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| *没年月日:[[宇宙世紀]]0083年11月12日 | | *没年月日:[[宇宙世紀]]0083年11月12日 |
| *所属:[[ジオン軍]]([[一年戦争]]時)→[[デラーズ・フリート]]([[デラーズ紛争]]時) | | *所属:[[ジオン軍]]([[一年戦争]]時)→[[デラーズ・フリート]]([[デラーズ紛争]]時) |
− | *階級:大佐(一年戦争時)→中将(デラーズ紛争時) | + | *[[軍階級|階級]]:大佐(一年戦争時)→中将(デラーズ紛争時) |
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| 元[[ジオン軍]]大佐。[[デラーズ紛争]]時には中将と称している。[[ギレン・ザビ]]の親衛隊を率いた人物で、強い影響を受けている。 | | 元[[ジオン軍]]大佐。[[デラーズ紛争]]時には中将と称している。[[ギレン・ザビ]]の親衛隊を率いた人物で、強い影響を受けている。 |
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− | [[ア・バオア・クー]]攻防戦においてギレンの死亡の報を受けて戦場を離脱。[[地球連邦軍|連邦]]への帰順を拒否する旧ジオン軍人の大半が[[アクシズ]]行きを選ぶ中、抵抗運動を希望する者らと共に地球圏に残留、[[デラーズ・フリート]]を名乗って対[[地球連邦政府|地球連邦]]ゲリラ活動を開始するが、作戦中に[[シーマ・ガラハウ]]の裏切りに遭い死亡。 | + | [[ア・バオア・クー]]攻防戦においてギレンの死亡の報を受けて戦場を離脱。[[地球連邦軍|連邦]]への帰順を拒否する旧ジオン軍人の大半が[[アクシズ]]行きを選ぶ中、抵抗運動を希望する者らと共に地球圏に残留する。[[デラーズ・フリート]]を名乗って対[[地球連邦政府|地球連邦]]ゲリラ活動を開始するが、作戦中に[[シーマ・ガラハウ]]の裏切りに遭い死亡。 |
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− | 最終的にはジオンを憎んでいたシーマに寝首をかかれる結末になったものの、シーマ無くして[[星の屑作戦]]の成功はあり得なかったのは何とも皮肉な結果と言える。自業自得と言えばそれまでかもしれないが。更に皮肉だったのは、この戦いが[[ティターンズ]]の台頭に繋がり、[[グリプス戦役]]というより悲惨な戦いに続いていく事になるのだった。 | + | 最終的にはジオンを憎んでいたシーマに寝首をかかれる結末になったものの、シーマ無くして[[星の屑作戦]]の成功があり得なかったのは何とも皮肉な結果と言える。自業自得と言えば、それまでかもしれないが…。更に皮肉なことに、デラーズらが起こした紛争が彼らの同胞であるジオン残党や[[スペースノイド]]への[[30バンチ事件|弾圧]]を行う[[ティターンズ]]の台頭に繋がり、[[グリプス戦役]]というより悲惨な戦いへと続いていくことになるのであった。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| === [[旧シリーズ]] === | | === [[旧シリーズ]] === |
| ;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) | | ;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) |
− | :初登場作。[[ノイエDC]]中将。ハマーンに警戒心を持っている。原作同様の演説を行ったり、[[ゲスト]]艦隊相手に[[自爆]]したり、イベント面での活躍は多い。そのため、実際に戦う機会はなかったりするのだが。 | + | :初登場作。[[ノイエDC]]中将。[[ハマーン・カーン|ハマーン]]に警戒心を持っている。 |
| + | :原作同様の演説を行ったり、[[ゲスト]]艦隊相手に[[自爆]]したり、イベント面での活躍は多い。そのため、実際に戦う機会はなかったりするのだが。 |
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| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦α]] | | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | :原作通りギレン派。演説が[[DVE]]で再現されている(その為か、小林氏はこの作品でスパロボ初参加となった)。一回だけ戦艦のパイロットとしても登場するが、すぐにイベントで撃墜されてしまうため交戦する機会は無いに等しい。 | + | :原作通りギレン派。演説が[[DVE]]で再現されている(その為か、小林清志氏はこの作品でスパロボ初参加となった)。 |
| + | :一回だけ戦艦のパイロットとしても登場するが、すぐにイベントで撃墜されてしまうため交戦する機会は無いに等しい。 |
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦A]] | | ;[[スーパーロボット大戦A]] |
− | :[[ナデシコ]]を味方に引き入れようと勧誘するが、突っぱねられた。しかし、あの場でもし[[プロスペクター]]が[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]の「ブイッ!」を止めなければ一体どうなっていたのやら。 | + | :[[ナデシコ]]を味方に引き入れようと勧誘するが、突っぱねられた。それにしても、あの場でもし[[プロスペクター]]が[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]の「ブイッ!」を止めなければ一体どうなっていたのやら。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| :部下。 | | :部下。 |
| ;[[シーマ・ガラハウ]] | | ;[[シーマ・ガラハウ]] |
− | :配下として引き入れるが、裏切られる羽目になる。 | + | :配下として引き入れるが、[[裏切りイベント|裏切られる]]羽目になる。 |
