされていたのが皮肉か。
:前半はマーベットに2つの命があることを感じて混乱したファラへの返事(?)で、後半はファラを撃墜したときのセリフ。『Zガンダム』でエマもレコアに「女であり過ぎたわ!」と言っていたが文脈が異なる。
+
;「女だっ!」
<!-- 「そんなの!」 とも聞こえるので -->
+
;「あなたは女性でありすぎたんです!」
;「こいつも…女だ!」
+
:前半はマーベットに2つの命があることを感じて混乱したファラへの返事(?)で、後半はファラを撃墜した時のセリフ。『Zガンダム』でエマもレコアに「女でありすぎたわ!」と言っていたが、文脈が異なる。
:自らの理想をカガチらに利用された事を詫びつつも「自分にはどうする事も出来なかった」と身勝手に語るマリアに対し吐き捨てた一言。
+
<!-- 「そんなの!」とも聞こえるので -->
;「えっ…何です。あなたの体を焼けというのですか」<br/>「そうか、火で焼いて、…きれいにするんですね。そりゃあ、きれいにした方がいいですよ」<br/>「シャクティごめん。お母さんの言う通りにさせてもらうよ…!」
+
;「こいつも……女だ!」
:タシロの凶弾によってマリアは事切れ、激昂のままタシロもろともスクイードのブリッジをビームサーベルで貫いたウッソ。ブリッジに残ったマリアの遺体から意思を感じ取ったのか、V2のスナイピングデバイスを起動させ、スクイードのブリッジに向けてビームライフルを撃ち、「火葬」を実行した…。
+
:自らの理想をカガチらに利用されたのを詫びつつも「自分にはどうすることもできなかった」と身勝手に語るマリアに対し吐き捨てた一言。
;「カテジナッ!パイロットのやる事じゃない!」
+
;「えっ……? 何です、あなたの体を焼けというのですか」
:生身のネネカ隊を殺す戦いを強いられたところに、わざわざ中破したガンイージで騙まし討ちにしてきたカテジナに。精神的な疲労のあまりかついに呼び捨てになった。
+
;「そうか、火で焼いて……きれいにするんですね。そりゃあ、きれいにした方がいいですよ」
;「すさんだ心に、武器は危険なんです! クロノクルさん!!」
+
;「シャクティ、ごめん。お母さんの言う通りにさせてもらうよ……!」
 +
:タシロの凶弾によってマリアは事切れ、激昂のままタシロもろともスクイードのブリッジをビームサーベルで貫いたウッソ。
 +
:ブリッジに残ったマリアの遺体から意思を感じ取ったのか、V2のスナイピングデバイスを起動させ、スクイードのブリッジに向けてビームライフルを撃ち、「火葬」を実行した……。
 +
;「カテジナッ! パイロットのやることじゃない!」
 +
:生身のネネカ隊を殺す戦いを強いられたところに、わざわざ中破したガンイージで騙し討ちにしてきたカテジナに。精神的な疲労のあまりか、ついに呼び捨てになった。
 +
;「すさんだ心に、武器は危険なんです! クロノクルさん!!」
 
