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| 地球連邦軍とは[[宇宙世紀]]系のガンダム作品における[[地球連邦政府]]の軍事部門で、創設は宇宙世紀に移行する前の[[西暦]]2009年である。 | | 地球連邦軍とは[[宇宙世紀]]系のガンダム作品における[[地球連邦政府]]の軍事部門で、創設は宇宙世紀に移行する前の[[西暦]]2009年である。 |
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− | 官僚主義、事なかれ主義、派閥争いなどが常態化し、腐敗しきった組織として描かれることが多い。所属している軍人が当たり前のように議会に議席を持っているなど、シビリアンコントロールが機能しているかもかなり疑問。政府と軍の区別は曖昧で、しばしば連邦軍=連邦政府という認識で語られることもある。
| + | 官僚主義、事なかれ主義、派閥争いなどが常態化し、腐敗しきった組織として描かれることが多い。所属している軍人が当たり前のように議会に議席を持っている等、シビリアンコントロールが機能しているのかについてもかなり疑問。政府と軍の区別は曖昧で、しばしば連邦軍=連邦政府という認識で語られることもある。 |
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− | [[一年戦争]]で[[ジオン公国]]に勝利した後も、地球至上主義寄り故に[[ネオ・ジオン]]を初めとした[[スペースノイド]]の反乱や[[ティターンズ]]の台頭等を生んだが、結局『[[機動戦士ガンダム]]』から『[[機動戦士Vガンダム]]』の時代まで存続し、[[地球]]のみならず地球圏全体に支配が及んでいる。ただし『Vガンダム』の世界では戦況の蚊帳の外にある状態で、統治能力の低下が推測できる。 | + | [[一年戦争]]で[[ジオン公国]]に勝利した後も、地球至上主義寄り故に[[ネオ・ジオン]]を初めとした[[スペースノイド]]の反乱や[[ティターンズ]]の台頭等を生んだが、結局『[[機動戦士ガンダム]]』から『[[機動戦士Vガンダム]]』の時代まで存続し、[[地球]]のみならず地球圏全体に支配が及んでいる。ただし、『Vガンダム』の世界では戦況の蚊帳の外にある状態なので、統治能力の低下が推測できる。 |
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| [[スーパーロボット大戦J|J]]など宇宙世紀系ガンダムが参戦していない作品を除けば、SRWにおける正規軍は基本的に地球連邦軍である([[スーパーロボット大戦D|D]]のように宇宙世紀系ガンダムが参戦していても[[地球統合軍]]が正規軍という作品もある)。 | | [[スーパーロボット大戦J|J]]など宇宙世紀系ガンダムが参戦していない作品を除けば、SRWにおける正規軍は基本的に地球連邦軍である([[スーパーロボット大戦D|D]]のように宇宙世紀系ガンダムが参戦していても[[地球統合軍]]が正規軍という作品もある)。 |
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| :[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]の国連軍を元に結成される。 | | :[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]の国連軍を元に結成される。 |
| ;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) | | ;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) |
− | :[[機動戦士Ζガンダム]]の頃の雰囲気でジャミトフにより一部の旧[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]メンバーで構成された[[ティターンズ]]が結成され、実権を掌握している。 | + | :[[機動戦士Ζガンダム]]の頃の雰囲気で[[ジャミトフ・ハイマン|ジャミトフ]]によって一部の旧[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]メンバーで構成された[[ティターンズ]]が結成され、実権を掌握している。 |
| ;[[スーパーロボット大戦F]] | | ;[[スーパーロボット大戦F]] |
| :第4次と同じ。 | | :第4次と同じ。 |
| ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] | | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
