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== アカツキ・ナガレ(Nagare Akatuki) ==
*[[登場作品]]
**[[機動戦艦ナデシコ]]
**[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]]
*[[声優]]:置鮎龍太郎
*種族:地球人
*性別:男
*所属:[[ネルガル重工]]
*役職:会長
<!-- *身長:---cm -->
<!-- *体重:---kg -->
*[[年齢]]:20歳(TV版)→25歳(劇場版)
*キャラクターデザイン:後藤圭二

[[ダイゴウジ・ガイ]]の後釜として登場する[[エステバリス]]のパイロット。軽い性格だがパイロットとしての実力は確かで、頭の回転も速い。その正体は[[ネルガル重工]]の会長である(一部の人物にはバレバレであったが)。

初めのうちは何かと[[テンカワ・アキト|アキト]]に突っかかっていたが、共に戦ううちに和解。が、ネルガルの陰謀が露見したために決裂、最終的に対決するという[[ライバル]]的な関係。

[[リアルロボット]]系アニメが好きな反面、勧善懲悪な[[スーパーロボット]]系作品は嫌いらしく、バカにするような発言をしていた。

劇場版ではネルガルの衰退で表舞台から姿を消していたが、影でアキトを助けることになる。

佐藤監督のお気に入りのキャラらしく、「自らの分身」と発言したこともあった。

=== スパロボシリーズにおいて ===
専用[[エステバリス]]の性能は他機より若干上だが、[[エステバリス]]の生命線といえる[[合体攻撃]]がないのでどの作品でも[[二軍|倉庫番]]送りにされがち。[[スーパーロボット大戦R|R]]では登場すらしないなど、ナデシコパイロットの中では冷遇傾向にある。また、作品次第では(一時的にだが)敵として登場することもある。

ただ、射撃能力は割と高めになっているため、登場作品によっては、[[Xエステバリス改]]に乗せることで、削りや資金稼ぎに役立ってくれることもある。

== 登場作品と役柄 ==

=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]]
:[[ロンド・ベル]]に出向し、[[ナデシコ]]に直々に編入を言い渡す。なお、本作でも彼は原作通り[[ナデシコ]]に乗り込んでいるが、正体判明のイベントは原作以上に恥ずかしかった。<br />エリナ共々最後まで嫌味な発言を繰り返し、原作や後のシリーズのような「意外にいい人」なイベントが一切なく、「盛り上がっているところに嫌味で水を差す」とか「出撃前などに皆の士気を下げるような嫌味を言う」シーンばかりが目立ってしまっているほか、[[木連]]との和平交渉に向けて皆が盛り上がる中、ひとり「面倒になってきた」と内心疎ましく思ったり、その後交渉が決裂すると自軍のパイロットたちからも「おたくとしてはそっちのほうが都合が良いだろうね」などと皮肉られるなど、かなり利己的かつ性格の悪い人間のように描写されてしまっている。<br />また、EDでも懲りずに火星古代文明のネルガルによる独占を狙うが、[[木連]]の熱血クーデターにより結局頓挫し、加えてスキャンダルの発覚でマスコミの対応に追われるはめに…。<br />能力的には[[幸運]]を覚えるので[[資金]]稼ぎに役立つ。[[合体攻撃]]も使えない分、強めの[[月面フレーム]]なら彼も気兼ねなく使えるので、特にガイ死亡時なら出番があるかもしれない。
;[[スーパーロボット大戦J]]
:第5話「変転する運命」で初登場。[[ナタル・バジルール|ナタル]]が[[ラクス・クライン|ラクス]]を人質に取ったときは、反発するメンバーが多い中、ナタルの行動を肯定するなど、序盤のメンバーでは現実的な言動が目立つ。<br />中盤で一時[[ブルーコスモス]]側に付くが途中で復帰。本作ではここで正体が判明するが、気付いてないメンバーの方が多かった。<br />終盤の分岐では[[ナデシコ]]メンバーの中では唯一[[アークエンジェル]]に残って[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]を説得しようとした。このため離脱が多く、使い辛さに拍車を掛けている。<br />終盤、ネルガルが終戦後の慈善事業にも手を出そうとしていることが発覚して他のメンバーに「少しはいいところがあるじゃないか」と茶化される。<br />使うなら[[Xエステバリス]]に乗せると良い。
;[[スーパーロボット大戦W]]
:[[ロンゲーズ]]の一人。第一部ではTV版設定で味方に。[[クルツ・ウェーバー|クルツ]]とコンビを組んで会話シーンにも多々登場する。初登場時に[[叢雲劾|劾]]を雇ってナデシコに助太刀する。なんと第二部後半までネルガル会長であることが語られず、J同様正体に気付いていないメンバーが結構いた。第二部は条件次第で復帰するが、このときの機体はラピッドライフルしかない[[エステバリスII]]。一緒に来る[[月臣元一朗|元一朗]]はナデシコメンバー屈指の実力者な上、持参金を20万持って来るので、「'''アカツキはオマケで本命は20万'''(と元一朗)」とプレイヤーにネタにされた。なお、合流時、自軍の面々は最初アカツキに文句を言うのだが、持参金を出した途端、態度を180度変える。仲間にならない場合はユリカ復帰時に[[ナデシコ]]に乗りこんでいる。第一部では[[カットイン]]が追加されているが、第二部の劇場版ver.では消滅する。