:エンジェル・ハイロゥ戦におけるクロノクルとの対決。クロノクル自身が悪意をもってウッソを倒そうとしたため、ウッソにその心を見透かされた。
 
:エンジェル・ハイロゥ戦におけるクロノクルとの対決。クロノクル自身が悪意をもってウッソを倒そうとしたため、ウッソにその心を見透かされた。
 
;「待ち伏せですよ!」
 
;「待ち伏せですよ!」
:待ち伏せしていたカテジナを発見しての台詞。ジュンコやオリファーら戦死した仲間の魂から誘導されて向かった先に、カテジナが待ち伏せていた。ウッソはそれを見て驚いた後、なぜか問いかけに近い言い方で上の台詞を喋る。
+
:待ち伏せしていたカテジナを発見しての台詞。ジュンコやオリファーら戦死した仲間の魂から誘導されて向かった先に、カテジナが待ち伏せていた。
;「ガンダムーッ!」
+
:ウッソはそれを見て驚いた後、なぜか問いかけに近い言い方で上の台詞を喋る。
:カテジナとの最終決戦で。この台詞を叫んで光の翼をビームシールドのように纏い、[[ゴトラタン]]のメガビームキャノンを凌いだ。膨大な量の光の翼が展開され、カテジナ機は消滅、エンジェル・ハイロゥは完全に分解、エネルギー切れのV2はゆっくりと降下していった。
+
;「ガンダムーッ!!」
 +
:カテジナとの最終決戦で。この台詞を叫んで光の翼をビームシールドのように纏い、[[ゴトラタン]]のメガビームキャノンを凌いだ。
 +
:膨大な量の光の翼が展開され、ゴトラタンは消滅。エンジェル・ハイロゥは完全に分解、エネルギー切れのV2はゆっくりと降下していった。
    
=== 漫画版 ===
 
=== 漫画版 ===
;「よォ!オレウッソ・エヴィンってゆ――んだ!!ヨロシクな!!」<br />「オレの人生メチャクチャでんがな――」<br />「ゆるさねぇ…ゆるさねえぞォ!!ザンスカール!!」<br />「ウッソくんの大発明!!」<br />「まだだ!!まだだぜ!ザンスカール!かあさんの作戦は……おわっちゃいねえ―――!!」<br />「きさまらが―きさまらがオデロを!!」<br />「V字斬乱れ斬り!」<br />「きさまは電子レンジにいれられたダイナマイトだ メガ粒子の閉鎖空間のなかで分解されるがいい!」
+
;「よォ! オレ ウッソ・エヴィンってゆ――んだ!! ヨロシクな!!」
:コミックボンボンで連載された漫画版での名(迷)台詞の数々。上記の通り、アニメ版と比べて熱血な言動が非常に多い。<br />なお、この最後のセリフは[[ドッゴーラ|ドッゴーラ改]][[V2アサルトガンダム|V2アサルト]]のメガビームシールドの機能を応用する事でビームフィールドに閉じこめ、メガビームライフルによりドッゴーラ改を大破させた際の台詞。その類稀な比喩表現や、ボンボン版ウッソにすらそぐわない攻撃的な台詞回しが強烈な印象を残す。
+
:コミックボンボンで連載された漫画版での初登場時。
 +
:読者に自分の境遇をわかりやすく解説しているのだが、シャクティに'''「誰と話してんの」'''と突っ込まれる。
 +
;「ゆるさねぇ…ゆるさねえぞォ!! ザンスカール!!」
 +
;「おまえ…おまえらが戦争なんか始めるから…いけないんだー!!」
 +
:[[カイラスギリー]]攻略戦において。目の前で[[ヘレン・ジャクソン|ヘレン]]を殺され、激昂する。
 +
;「ウッソくんの大発明!! ビームサーベルを七本束にしたらどれほどの威力か…ためしてやるぜ!!」
 +
:[[リーンホース]]と合流するため、全エネルギーを使った「七束ビームサーベル」でザンスカールを一網打尽にする。
 +
;「まだだ!! まだだぜ! ザンスカール!! かあさんの作戦は……おわっちゃいねえ――!!」
 +
:[[アドラステア]]を破壊するため、ウッソは'''瞳に「V2」の文字を浮かべながら'''ビームライフルを撃つ。
 +
;「きさまらが――きさまらがオデロを!!」
 +
:エンジェル・ハイロゥ内部で多数のゾロアットから攻撃を受け、カガチとマリアを道連れに命を落としたオデロ。
 +
:「相手はたった一機だ、さっきのヤツ(オデロ)みたいに一斉にやっちまえ」とその最期を愚弄するザンスカール兵に怒りを爆発させたウッソは、ビームサーベルを二本使った「V字斬乱れ斬り」で敵を壊滅させる。
 +
;「オデロ……ジュンコさん……オリファーさん…… みんな……みんな死んじまった……」
 +
;「もう……やだよ…… 人が死ぬのは……人を……殺すのは……」
 +
:ゾロアット部隊を倒した直後、我に返って。オデロたちの幻影に「やるべきことがあるはずだ」と諭され、シャクティを助けに向かうが、そこに姉を失い復讐に燃えるクロノクルが迫る。
 +
:この場面に出てくる死者はオデロ、オリファー、ジュンコ、ヘレン、[[ペギー・リー|ペギー]]、ミューラ。作中でウッソと交流があったオデロとヘレン、ミューラはともかく、残りのメンバーは'''いつの間にか死んでいた面々'''である。
 +
;「ミノフスキー粒子に電磁波を流してつくったプラズマバリアーだ! この中にメガ粒子砲を撃ちこめばどうなるか!」
 +
;「さらばだ! クロノクル!!」
 +
;「きさまは電子レンジにいれられたダイナマイトだ! メガ粒子の閉鎖空間のなかで分解されるがいい!」
 +
:クロノクルとの最終決戦において。[[V2アサルトガンダム|V2アサルト]]のシールドビットを応用することで[[ドッゴーラ|ドッゴーラ改]]をビームフィールドに閉じこめ、メガビームライフルによりドッゴーラ改を大破させた際の台詞。
 +
:その類稀な比喩表現や、ボンボン版ウッソにすらそぐわない攻撃的な台詞回しが強烈な印象を残す。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
231行目: 281行目:  
:[[ダカール]]ルート第51話「ダカールの日」のシナリオデモにて。[[ダカール]]の連邦議会占拠作戦の前、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]らと共に[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に詰め寄った台詞。
 
