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| 性格は一見紳士的でクールに見えるが、実際はかなり短気で頑固者でお人好し、しかし女性と老人は大切にする……と人間味に溢れるエセ紳士である。様々な拘りを持つが、中でも黒に強い拘りを示す。車や服……果ては家人の服まで全てを黒色でコーディネイトしている。 | | 性格は一見紳士的でクールに見えるが、実際はかなり短気で頑固者でお人好し、しかし女性と老人は大切にする……と人間味に溢れるエセ紳士である。様々な拘りを持つが、中でも黒に強い拘りを示す。車や服……果ては家人の服まで全てを黒色でコーディネイトしている。 |
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− | 苦手な物は地下とトマト、バーコードで、過去にトラウマがある。[[漫画|漫画版]]だと[[ジェイソン・ベック|べック]]もトラウマ。トマトに関しては彼がトマト(元老院議員の[[クローン]]人間)だからだと思われたが、終盤にて否定されたので単に好き嫌いなのかもしれない。しかし、トマトのメモリーをなぜか持っており、彼がトマトだという暗示だったと思われる。そして、それ故にトマトが嫌いなのかもしれない。バーコードに関してもトマトと同様。テーブルナイフのギザギザ部分を見たり、ビッグ・オーのディスプレイに少し表示されただけで茫然自失に陥った。
| + | 苦手な物は地下とトマト、バーコードで、過去に[[トラウマイベント|トラウマ]]がある。[[漫画|漫画版]]だと[[ジェイソン・ベック|べック]]もトラウマ。トマトに関しては彼がトマト(元老院議員の[[クローン]]人間)だからだと思われたが、終盤にて否定されたので単に好き嫌いなのかもしれない。しかし、トマトのメモリーをなぜか持っており、彼がトマトだという暗示だったと思われる。そして、それ故にトマトが嫌いなのかもしれない。バーコードに関してもトマトと同様。テーブルナイフのギザギザ部分を見たり、ビッグ・オーのディスプレイに少し表示されただけで茫然自失に陥った。 |
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| 作中で最も謎の多い人物であり、130kgもする[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]を軽々と抱えたり、垣間見た本来の歴史や別の歴史では浮浪者、死人であったり、何人もの「ロジャー」が存在するかのような描写、更には工場で大量生産されているなど、'''人間かどうかも疑わしい'''人物である。これらの謎は暗示こそされているものの最後まで明らかにされておらず、視聴者の判断に任せられている。ただ、25歳でありながら'''40年前にゴードンから依頼を受けている'''という事実があり、この時点で通常の人間ではないことが明らかである。 | | 作中で最も謎の多い人物であり、130kgもする[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]を軽々と抱えたり、垣間見た本来の歴史や別の歴史では浮浪者、死人であったり、何人もの「ロジャー」が存在するかのような描写、更には工場で大量生産されているなど、'''人間かどうかも疑わしい'''人物である。これらの謎は暗示こそされているものの最後まで明らかにされておらず、視聴者の判断に任せられている。ただ、25歳でありながら'''40年前にゴードンから依頼を受けている'''という事実があり、この時点で通常の人間ではないことが明らかである。 |
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| また、真のドミュナスがロジャー、シュバルツ、[[エンジェル]]のみである事も合わせて考えると、ドミュナスの資格=真実の一つに到達し得る者である事とも考えられる。 | | また、真のドミュナスがロジャー、シュバルツ、[[エンジェル]]のみである事も合わせて考えると、ドミュナスの資格=真実の一つに到達し得る者である事とも考えられる。 |
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− | 無茶な依頼や罠のためにビッグ・オーを使わざるを得ない状況が多々あるため、「何でもかんでもビッグ・オーで解決する」「交渉成功率が低い」というイメージを視聴者からは持たれている。実際の本編中における成功率は6割ほど。
