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“タカの目”の[[異名]]を持つ敏腕の[[トレイラー]]であり、それなりに名を知られている人物。経験豊富でありとあらゆる局面で冷静な判断を下す戦略眼や威厳を持ち合わせているが、ちゃっかりした所もあり、また経営難からか金銭にも結構がめつい。腕は確かであるが、36回に渡り倒産の危機を迎えるなど、経営者の才覚には疑問符がつくところもある(それでも借金だけはないのが不思議な所である。常に借金だらけの[[クロウ・ブルースト|この人]]が聞いたらどんな顔をするだろうか?)。
 
“タカの目”の[[異名]]を持つ敏腕の[[トレイラー]]であり、それなりに名を知られている人物。経験豊富でありとあらゆる局面で冷静な判断を下す戦略眼や威厳を持ち合わせているが、ちゃっかりした所もあり、また経営難からか金銭にも結構がめつい。腕は確かであるが、36回に渡り倒産の危機を迎えるなど、経営者の才覚には疑問符がつくところもある(それでも借金だけはないのが不思議な所である。常に借金だらけの[[クロウ・ブルースト|この人]]が聞いたらどんな顔をするだろうか?)。
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彼の過去の素状は子供らは全く知らなかったものの、実は若い頃は[[宇宙海賊]]として暴れまわっていた時期がある。とはいっても、実体は主に非合法組織などを相手にする義賊であり、ヴァルストークで宇宙を走り回っていた。しかし、その過程で色々と面倒を起こしており、お咎めなしにも限度があるというコトで、色々な人物から追われる立場だった(なお、当時ブレスを追っていたのは大河や火麻など、現在のGGG上層部であり、力を入れていた彼らの上司が他ならぬ[[ロゼ・アプロヴァール]])。
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子供達には黙っていたが、若い頃は[[宇宙海賊]]として暴れまわっていた時期がある。海賊と言っても実体は非合法組織の壊滅や悪徳政治家の内情暴露が主であり、義賊として活躍していた。しかし、その過程で色々と面倒を起こしており、お咎めなしにも限度があるというコトで、色々な人物から追われる立場だった(なお、当時ブレスを追っていたのは大河や火麻など、現在のGGG上層部であり、力を入れていた彼らの上司が他ならぬ[[ロゼ・アプロヴァール]])。
    
そんな中、ふとした事から出会ったユウミ(後の[[ユウミ・アーディガン]])に一目惚れでプロポーズし、その後海賊稼業から足を洗う。その際にフードを被っていたユウミを一目で美人だと見破った事から、“タカの目”の[[異名]]がつけられた。本人は[[異名]]の由来は秘密にしたがっていたが、デュオなど宇宙で活動する(トレイラーと活動域の近い)メンバーには知られており、木星決戦後にカズマには明かしている。また決戦前のなぜなにナデシコで、火星生まれであることや[[チューリップクリスタル]]を売り捌こうと思って持ち出していたのも判明している。
 
そんな中、ふとした事から出会ったユウミ(後の[[ユウミ・アーディガン]])に一目惚れでプロポーズし、その後海賊稼業から足を洗う。その際にフードを被っていたユウミを一目で美人だと見破った事から、“タカの目”の[[異名]]がつけられた。本人は[[異名]]の由来は秘密にしたがっていたが、デュオなど宇宙で活動する(トレイラーと活動域の近い)メンバーには知られており、木星決戦後にカズマには明かしている。また決戦前のなぜなにナデシコで、火星生まれであることや[[チューリップクリスタル]]を売り捌こうと思って持ち出していたのも判明している。
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物語の中盤において、[[インファレンス]]の駆る[[スキエンティア]]と遭遇。その際にカズマを守るために飛び出し、死亡したかに思われた。
 
物語の中盤において、[[インファレンス]]の駆る[[スキエンティア]]と遭遇。その際にカズマを守るために飛び出し、死亡したかに思われた。
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だが実際は[[ボソンジャンプ]](『W』の火星は『[[機動戦艦ナデシコ]]』の世界観に基づいているため、彼も[[A級ジャンパー]]である)で150億年前の宇宙に[[タイムスリップ]]し、現在の宇宙が滅び去る前に栄えた文明である[[始原文明エス]]の人々の元へ辿りついた。滅びの運命を目の前に意気消沈している彼らに思い出の大切さを説いて希望を与え、思い出を次の宇宙へ残し、更に記録を行うための[[ザ・データベース]]と、彼らが暴走した時の抑止力である[[ヴァルホーク]]・[[ヴァルストーク]]、そして己の代行者たる[[アプリカント]]を造り上げた。向こう側の世界において重要な存在となっていたブレスはそのまま留まることとなったため、それ以降、彼の詳細は不明である。
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だが実際は[[ボソンジャンプ]](『W』の火星は『[[機動戦艦ナデシコ]]』の世界観に基づいているため、彼も[[A級ジャンパー]]である)で150億年前の宇宙に[[タイムスリップ]]し、現在の宇宙が滅び去る前に栄えた文明である[[始原文明エス]]の人々の元へ辿りついた。滅びの運命を目の前に意気消沈している彼らに思い出の大切さを説いて希望を与え、思い出を次の宇宙へ残し、更に記録を行うための[[ザ・データベース]]と、彼らが暴走した時の抑止力である[[ヴァルホーク]]・[[ヴァルストーク]]、そして己の代行者たる[[アプリカント]]を造り上げた。その後はおそらく、消滅する「前の宇宙」と運命を共にしたと思われる。
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なお、[[聖バレンタインの光]]ではカズマを守るためシャトルに乗って宇宙に飛び出し、[[ボソンジャンプ]]で時間を跳躍している。
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このシャトルはおそらく、物語序盤でカズマが言っていた「家族のライフデータやヴァルストークの設計図が記録されている脱出艇」であり、過去に辿り着いたブレスはこのデータを基にヴァルストークと[[アリア・アドヴァンス|アリア]]を造ったと考えられる<ref>ヴァルストークの設計図をネジ一本、細部にいたるまで丸暗記していたとは考えにくい。また、良い関係になりかけたカズマとアリアにレギュレイトが釘を刺したのも、カズマの遺伝情報がアリアに使われていると仮定すれば無理もないことである。</ref>。
    
カズマにとっては越えねばならない大きな存在であり、その存在の大きさはWにおけるキーキャラクターの一人であった。
 
カズマにとっては越えねばならない大きな存在であり、その存在の大きさはWにおけるキーキャラクターの一人であった。
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;[[ヴァルザカード]]<br />[[ヴァルガード]]
 
;[[ヴァルザカード]]<br />[[ヴァルガード]]
 
:ザ・データベースへのカウンター兵器。ガードの方はヴァルホーク完成時に空想していた合体機構を本当に組み込んだもの。
 
:ザ・データベースへのカウンター兵器。ガードの方はヴァルホーク完成時に空想していた合体機構を本当に組み込んだもの。
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== 脚注 ==
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