:[[ダカール]]ルート第51話「ダカールの日」のシナリオデモにて。[[ダカール]]の連邦議会占拠作戦の前、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]らと共に[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に詰め寄った台詞。
 
:シャアとして立つ決意を固めたクワトロはこの時ウッソ達に「君達の期待に応えられるかはわからない」と発言し、その言葉は[[第2次α]]で現実化する事に……
 
:シャアとして立つ決意を固めたクワトロはこの時ウッソ達に「君達の期待に応えられるかはわからない」と発言し、その言葉は[[第2次α]]で現実化する事に……
;「でも………」<br />「エアロゲイターには…せめて…''せめて、人間らしく''サイキッカーの人達を扱ってもらいたかった…」<br />「こ、こんなのじゃ…こんなのじゃシャクティ達は…!!」
+
;「でも………」
:[[エンジェル・ハイロゥ]]ルート第59話「せめて、人間らしく」のシナリオエンドデモより。太平洋に沈んだエンジェル・ハイロゥに乗っていた3万人のサイキッカーが、脳髄だけの状態で見つかった時に喋った台詞。こんなところで、[[新世紀エヴァンゲリオン|エヴァ]]のタイトルを台詞の中に混ぜるとは、スタッフの粋な計らいが見られる。
+
;「エアロゲイターには…せめて…''せめて、人間らしく''サイキッカーの人達を扱ってもらいたかった…」
 +
;「こ、こんなのじゃ…こんなのじゃシャクティ達は…!!」
 +
:[[エンジェル・ハイロゥ]]ルート第59話「せめて、人間らしく」のシナリオエンドデモより。太平洋に沈んだエンジェル・ハイロゥに乗っていた3万人のサイキッカーが、脳髄だけの状態で見つかった時に喋った台詞。
 +
:それにしても、こんなところで[[新世紀エヴァンゲリオン|エヴァ]]のタイトルを台詞の中に混ぜるとは。スタッフの粋な計らいが見られる。
    
'''[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]'''
 
'''[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]'''
 