=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:TV版設定で仲間になるが、[[合体攻撃]]がないので強制出撃以外では倉庫番になりがち。<br />終盤で一話のみ[[量産型エステバリス]]を従えて敵に回る。レベルや[[改造]]はそのまま引き継がれるので、育てていると意外な苦戦を強いられる。ちなみに撃墜するとゲームオーバー。初期の勝利条件を満たすと自軍に復帰するが、直前のシナリオで脱退している関係上[[強化パーツ]]が外されている状態なので、無改造の場合は前線に出すと非常に危険。

=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦MX]]
:劇場版設定。[[NPC]]。

== パイロットステータスの傾向 ==

=== [[能力|能力値]] ===
全ての能力が平均より高め。作品によっては[[射撃]]はかなり高い事もある。欠点は信頼補正を受けられるメンバーが少ないこと。

=== [[精神コマンド]] ===
[[加速]]、[[狙撃]]、[[幸運]]を修得することが多い。[[幸運]]持ちなのはやはりネルガル会長だからだろうか。[[幸運]]が生かせる[[MAP兵器]]持ちユニットとの相性が良い。
;[[スーパーロボット大戦A|A]]
:[[幸運]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[加速]]、[[てかげん]]、[[熱血]]
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]
:[[幸運]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[加速]]、[[必中]]、[[熱血]]
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
:[[加速]]、[[集中]]、[[狙撃]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[幸運]]

=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
Jでは[[指揮官]]、Wでは[[支援要請]]と会長らしいものを修得する。

;[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[ナノマシン処理]]、[[IFS]]、[[指揮官]]、[[支援要請]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]、[[コンボ]]、[[マルチコンボ]]
:
<!-- == パイロット[[BGM]] == -->
<!-- :「BGM名」:採用作品や解説など -->

== 人間関係 ==
;[[エリナ・キンジョウ・ウォン]]
:会長秘書。共にナデシコに乗り込む。
;[[プロスペクター]]
:部下。
;[[ゴート・ホーリー]]
:部下。
;[[テンカワ・アキト]]
:所謂[[ライバル]]関係。馬鹿にする事も多かったが、そこまで険悪な関係という訳でもなかった。TV版の最終決戦では蟠りも消えた模様。<br />劇場版では[[ネルガル重工]]復権の一環として、[[火星の後継者]]との戦いを支援する。
;[[ミスマル・ユリカ]]
:好みのタイプらしい。
;[[タカスギ・サブロウタ]]
:[[スーパーロボット大戦W|W]]では[[ロンゲーズ]]の一員。
;[[ホシノ・ルリ]]
:劇場版にて「イイモンなのかワルモノなのか解らない」と評される。
;[[白鳥九十九]]
:木星トカゲの正体を隠蔽するため、射殺しようとした。
;[[火星の後継者]]
:劇場版では彼らから奸賊だの悪魔だのと呼ばれる。