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| :このルールに対し、ドロシーは無表情で「最低だわ」と呆れるのだった。 | | :このルールに対し、ドロシーは無表情で「最低だわ」と呆れるのだった。 |
| ;「……とんだ[[天使・悪魔|堕天使]]だ」 | | ;「……とんだ[[天使・悪魔|堕天使]]だ」 |
− | :03、実はパワーマネジメント社の人間ではなかった[[エンジェル]]に対して呆れるロジャー。なお、彼女が逃亡する際にもこの台詞を言うが、その時のロジャーの表情は苦笑いであった。 | + | :Act:03、実はパワーマネジメント社の人間ではなかった[[エンジェル]]に対して呆れるロジャー。なお、彼女が逃亡する際にもこの台詞を言うが、その時のロジャーの表情は苦笑いであった。 |
| ;「ドロシー、君は怖さなんかを感じる必要はないんだ」 | | ;「ドロシー、君は怖さなんかを感じる必要はないんだ」 |
| :Act:04、[[アーキタイプ]]に[[メモリー]]が反応して怯えるドロシーに対して。 | | :Act:04、[[アーキタイプ]]に[[メモリー]]が反応して怯えるドロシーに対して。 |
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| ;「青春…それは、ふりかかる現実を有り余る勢いで押し切る事」 | | ;「青春…それは、ふりかかる現実を有り余る勢いで押し切る事」 |
| :オリバーに対して、サックスの才能がないと言い切ったドロシーに告げたロジャー・スミスの法則その2。 | | :オリバーに対して、サックスの才能がないと言い切ったドロシーに告げたロジャー・スミスの法則その2。 |
− | :ちなみにその1は前述の独白で述べているので、ドロシーには意味不明だったりする。 | + | :ちなみにその1は前述の独白で述べているので、ドロシーには意味不明だったりする。 |
| ;「私への報酬のはずはないか…」 | | ;「私への報酬のはずはないか…」 |
| :Act:12、[[アレックス・ローズウォーター]]の秘書にまで上り詰めたエンジェルからマイクル・ゼーバッハ(=[[シュバルツ・バルト]])宛ての退職金を手渡された時に。その一般社員が受け取れると思えない高額さにロジャーは苦笑するのだった。 | | :Act:12、[[アレックス・ローズウォーター]]の秘書にまで上り詰めたエンジェルからマイクル・ゼーバッハ(=[[シュバルツ・バルト]])宛ての退職金を手渡された時に。その一般社員が受け取れると思えない高額さにロジャーは苦笑するのだった。 |
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| ;「大いなるO…。ビッグ・オー…」 | | ;「大いなるO…。ビッグ・オー…」 |
| :劇場に似た場所での回想シーンにて、[[ノーマン・バーグ|ノーマン]]の口から初めて[[ビッグ・オー]]の存在を知った時に呟いた言葉。 | | :劇場に似た場所での回想シーンにて、[[ノーマン・バーグ|ノーマン]]の口から初めて[[ビッグ・オー]]の存在を知った時に呟いた言葉。 |
− | ;(ビッグ・オーは、私を待っていた。だが、それが本当の事であったという証も失った。私のメモリーは、最初から間違ったものだったのか?私 は幻の中で、いったい誰を演じていたのだ…?) | + | ;(ビッグ・オーは、私を待っていた。だが、それが本当の事であったという証も失った。私のメモリーは、最初から間違ったものだったのか? 私 は幻の中で、いったい誰を演じていたのだ…?) |
| :劇場に似た舞台での回想から新聞の漫画のページに変わり、やがてパラダイムシティでの記憶に変わり、40年前の記憶に変わり…。次第にロジャーは混乱してゆく。 | | :劇場に似た舞台での回想から新聞の漫画のページに変わり、やがてパラダイムシティでの記憶に変わり、40年前の記憶に変わり…。次第にロジャーは混乱してゆく。 |