;ウッソ「僕達は…」<br />アムロ「ウッソ!」<br />ウッソ「いえ、アムロさん。もう僕達のことを秘密にしているのも限界です」<br />「それに…僕はガロードさん達を騙しているようでもう嫌なんです」<br />アムロ「ウッソ…」<br />ウッソ「…事情を話して、この時代の人達に協力してもらうべきなんじゃないでしょうか?」<br />サラ「この時代…?」<br />キエル「もしや…あなた方は…?」<br />ウッソ「ええ…僕達は過去の世界からここへ来たんです」
 
;ウッソ「僕達は…」<br />アムロ「ウッソ!」<br />ウッソ「いえ、アムロさん。もう僕達のことを秘密にしているのも限界です」<br />「それに…僕はガロードさん達を騙しているようでもう嫌なんです」<br />アムロ「ウッソ…」<br />ウッソ「…事情を話して、この時代の人達に協力してもらうべきなんじゃないでしょうか?」<br />サラ「この時代…?」<br />キエル「もしや…あなた方は…?」<br />ウッソ「ええ…僕達は過去の世界からここへ来たんです」
:第21話「地上を我が手に」のシナリオエンドデモにて。はるか未来においても[[恐竜帝国]]と因縁が続いていた事が未来世界組に知られ、彼らに自分達が「過去の時代から来た人間」である事を明かした際のやり取り。
+
:第21話「地上を我が手に」のシナリオエンドデモにて。はるか未来においても[[恐竜帝国]]と因縁が続いていたことが未来世界組に知られ、彼らに自分たちが「過去の時代から来た人間」であることを明かした際のやり取り。
 
;「人が…自分の意志とは関係なく、戦争の道具として利用されて…」<br />「それで死ぬなんて…そんなのいつまで繰り返せばいいんですか?」
 
;「人が…自分の意志とは関係なく、戦争の道具として利用されて…」<br />「それで死ぬなんて…そんなのいつまで繰り返せばいいんですか?」
:第38話「月光蝶」のシナリオエンドデモにて。運命に翻弄されたカテジナの死を目の当たりにした後のウッソの嘆き。これに対しジュドーは悲劇の連鎖を止めようとする決意を固め、カミーユもまたロザミィを救い出す決意を固める。
+
:第38話「月光蝶」のシナリオエンドデモにて。運命に翻弄されたカテジナの死を目の当たりにした後のウッソの嘆き。
 +
:これに対しジュドーは悲劇の連鎖を止めようとする決意を固め、カミーユもまたロザミィを救う決意を固める。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;「ホントは僕だって、こんなのは嫌なんです。母はモトラッド艦隊に殺されて、父の乗った戦艦だって、エンジェル・ハイロゥの戦いでモトラッド艦と一緒に沈んだんです。そのモトラッド艦隊の司令官のあなたを、許したくなんてありませんよ。だけど、状況がこうなら、そういう感情は別の問題として考えなくちゃ、ダメなんです。そうでなくちゃ、平和なんて、絶対に…」
 
;「ホントは僕だって、こんなのは嫌なんです。母はモトラッド艦隊に殺されて、父の乗った戦艦だって、エンジェル・ハイロゥの戦いでモトラッド艦と一緒に沈んだんです。そのモトラッド艦隊の司令官のあなたを、許したくなんてありませんよ。だけど、状況がこうなら、そういう感情は別の問題として考えなくちゃ、ダメなんです。そうでなくちゃ、平和なんて、絶対に…」
:[[D]]でザンスカールと決着を着けた後、捕虜になったクロノクルをアムロと共に[[説得]]した際の台詞。最初は冷静に話しているウッソも、やがて感情が昂り、嗚咽を漏らしてしまう。直前に「私を笑いに来たのか」と自嘲気味に辛い態度をとったクロノクルも、このウッソの言葉と、アムロの言葉を受けて、地球圏を取り巻く現状、これからの自身がとるべき行動について真剣に考え、遂にカテジナと共に、[[ブルー・スウェア]]に加わることを決心する事になる。
+
:[[スーパーロボット大戦|D]]』でザンスカールと決着を着けた後、捕虜になったクロノクルをアムロと共に[[説得]]した際の台詞。最初は冷静に話しているウッソも、やがて感情が昂り、嗚咽を漏らしてしまう。
 +
:直前に「私を笑いに来たのか」と自嘲気味な態度をとったクロノクルも、このウッソの言葉と、アムロの言葉を受けて、地球圏を取り巻く現状、これからの自身がとるべき行動について真剣に考え、ついにカテジナと共に[[ブルー・スウェア]]に加わることを決意する。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
252行目: 307行目:  
:第9話にて搭乗。V同様、下半身をぶつける戦法を見せた。
 