− | :ロンド・ベルがティターンズと対立したため連邦軍とも敵対状態になってしまう。ただしロンド・ベルは連邦軍との戦闘は避けるようにしており、真面目に戦う事態はあまり起こらず、戦う場合も敗北条件が「敵の全滅」や「連邦軍に攻撃を仕掛ける」と特殊。 | + | :[[ロンド・ベル]]がティターンズと対立したため連邦軍とも敵対状態になってしまう。ただし、ロンド・ベルは連邦軍との戦闘は避けるようにしており、真面目に戦う事態はあまり起こらず、戦う場合も敗北条件が「敵の全滅」や「連邦軍に攻撃を仕掛ける」と特殊。 |
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| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
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| :[[ティターンズ]]が実質的な地球圏の実権を握りつつあるという設定。 | | :[[ティターンズ]]が実質的な地球圏の実権を握りつつあるという設定。 |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] |
− | :[[量産型ガンダムF91]]や[[ヘビーガン]]が連邦軍の主力機となっている([[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]では[[機動戦士ガンダム F91|F91]]や[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|クロスボーン]]が参戦しないために登場しないが)。<br />三輪長官の横暴が目立つとはいえ、ティターンズやブルーコスモスが登場しないのでαシリーズでは比較的良識的に見えるが、一部ネオ・ジオンに奔る連邦軍の部隊も登場する。 | + | :[[量産型ガンダムF91]]や[[ヘビーガン]]が連邦軍の主力機となっている([[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]では[[機動戦士ガンダム F91|F91]]や[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|クロスボーン]]が参戦しないために登場しないが)。 |
| + | :[[三輪防人|三輪長官]]の横暴が目立つとはいえ、ティターンズやブルーコスモスが登場しないのでαシリーズでは比較的良識的に見えるが、一部[[ネオ・ジオン]]に奔る連邦軍の部隊も登場する。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] |
| :[[ブルーコスモス]]の台頭によって、[[ザフト]]と戦争状態に陥る。一部を除いて艦長や一般兵は[[機動戦士ガンダムSEED|SEED]]の連合の制服だが、[[連邦兵]]表記である。 | | :[[ブルーコスモス]]の台頭によって、[[ザフト]]と戦争状態に陥る。一部を除いて艦長や一般兵は[[機動戦士ガンダムSEED|SEED]]の連合の制服だが、[[連邦兵]]表記である。 |
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦A]] | | ;[[スーパーロボット大戦A]] |
− | :ティターンズ壊滅後という設定。ギガノス帝国やジオン残党、異星人勢力と戦争状態にある。[[シャドウミラー]]も「むこう側」の世界の連邦軍に所属していた。実は携帯機シリーズで地球連邦軍が正規軍である唯一の作品。 | + | :ティターンズ壊滅後という設定。ギガノス帝国やジオン残党、異星人勢力と戦争状態にある。[[シャドウミラー]]も「むこう側」の世界の連邦軍に所属していた。 |
| + | :実は、携帯機シリーズで地球連邦軍が正規軍である唯一の作品。 |
| ;[[スーパーロボット大戦R]] | | ;[[スーパーロボット大戦R]] |
− | :完全平和主義を理念とした地球圏統一国家が樹立し軍縮を進めたので、地球連邦軍は解体し、大量の失業軍人が出ている。当初は正規軍と呼べるものがなかったが、多数の侵略者出現に地球圏統一国家防衛隊([[ラウンドナイツ]])を設立し、これが事実上の正規軍。ただし一般兵は連邦兵名義。序盤の現代編では地球圏統一国家をクーデターで打倒して新地球連邦政府と新地球連邦軍が樹立している。 | + | :完全平和主義を理念とした地球圏統一国家が樹立し軍縮を進めたので、地球連邦軍は解体し、大量の失業軍人が出ている。 |
| + | :当初は正規軍と呼べるものがなかったが、多数の侵略者出現に地球圏統一国家防衛隊([[ラウンドナイツ]])を設立し、これが事実上の正規軍。ただし、一般兵は連邦兵名義。 |
| + | :序盤の現代編では、地球圏統一国家をクーデターで打倒して新地球連邦政府および新地球連邦軍が樹立している。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