| ;「この私…ロジャー・スミスという男の歴史は、至ってつまらないものだった。孤児院で育ち、裕福な福祉課の元に、教育を受ける権利を得て…! メモリー…忌まわしい偽りの足枷! そんなもの…消えてしまえっ!!」 | | ;「この私…ロジャー・スミスという男の歴史は、至ってつまらないものだった。孤児院で育ち、裕福な福祉課の元に、教育を受ける権利を得て…! メモリー…忌まわしい偽りの足枷! そんなもの…消えてしまえっ!!」 |
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| === 戦闘台詞 === | | === 戦闘台詞 === |
| ;「黒はいい、黒は…。だが、乗り手がな!」 | | ;「黒はいい、黒は…。だが、乗り手がな!」 |
− | :[[ブラック・ドミ]]を始めとする黒い機体色と対した時に発生。……しかし乗り手の居ない機体(量産されたビッグオーなど)にも言う。 | + | :[[ブラック・ドミ]]を始めとする黒い機体色と対した時に発生。……しかし、乗り手の居ない機体(量産されたビッグオーなど)にも言う。 |
| ;「君の声を聞いていると不快になる。よって力で排除させてもらおう!」 | | ;「君の声を聞いていると不快になる。よって力で排除させてもらおう!」 |
| :[[Z]]の[[ランド・トラビス|ランド]]ルート第37話で[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]と交戦したときの台詞。声優が[[ジェイソン・ベック]]と同じであることからの[[声優ネタ]]。 | | :[[Z]]の[[ランド・トラビス|ランド]]ルート第37話で[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]と交戦したときの台詞。声優が[[ジェイソン・ベック]]と同じであることからの[[声優ネタ]]。 |
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| :指令クラスター上空にて、全ての黒幕である[[ジ・エーデル・ベルナル|ジ・エーデル]]と対峙して。悪辣極まりない存在であるジ・エーデルを叩きのめすと宣言した[[ZEUTH]]のメンバーにロジャーも喜んで同意した。 | | :指令クラスター上空にて、全ての黒幕である[[ジ・エーデル・ベルナル|ジ・エーデル]]と対峙して。悪辣極まりない存在であるジ・エーデルを叩きのめすと宣言した[[ZEUTH]]のメンバーにロジャーも喜んで同意した。 |
| ;「ザ・ヒート…ランド・トラビス。君の熱さに敬意を表する」 | | ;「ザ・ヒート…ランド・トラビス。君の熱さに敬意を表する」 |
− | :[[ZEUTH]]に敗れてもなお、時空修復の妨害を行うジ・エーデルを止めるために命がけで行動した[[ランド・トラビス|ランド]]に対して。 | + | :ZEUTHに敗れてもなお、時空修復の妨害を行うジ・エーデルを止めるために命がけで行動した[[ランド・トラビス|ランド]]に対して。 |
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| ===[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク|ZSPD]]=== | | ===[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク|ZSPD]]=== |
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| ;「黒という色には意味が有る。何者をも飲み込む深い黒…それは己の心をも隠してくれる」<br />「言い換えれば、そこには何物にも犯されない強い意志が隠されている」 | | ;「黒という色には意味が有る。何者をも飲み込む深い黒…それは己の心をも隠してくれる」<br />「言い換えれば、そこには何物にも犯されない強い意志が隠されている」 |
| :[[XAN-斬-]]との戦闘前会話。謎掛けめいた抽象的な文言を用いて、黒いオーバーマンの「真意」を読み解く。 | | :[[XAN-斬-]]との戦闘前会話。謎掛けめいた抽象的な文言を用いて、黒いオーバーマンの「真意」を読み解く。 |