:第9話にて搭乗。V同様、下半身をぶつける戦法を見せた。
 
;[[V2ガンダム]] / [[V2アサルトガンダム]] / [[V2バスターガンダム]] / [[V2アサルトバスターガンダム]]
 
;[[V2ガンダム]] / [[V2アサルトガンダム]] / [[V2バスターガンダム]] / [[V2アサルトバスターガンダム]]
:母が作ったモビルスーツであり、Vガンダムに代わる愛機として活躍した。<br />また、漫画版においてはアサルトパーツは父が最期にウッソに託した形見である。
+
:母が作ったモビルスーツであり、Vガンダムに代わる愛機として活躍した。
;Vセカンド(SRW未登場)
+
:アサルトパーツは漫画版において、父が最期にウッソに託した形見となった。
 +
;Vセカンド(SRW未登場)
 
:小説版での最終搭乗機。
 
:小説版での最終搭乗機。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*[[ミューラ・ミゲル|母親の姓]]等から、「[[シャア・アズナブル|シャア]]の孫ではないか?」という憶測もあったが、監督である富野由悠季により否定されている。
+
*[[ミューラ・ミゲル|母親の姓]]などから、「[[シャア・アズナブル|シャア]]の孫ではないか?」という憶測もあったが、監督である富野由悠季により否定されている。
*ウッソ役を演じた阪口大助氏のデビュー作&初主役キャラ。当時は新人であった事から、演技力の未熟さからアフレコの度に富野監督に怒られていたそうである。しかし、その指導のおかげで演技力がついたのは、有名な話である。ちなみに鉄拳制裁まで受けていたと長年言われていたが、阪口氏本人の口から否定されている。
+
*ウッソ役を演じた阪口大助氏のデビュー作&初主役キャラ。当時は新人であったことから、アフレコの度に富野監督から演技力の未熟さを怒られていたそうである。しかし、その指導のおかげで演技力がついたと感謝しているのも有名な話である。
*ウッソは宇宙世紀のガンダムシリーズにおける最年少男性MSパイロットと評価される事が多いのだが、実はウッソは2番目であり、1番目は[[ハサウェイ・ノア]]である。女性も含めれば、[[エルピー・プル]]や[[プルツー]]も、それ以前に加わる事になる。
+
**ちなみに鉄拳制裁まで受けていたと長年言われていたが、これは阪口氏本人が否定している。
**最年少男性主人公MSパイロットなら間違っていないが、他の主人公よりも特別に年齢が低いわけでなく、実は[[ジュドー・アーシタ]]も第1話の時点では13歳5箇月で同年齢である。また現在では[[キオ・アスノ]]も同じく13歳である。
+
*ウッソは宇宙世紀のガンダムシリーズにおける最年少男性MSパイロットと言われることが多いのだが、実はウッソは2番目であり、1番は[[ハサウェイ・ノア]]である。女性も含めれば、[[エルピー・プル]]や[[プルツー]]も、それ以前に加わることになる。
 +
**最年少男性主人公MSパイロットと言うなら間違っていないが、他の主人公よりも特別に年齢が低いわけでなく、実は[[ジュドー・アーシタ]]も第1話の時点では13歳5ヶ月で同年齢。また現在では[[キオ・アスノ]]も同じく13歳である。
    
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
匿名利用者

案内メニュー