== 他作品との人間関係 ==
;[[アイナ・サハリン]] / [[ビューティフル・タチバナ]]
:[[スーパーロボット大戦A|A]]では、二人とも政財界の出身だったため、パーティーで遭ったことがある。
;[[破嵐万丈]] / [[ギャリソン時田]]
:[[スーパーロボット大戦A|A]]にて、アカツキの顔写真とフルネームが載った会社案内パンフレットを提示し、「これでどうして(ネルガル会長であることが)バレないと思ったのか」と呆れられた。
;[[神隼人]] / [[デューク・フリード]]
:[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]終盤の火星極冠遺跡騒動では、[[人工知能]]搭載の量産型エステバリスを戦力に使ったことで、彼らに自身の真意を見透かされていた。
;[[葛城ミサト]]
:[[スーパーロボット大戦MX|MX]]では序盤に彼女の要請をあっさりと快く引き受け、彼女を驚かせ(微妙に呆れられ)た。
;[[ナタル・バジルール]]
:[[スーパーロボット大戦J|J]]では味方から彼女が非難された際に、彼女の行動を肯定した。
;[[クルツ・ウェーバー]] / [[ダービット・クリューゲル]]
:[[ロンゲーズ]]。
;[[兜甲児 (OVA)]] / [[弓さやか]] / [[葵豹馬]] / [[キラ・ヤマト]] / [[紫雲統夜]]
:[[スーパーロボット大戦J|J]]では、代案を提示することもせず、ナタルを非難するだけの彼らと彼女をたしなめ「みっともない」と評する。
;[[叢雲劾]]
:[[スーパーロボット大戦W|W]]では一時期彼を雇っていた。
;[[ムルタ・アズラエル]]
:[[スーパーロボット大戦J|J]]では彼を[[説得]]しようとするが、結局愛想を尽かす。[[スーパーロボット大戦W|W]]では序盤に愛想を尽かす。

== 名台詞 ==
;「いいかい、どんな人間にも立場があるように、それぞれの正義を持ってるもんさ。ちなみに僕の好きだったアニメでは、ちゃ~んと敵にも味方にも正義があった。もっと色んなアニメを見るべきだったね」
:原作25話にて、敵対した[[テンカワ・アキト]]に対する発言。
;「世のため人のため戦争をなくす?偉いよ君達は、そんな考え虫唾が走るんだよ!」
:
;「金持ちナメんなよ」
:劇場版のクライマックス付近でコントのような登場の仕方をした際の台詞。直後に攻撃を受けるが「'''個人携行可能型ディストーション・フィールド発生装置'''」なるものを使って完全防御。金持ちならではの装備を使う辺り、説得力がある。

== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「悪役はみんな寂しがり屋さんみたいだねぇ」
:[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]終盤、要塞内部を自爆させる事で[[ロンド・ベル]]を道連れにしようとする[[ガデス]]の悪足掻きに呆れての発言。
;「いやいや万丈君、お互い辛い立場同士、分かってもらえないかねえ」<br />「ボソンジャンプシステムが解明されれば、[[破嵐財閥]]への優先提供も考えていいんだけど?」
:[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]終盤の遺跡騒動で万丈相手に取引を持ち掛けるも、彼から企業利益は[[地球]]の平和があってこそと一蹴される事に。
;「…お見通しかい。さすがはデューク・フリード、自分の正義と、他人の正義をちゃんと見てる男は違うねえ」
:[[AI]]搭載の量産型エステを用いたことで、自身の真意を看破したデュークの洞察力を賞賛する。
;「仕方ないだろ?ここで逆らったら、す巻きにされて2800ミリ砲で撃ち出されかねないしね」
:[[スーパーロボット大戦A|A]]より。[[火星]]の古代遺跡内部にある演算ユニットの処遇を巡って最後まで[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]らと対立した彼だったが、「演算ユニットを2800ミリ砲で射出して放り出す」というユリカの折衷案(?)に対し、演算ユニットの確保を諦めてユリカの案を受け入れた際のボヤき。
;「そうやって叫んでいれば何か変わるのか。バジルール少尉やラミアス艦長、フラガ大尉を責めればそれでいいのか。声高に非を叫び、それで君たちはいったい何をどうしたいというんだい。言ってみろよ」
:[[スーパーロボット大戦J|J]]より。ナタルがラクスを人質とした行為に怒るアキト達に対し、ナタルの行動を擁護する旨の言を発したことで、さらに自身がアキトや甲児達に突っかかられた際の台詞。声高にナタル達を責めるだけ責め、自分達はあの状況でどうすればよかったのかについて何一つ具体的な解決策を提示しようとしないアキト達に対して嫌悪感を露にしている。実に正論である。後年の[[ミスト・レックス|某スパロボ主人公]]の発した屁理屈染みた言動とは見事に対極な台詞である。
;「フフフ…金持ちは無敵だよ」
:[[スーパーロボット大戦W|W]]第二部後半の合流時、持参金20万により「素敵!アカツキさん!」「そういう話なら大歓迎だ!良く戻ってきたな、アカツキ!」と態度を180度変える。この時アカツキが仲間達をどう思ったかは永遠の謎である。
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<!-- == 話題まとめ == -->
<!-- == 資料リンク == -->
{{DEFAULTSORT:あかつき なかれ}}
[[Category:登場人物あ行]]
[[Category:機動戦艦ナデシコ]]

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