− | ;「問い掛けても無駄だろう。彼の意志は揺ぎ無い…それに応える術はただ一つ」<br />「ブラックオーバーマン…! 君の望み通りにお相手をしよう!私もまだ人間というものに絶望してはいないのだ!」 | + | ;「問い掛けても無駄だろう。彼の意志は揺ぎ無い…それに応える術はただ一つ」<br />「ブラックオーバーマン…! 君の望み通りにお相手をしよう! 私もまだ人間というものに絶望してはいないのだ!」 |
| :上述の謎掛けがXAN-斬-の心情を指すものなのかを問うドロシーを制し、敢えて「敵」として立ち塞がるブラックオーバーマンの意を汲んで応戦する。 | | :上述の謎掛けがXAN-斬-の心情を指すものなのかを問うドロシーを制し、敢えて「敵」として立ち塞がるブラックオーバーマンの意を汲んで応戦する。 |
| ;「契約の不履行は私のポリシーにも反する。約束は誠意を持って果たすつもりだ」 | | ;「契約の不履行は私のポリシーにも反する。約束は誠意を持って果たすつもりだ」 |
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| ;「君も[[Z-BLUE]]にいるより、彼らと行動を共にした方がいいのではないかな」<br/>「ねたみ、ひがみ、そねみ、逆恨み、八つ当たり、執着、憎悪、自惚れ、自愛、保身、高慢、傲慢…。彼等は欲望の塊だ」<br/>「きっと良質のZチップがうまれるのではないかな」 | | ;「君も[[Z-BLUE]]にいるより、彼らと行動を共にした方がいいのではないかな」<br/>「ねたみ、ひがみ、そねみ、逆恨み、八つ当たり、執着、憎悪、自惚れ、自愛、保身、高慢、傲慢…。彼等は欲望の塊だ」<br/>「きっと良質のZチップがうまれるのではないかな」 |
| :続けての提案。勿論、「その時は、ロジャーの法を以て、君に接しよう」と釘を刺すのを忘れなかった。 | | :続けての提案。勿論、「その時は、ロジャーの法を以て、君に接しよう」と釘を刺すのを忘れなかった。 |
− | ;「なるほどな…。どうやら君は罰を求めているようだ」<br/>「君におごってもらった酒の礼だ!私とビッグオーが、その役をやってやろう!」<BR/>「ガドライト・メオンサム! 汝に罪ありだ!!」 | + | ;「なるほどな…。どうやら君は罰を求めているようだ」<br/>「君におごってもらった酒の礼だ! 私とビッグオーが、その役をやってやろう!」<BR/>「ガドライト・メオンサム! 汝に罪ありだ!!」 |
| :時獄篇第58話「いがみあう双子」での[[ガドライト・メオンサム|ガドライト]]との戦闘前会話で。 | | :時獄篇第58話「いがみあう双子」での[[ガドライト・メオンサム|ガドライト]]との戦闘前会話で。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *本編での交渉成功率が低いのは「[[ビッグ・オー]]を使わない話はアニメで描かれないから」という裏話がある。あんまりと言えばあんまりな話であるが、ロボットアニメなのだから言われてみれば当然である。 | + | *本編において無茶な依頼や罠のために、ロジャーは[[ビッグ・オー]]を使わざるを得ない状況が多々あるため、視聴者からは「何でもかんでもビッグ・オーで解決する」「交渉成功率が低い」というイメージを持たれやすい。 |
| + | **しかし、そんな状況下でも実際の本編中におけるロジャーの交渉成功率は6割程もあるのだから、彼の[[ネゴシエイター]]としての腕前を大いに評価するべきであろう。 |
| + | *実は、本編での交渉成功率が低いのは「ビッグ・オーを使わない話はアニメで描かれないから」という裏話がある。あんまりと言えばあんまりな話であるが、ロボットアニメなのだから言われてみれば当然である。 |
| **考えても見れば、ロジャーにはコンスタントに依頼が舞い込んでいる訳だから、交渉の成功率自体はけっして低くはないのだろう。 | | **考えても見れば、ロジャーにはコンスタントに依頼が舞い込んでいる訳だから、交渉の成功率自体はけっして低くはないのだろう。 |
| *カプコンのゲーム『逆転裁判』シリーズの主人公・成歩堂龍一はロジャーに似ている(『逆転裁判』は'''2001年発売'''、『ビッグオー』より後)。 | | *カプコンのゲーム『逆転裁判』シリーズの主人公・成歩堂龍一はロジャーに似ている(『逆転裁判』は'''2001年発売'''、『ビッグオー』より後)。 |