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− このS型は拠点強襲には多大な効果を発揮したものの、一番の本命であった夜天光には相性の悪さ(機動力特化の白兵型と火力特化の重装甲では歴然である)が祟り、やはりボロ負けを喫する。そこで、重装甲を維持しつつ機動力を確保するため、スラスターを肩に追加して脚部そのものもスラスターに換装、ハンドビームガンを装備する両手では武器が使えないためテールバインダーにマジックハンドの機能を持たせ、増加した推力に機体を耐えさせるため、エステバリスの四肢を固定することで剛性を高めた重装甲型(アーマード、A1型)へと改造された(余談だがS型とA型はクルセイドで初めて色つきイラスト化された)。+
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しかし、高性能試作機とはいえ元が旧型の上、相手は最新スペックの夜天光+六連×6では勝ち目があるはずもなく大破。これを受けたネルガル側は、対多数戦闘をコンセプトに強化改造を行い、外付けの装備や追加アーマーを実装。これが「ブラックサレナ」である。ちなみにロールアウト当初の武装が、実弾兵器を満載し、落ちた機動力を補うため燃料系スラスターと重力推進を併用した重火力型(ストライカータイプ、S型)である。
しかし、高性能試作機とはいえ元が旧型の上、相手は最新スペックの夜天光+六連×6では勝ち目があるはずもなく大破。これを受けたネルガル側は、対多数戦闘をコンセプトに強化改造を行い、外付けの装備や追加アーマーを実装。これが「ブラックサレナ」である。ちなみにロールアウト当初の武装が、実弾兵器を満載し、落ちた機動力を補うため燃料系スラスターと重力推進を併用した重火力型(ストライカータイプ、S型)である。
このS型は拠点強襲には多大な効果を発揮したものの、一番の本命であった夜天光には相性の悪さ(機動力特化の白兵型と火力特化の重装甲では歴然である)が祟り、やはりボロ負けを喫する。そこで、重装甲を維持しつつ機動力を確保するため、スラスターを肩に追加して脚部そのものもスラスターに換装、ハンドビームガンを装備する両手では武器が使えないためテールバインダーにマジックハンドの機能を持たせ、増加した推力に機体を耐えさせるため、エステバリスの四肢を固定することで剛性を高めた重装甲型(アーマード、A1型)へと改造された(余談だがS型とA型はカードゲーム『クルセイド』で初めて色つきイラスト化された)。
ここからさらに装甲を高めたのが、劇中に登場した機体(A2型)である。ちなみに実は背部の装甲がかなり薄く、SPLの重力波アンテナが飛び出している。さらにジャンプ装置は高機動ユニットの方にあり、サレナ本体には搭載されていない(つまりブラックサレナ単独では基本的にジャンプ不能)。
ここからさらに装甲を高めたのが、劇中に登場した機体(A2型)である。ちなみに実は背部の装甲がかなり薄く、SPLの重力波アンテナが飛び出している。さらにジャンプ装置は高機動ユニットの方にあり、サレナ本体には搭載されていない(つまりブラックサレナ単独では基本的にジャンプ不能)。
ブラックサレナ(黒百合)の花言葉は「恋」「呪い」。[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]への想いと[[北辰]]らへの復讐心のダブルミーニングが込められているのだろう。ユリカへの想いを心に秘め、北辰らへの復讐心で心を閉ざしたアキトの心と、かつての愛機・エステバリスを漆黒の追加装甲で覆い隠した姿がダブって見える機体である。
ブラックサレナ(黒百合)の花言葉は「恋」「呪い」。[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]への想いと[[北辰]]らへの復讐心のダブルミーニングが込められているのだろう。ユリカへの想いを心に秘め、北辰らへの復讐心で心を閉ざしたアキトの心と、かつての愛機・エステバリスを漆黒の追加装甲で覆い隠した姿がダブって見える機体である。
ただし、黒百合は英語でBlack lilyやChocolate lily、学名もFritillaria camtschatcensisであり、ブラックサレナとは呼ばれない。「ブラックサレナ」で検索しても本機動兵器関連のページばかり表示され、名前の由来は不明である。
ただし、黒百合は英語でBlack Sarana、「ブラックサ'''ラ'''ナ」と呼ばれる。他にはBlack lilyやChocolate lilyと呼ばれる。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==