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| :[[一年戦争]]時の地球連邦軍総司令官。[[ア・バオア・クー]]にて[[ジオン軍|ジオン]]の[[ソーラ・レイ]]により乗艦ごと消滅した。 | | :[[一年戦争]]時の地球連邦軍総司令官。[[ア・バオア・クー]]にて[[ジオン軍|ジオン]]の[[ソーラ・レイ]]により乗艦ごと消滅した。 |
| ;[[ジョン・コーウェン]] | | ;[[ジョン・コーウェン]] |
− | :0083に登場。階級は中将で[[ガンダム開発計画]]の責任者を務めた改革派だが、[[ジャミトフ・ハイマン]]らの謀略により失脚した。 | + | :0083に登場。階級は中将で[[ガンダム開発計画]]の責任者を務めた改革派だが、ジャミトフ・ハイマンらの謀略により失脚した。 |
| ;[[ジャミトフ・ハイマン]] | | ;[[ジャミトフ・ハイマン]] |
− | :[[ティターンズ]]総帥。政敵であった[[ジョン・コーウェン]]を追い落とし、[[ティターンズ]]を創設した。 | + | :[[ティターンズ]]総帥。政敵であったジョン・コーウェンを追い落とし、[[ティターンズ]]を創設した。 |
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| === 人物(佐官・艦長クラス) === | | === 人物(佐官・艦長クラス) === |
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| === 人物(主要なパイロット等) === | | === 人物(主要なパイロット等) === |
| ;[[アムロ・レイ]] | | ;[[アムロ・レイ]] |
− | :『[[機動戦士ガンダム]]』の[[主人公]]。弱冠15歳で[[ガンダム]]に搭乗して多大な戦果を挙げ、その力を恐れた連邦上層部による7年間の幽閉を経て、[[カラバ]]に復帰。その後は[[ロンド・ベル]]の[[モビルスーツ]]隊隊長を務めた。 | + | :『[[機動戦士ガンダム]]』の[[主人公]]。弱冠15歳で[[ガンダム]]に搭乗して多大な戦果を挙げ、その力を恐れた連邦上層部による7年間の幽閉を経て、[[カラバ]]に復帰。[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|その後]]は、[[ロンド・ベル]]の[[モビルスーツ]]隊隊長を務めた。 |
| ;[[シロー・アマダ]] | | ;[[シロー・アマダ]] |
| :『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊|08小隊]]』の主人公。 | | :『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊|08小隊]]』の主人公。 |
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| :連邦軍は基本的に連邦政府の軍事部門であるが、しばしば政府と軍が一体化しているような節も見られる。 | | :連邦軍は基本的に連邦政府の軍事部門であるが、しばしば政府と軍が一体化しているような節も見られる。 |
| ;[[アナハイム・エレクトロニクス]] | | ;[[アナハイム・エレクトロニクス]] |
− | :地球連邦軍のモビルスーツ発注先。 | + | :地球連邦軍の[[モビルスーツ]]発注先である[[企業|大企業]]。 |
| ;[[サナリィ]] | | ;[[サナリィ]] |
− | :地球連邦軍の海軍研究所。アハナイムより次期主力[[モビルスーツ]]の座を勝ち取った。 | + | :地球連邦軍の海軍研究所。アハナイムより次期主力モビルスーツの座を勝ち取った。 |
| ;[[ガンダムタイプ|ガンダム]] | | ;[[ガンダムタイプ|ガンダム]] |
− | :連邦軍が採用する高性能[[モビルスーツ]]の名。 | + | :連邦軍が採用する高性能モビルスーツの名。 |
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| == 主要基地 == | | == 主要基地 == |
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| == メモ == | | == メモ == |
− | *基本的に佐官以上の軍人は士官学校を出ているのが条件(そのため、[[アムロ・レイ|アムロ]]の最終階級は大尉)。 | + | *基本的に佐官以上の軍人は、士官学校を出ている事が条件である(そのため、[[アムロ・レイ|アムロ]]の[[軍階級|最終階級]]は大尉)。 |
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