| ;[[キシリア・ザビ]] | | ;[[キシリア・ザビ]] |
| :ギレンの死を知った際、彼女の手によるのものと察知し、激怒した。 | | :ギレンの死を知った際、彼女の手によるのものと察知し、激怒した。 |
| ;[[ハマーン・カーン]] | | ;[[ハマーン・カーン]] |
− | :原作では会う場面が無いが、[[第4次]]では[[ノイエDC]]の一員として共闘している。しかし内心ではハマーンを警戒している。 | + | :原作では会う場面が無いが、[[第4次]]では[[ノイエDC]]の一員として共闘する。しかし、内心ではハマーンを警戒している。 |
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| == 他作品の人間関係 == | | == 他作品の人間関係 == |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
− | ;「待て、ガトー。貴公の母艦ドロワは沈んだ」<br />ガトー「ドロワが…!」<br />「我が総帥、ギレン閣下も亡くなられた。我々はア・バオア・クーより撤退する。我らは生きて総帥の志を継がねばならんのだ」<br />ガトー「生き恥を晒せと!? 私は行きます!」 | + | ;「待て、ガトー。貴公の母艦ドロワは沈んだ」<br />ガトー「ドロワが…!」<br />「我が総帥、ギレン閣下も亡くなられた。我々はア・バオア・クーより撤退する。我らは生きて総帥の志を継がねばならんのだ」<br />ガトー「生き恥を晒せと!? 私は行きます!」 |
− | :第1話アバンより。ア・バオア・クーの決戦で撤退命令が出ていても、再び出撃するガトーを説得をするが… | + | :第1話アバンより。[[ア・バオア・クー]]の決戦で撤退命令が出ていても、再び出撃する[[アナベル・ガトー|ガトー]]を[[説得]]をするが… |
− | ;「ならん!今は耐えるのだ。生きてこそ得ることの出来る栄光をこの手に掴むまで、その命、儂が預かる!いいな!」 | + | ;「ならん! 今は耐えるのだ。生きてこそ得ることの出来る栄光をこの手に掴むまで、その命、儂が預かる! いいな!」 |
| :上記の続き。決死隊になろうとしたガトーを制した際の台詞。なお、ガトーが搭乗しようとした機体はデラース専用[[リック・ドム]]。 | | :上記の続き。決死隊になろうとしたガトーを制した際の台詞。なお、ガトーが搭乗しようとした機体はデラース専用[[リック・ドム]]。 |
| ;「大儀を生まんとするものが、小事にこだわってはならん。星の屑作戦を成功させる為には、お前が奪取したガンダムと、我が艦隊戦力の充実が不可欠だった。シーマは私が導く」 | | ;「大儀を生まんとするものが、小事にこだわってはならん。星の屑作戦を成功させる為には、お前が奪取したガンダムと、我が艦隊戦力の充実が不可欠だった。シーマは私が導く」 |
− | :第5話でシーマ一党が合流した事に納得がいかないガトーを説得した際の台詞。しかし、結局はシーマに裏切られる事になってしまう。 | + | :第5話で[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]一党が合流した事に納得がいかないガトーを説得した際の台詞。しかし、結局はシーマに[[裏切りイベント|裏切られる]]ことになってしまう。 |
− | ;「哀れ!志を持たぬ者を導こうとした我が身の不覚であった」 | + | ;「哀れ! 志を持たぬ者を導こうとした我が身の不覚であった」 |
− | :シーマ一党に人質に取られたデラーズにガトーが呼びかけた際の台詞。 | + | :第12話でシーマ一党に人質に取られたデラーズにガトーが呼びかけた際の台詞。 |
− | ;「……行け、ガトーよ」<br />「ガトーよ、意地を通せ。現にコロニーはあるのだ」<br />「儂を宇宙(そら)の晒し者にする気かガトー! ……ジーク・ジオン!!」 | + | ;「……行け、ガトーよ」<br />「ガトーよ、意地を通せ。現に[[スペースコロニー|コロニー]]はあるのだ」<br />「儂を宇宙(そら)の晒し者にする気かガトー! ……ジーク・ジオン!!」 |
| :[[星の屑作戦]]が最終局面を迎える中、[[デラーズ・フリート]]を裏切ったシーマに捕らえられたデラーズが死を覚悟してガトーを行かせる台詞。 | | :[[星の屑作戦]]が最終局面を迎える中、[[デラーズ・フリート]]を裏切ったシーマに捕らえられたデラーズが死を覚悟してガトーを行かせる台詞。 |
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| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
| ;「…そして今、連邦内には、一匹の妖怪がうごめいている。ジャミトフ=ハイマンという名の妖怪が」 | | ;「…そして今、連邦内には、一匹の妖怪がうごめいている。ジャミトフ=ハイマンという名の妖怪が」 |
− | :[[第4次]]で[[地球連邦政府]]及び[[ティターンズ]]に対して行った演説の一部。この直後の[[夕月京四郎|京四郎]]の指摘通り、マルクスによる「共産党宣言」の序文「ヨーロッパには妖怪が出る―共産主義という妖怪が」からの剽窃である。<br />そしてデラーズは妖怪=[[ジャミトフ・ハイマン|ジャミトフ]]の専横を生み出したのは地上の[[アースノイド]]の責任と断じ、[[コロニー落とし]]を宣言することになる。尤も、その行為自体が「妖怪」と全く変わらない愚かな行為であることもまた然りだが。 | + | :[[第4次]]第22話で[[地球連邦政府]]及び[[ティターンズ]]に対して行った演説の一部。この直後の[[夕月京四郎|京四郎]]の指摘通り、マルクスによる『共産党宣言』の序文「[[ヨーロッパ]]には妖怪が出る―共産主義という妖怪が」からの剽窃である。 |
| + | :そして、デラーズは妖怪=[[ジャミトフ・ハイマン|ジャミトフ]]の専横を生み出したのは地上の[[アースノイド]]の責任と断じ、[[コロニー落とし]]を宣言することになる。もっとも、その行為自体が「妖怪」と全く変わらない愚かな行為であることもまた然りだが。 |
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